日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

インフルエンザ(その4)

2017-01-31 12:42:43 | Weblog
 インフルエンザの診断や治療、実際に、医師はどの様にしているのでしょうか?
 医師のインフルエンザに対しての考え方、それなりに違うので、難しいのですが・・・。
 まずは、診断ですが・・・→
 昔は、検査がなかったので、それなりに説明して、「インフルエンザの疑い」って病名をしばしば付けていました。すると、その数が多かったこともあって、レセプトを審査する上の方から、「インフルエンザの疑いと言う病名はない!」何て言われて、お叱りを頂きましたが・・・。
 兄弟が、同じ時期に同じ様にインフルエンザになり、同じ様な症状になっているのに、一方は、インフルエンザ検査陽性で、他方は、陰性何てことも、ありましたが・・・。
 インフルエンザの人が周りにいて、風邪にしては症状が強過ぎる感じで、高熱あり、咳嗽あり、頭痛あり、咽頭通あり、関節痛ありで、凄くきつそうな感じで来院すれば、(検査をしなくてもいい感じで)インフルエンザと思われますが・・・時に、こんな感じで、熱が出て12時間以上経過しているのに、更には、その後も検査しても、インフルエンザの検査で陰性の事、現にあります。
 綿棒での鼻汁の検査では、そこにインフルエンザが少なければ、陰性となっても不思議でないし、それに、症状は、サイトカインの量で決まりますから・・・その結果も、一応納得?!
 中には、微熱で、咳嗽はっきりせず、しかし、検査で、インフルエンザ検査強陽性って例もあります。又、数時間しか経っていないのに、親御さんの強い希望で検査をして、こちらとしては、陰性と思っていたのに、陽性の事もあります。
 検査も、100%でない訳で、溶連菌感染症でも、時に、陰性になることを何度か経験していますし、アデノウイルス感染症では、しばしば、検査で陰性になっています。
 で、年齢と見た目で、溶連菌かアデノかインフの鑑別をと言われれば・・・→(私なりには)年齢がとても大切で、乳児や小さい幼児では、溶連菌のケースは少なく、扁桃腺(正確には、口蓋扁桃)がはっきりと赤くて白苔がある場合、まず、アデノですね。アデノの場合は、しばしば、鼻閉があり(時に、ひどい鼻閉が)、咳もあることが多いのですが、熱が続く割には、元気ですね。
 溶連菌は、乳児や低年齢の幼児には少なく、喉が赤いのですが、鼻汁や咳は、ないことが多いですね(アレルギーのある児は、別ですが)。溶連菌は、細菌なので、とてもきつがる感じですが、あまりきつそうにしていないことも時にあります。
 それと対照的に、インフの場合は、アデノや溶連菌と比べて、喉があまり赤くありません。特に、乳幼児の場合は。
 口蓋扁桃が発赤したり(元々、正常でも、その口蓋扁桃が赤く見える児もいますが)するウイルスには、それ以外に、ヘルペスウイルスやEBウイルス(伝染性単核症)やそれ以外のウイルスのこともありますが。
 で、どうしてもインフルエンザと病名を付けてもらいたい親御さんもいて(インフルエンザだと病名が付けられれば、休んでも、記録上、休んだことにならないので)、皆勤を目指す親御さんのケースでは、しつこく、検査を要求されます?!
 今は、昔と違って、治療薬も、飲み薬(タミフル)、注射(ラピアクタ)、吸入(イナビル、リレンザ)とあります。
 軽いインフルエンザであれば、必ずしも、抗インフルエンザ薬を使用しなくもいいと私は思っているのですが、予防的にタミフルを上げるケースもあったりして・・・。何せ、西洋医学の薬、副作用もありますから(極端なことを言うと、インフルエンザのワクチンでも、死亡例の報告もありますから)。
 で、医療機関にどうしても掛かりたくなければ、ゾクゾクっとしたら、直ぐに葛根湯を飲んで(初めのみ、少し多めに)、直ぐに布団をかぶって、安静第一で汗をかいて治すって手も、ありますが。


http://d.hatena.ne.jp/masatahara/20091125/1259140421(←7年前の内容ですが)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザ(その3)

2017-01-30 15:22:46 | Weblog
 自然の法則は、協調・調和を求めます。
 ヒトは、ウイルスと上手く共存する道を選ばざるを得ないこともあると思います。
 まあ、天然痘の様に、上手く消滅してくれたウイルスもありますが・・・。
 例えば・・・しばしば、疲れている時などに、口にアフタが出来ますね。そのウイルスって、ヘルペスウイルスのことが多いのですが、又、その特効薬もありますが、治癒しても、又、再発する事、多いですね。体の中に潜んでいるそのウイルス、一生住み続けていますね。
 インフルエンザにしても、ヒトは、特に先進国では、毎年、ワクチンや(タミフル、イナビル、リレンザ、ラピアクトなどの)抗インフルエンザ薬を使ったりして、闘ってきていますが、勝てる感じ、ありませんね。
 毎年、予防接種をしているのに、学級閉鎖など、アチコチで耳にしますが・・・。
 ウイルスにしても、生きた中でしか生きられないので、宿主が死んでしまうと、当然、そこに住んでいるウイルスも死んでしまう訳なので・・・→致死率の高いウイルスであっても、次第に、病原性の弱いウイルスにならざるを得ないと思っているのですが・・・?!
 私自身の経験で、以下のことがありました。
 一時、インフルエンザウイルスが効かないと言うことで、ワクチン否定の意見が全国的に強くなり、殆どの人が打たない時期がありました。その時、私は、開業していて、やっと、ワクチンを50人分ほど手に入れて、職員や職員の家族だけに打ちました。
 劇的に、この時、効きました。私の子ども達、学級閉鎖になっているのに、その時、全く掛からなくて、家で遊ぶ相手がいなくて、暇そうにしていました。子どもに尋ねると、どうもないのは、自分だけだと言います。ところがです、流行が収まって、しばらくして、誰もインフルエンザになっていない時に、私の子どもだけが掛かりました。
 で、その時、次女から言われたことを思い出します・・・→「もう、痛いワクチンなんかしない!しても、結局、掛かるから・・・」と。
 ワクチンを打つと、その抗体IgGの血中濃度が上がるので、重症化は防げると思うんですが、気道の抗体IgAは、上がらないので、そこの炎症は、防げないのでは・・・?!
 外来で、鼻汁が膿性鼻汁の状態になっている児がいます。副鼻腔炎などが疑われ、一般状態が良くない時には、抗生物質を已む無く使います。
 しかし、軽い膿性鼻汁だけでは、抗生物質を使わずに、しばらく様子を見ています。確かに、抗生物質を使わないと、その時、治りが悪いのですが、長い目で見ると、そちらの方が免疫力をより高めて、先々、より健康になれると思っています。
 足も使わなければ、次第に弱くなります。頭も、使わなければ、次第に、脳力が低下していきます。病原体との闘いも、避けてばかりでなく、正面から立ち向かうことも大切だと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザ(その2)

2017-01-28 10:25:15 | Weblog
 職場ぐるみで、インフルエンザのワクチンを勧めているケースは、かなり多い様ですが・・・?!
 私は、インフルエンザワクチンの効果を否定しません。流行している型と前もって打った型が、上手く合えば効果があるはずです。しかし、沢山の人が打ってしまうと、連続変異が直ぐに起きて、効かなくなるケースが多いのではと思っています。
 身体の弱い人、基礎疾患がある人、高齢者の人などに限った方がいいのではと常々思っているのですが・・・。
 掛かったら直ぐに医療機関を受診して、検査をし、抗インフルエンザ薬を出来るだけ早く使用する様に指導しているケースが多い様ですが・・・。
 検査は、発病数時間では陰性の事が多く、12時間後と常識的には言われています。又、治療は、発病48時間以内にしないと(ウイルスがそれを過ぎると、既にピークに達しているので)意味がないとも言われています。
 証明するのは難しいかも知れませんが・・・出来るだけ早くから抗インフルエンザ薬を与えて、ウイルスを叩いてしまうと、抗体が充分に上がらないのでは・・・?!
 インフルエンザで、頭痛があったり、関節痛があったり、急性脳症になるのは、そこにインフルエンザウイルスが沢山いるのではなくて、サイトカインのせいだと言われています。つまり、個人差があって、サイトカインが沢山出る人は、症状がひとくなる傾向にあるのです。
 小児科では、インフルエンザによる急性脳症は、統計学的には、1歳の子が一番多く、次に、2歳、次に、3歳となっている感じです。意外にも、乳児は(特に新生児は)、急性脳症、幸いに、少ない感じです。(乳児も、半年過ぎると、インフルエンザのワクチンが打てますが、抗体値があまり上がらないので、躊躇する親御さん、多いですね・・・)。
 私の治療では、葛根湯を使います。葛根湯だと、殺菌作用もあり、細菌の二次感染が防げるのです(葛根湯投与で、中耳炎が起きにくいです。)。葛根湯は、最大3日間で、症状により、細かく調節しています。 (葛根湯は、強いので、新生児や高齢者、心疾患の人、虚の人、多汗の人には、証が合わないので、使えないケースが多いのですが・・・)
 日本が、世界の7割ものタミフルを使用して、先々、耐性が出たとしたら、ホント困りますが・・・。
 私の治療では、インフルエンザ罹患後に、免疫力が落ちているので、葛根湯服用後に、柴胡桂枝湯を3日分処方することが多いです。(鼻汁や咳嗽が強い時、麻黄湯を葛根湯の替わりに使うこともありますが、葛根湯よりも短期で切り上げていますが・・・)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザ(その1)

2017-01-27 15:24:15 | Weblog
 インフルエンザが流行しています。
 世間では、予防接種をして、手をよく洗って、マスクをして何て、声高に言われていますが・・・。
 実際には、予防接種をした児も、インフルエンザに掛かっていますね。マスクをしても、掛かっていますね(マスクで完全に防ぐとなると、物理的に難しいですね。)。
 それに、感染症の場合、発症する前の潜伏期にもうつす可能性がなきにしもあらずですから、やっかいです(例えば、エイズにしても、潜伏期中で、症状全くない時でも、うつしますから・・・)。
 で、私なりに考えるのに・・・ワクチンを打っても、半年したら効果が切れるなら、いっそ、打たずに、掛かってしまったらいいのでは・・・→実際に掛かった場合、得た抗体値が長く持ちますよ?!(いろんな意見があると思いますが、3年は、それなりの効果があるのでは?!沢山の人が打つと、インフルエンザの連続的変異も、早くなってしまうと思うのですが・・・?!更には、日本の場合は、驚くことに、タミフル、世界の7割も消費していますから!!)
 で、A型の「香港型」と「ソ連型」とB型の「山形株」と「ヴィクトリア型」の4つに掛かってしまえば・・・そんな感じで、小児科医の私、予防接種、この10年してないのですが、インフルエンザに掛かっていません。
 私の様に、長いことインフルエンザのワクチン、してないけど、この数年、はっきりしたインフルエンザに掛かったことないと言う人、少なからずいますが・・・。
 多分、数年も経たずに、実際には、掛かっていると思われますが、それなりに、免疫力があって、はっきりと症状が出ずに、不顕性感染の状態が多かったのではと推測されます。
 免疫力を前もって上げておけば、掛かっても、軽くて済みます。それには、抗体値を上げておくのも一つの方法ですが、それ以外にも、いろんな方法がありますね。
 良眠大切です!
 バランスの取れた食事(タンパク質を充分に摂っておくべきで、アルブミンが少ないと、感染に弱くなりますね)大切です!
 適度の運動(部屋の中でも出来ますよ)大切です!
 それに、ストレスを貯め込まないこと、水分を細かく絶えず摂っておくこと、無理をしないなども大切ですね。
 睡眠不足で無理すると、(免疫力が落ちて)直ぐにインフルエンザに掛かっていますね(当直のドクターでしばしばこれを目にしますが・・・)。で、治るまでには、1週間近く掛かっているみたいですが・・・(免疫力が落ちるのは早いですが、回復するのは、なかなかですね)。
 私は、インフルエンザ時期には、漢方薬の柴胡桂枝湯を、朝夕、3日連続、1包ずつ、2週間おきに飲んでいます(家内もそうしていますし、子ども達にも、そうする様に言っていますが・・・)。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二外国語・・・

2017-01-23 17:22:35 | Weblog
 ヨーロッパでは、母国語以外に、2か国語を話せる様に、それも、片言でなく、かなり上手に話せる様にと、国を挙げて頑張っているみたいですが・・・。
 日本人、英語だけで、凄い苦労をしていますが・・・受験生、ホント大変ですね。それで、受験後に、語学嫌いになったら、大問題ですね。
 イタリア(フィレンツェ)の語学学校に私が1カ月間程通っていた時、そこでイタリア語を勉強していた日本人、殆どが同じことを言って、悔やんでいましたが・・・→「早くここ(イタリア)に来るべきだった、日本で、かなりお金を費やしたけど、(中には、1年以上、ミッチリ通ったケースもあったりして)上手にならなかった・・・」と。
 私の様に、語学学校に、1カ月しかいないケースは少なくて、半年から1年いる人が、多かったですね。イタリアで、料理や絵などを勉強する為に、イタリア語の勉強をしていました。目的と手段がとてもいいですね。
 で、結果的に、イタリア語での日常会話、3カ月程で、そこにいた日本人、困らない程度に、殆どの人が、出来ていましたよ。
 そうなんです、やはり、環境が大切ですね。特に、聴いたり話したりとなると、やはり、現地で困りながら身体ごとに覚えて行く、これが、一番確実ないい方法だと思います。
 インドネシア語だと、簡単なので、好奇心旺盛な子どもですと、現地に夏休みにでも1カ月もいれば、かなり、上手になれると私は常々思っているのですが・・・。それに、日本以外の国で、感性豊かな時に、客観的に世界を見たとしたら、とてもとても貴重な体験になると思うのですが・・・。(そんな学校が、現に、テレビで紹介されていましたが・・・それに、インドネシアだと、親日的で、物価がとても安いですね)
 それで、語学の楽しさを知れば、多言語学習の意欲も沸いて、世の中の見方も、それなりにグレードアップすると思うのですが・・・。
 多言語を勉強していると、似通った点をしばしば発見して、楽しいですね。音楽には、国境はないとよく言われますが、言語も、そんな感じがしてなりません。
 日本語も、中国語が親で、日本語と韓国語は、兄弟って感じに私には思えてなりません。実際、漢字を思い浮かべながらハングルを勉強すると、単語がどんどん覚えられますね。又、今の中国語や韓国語、日本からの輸入単語も多くなっているとか・・・?!
 写真は、アイウエオとカキクケコを、カンボジア語→シンハラ語→タミル語→アラビア語→タイ語→ベンガル語→ヒンディー語→パンジャービー語で書いています。(途中、アイウエオを、チベット語(これのみ、カキクケコ)→ハングル→ロシア語→ジョージア語→アルメニア語→ディヴェヒ語→ヘブライ語で、書いています。又、モンゴル語で、アカサタナハマヤラワと縦書きで書いています。)



 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の心

2017-01-21 14:36:57 | Weblog
 トランプ大統領の具体的な方針が示されないままに、円安となり、日本株が既に値上がりしていますが・・・いきなり、逆の反転になる可能性、ありますね・・・期待と不安が交錯していますが・・・。
 世界の動きを見ると、ロシアがEUから冷たくされ、中国が、アチコチ方からいろいろ言われていますが、そんな中で、日本は、さほど嫌われていません。むしろ、日本を好意的に受け止めてくれている国は、少しの例外を除けば、多いはずです。
 経済力、軍事力などを考えて、世界に今から大きな影響を与えるのは、紛れもなく、ロシアと中国とアメリカでしょう。しかし、それをまとめるのには、どうしても、日本国の在り方が益々大きくなると思うのですが・・・。
 何せ、トランプ大統領の言っていることと、安倍首相の言っていること、真逆って感じですから・・・!
 どちらが全体の為にいいのか、世界全体の事を考えれば、安倍首相の言うことがまともだと思います。
 第二次大戦では、日本は紛れもなく、敗戦国になりました。しかし、その時、フランスもイギリスも、ドイツの攻撃で、決して勝てた状態ではありませんでした。
 イギリスのチャーチル首相が、アメリカをそそのかした感じで(?)、戦争に関心のなかったアメリカを上手い具合に引きずり込んで、参戦させてしまったとも言われています。
 アメリカ、よく解らないままに、イギリスの誘いにまんまと乗ってしまって、その時から、いつの間にか、世界の警察官になり切り、ここに来て、やっと、本来のアメリカの姿に戻ろうとしているだけなのでは・・・?!
 そう考えれば、アメリカの動き、少しは理解きる感じになりますが・・・?!
 土台、国際連合、勝戦国が創ったもので、常任理事国の5カ国は、常に変わらず、拒否権を持ち、上手く機能できない状態になっていますが・・・。
 それに、常任理事国、皆、核を持っていて、いつまで経っても、核軍縮に積極的でない状態ですが・・・!
 こんな感じで、いつまも、大国が、経済力と軍事力の力を鼓舞して、世界を動かしていていいのでしょうか・・・?!

*日本は、非核三原則があり、それに、経済力は世界第3位、軍事力も、アメリカが認める様に、本当は、それなりに凄いのですが(核も作ろうと思えば、直ぐに作れるのですが、それを作ろうとしないのが、日本の真の強さでしょうか・・・)。
https://www.youtube.com/watch?v=rtlipFn0t1k

*アトランタにあるキング牧師の記念館で、写真の様に書かれたものの奥を開けて見ると、そこには鏡があり、自分の顔がしっかりと見えました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の法則・・・

2017-01-14 11:30:38 | Weblog
 次期アメリカ大統領に、トランプ氏がもうすぐ就任します。
 自分の国(アメリカ)のことしか考えない感じですが・・・これで、いいのでしょうか。そう選んだのは、アメリカ国民なんですが・・・。
 ロシアのプーチン氏にしても、中国の習近平氏にしても、自国中心主義って感じですが・・・。
 世の中、自然の法則に反すると、摩擦を起こして、結局は、消滅する運命になると私は思っているのですが・・・?!
 この広い宇宙の中で、人間の力なんて、自然の力と比べたら、取る足らない程の微々たるものです。
 地球の歴史から考えて、このわずか100年間に、人口が急に増加し、エネルギーをどんどん使い(大量消費し)、戦争を今も続け(核を使う様な大きな戦争があったら、人類皆滅亡の運命にあり・・・)、大気を汚し・・・利害関係で、富を分け合うことなく奪い合い・・・国の中でも、分裂する傾向にあり・・・格差がどんどん広がり・・・不平等感覚が益々増強されて・・・科学はどんどん進んでいますが、今の地球上の多くの人の価値観は、次第に低下しているのでは・・・?!
 GDPが高い低いと言って騒ぐより、もっと大切なことがあると思うのですが・・・そんな意見はなかなか通らず、何もかもが、経済優先って感じで・・・石油の奪い合い、水の奪い合い、地域面積の奪い合いが続いていますが・・・?!
 自然の法則は、「共生・調和」と「最小必要限度」であるはず・・・だとすると、今の時代は、それに全く反しているので・・・いつかは、消滅する運命あるのかな・・・?!
 どっちみち、地球は太陽に飲み込まれ、我々銀河系は、隣のアンドロメダ大星雲に飲み込まれる運命にあるんだけど・・・?!
 水の惑星のこの地球が、この大宇宙で今現在、我々人間が存在すること自体、極めて稀と思うし、奇跡的な出来事なんだけど・・・!

https://www.youtube.com/watch?v=sZML4n_Lqww(←1月3日の龍ケ岳町高戸周辺)

*写真は、(平成20年4月3日)震災前の熊本城です。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

看護学校講義・・・

2017-01-14 10:31:12 | Weblog
 平成29年1月13日(金)の14:50~16:30までの100分間(途中で5分間休んで、その時、いつものストレッチ体操をしましたが)、(上天草総合病院の敷地内に)新しく出来た5階建ての看護専門学校に行きました。
 まず、正面の玄関の入口から入ろうとすると、自動ドアが開かない。で、インターフォンを押すと、開けてくれました。凄いですね、セキュリティーが。
 で、1階にある2年生の教室で、産科の新生児正常編の講義をしました。
 驚きました。メチャ設備がいい。良過ぎますね。
 マイクの通りが実にいい、パワーポイントの映像がきれい、黒板が広い。書く時も、今までのチョークでないので、手が汚れない。それに、教室が広い。
 講義内容で・・・→今、医療水準の指標とされる次の3つのものを見ると・・・→周産期死亡率は、約4(3.7)、新生児死亡率は、約1(0.9)、乳児死亡率は、約2(1.9)となっています。(国試用に、1、2、4と、まず覚える様に言っていますが・・・)
 つまり、500人産まれて、1歳の誕生日になるまでに、1人、已む無く亡くなることになります(先天異常など、全てを含んでいますので、どんなに頑張っても、0にはなりませんが)。それも、1億2000万人の人口で、県別に見ても、大きな差はありません。素晴らしいと思います。世界トップクラスですね(それに携わっているスタッフの数、先進国の中では、少ない方なんですが・・・)。
 講義中、眠たそうな人がいると、「これは、試験に出しますから・・・」とか、「これは、国家試験に出たので、しっかり覚えて・・・」と言います。すると、条件反射的に、生徒の眼が輝いてくる感じがなきにしもあらずって感じですが・・・?!
 産科の新生児は、正常編と異常編とそれぞれ1回ずつで、計2回で終わります。ページ数が多く(今回は、254ページ~283ページまで)、特急列車って感じでドンドン進み、最後は、20問の試験をして、その解説もして、終わりました。
 疲れましたが、いい気分になりました。
 次の異常編は、2月17日(金)となっています。楽しみです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳児健診・・・

2017-01-12 16:39:11 | Weblog
 平成29年1月12日(木)の13時に病院を出発して、病院の車で、30分程で、いつもの松島の健診場所に行きました。寒い中、6~7カ月健診、23名の予定でしたが、20名来ました。乳児健診の前に、恒例の医学的講話をしました。

 インフルエンザウイルス、RSウイルス、(今、大流行の)ノロウイルス、ロタウイルスに付いて、まず、話しました。その後、次の3つの事に付いて、話しました。

 1、「スキンケア」の大切なことに付いて、話しました。
 (荒れた)皮膚から抗原が入り、それで、抗体ができ、それが、先々、食物アレルギーなどのいろんなアレルギー疾患の原因になる話をし、乳児期からのスキンケアがいかに大切かを話しました。(口から入ったものでは、抗体は出来ない・・・)
 2、「トランス脂肪酸」の害に付いて、話しました。
 マーガリンやショートニングには、自然界にないトランス脂肪酸がたくさん含まれています。お菓子やスナックなどにも、少なからず入っていることを話しました。又、トランス脂肪酸に付いての欧米での実際の取り組みに付いても話しました。
 3、「非認知能力」を小さい時から鍛えておくことの大切さに付いて、話しました。
 人生、長いですから、しかも、今の日本、75歳から高齢者と言おうとまでしている時世ですから・・・そんな時代なのに、自分のことしか考えなかったり、自分の国の事しか考えない指導者がアチコチに出たりとなると、全体から見ると、それでは、先々、衝突が避けられませんね。
 そこで、その間に立って、世界平和に少しでも寄与できる人でありたいと願っていますが・・・。

 こんな感じで話すのも、ここでは、もう、後1回あるだけになりました。寂しさもありますが、又、新天地で同じ話が出来ることを願っています。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天草散策・・・

2017-01-10 15:14:52 | Weblog
 平成29年1月7日(土)の午前中の診療を終えて、天草市本渡に行きました。
 オープンした当初から、宿泊することを願っていたホテルに、やっと宿泊することが出来ました。
 「天草サンタカミングホテル」、正に、サンタがいる感じのホテルでした。(天草は、世界中から、年に1度、サンタが集まっていますが・・・その時の写真も、ホテル内のアチコチに飾っていました。)
 ホテルの前に、長い「遊歩道」があり、端から端まで、ウォーキングをしましたが、この距離が思った以上に長くて・・・この日の歩数、18000歩を超えていましたが・・・。
 部屋もスタッフも食事も、それに、景色も良くて、大満足です。
 3月に天草を去って、再び、ここのホテルに泊まることがあったとしても、10年後かなあ・・・?!

https://www.youtube.com/watch?v=huS8_je2fxA
https://www.youtube.com/watch?v=mueimqmUoH0
https://www.youtube.com/watch?v=1bodFw-VNHM











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする