日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

遊びって・・・

2008-02-26 14:29:13 | Weblog
 人は遊ばないと病気になります。そんなきつい顔ばかりしないでいやなことを忘れて思いっ切り遊んでみて下さい。気分も晴れやかになり、落ち込むことも少なくなります。それに、人をねたんだりすることもなくなり、今生きていることに感謝したくもなります。
 ムー、今はまだ無理ですか・・・
 しかし、昔から「よく学びよく遊べ」って言いますよネ。遊びは、脳を活性化し、特に子どもには、脳の発達を促すなくてはならない栄養剤だと思います。
 ずっと勉強ばかりしていても能率上がりませんよ。昼の休み時間に思いっ切り遊んでいる子は、授業中もよく聴いていると言うデータもありますよ。
 人間以外の動物を見ているとこれが実によく小さい時から遊んでいますネ。
 カラスって、かなり賢い鳥ですね。くちばしでいろんなものをつついてよく遊んでいますが、そんなカラスが、クルミを落として割ることを思い付き、その後、それを道路に落として車から割ってもらうと確実に割れることを思い付き、車が往来する道路が危ないと悟ると、横断歩道に落として、車が来ない時を見計らって下りて食べているシーンがテレビで放映されていましたが。
 ネコを飼っていましたが、ネコも一匹だけでよく遊んでいました。ネコが勝手にモノを転がしてそれを追って遊んでいるんですよ(小さい時からネズミを捕る練習ですね、私の所のネコ、よくネズミを捕っていましたヨ)。
 イヌを上手く躾けるには、イヌと上手く遊べることが大切です。遊びを通して躾けると、簡単に調教が出来ます。
 動物は、子ども同士でよく遊んでいますが、初めは親ともよく遊んでいいますね。ライオンにしてもイヌにしても、親の上を踏んだり噛んだり蹴ったりしていますね。その後、子ども同志で一日中遊んでいますね。
 人が男の子同志で遊び、女の子が女の子同志で遊ぶのが、3歳頃になれば見られます。ママごとごっことかを姉から小さい時にさせられた記憶がありますが、確かに面白くなかったですね(しかし、何故か今楽しく食事を作っていますが?!)。男同士でチャンバラごっこの方が楽しかったです。
 遊びの多くは、大人になる準備なのです。その遊びをすることで、立派な大人になっていけるのです。
 チンパンジーのメスの子ども達は、生まれたばかりの子どものチンパンジーを抱きたがります。カンガルーの子どものオス同志が、お互いにボクシングをして遊んでいます。カンガルーの場合は、将来、これでメスに受け入れてもらえるかが決まりますから、相手のオスに勝つことイコール自分の遺伝子を残せることになりますので(オス同志が闘っている時、メスは高見の見物って感じで見ています)。
 1歳のチンパンジーと1歳のヒトを一緒にして実験をしてみると、面白い結果が出ました。その内に、チンパンジーのすることをヒトがマネしだしたのです。チンパンジーをヒトは先生と思う様になってしまったのです(それを見て、ヒトは、その実験をすることがいやになって止めたそうですが)。
 遊びを通して、友達から多くのことを学ぶことが出来ます。知性の高い動物は、友達を作ることが上手です。動物の世界では、小さい時から仲間達と遊ぶことをしてないと、将来孤立して生きなければならないことが観察されています。孤立して生きることは死を意味します。人間の場合は、どうでしょうか。最近の学説によれば、長寿が友達の豊かさの有無に大きく左右されるとのことですが?!
 日本の子どもが外国の子どもと仲良くなれる簡単な方法は、遊びを通してです。元々子どもには、偏見がない上に、子どもの遊びは、仲良くないと出来ませんから。
 遊びは、世界の動きまでも変えることの出来る先祖からの贈り物。子どもはもちろん、大人になっても大いに積極的に楽しく遊びましょう。


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為になるかも知れない本(その286)

2008-02-26 08:00:50 | Weblog
○昭和63年5月6日(金)晴。
 患者さんが150程来た。その後、事務の○○さんの葬儀後の食事会が金水苑であった(娘さんが自分と同級生)。夜、○○小児科に掛かっている患者さんが来たが、何もしなくて帰した。ドクターショッピングをする患者さん、時々いる。そんな感じがしたからだ。掛かり付けの医者を信じられない親御さんの子どもだと、治るべき病気も治らなくなってしまう。
○昭和63年5月10日(火)晴。
 英会話、ハンブル語、スペイン語、フランス語、囲碁、したいことは一杯あるなあ。又、本も書きたいし、講演もしたいなあ。もうすぐ39歳になる。この病院で30代の最後までを過ごすことになるのだなあ。
○昭和63年5月11日(水)雨。
 午後、(佐伯市立)図書館に行き、本を探し、15:20から家庭訪問で先生が来るので待った。若い美人の先生が来た。僕の教育論も聴いてくれて、本も喜んでもらってくれた。感性の豊かな先生だと思った。学校の先生も楽しそうだなあ。この先生も、「先生になって良かった」と言う。「子どもがかわいくて仕方ない」と言う。先生になって3年目とのことで、自分の時を考えても、仕事が一番面白い時かも知れないなあ。
○昭和63年5月14日(土)?。
 茶道の勉強をして、60歳頃から外国でお茶をしてもいいかなあ。その為には、今から15年間、バッチリ茶道の練習をしないといけないなあ。茶道をすれば、典型的な日本人になれるかも知れないし、それに、老後もそれで楽しそうだ。体の為には、ヨガがいいかなあ。

*二人体制では、時間にゆとりが持てる様になるので、何をするかずっと考えていた。精神を鍛えるのは「茶道」、体を丈夫にするのはゴルフではなくて「ヨガ」と結論付けた。
 茶道は、姉がしていて、以前から興味を抱いていた。お菓子を食べるまでの長い行程を姉から興味深く聴いていた。たまたま西田病院に茶道を積極的にしている事務員さんがいて、立派な師匠がいるのでしたらと誘われていて、長いこと迷っていた(その後、その事務員さんは、お嫁に行って佐伯から離れてしまったが)。

○昭和63年5月15日(日)?。
 お金を残すとろくなことはない。多くの人が子どもの為にと思ってケチになり、挙げ句の果ては、親がお金を持っているということで子どもも駄目になっている。医者の家って特にそうだ。子どもがなりたいものになればいいし、それが患者さんの為になる(どうしても子どもが医者になりたいと言うのであれば、別だが)。自分は決してお金を貯めて子どもの為にあげようとは思わない。自分なんて結婚してから一銭も親からもらっていないし、今からももらう気はもうとうない。これが私の金銭哲学だ。



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