日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

平成29年の(独り)演奏活動・・・

2017-12-27 11:43:15 | Weblog
 平成29年、私なりの(独りでの)演奏回数は、10回でした。

1、3月16日(木)・・・上天草総合病院での送別会で、篠笛演奏。
2、7月8日(土)・・・井上病院の「七夕演奏」で、病棟で、篠笛演奏(ハーモニカ・手品も)。
3、8月12日(土)・・・佐伯市の「優しい風」で、篠笛・和太鼓演奏(ハーモニカ・手品も)。
4、8月14日(月)・・・佐伯市の「鶴望園」で、篠笛・和太鼓演奏(ハーモニカ・手品も)
5、8月19日(土)・・・佐伯市の「清流の郷」で、篠笛・和太鼓演奏(ハーモニカ・手品も)
http://d.hatena.ne.jp/masatahara/20170816/1502850022
6、9月9日(土)・・・佐伯市のホテル「金水苑」で、篠笛・和太鼓演奏(ハーモニカ・手品も)
7、10月14日(土)・・・延岡市の「昭和苑」で、篠笛・和太鼓演奏(ハーモニカ・手品も)
8、11月18日(土)・・・延岡市の「楓荘」で、篠笛・和太鼓演奏(ハーモニカ・手品も)
9、12月9日(土)・・・延岡市の「マイ・グリーンヒル」で、篠笛・和太鼓(ハーモニカ・手品も)
10、12月9日(土)・・・井上病院の忘年会で、ホテル・メリージュで、篠笛・和太鼓演奏。

 平成30年も、新しい施設にも、お願いして、演奏活動、私なりにさせて頂くつもりでいます。
 末永く、宜しくお願い申し上げます。(平成29年12月27日)

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続々・私なりのインフルエンザ考察・・・

2017-12-22 11:35:03 | Weblog
 ワクチンって、どの程度まで効いているのでしょうか?
 それを見るのに、「効果率」と言うのがありますね。例えば、2000人の子どもを2つに分けるとします。初めのAグループ1000人には、ワクチンをせず、後のBグループ1000人には、ワクチンをしたとします。その結果、Aグループの400人が発病し、Bグループの100人が発病したとします。この場合の効果率は、どうなるのでしょうか?
 予防接種のお陰で、1000人の内、300人が発病していないので、効果率は、30%となりそうですが、実際の統計上での効果率では、「非接種者の発病数-接種者の発病数」÷「非接種者の発病数」(×100)の値(%)となります。つまり、「400-100」÷「400」×100=75%となります。
 つまり、全体の人数や発病者の人数如何に関わらず、AとBの発病者の割合が4対1ならば、いつでも、75%になると言うことです。全体が100万人近くで、非接種者の4人が発病し、接種者の1人だけが発病しても。(天然痘は、消滅して、かなり前に、そのワクチンが中止になりました。ポリオは、今の地球上では、パキスタンとアフガニスタン以外には、ない様ですが・・・)
 個人的な経験ですが・・・
 私の子ども達、クラスで一番初めに、インフルエンザに掛かった感じになっていました。私が家に持ち帰っていたんですね。かって、インフルエンザワクチンが効かないとのことで、中止になったことがありました。で、私もいろいろ調べてみて・・・やはり、型が合えば、効くという結論に達しました。で、(当時、小児科を開業している時で、ワクチンを手に入れることも、難しかったのですが)何とか50人分を手に入れて、職員と職員の子ども達に打ちました。
 この時、如何に、ワクチンが効くかを体験しました。私の子どもたちのクラスの多くがインフルエンザに殆どなっているのに、私の子ども、掛からなかったのです。思うに、周りが殆ど打たないので、その年のインフルエンザのヒトの体内での変異(連続変異)があまり進まなかったんですね。
 ところが、春先、クラスで誰もインフルエンザになっていないのに、私の子どもがインフルエンザに掛かってしまいました。型は、合っていたのでしょうが、ワクチンなので、抗体価が次第に落ちた結果ですね。
 インフルエンザワクチンは、基礎疾患を持っている人、体の弱い人などに限定して(出来るだけ少ない数で)するべきだと思っています(人の出入りも少なくして)。ワクチンする人が少なければ、ヒトでの変異も少なく、型が当たって効果が出ることが多いと思いますので・・・。
 私なりには、インフルエンザの検査で陽性で、48時間以内に来院し、症状が強ければ、漢方と抗インフルエンザ薬の両方を処方することが多いですね。漢方薬も、麻黄湯、葛根湯、麻黄湯+桂枝湯、柴胡桂枝湯など、それなりに使い分けていますが。
 アセトアミノフェンの解熱剤は、罹患した初めだと、上がったり下がったりって感じで、ウイルスも元気になり、本人も、かえってきつがることもあります。
 西洋医学の解熱剤(アセトアミノフェン)は、最後の方で、それを使うことにより、続く熱が少し早目に下がることがあるかと思います(あまりにも痛い時は、処方することもありますが)。

 日本小児科学会のページには、6歳未満のインフルエンザワクチンの有効率は、20~30%と書かれています。

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続・私なりのインフルエンザ考察・・・

2017-12-19 20:02:27 | Weblog
 インフルエンザ流行時期に、高熱で、頭痛と咽頭痛で来院し、喉を診ると、典型的な溶連菌感染症の喉をしていて、検査をすると、陽性と出て、抗生剤を処方したケースが時にあります。インフルエンザと溶連菌感染症が一緒になった例もありましたが。
 溶連菌感染症の多くでは、咽頭痛の方が頭痛よりも強いですね。溶連菌感染症では、咳嗽や鼻汁は、まず、ありません。それに、溶連菌感染症は、乳児から低年齢の幼児には、まず、ないですね。
 インフルエンザでは、溶連菌感染症の喉の所見と違って、あまり赤くないケースが多く、全く赤くないケースもしばしばですね。しかし、そんな喉でも、インフルエンザでは、咽頭痛を訴えるケースは多いです。しかし、「頭と喉、どちらがより痛い?」と子どもに尋ねると、インフルエンザでは、「頭」と言う子の方が圧倒的に多いですね。
 インフルエンザでは、小児科では、しばしば、二峰性の熱を経験します。つまり、熱が2~3日で下がった感じになったのに、又、上がり、結局、1週間近く熱があるケースがあります。後の熱が、肺炎や中耳炎や副鼻腔炎などの合併症かどうか、よく診ることが大切だと思います。二峰性の熱だと、熱が長く続いている割には、さほど、落ち込んでいないケースが多いかと思います。
 又、こじれて、何をしても治癒しない感じのインフルエンザでは、味が良くないですが、「チクジョウンタントウ」なる漢方薬で、改善をしばしば経験しています。
 細菌の二次感染を起こすからと言って、初めから抗生剤を上げることは、意味がないばかりか、免疫力も落ちるので、避けた方がいいのではと、私なりには、思っています。インフルエンザで葛根湯を与えて、中耳炎になったケース、私なりには、極めて少ないです。
 免疫力が直ぐに落ちて、インフルエンザになるケースを、医療従事者でしばしば観ています。当直明けのドクター、よくインフルエンザになっています。それも、当直明け直ぐに。やはり、睡眠不足は、良くないですね。免疫力が低下するのは、直ぐですが、回復するのは、しばらく掛かりますね。
 私も、昔は、毎年、インフルエンザのワクチンを打っていましたが、毎年、インフルエンザに罹患して、苦しんでいました。それも、毎冬、何度か。よく眠っていなかったので!

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私なりのインフルエンザ考察・・・

2017-12-19 11:36:51 | Weblog
 インフルエンザの時期になると、小児科外来の年齢層が急にグッと上がってきます。で、治療する方は、インフルエンザの流行期になったなと感じます。で、インフルエンザの検査をと、12時間経っていないのに(12時間以内だと、検査で陰性のことが多いのですが・・・)、しばしば、親御さんから依頼されます。
 反対に、典型的なインフルエンザの症状があるのに(頭痛強く、脈は洪脈、顔つきがとてもきつそうなのに・・・)、意に反して、検査上は、陰性のこと、しばしばです。それと反対に、あまり熱が高くないのに、症状が普段の風邪程度なのに、検査で、強陽性に出ることもあります。
 検査は、鼻粘膜のウイルスの数で決まる感じで(時に疑陽性の事も)、数が少ないと、陰性となります。又、症状は、サイトカインが沢山出る人は、それなりに強く出て、大量サイトカインが頭に行くと、急性インフルエンザ脳症になります。
 いろんな治療の仕方があると思いますが・・・カロナールなどのアセトアミノフェンで急に熱を下げるのって、確かに、痛みを取り、熱もその時は一時的に下がりますが、免疫学的には、治療遅らせていることになるのでは・・・。(麻黄湯と葛根湯は、全く反対に、体を温めて熱を上げていますが・・!)
 で、検査で陽性で、症状が強いと、抗インフルエンザ薬をとなるケースが多いかと思いますが、48時間過ぎてしまうと、インフルエンザウイルスは、ほぼ増え切っている感じになり、その様なインフルエンザの増殖を押さえる薬を上げても、理論上は、意味がないことになります。逆に、超早めに抗インフルエンザ薬を与えると、抗体があまり上がらなくなり、翌年も、掛かり易いのではとも、私なりに思ってはいるのですが・・・?!それに、飲み薬だと、味や副作用が問題となり、又、吸入でも、全く副作用がない訳でもないし、小児だと、上手に吸入してないこともあり・・・。
 で、私なりには、初期には、麻黄湯か葛根湯(痛み、特に、頭痛が強ければ、葛根湯の方がいいかなと思っていますが・・・)を殆どの例で上げています。ここで、注意することは、証を合わせることで、出来るだけ早く、初期に使うことが大切だと思っています。麻黄湯を1~2日分、葛根湯では1~3日分、その時の症状で、その時の状況で与え、その後、柴胡桂枝湯を3日分、与えています。
 症状が強くくて、検査で陽性な時は、抗インフルエンザ薬と漢方薬を共に上げることが多いのですが、アセトアミノフェンは、殆ど上げていません。
 今は、インフルエンザB型が多いのですが、A型も、時々あります。それに、A型は、ソ連型と香港型で2つ、B型は、ヴィクトリア株と山形株で2つ、つまり、4回掛かっても不思議でない事になりますが・・・。
 そうでなくても、インフルエンザで免疫力が落ちている訳で、その意味でも、柴胡桂枝湯で免疫力を上げるのです。テレビで、補中益気湯で、風邪予防が紹介されていましたが、私も、補中益気湯を使うこともありますが、普段は、この柴胡桂枝湯で、ウイルス感染予防に利用しています。
 麻黄湯は、鼻閉も極めて効果的で、又、葛根湯は、中耳炎の合併をしっかりいと防ぎます。
 インフルエンザの時期になると、私自身、柴胡桂枝湯を朝夕1包づつ、3日連続、2週間おきに服用しています。インフルエンザの予防接種、私は、この10年以上してなく、マスクもしていません。
 恐らく、私の場合は、不顕性感染で何度もインフルエンザには、罹患しているのでしょうが、インフルエンザウイルスが入っても、私の免疫力が強くて、症状に出て来ないと思います。ワクチンよりも、実際にインフルエンザウイルスが体に入って、罹患した方が、抗体がしっかりと付きますね!
 インフルエンザ、どんと来いって感じで、インフルエンザ時期をいつも私なりに乗り切っていますが・・・。もちろん、バランスの良く取れた食事・適度の運動・いい睡眠を心掛け、ストレスを貯め込まない様に気を使っています。
 インフルエンザの場合、小さい子の場合、熱のある日を入れて、6日間も、かつ、最後、72時間熱がないことで登園可となっていますが、それ以上でも、小さな子供さんでは、ウイルスを出し続けていることもあり、又、症状がなくても、他人に感染させている場合もある訳で、やはり、本当に効くのは、「隔離」ですね。
 経験的に、冬休みに入ると、それまでのインフルエンザ流行が下火になり、又、春休みに入ると、噓みたいに、インフルエンザの患者さんが少なくなったこと、何度も経験しています。
 毎年、ワクチンなどで、莫大なお金と時間を使い、それでも、インフルエンザ患者さんが多い現象、おかしいと思うのですが・・・?!

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独りボランティア演奏(マイ・グリーンヒル)

2017-12-09 16:22:40 | Weblog
 平成29年12月9日(土)、13:30前に、介護老人保健施設「マイ・グリーンヒル」に行って、独りボランティア演奏をしました。
 開始10分前に、既に沢山の人が集まっていたので、まず、(古賀メドレー)「影を慕いて」「人生の並木道」「人生劇場」「悲しい酒」を演奏すると、何も言わないのに、初めから、大きな声で歌って頂きました。
 14:00から、正式に始めました。
1、篠笛・・・(テープのピアノに合わせて、7本調子で)「荒城の月」
2、篠笛・・・「宵待草」「花嫁人形」「会津磐梯山」「黒田節」「酒よ」「島原の子守唄」「赤い靴」「赤とんぼ」「五木の子守唄」「船頭小唄」
3、篠笛・・・「炭坑節」その後、和太鼓で「炭坑節」
4、和太鼓・・・「ばんば踊り」
5、和太鼓・・・「河内おとこ節」
6、ハーモニカ・・・「ふるさと」など10曲。
7、手品・・・「布が変身?」「1万円札を釘刺し?」「貫いた1万円札の運命は?」「1000円札を完全に釘刺し?」「5枚の紙が、5000円に」(ちょっと失敗しましたが・・・)
8、篠笛・・・「リンゴの唄」「月の砂漠」「君が代」
9、篠笛・・・(テープのピアノに合わせて8本調子で)「荒城の月」
10、和太鼓・・・「きよしのズンドコ節」
11、「一本締め」
12、和太鼓演奏「飛翔」
 時間が足りなくて、予定の曲が演奏できなかったのですが、篠笛の音が良かったです。音響が良く、入居者の人のリズム感が良く、又、スタッフの方々も、とても協力的でした。
 14:00ちょっと過ぎまで、精一杯に演奏し、最後は、シーンと静まりかえった感じで、楽しく演奏出来ました。
 ありがとうございました。来年も、何卒、宜しくお願い致します。




*この日(12月9日)は、井上病院の恒例の大忘年会が、延岡メリージュであり、そこで、20:30頃、篠笛で、「月の砂漠」を、次に、和太鼓で、「飛翔」の初めの部分を、その後、「きよしのズンドコ節」を演奏しました。(←アンコールしたかったと言う人が少なからずいたみたいでしたが・・・?!)

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