日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

教訓が生かされることが大切

2011-05-30 09:54:28 | Weblog
 原発は安全、クリーン、経済的にも安価で、いいことばかりで、21世紀にふさわしいエネルギー源って感じで、3・11が起きるまで言われてきていた感じなのに、・・・→現実が、それを否定してしまった・・・。
 実際に、3・11から数日経って帰って来た身近な人の話では・・・→異様な(窒息しそうな)匂いがとにかく強くて・・・そんな中で、自衛隊の人が一生懸命に、マスクをしてもくもくと仕事をしていたとのこと。その姿を見て、思わず涙が出たとのこと。佐伯に帰っても、2~3日、匂いが思い出されて、モノが上手く喉に通らなかったとのこと。
 政治家が直ぐさま現地に行って、初めから事態を肌で感じていたら、もっと違った展開になっていたかも知れないなあ・・・。
 済んでしまったことは仕方ないけど、教訓が生かされることが大切だと思います。
 私利私欲で物事を進めるべきでない。まだ、政界は荒れている・・・、こんな政治家を選んだのは、紛れもなく国民、反省しないと・・・。
 前にも書いたけど(再掲)・・・→まず、国会議員全てが反省して、全ての国会議員は、即50%カット、大臣は、7割カット、総理大臣は、全てカット、更に、総理は、責任を取って、今年中に総理を辞任すると明言すれば、多くの国民は、納得するのではないでしょうか・・・?!
 自民党も、今まで原発を推進してきただけに、政府を批判する前に、まず、国民にそれに対して深く詫びることからことを進めるべきだと思います。
 岩手県出身の小沢さんは、政治家を潔く辞め、被災地再建の為に、お金と無縁の所で(ボランティアで)全力を尽くす。鳩山さんは、今こそ、多額の個人的な財産を義援金として寄付する。
 そんなことが実際になされれば、多くの国民は、政治に対して信頼し、今からの日本の姿に確かな明かりを確信するのではないでしょうか。
 今の永田町の常識は、多くの国民にとって、非常識なのですから。

*写真は、伊勢神宮の内宮に行く前の「宇治橋」。
 

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台風の最中にくだらない分析・・・

2011-05-29 19:35:37 | Weblog
 佐伯に、老舗の喫茶店として、「コスタリカ」と「ランブル」がある。それぞれ、それなりの良さがあり、共に、よく利用している。
 29日(日)、台風で、「新茶まつり」は、中止となっていた。台風で風と雨が強い中、家内と次女は、次女の友達の結婚式に行った。
 私は、二人を見送った後、その足で「ランブル」に行った。この喫茶店、昔の造りそのままで、レトロ風のこの感じが何とも言えない。(正に、佐伯の穴場かな。場所を初めに見付けるのがちょっと難しいけど・・・)
 偶然に、今年の4月22日号の「週刊朝日」がそこに置いてあった。その内容に・・・→「国公立大医学部合格数」が載っていた。

 以下、くだらない分析だと思いますが・・・
 巷の話だと、今や、国公立大医学部は、東大1類よりも難しいらしい・・・?いや、そうなってもうかなり経っているのかな・・・?私立の医学部も、昔と比べ物にならない程に、メチャクチャ難しくなっているとか・・・?
 数の多い順に(現役数)、
1、東海(愛知)95(49)(4年連続全国1位)
2、灘(兵庫)85(51)
3、ラ・サール(鹿児島)65(25)
4、久留米大附設(福岡)56(34)
5、青雲(長崎)55(28)
6、西大和学園(奈良)51(32)
7、東大寺学園(奈良)49(26)
8、熊本(熊本)48(20)
9、札幌南(北海道)46(22)
10、桜蔭(東京)46(30)
・・・・
25、鶴丸(鹿児島)31(8)
・・・
41、大分上野丘(大分)26(21)
41、宮崎西(宮崎)26(17)
・・・
46、修猷館(福岡)25(6)
となっている。
 まあ、医学部、それも、国公立大医学部として、細かく学校別に分析している所を見ると、マスコミとしては、それなりに意味があるのだろう・・・?!
 上位50番までに、公立は17校でしかない。10番までだと、公立は、熊本と札幌南の2校だけとなる。50番以内に、九州の公立では、鶴丸(鹿児島)、大分上野丘(大分)、宮崎南(宮崎)、修猷館(福岡)と、5校も入っている。
 全国的に見ると、医師不足は、東日本の方が深刻だ。
 その理由として・・・→今では1県1医学部となっているが、昔の大学では、西日本に医学部を持つ大学が圧倒的に多かった。そして、今も、医学部合格者の多くを有する高校が、西日本に多くなっている。特に、九州は。(・・・→九州の倍の面積の持つ北海道では、医学部は、北海道大と札幌医大と旭川医科大学のわずか3つしかない。福岡県は、北海道よりも人口が少ないのに、九大と久留米大と福岡大と産業医大と4つもある。)
 細かい分析だと・・・東海は、名古屋大20(15)・名古屋市立大15・岐阜大10・・・灘は、東大3類17(14)(5年連続全国1位)・京大25(15)・阪大19(15)・・・ラ・サールは、九大11(4)・鹿児島大13・・・久留米大附設は、九大23(20)・・・青雲は、長大26・・・熊本は、熊大26・・・鶴丸は、鹿児島大22・・・大分上野丘は、大分大17・・・宮崎西は、宮崎大16・・・修猷館は、九大11(5)となっている。
 大学受験をする上では、6カ年一貫教育をした方が、有利に決まっている。高校が、大学入試の為の勉強でしかなく、それを何年間もするとなると、それは、不自然に決まっている。現実は・・・→公立高校の場合、3カ年で受験に間に合う様にと無理をしているケースが多いし(高校が無理をさせてないと、浪人している場合が多い・・・?!)、人間的な教育をしていると言う6カ年一貫教育の学校にしても、最後の1カ年は、予備校と同じことをしているのだ。
 同じ大学の医学部に、同じ高校から1割も2割も入るのって、純粋培養って感じになって、先々どうなのかなあと思わない事もないのですが・・・?!(・・・←自治医大の場合、全国から均等に集まっているので、学生生活がとても面白いらしい・・・?!)
 日本舞踊では、名取(なとり)をもらう人が多い。これって、名取を持っている人が上手と言うことではなく、一応、最低限のことが出来ての出発って感じのもの。医学部合格や医師国家試験合格も、それと同じだと思います。
 いい医師になるには、どの大学を出たかでなく、医学部に合格してからの医学部での過ごし方、医師国家試験に合格してからの医師としての過ごし方(とくに初期)が、より大切と思うのですが・・・?!
 
http://r.tabelog.com/oita/A4401/A440105/44001061/
http://www.tecomnet.jp/op/105/105gj01.asp

http://www.youtube.com/watch?v=eLzWecqNewU

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誕生日・・・

2011-05-28 14:52:29 | Weblog
 昨日(27日)の夜のあるテレビで、お父さんが小さな自分の子どもに、コッソリ尋ねていた、・・・「一番好きなのは、何?」って感じで。
 初めに、「ママ」(・・・←これは、当たり前かな)、次に、「おおおとこ」、・・・次々と言って、肝心なパパの番が回ってこない。で、こちらから積極的に、「パパはないの?」って感じで尋ねると、しばらく考えた感じの後に、「キリンの次・・・」って感じで(正直に?!)応えていた。
 ムーッ、一所懸命に外で働いているお父さん達、これじゃ、ホントに可哀そうですね。中には、たまにしか帰ってこない父親を見て、赤ちゃんが泣き出す例もあるとか・・・?!
 私も昔はその部類だったかなあ・・・?!この生き方、確かに間違っていますね・・・!
 昔は、仕事中毒って感じで、休みの日も、殆ど、仕事をしていた感じになっていた。佐伯に帰っても、同じ感じで・・・→ある時、これじゃ、子どもに対して自分の存在感がなくなることに気が付いて、(お金は残せないと思ったので)「茶道」を教えることにした。
 長女にも次女にも長男にも、「茶道(裏)」を診療の合間に教えたけど、長男だけは、何とかモノになったと思ったが、何故か、今は、柄杓がエレキ・ギターに代わって、それもロックの演奏となって、静寂が轟音って感じになっているかな?・・・(今、月3回程、東京のライブハウスで演奏しているみたいだけど・・・←見に行ったこと、まだ、ないですが・・・)
 今日は、私の誕生日で、満62歳になった。一応、まだ、生産年齢内。(孫でも出来たら、その先、女の子だったらお茶を、男の子だったら太鼓を教えたいなあ・・・?!)
 この先、65歳になっても、それなりに仕事も趣味もしていくつもりだけど・・・、もう、体力的にあまり無理はできないなあ・・・。
 明日は、佐伯の第12回目の「新茶まつり」で、「佐伯めぐり数唄」の歌に合わせて太鼓を打つつもりだけど、雨天決行となっているけど、台風とちょうど出くわしているので、ホントに大丈夫かなあ・・・?

http://www.youtube.com/watch?v=d7A-fB8zoiU
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070107/8.956_ 

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友達は永遠の財産・・・

2011-05-27 12:34:49 | Weblog
 近所にいた次女より一つ年下の子(Mちゃん)が、5月29日(日)に結婚式を挙げることになった。29日の結婚式に私は呼ばれていないのだが、次女と家内が出席することになっている。
 結婚する子は、正看護師で、現在、市内の大きな病院でとても忙しく働いている。
 次女が昔からとても仲良くしていた近所の子に、そのMちゃんと、Rちゃん(次女より2つ年下、パティシエ、福岡で修行して来て、今年中に店を出すとか・・・)とYちゃん(次女より2つ年下、東京の有名な私立大学を卒業しているが・・・)がいる。
 小さい時、M・R・Yちゃん、毎日の様に我が家に来て、長く楽しく遊んでいたかな・・・。
 久し振りに女4人が結婚式上で集合できるとなって、とても喜んでいる感じだ(入場式で、次女がバイオリンを弾くみたいだが・・・)。
 次女はまだ帰って来てないのに、25日は、MちゃんとRちゃんが、26日は、YちゃんとRちゃんが、我が家に遊びに来て、長く話し込んでいたかな・・・。Rちゃん、母の日には、私の家内に、カーネーションの花まで持って来てくれたけど・・・。今日の午後は、R親子とYちゃんと一緒に家内が外出したけど・・・。
 で、この女の子4人とも、実は、私のお茶の弟子だった。この子たちの協力で、何度も、「子ども茶会」をしてきている。(厳しい私の指導の元で)お茶が続けられたのも、気の合う友達同志で同じことをするのが楽しかったからでは・・・?!
 やはり、友達は、大切な財産ですね。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080314/1


http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070827/1 

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政治家・・・

2011-05-26 18:07:27 | Weblog
 長いこと懇意にしている県議がいる・・・で、(26日の午後)その人の(選挙)事務所を訪れた。
 市会議員16年間→県議13年目、何と政治生活29年目になり、還暦をつい最近迎えたと言われていた。(高校の時の後輩で、自分より2学年下)
 彼には、コネもなく、お金もなく、親族にも政治家はいない。一番初めは、自転車でデビューした。誰も、彼の事を知らない感じの人だった。それもそのはず、しばらく外にいて、佐伯に帰って来たのだった。佐伯市で初めて市により開催された「(韓国の先生による)韓国語講座」に、奥さんと一緒に彼も出席していた。その当時は、しばしば、話をすることが多かったが・・・。
 彼は、佐伯市全世帯を回り、多くの市民の意見を直接聞き、地道に活躍してきた。今は、いろんな役職に付かれてきている(副議長、副幹事長、政調会長)。話していると、多方面に、実によく勉強しているなあと思った。政治の世界だけでなく、日本の歴史、宗教、経済、その他もろもろ・・・。林業の問題、水産業の問題、・・・お金中心で業界が動いて来たことの付けが今回ってきていると言われた。(・・・←私も同感)
 教育にも非常に強い関心を持っている。教育がとても大切と言われる。(・・・←私も同感)
 お金中心の生き方を変えないといけない、ホントの幸せの在り方、世の中の正しい進み方を考え直すべきだと言われる。(・・・←私も同感)
 原発の問題も、今の間違った生き方が産んだもの、教育も、先進国で日本だけ落第制度がないのはおかしいと言ってもらえた。いいリーダーを育てないといけないとも言われていた。
 昔と変わらない彼の素直でかつ潔癖な姿を見て、ホント嬉しかった。
 彼の(選挙)事務所にかって私が閉院する時(平成11年6月)にあげたスチールの机が今も大切に使われていた。

 

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真実の見極め・・・

2011-05-26 11:32:39 | Weblog
 昨日(25日)深夜の民放のテレビ番組で、ケネディ暗殺の謎が解明されていた。それによると、ジョン・F・ケネディは、カトリック教徒なのにUFOを信じ、それを公表しようとしたらしい。それって、進化論を信じないカトリック教徒にとっては、大変なことになる(生き方を大きく変えることになる)。それで、暗殺されたとの内容だったかな・・・?!
 ホントかなと思うけど、アメリカのカトリック教徒の多くが、進化論を信じようとしてない事は確かなことだし、なまじっか、嘘でもない様な気もするけど・・・?!
 人は、どんな風にして、他人の言うことや書いたことを、信じたり信じなかったりしているのだろうか?
 人それぞれだと思う。かなりの個人差があると思う。オカルト教徒の様に、信じ切ってしまうと、修正がなかなか難しい。そんな人たち、個人的に付き合うと、とても素直な人が多い気がしているけど・・・?!
 何でもかんでも、否定してかかる人もいるけど、それもどうかと思うけど・・・。歳を取ると、説教じみた人が多くなると言われるけど(特に、過去に長が付いていた人?)・・・→自分も気を付けないといけないなあ・・・。
 そのテレビ番組では、2013年、大きな変化が起きると言っていた。それが何なのか?UFO存在発表ってこともあるのかな・・・?!
 日常茶飯事の事でも、いろんな事に出くわす。
 例えば、インフルエンザの予防接種をすべきかどうか?厚労省や医療関係者では、勧めるケースが多いかと思うけど、今年何て、しても、関係なかった感じだけどなあ・・・?!
 集団検診も、してる集団としてない集団に、死亡率に変化がなくて、しなくなった地域もあるとかないとか・・・?!
 ある大学の先生が「文芸春秋」で、ガンになっても積極的に抗がん剤を使うなって感じで、正面から反論しているけど・・・?!
 原発の場合、絶対安全って感じで、多くの人が勧めてきた。しかし、知っての通りだ。日本の場合、エネルギー源としては、これに頼らざるを得ない。安くて安全でエコにいいって感じで押し進められてきたけど、実際は、開発に途方もないお金が費やされてきているし(今も)、想定外の事故でも起きれば、今の様に、大変なことになる。原発に頼るべきだと思い込まされていただけじゃないのかなあ・・・!?
 もう、(学歴の高い)偉い学者の意見も信じられないし、政府の言うことも信じられないし、政治家も信じられないし、マスコミの報道も信じられないって感じの人、多くなっているのでは・・・?!
 つまり、自分なりの頭で自分なりに考えて、体験を大切にして、この先行動して行くしかないってことかな・・・?


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数の摩訶不思議・・・

2011-05-25 17:21:56 | Weblog
 富士山の稜線、何故か、指数曲線になっているとか・・・?!
 クフ王のピラミッド、アテネのパルテノン神殿、ミロのヴィーナスでは、その美しさを見せるのに、黄金比1対1.6が使われている。名刺や国旗などでも、縦横の比が、この黄金比だ。
 黄金比と似た感じで、調和をもたらす比率に、白銀比がある。1対√2つまり、1:1.4の比率だ。コピー用紙に用いられている。
 日本人の俳句の「575」、7を5で割ると、ちょうど何故か1.4になる。やたらに日本の文化には、奇数や素数が多い感じだ・・・→桃の節句は3月3日、端午の節句は5月5日、七夕は7月7日、753のお参りや、結婚式での339度。
 短歌は、57577で、全てを足すと、31で素数。俳句は、575で、全てを足すとやはり素数の17。生け花の基本の比率も、7対5対3となっている。
 人の名前にも、二郎や四郎もあるけど、一や三や五や九が使われることの方が多いかな。
 太鼓にしても、3拍子や5拍子や7拍子の打ち方、しばしばしているし、「1本締め」や「3本締め」や「337拍子」はあっても、2本締めはないなあ。
 
*参考図書:雪月花の数学、桜井進、祥伝社

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生き方の変化

2011-05-24 10:53:00 | Weblog
 今回の東日本大震災で、若者の生き方の価値観に変化が見られる様だ。いや、若者だけでなく、多くの人が、生きる意味を考え直したのでは・・・。
 この先、大地震や大津波で全てを失うかも知れない・・・。そう考えると、今、この瞬間を如何に生きるかを深く考えざるを得なくなる。
 同じ環境にいても、人それぞれ、思いは違うが・・・。(自分の親を含めて)認知症の人がが自分の周りにいるけど、それにも、いろんな段階があって、ある程度過ぎると、仏さんみたいな感じになっているケースが多い気がしている・・・?!
 周りの介護は想像以上に大変なケースが多いけど(亡くなられた俳優の長門さんも、奥さんの介護で大変だったと思うけど・・・)、それなりに、介護する側も、得るものもあって、全てを失う訳ではない様にも思えるけど・・・?!
 施設で、身内が誰も来なくて、寝たっきりで、寂しい思いをしているケース・・・これは、出来るだけ避けるべきだと思う。
 やはり、人間は、孤独では上手く生きられない。22日の佐伯市で行われた「東日本大震災支援・佐伯ふれあいチャリティーショー」では、途中で、亡くなった仲間の○○美○子さんの供養の一環として、ステージ上で、旦那さんに多くの人が花束一輪ずつを捧げていたけど・・・。多くの仲間に惜しまれて、最後まで、幸せな生涯を送っているなあと思ったけど・・・。
 大震災・大津波・原発事故、それらは、確かに不幸な出来事だが、それから得るものも、確かにあると思う。その中の一つが、多くの若者が既に気付いたこと・・・→「今を生きる、今を大切に生きること」そして、「家族との、地域との、多くの人との絆」の大切さだと思う。

 以下は、20年程前に私が書いた内容です。

《真剣に生きる》
 人聞は生まれた瞬聞、死ぬ運命にある。若い多くの人は、死を真剣に考える事を避ける傾向にある。死の事を口に出すと年寄りじみているように言われるる。しかし、生あるもの必ず死す。どんなにあがいたって、地位・学歴・貧富・国籍・全く関係なく人間皆、わずか百年足らずで肉体は滅んで行く。
 体は借り物、魂は不滅、死を真剣に考えれば考えるほど、又出来るだけ早く考えていればいる程、一日一日を如何に過ごすべきかのより良い結論がその人なりに自然と出て来るはずである。
 「誰でも老人になることは出来るが、誰でも豊かな老年を迎えられる訳ではない。貴方の晩年は今日の貴方の生き方によって大きく左右される」とゲーテは言っている。
 「生のさなかに我々は死の中にいる、誕生の瞬間から常に人聞にはいつ死ぬかわからない可能性がある。そしてその可能性は必然的に遅かれ早かれ既成事実になる。理想的には、全ての人間の一瞬一瞬を次の瞬間が最後の瞬間になるかのように生きることが出来ねばならない。常にいつ死んでもいいつもりで生きることが出来ねばならない。しかもそのためにふさぎ込むこともなく平静にである。この理念を全ての人間に求めることは無理かも知れない。しかし、確信を持って言い得るのは、人間がこの理想の精神状態を手にいれる所へ近づくほど、それだけ立派なそして幸福な人間になれるということである」とは、今世紀の巨匠の一人、英国の歴史学者アーノルド・トインビーの言葉である。
 年をとればとるほど苦難苦行をしなければいけないし、いろんな事に挑戦して行かなければいけないと思う。老後に楽をする為に若い時に一生懸命に働くべきだと考えるのではなく、その時その時に、今の自分がどの様にすれば社会に一番貢献出来るかを考えて行動に移すべきだと思う。
 カーライル(1795~1882)は書っている。
 「われらの大いなる仕事は、遠方にかすかに存在するものを見るのではなく、目の前に明瞭にあることを行なうことである」と。
 受験の神様、有坂誠人は言っている、「もう絶対に間に合わない、ただ目の前にあるものだけをひたすらマスターすることに全力をあげる。勉強とは、全部やり終わってはじめて、それが良かったのか、悪かったのか、評価が下せるものなのだ。」と。
 ハーバード大学のC・W・エリオット総長は、卒業式の時に、次のように言われた。
 「君達はあまりにも自分自身のことを考え過ぎている。あまり自分だけのことを考え過ぎるな。他人のことを配慮することが習慣化された人間になって欲しい。そうして正しいと思ったことは勇気を持ってやってくれ、そうすれば君達は報いられるであろう。」と。
 フランクルの書いた「夜と霧」(ナチスのアウシュビソツ収容所のことが書かれてある)を読めば次の事が解る。「ぎりぎりの限界に人間が置かれている時、唯一の支えになるものは、目的を持って未来を信ずること。あの中で牧師と医師が生きのびることが出来たのは、自分が死ねば同僚が死んでしまうと思ったから、つまり、牧師と医帥は愛の為に生き延びることが出来た」と。
 佐伯市中川区に住まれている私の佐伯鶴城三年の時の恩師(現在、故人)数学の渡辺清一郎先生は、かって次のように言う言われた。
 「人間には三つの大き関門がある。受験と結婚とそして死ぬ時だ。受験勉強なんて特別なものはない、授業即ち受験勉強だよ。採点ミスだと云ってて職員室に来る生徒がいる。それに輪を掛けて点をあげる教師がいる。つまらん学生になるな。教師、一体自分達が毎日何をしているのか考えてみるといい、口先だけの人間になるな、個性をなくすな、生徒の為に、私にはただこれだけ。」と。
 平成2年11月10日(土)の17時まで救急病院の医療法人西田病院に10カ年半勤務し、翌日に開院式を茶道でし、翌々日に開院し、入院べット19床の小児科医院をしています(・・・→その後、8年半余で閉院となっていますが・・・)。

http://www.youtube.com/watch?v=A5yM4AsZn0c
http://www.youtube.com/watch?v=r0PvfwsfbFU


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大正琴と和太鼓との3度目の共演・・・

2011-05-23 17:16:11 | Weblog
 大正琴と和太鼓の共演、今日(5月23日)も(5月は、全部で4回あり)、ちょうど1時間、サッと早く過ぎた感じで、楽しく演奏出来た。
 午後、「彦岳の太陽」の事務長が自宅まで迎えに来てくれて、特別養護老人ホーム・ショートステイ・デイサービスセンターの「彦岳の太陽」に行った。何と、私が小さい時に通った「西上浦小学校(小学2年の初めから4年の2学期の途中まで通った)」のすぐ近くだった。
 職員も入れて50人程が聞いてくれた。演奏の前の時間に、篠笛の演奏をした。「あばれ太鼓」の後に、ソロで太鼓の演奏をした。ハーモニカも吹いた。
 大正琴の音色が壊されない様に、太鼓を打っているつもりだが・・・。曲名に応じて、それぞれの曲に合わせて、異なった基本的な(簡単な)打ち方を決めて、それに、その都度、いろんな打ち方を加えて打っている。今回が一番良かったかな(・・・←どんどん良くなって進化する感じ・・・?!)。大正琴のメンバーも、太鼓との共演、とても楽しくしている感じだ。
 最後に、「一言、先生、何かありませんか?」とマイクが差し出されたので、(得意の?)「一本締め」を拍子木でした。(・・・一本締めの説明もし、打つ前に、ちょっと一言言って、最後、バチっと締めた感じになって良かったかな・・・)
 篠笛の演奏も、ハーモニカの演奏も、ソロの太鼓の演奏も、前の2回と違った内容でした。共演だと、ゆとりがあるなあ・・・。
 帰る時に、あるご老人から、「太鼓上手。何か表彰状を上げたい気持ちだけど・・・」何て言われて、握手した。すると、若い女性の職員が、「ばあちゃん、念願の握手が出来て良かったなあ、私にもその手を触らせて・・・」と言って、そのご老人の手を真剣に触っていたけど・・・。
 今日も、実に楽しかったなあ。来月から再来月の初めに、ここに独りで演奏に来ることにした。
 

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楽しい演奏日・・・

2011-05-22 20:52:52 | Weblog
 13:00に「清流の郷・障がい者支援センター」の職員が車で迎えに来てくれた。ここでの演奏は初めてだった(倫調千の会の人たちは、以前は、毎月演奏していて、今は、他で忙しくなって2カ月に1回の割で演奏しているとのことだった・・・)。
 13:30~14:30まで、12日と同じ感じで、曲も同じで、「倫調千の会」のメンバー4人と演奏した。和太鼓と大正琴との共演、前回よりも、更に進化した感じになったかな・・・?
 驚いたのは、障がい者50人近くの人の反応がとても良かったこと。身体の不自由が感性を豊かにさせているのかなあ・・・(←そうに違いない!)。
 とても楽しくこちらもさせてもらった。(・・・→ありがとうございます。又、6月か7月にここで是非独りで演奏させて下さい・・・)
 で、演奏終了後、直ぐに職員の車で佐伯文化会館に直行した。行くと、直ぐに、踊りに合わせて「日本音頭」の曲を太鼓で打った。(家内は、まだ来ていなくて、私の初めの演奏のビデオ収録が間に合わなかった・・・)。
 「大阪マンボ」では、調子よく打てたかな・・・。「それから音頭」も、楽しく打てた。「佐伯めぐり数唄」を作った人がいて、その人が唄っている時に、打たせてもらった。最後に、「ばんば踊り・佐伯音頭」を打って、このチャリティーショーが終了した。(・・・→つまり、6曲も打ってしまった!)
 空調が故障して、状況は良くなかったけど、それに、日曜と言うことで、他にも佐伯市でいろいろと行事があったのに、会場の3分の2は、しっかりと埋まっていた。
 楽しかったなあ・・・。

「大阪マンボ」↓
http://www.youtube.com/watch?v=d7A-fB8zoiU

「これから音頭」↓
http://www.youtube.com/watch?v=r0PvfwsfbFU

「ばんば踊り・佐伯音頭」
http://www.youtube.com/watch?v=Wby47A02C04

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