岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

スクラムハーフ 2

2011年06月14日 | 技術
2人目は題Fです。

次の2枚は、前回のブログにものせたN崎の見本です。






ボールへの入り方はマズマズです。


次の画像で気になるのは、姿勢自体は低いのですが、上半身が起きてしまい(開いてしまい)、この写真では左足が内に入っています。
いわゆる(野球のピッチャーがよく言われる)タメが無いため、この態勢から早いパスを投げるためには、ここからの腕の力、腕の振り方次第になってしまいます。(野球で言う「手投げ」です)

腕だけに頼ると、腕の動きの少しの違いで、パスにムラが出やすくなります。
題Fのパスに、いい時、悪い時の差が大きいのは、この原因が大きいと思います。


この画像は、良い方だと思います。


以下の写真は、アゴが上がったり、上半身が起き上がったり、上半身がパス方向と全然違う方向を向いたり、腕を振り回したりと、
とにかく、腕だけでパスを投げるために、動きが毎回ばらばらになっています。
短いパスなら問題ないのですが、長いパスを投げる場合には、この問題は大きくなります。








まず、パスを投げるまでに上半身を低くして、さらにしっかりタメをつくること。
それを意識すれば、その後のボールを放すまでの動きは、自然に良い形になってくるのではないでしょうか。

題Fの場合は、ミニからの経験も長いだけに、逆におかしな癖がつかないよう、このあたりを毎回意識して練習しよう。(もちろん、家で個人練習をすることは、スクラムハーフの当然の責任です)