日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

つれづれなるままに(19)

2021-08-10 08:40:13 | 生き方
  「つれづれなるままに、それでもやはり・・・」

 人間は、きまぐれで、非理性的で、おまけに利己的な動物だ。それでも、やはり、人を愛そう。
 良いことをすると、何か、利己的な動機が潜んでいるに違いないと人は疑う。それでもやはり、良いことをしよう。
 正直かつ素直に振る舞うと、非難を受けやすい。それでもやはり、正直かつ素直に振る舞おう。
 器量の大きな人物が、大きなことを考えても、小人のけちな考えに潰されてしまうことが多い。それでもやはり、物事は、大きく考えよう。
 成功すると、うわべだけの友と、本当の敵ができる。それでも成功しよう。
 今日、良いことをしても、明日になれば、そのことは、忘れられてしまう。それでもやはり、良いことをしよう。
 精一杯、人に尽くしても、思わぬ時に、恩を仇で返されるのがおちだ。それでもやはり、人には、精一杯尽くそう。
 何年も掛かって、築き上げたものが、一夜にして、壊れることもある。それでもやはり、築き上げよう。
 人は敗者の肩を持つが、勝者にしか、従わない。それでもやはり、敗者の為に闘おう。(作者不詳)

 (令和3年8月10日(火)、記載)


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つれづれなるままに(7)

2021-07-29 08:13:19 | 生き方
  「つれづれなるままに(7)、目覚めよ、日本人」

 コロナ感染者数が、次第に増えています。それも、オリンピックが開会して、思った以上に増えています。ワクチン、どんどん打って来たのに・・・?!
 初めから沢山の人が打っていたイスラエルも、今、増えていますね。普通に考えて、デルタ株には、ワクチン、あまり効いてないですね?!
 ファイザーは、1回だけでは、不充分で、2回打つと、大丈夫なんて感じで言っていませんでしたか?それが、3回目を勧め、その後も、どんどん打った方がいい何て、言い方になっている様ですが・・・?!
 イギリスのイングランドでは、死亡者数が多くなっていないと言うことで、何と、コロナの規制を撤廃しています。幸いに、その後の感染者数、今の所、減少傾向にあります。国によって、対応は、さまざまですね。
 日本の場合、現在、WHOや厚労省の考えと違う場合は、ユーチューブで削除されることになっていて、これって、大きな問題になっていないのですが、大きな問題だと思います。
 やっと、日本人が、政府の方針やマスコミの報道に疑問を持つようになり、行動を起こそうとしつつあります。
 大人しかった日本人が、自分の頭で考えて、やっと、動きだした感じがしています。

*写真に書かれたドアを開けると、鏡があり、自分が見えました。

*https://www.youtube.com/watch?v=Ax1gfuzI9WI(←武田邦彦先生の話)
*https://www.youtube.com/watch?v=OuFNgr4L9x8(←あるイスラエル人の話)

(令和3年7月29日、記載)


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つれづれなるままに(6)

2021-07-28 10:26:12 | 生き方
  「つれづれなるままに(6)、努力は、報われないこともある」

 勝って、雄叫びを上げる選手がいる一方で、負けて、涙している選手もいる。勝負の世界は、残酷で、共産圏だと、それで老後の年金の金額が決まったりするとか・・・(?!)。更には、ある国の出身者では、一家族どころか、大家族の生活が掛かっている場合もある・・・。
 かなり前の話ですが、野球の王選手のことで、考えさせられた話があります。かって、ホームラン王として、巨人の王は、注目されていましたが・・・。
 ホームランを打って、手を挙げて、喜びを出して、回っていましたが・・・(確か、王選手の父親だったか兄弟だったか←記憶が定かでありませんが)次の様に言われました。「打たれた投手のことを考えたことがあるか・・・」と。そう言われてから、王選手、慎ましやかに回ることにしたとか・・・。
 ある中学の校長だった人が、次の様に言われました・・・「いや、生徒に、頑張れ、負けるな、勝つんだ・・・って感じで、長いこと、指導していました。それが、私の息子が、大学受験に落ちて浪人し、それで、考え方が少し変わりました。勝負の世界では、どんなに頑張っても、勝てないこと、落ちること、あるので・・・」と。
 ノーベル賞を取った人の中に、いろんな人がいます。特許の関係で、裁判沙汰にしている人、全く、特許なしにして、誰でも使える様にしている人、いろいろです。
 山中先生は、ノーベル賞を取った直後のインタビューで、「私の場合は、たまたま、もらえただけです。多くの人が、日夜、頑張っていて、たまたま、運良く、私に順番が来ただけです・・・」ってことを言い、若い研究者の経済的な面を支える為に、努力しています。やっていることが、ノーベル賞級ですね。
 おもてなしの日本と言われますが、今回のオリンピック、どうでしょうか?

*写真は、令和3年7月27日の夕方に、トキワインダストリーからの帰りに、城山の方を撮ったものです。

(令和3年7月28日、記載)


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つれづれなるままに・・

2021-07-25 09:23:16 | 生き方
  「つれづれなるままに・・自分の物がない」

 日本の名産物の食べ物を持って行って、アフリカのある国の人にお土産であげたとする。で、翌日、隣の家に行っても、歓迎されて、出された物を見ると、自分が持って行った物が全て並べられていた。(←これと似た話、しばしばありますが)
 アフリカに行くと、隣の人が、隣の家に勝手に入って来て、勝手に冷蔵庫を開けて、食べ物を取って行く光景をしばしば目にするとのことですが・・・。
 日本人と文化(価値観)が違うんですね。アフリカの現地の言葉には、「Have」と言う動詞がないのです。全ては、皆の物って感じでしょうか。昔から、食べ物を取って来ても、分け合い、助け合って生きて来たんですね。
 まあ、日本のある田舎では、隣の冷蔵庫の中身は、常に、全て知っていると言うケースもある様ですが・・・?!
 インドの言葉である「ヒンディー(語)」、持っていると言う言い方がなくて、「近くにある」と言います。
 例えば、写真の様に、「私は、4つの家を持っている」と言うのを、「私の近くに、4つの家があります。」と言います。
 自分の物は、魂以外、全て借り物、何もないと思えれば、いいのでしょうが・・・?!
 あるお婆さんは、残された財産を(あの世に持って行けないので)どうしようかと思って、夜も、よく眠れないとか・・・?!

(令和3年7月25日、記載)


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尊敬

2021-07-20 08:22:40 | 生き方
 「父を息子が尊敬する」

 ある産婦人科の開業医の息子さん(産婦人科医)と話して、考え込んだこと、ありましたが・・・。
 「先生、どうして産婦人科を選んだのですか・」と私が尋ねると、「父が、産婦人科ですから。」と、サッと応えられました。「大学を辞めて、開業を継ぐんですね。お父さんが、継ぐ様に言われたんですか?」と尋ねると、「いいや、何も言いません。自分のいい様にと言ってくれていますが・・・」と。
 「先生(私)の様に、小児科医になりたかったけど、父が産婦人科なので、それを選んだだけです。父が別の科だと、それを選んだと思います。」と言われました。お父さんをとても尊敬しているんですね。周囲からは、「こんな時代、開業を継ぐのは、それも、(お産を扱う)産婦人科では、苦労するばかりだよ・・・」と、言われているとのことですが・・・。
 息子がこんな感じで父親を絶対的に尊敬している例、今の日本では、少なくなった様な気がしています・・・?!
 私が父親と息子との強い結びつきを感じたのは、カナダのバンクーバーで、英語研修で行っていた時、同じ教室に、サウジアラビアの若者がいて、メチャ、父親を尊敬していました。それを肌で強く感じました。
 又、バングラデシュのダッカ出身の男性(←彼から、ベンガル語を教わりましたが)が、神様の次に尊敬する感じで、父親のことを私に言われていました。
 アフリカでは、家族で一番年長なおじいさんは、最も尊敬されるそうです。
 又、アフリカの象の間では、メスには、歳取った象が一番もてるとか・・・。
 日本では、どうでしょうか?

 *写真は、私の長女、次女、長男で、茶道を教えました。(←お金ではなく、茶道で、いい生き方を伝授したつもりですが・・・?!)。

(令和3年7月20日、記載)


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寝そべり族

2021-07-19 11:56:37 | 生き方
   「寝そべり族」

 「寝そべり族」、聞き慣れない言葉ですが、これが、今、中国で話題になっているとかいないとか・・・?!
 日本で言えば、ニートに似ている感じでしょうか・・・?!
 一人っ子政策で、皆の期待を一身に背負って生きて行くのに、もう、疲れてしまった結果でしょうか?
 「寝そべり族」は、だらっと寝そべって、何も求めない。マンションも車も買おうとせず、もちろん、結婚もせず、消費も積極的にしようとしない。最低限の生存レベルを維持し、他人の金儲けの道具や搾取される奴隷になることを拒絶している。
 いろんな価値観がある中で、これも少なからず理解出来る感じですが・・・直接、他の人に迷惑を掛けている訳でもないし、それに、格差が広がって、機会も均等でなく、不平等社会で、努力が報われないし・・・?!
 今の日本、どうでしょうか?
 政府も、確固たる方針がはっきりしないし、野党も頼りないし、マスコミの在り方も、問題だし、政治に不満を持っても、選挙での受け皿もない感じで・・・?!
 やはり、夢が持てる社会、努力が報われる社会、正しい情報が手に入る社会、安心して暮らせる社会、そうあって欲しいですね。
 
*https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_877753/(←寝そべり族)
*写真は、(少年よ大志を抱けを唱えたことで有名な)クラーク博士の胸像と一緒に。

(令和3年7月19日、記載)

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選択

2021-07-17 09:02:32 | 生き方
  「どちらを選びますか?」

1、どうしても、どちらかを選ばないといけないとしたら、「家族」と「彼氏」、どちらを選びますか?・・・→「家族」であるべきでは。
 何故なら、家族は裏切らないから。彼氏とは、まだ、そこまで行っていないことが多いから。
2、どうしても、どちらかを選ばないといけないとしたら、「家族」と「夫」、どちらを選びますか?・・・→「夫」であるべきでは。
 結婚したら、夫と妻は、一体です。何よりも、結びつきが強いのです。結婚は、家族と結婚してるのではなく、夫と結婚しているからです。

 以上は、フィリピンのある女性の選択です。貴方は、どう思いますか?

 夫と母親の絆の強さに、夫の妻が悩む例、多いですね。まあ、両方に挟まれて、悩む夫も、少なからずいますが・・・。
 周りを見ると、歳取って旅行する時、夫と一緒なら行かないって感じの女性、結構、いますね。これって、日本だけの現象でしょうか・・・?!更には、墓も別にしてもらいたいって言う女性も、いるとかいないとか・・・?!
 歳取って、孤独ほど、つらいことはありませんね。しかし、一緒にいても、いつも、喧嘩ばかりでも、困りますけど・・・。
 普段から、夫婦、仲良く、会話をしておくべきでしょう・・・。 


*https://www.youtube.com/watch?v=yOz5ub7fmuQ(←タガログ語の講座の内容より)
*https://www.youtube.com/watch?v=hCpowy_cWeI(←加治将一氏の話)



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つぶやき

2021-07-14 08:05:08 | 生き方
  「つぶやき」

その1、お金を貯めるには、金遣いの荒い配偶者と結婚しない事が一番大切、何て聞いたことがありますが・・・。
 老後に必要なお金を考えて、定年前から計画を立てるケースが多くなっている様ですが・・・定年後、奥さんは財布の紐が堅いのに、肝心の旦那さんが(退職金で、今まで手にしたことのない様なお金が入って、つい)、いろんな遊びに使ったり、慣れぬ投資に手を出して、大損をしているケース、ある様ですが・・・。

その2、織田信長の時代では、人生、50年と言われていましたが、今からは、人生、90年~100年にもなろうとしています。老人という言葉も、その内、死語になるかも知れません。そんな永い人生を考えて、子どもの教育をしなければいけないですね・・・?!
 鳥や猫は、子がある程度大きくなると、急変して、子どもを追い出します。仕方なく、子どもが自立して行く様ですが、人間は、どうでしょうか・・・?!
 親子が、いつまでも、支え過ぎたり、頼り過ぎたりでは、困ります!
 時代は、どんどん変化しています。予想が出来ませんね。と言うことは、長い目で見て、どんな時代になっても対応できる柔軟性が必要と言うことでしょうか・・・?!

その3、皆がしなことをすればヒーローになれるかも知れないって感じで、アメリカ人は行動する傾向にあるとか?!ドイツ人は、前もって、だいたい決まった中で行動し、それに反することはしたがらないとか?
 ところが、日本人の場合は、赤信号、皆で渡れば怖くないって感じで、何か変だ、間違っているのではと思っても、周りがしていると、あまり深く考えずに、それにつられてしてしまうとか・・・?!
 2000万円問題で分かる様に、国は、言うことがしばしば変わります。平気で嘘を言います。何かあっても、自己責任と言って、逃げます。
 医療を受ける場合も、選挙で投票する場合も、就職する場合も、結婚する場合も、自分の頭で、いろいろとよく調べて、行動するべきだと思います。

(令和3年7月14日、記載)


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夢再び

2021-07-13 08:07:47 | 生き方
  「夢再び」

 令和3年6月21日(月)から、再び、(大きな?)夢を持って、突き進んでいることがあります。
 それは、「20ヵ国語」挑戦です。
 体力がどんどん落ちている私にとって、今から出来そうな事は、何か?今までやったこと生かされることはないか?と言うことで、「多国語」に、再び、別の角度から、挑戦しています。
 それは、英語以外の言語「20ヵ国語」です。と言っても、当たり前ですが、スラスラ、どの言語も言えるって高度なことでは、ありません。ちょっとした会話が10程、直ぐに口から出て来る様になりたいと思っているだけです。
 以前は、ユーチューブを見ても、いい教材、少なかった様に思います。それが、コロナ禍で、オンラインが盛んになり、どんどん、言い教材が紹介されています。それを見て、毎日、接していれば、次第に出来るのでは・・・?!
 私の場合は、ポーランドに行く時、それをフルに利用して、独学で覚え、充分に役に立ちました。
 取り敢えず、今、「タガログ語」「スワヒリ語」「シンハラ語」「ベトナム語」の4言語を、同時進行でしています。方法は、それぞれ、少なくとも、毎日、25分間以上(ユーチューブをフルに利用して)、勉強するのですが・・・既に、6月21日から、実践していますが・・・。
 8月か9月からは、ガラッと変えて、「ヒンディー」「ベンガル語」「トルコ語」「ヘブライ語」を、やはり、毎日、ユーチューブを利用して、それぞれ、25分間ずつ、勉強するつもりでいます。
 9月か10月か11月になれば、又、変えて、「タミル語、「ポルトガル語」「タイ語」「インドネシア語」の4ヵ国語を、やはり、それぞれ、毎日、ユーチューブをフルに利用して、25分間ずつ、勉強するつもりでいます。
 それをしながら、オンラインDMM英会話を毎日続け、更に、(オンラインで今している)中国語講座を続け、又、(NHK教育テレビの)ハングルも続けて行くつもりです。10月になると、それに、テレビの「ドイツ語」「フランス語」「スペイン語」を、又、再開するつもりでいます。
 72歳の頭で、どの位まで出来るのか、興味のあるところです。まあ、海馬は、歳を取っても、細胞分裂すると言う学者の意見を信じて・・・?!

・「タガログ語」「スワヒリ語」「シンハラ語」「ベトナム語」(1~2ヵ月を時々)
・「ヒンディー」「ベンガル語」「トルコ語」「ヘブライ語」(1~2ヵ月を時々)
・「タミル語」「ポルトガル語」「ギリシャ語」「ポーランド語」(1~2ヵ月を時々)
・「イタリア語」「アラビア語」「ロシア語」「タイ語」「インドネシア語」(時々)
・「独」「仏」「西」(毎年、10月から3月まで)
・「中国語」「ハングル」(毎週)

*写真の多国語:職場で、退職する人に、よく、相手の名前を多国語で書いて、差し上げていました。(→迷惑だったかな?)

(令和3年7月13日、記載)

(私なりに考えた)直ぐに言えるべき10の内容・・・→
1.1~10まで
2、こんにちは
3、お元気ですか?
4.私の名前は、〇〇です。貴方のお名前は?
5、私は、日本人です。歳は、72(73)歳です。
6.〇〇から来ました。〇〇に住んでいます。
7、トイレはどこですか?
8、これは、いくらですか?高いです。(安くないです)
9、どうぞ。お願いします。
10、さようなら、ありがとうございました。


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2021-07-12 09:33:10 | 生き方
  「夢」

 石垣島に住むおじいちゃんと孫が一緒にお風呂に入っていた。おじいちゃんは、「大きくなったらなんになりたい?」と孫に聞いた。小学校4年生の孫は、「僕、パイロットになりたい、おじいちゃんは?」と聞いてきた。おじいちゃんは、しばらく考えた後、「そうだなあ、おじいちゃんは仏様かなあ」と答えた。
 おじいちゃんは、考え込んだ。おじいちゃんは、孫がパイロットになる夢を持っているのに、仏様になることしか答えられなかった自分が無性に哀しかった。
 すっかり落ち込んでしまったおじいちゃんは、子どもの頃に思い描いてきた夢を思い出してみた。大きくなったら、陸軍大佐かサ一カスで空中ブランコをする夢を持っていたことを思い出した。
 陸軍大佐には、もうなれない。しかし、サ一カスは、出来るかも知れない。そう思って、サ一カスを教えてくれる所を探した。日本中のサ一カス団を調べ上げ、「空中ブランコを教えて欲しい」と頼んだが、どのサ一カスからも、70歳と言う年齢を理由に断られた。友人がインタ一ネットで調べてくれた。フランスとスペインにあったが、外国なので断念した。
 ところが、偶然にも、石垣島にある外資系のリゾ一トホテルが小さなサ一カス団を持っていた。頼むと、「うちでは、83歳の現役もいます」と言って快く引き受けてくれた。
 それから、毎日、厳しいトレ一ニングが始まった。そして、ついにおじいちゃんは、孫の前でその夢を実現したのである。本当に、空中を飛んだのだ。
 「僕のおじいちゃんは70歳になって夢を実現した」、この思い出をそのお孫さんは、一生、心に刻んで生きて行くでしょう。

 多くの政治家は、「日本の将来は、お年寄りが多くなって、若者がそのお年寄りを支えないといけないので、大変な世の中になる」と言う。しかし、それは、間違っていると思う。今からは、若者にも負けない元気なお年寄りがどんどん沢山、出て来ルと思う。
 年をとっても、自分なりに目標(夢)を持って、生きるべきである。いくつになっても、何をしたいか、したいものがあるかどうか、そして、今、それを達成する為に準備を少しでもしているかどうかが問題なのである。

 私は、かって、道海島小学校の4年生~6年生全員の前で、自分の夢を語った(1年間、大川市から、特別非常勤講師として、任命され、篠笛を教え、曲も創り、盆踊り太鼓や和太鼓を教えた)。
 「ここで貴方達に教えた様に、60歳過ぎて、外国に行って、外国の子ども達にも教えたい。世界のアチコチで、主として太鼓を通じて日本の文化の素晴らしさを教えて行きたい。その為に、今、いろんな言葉の勉強をしている。」と言った。その時、子ども達は、皆、目を輝かせて聴いていた。

 自分なりにはっきりとした目標を持てた人間は、幸せである。

*写真は、17年前に、ニュージーランドのオークランドで、演奏後に撮ったもの。

(令和3年7月12日、少し修正して、再掲)


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