日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

食育の話

2009-08-30 07:27:27 | Weblog
 平成21年8月29日(土)の14:00~16:20過ぎまで(ノンストップで)、佐伯小学校前の「三余館」で、「子どもからできる、食の実践」、「弁当の日」「みそ汁の日」を通してと題して、福田泰三先生(長崎県波佐見町立南小学校教諭)による食育に付いての講演があった。とてもいい内容で、沢山の人が参加していた。
 「元気ごはんチェック」と言うのがあって、子ども達に分かり易い感じで、以下の8つの項目があげられていた。
1、朝ごはんとみそ汁を食べて元気に遊ぼう。
2、今日一日ジュースを飲まずにすごせたかな?
3、食事の量の半分はごはんを食べたかな?
4、元気な旬の野菜を食べたかな?
5、食事の前には何も食べないようにしよう。
6、油を使った食べ物は減らそうね。
7、ひと口30回よーくかんで食べたかな?
8、いただきます!手を合わせて食べよう。
 4の元気な旬(旬とは、元気でおいしい時期のこと)の説明として、夏に元気な野菜は、上に伸びる野菜で、トマト・ナス・ピーマン・キュウリ・オクラ・モロヘイヤ・ツルムラサキ・シソなど、冬にとても元気な野菜は、土の中や地面に近いところで育つもので、キャベツ・レタス・ホウレンソウ・コマツナ・ブロッコリー・大根・人参・カブ・サトイモなどで、年中元気な野菜は、玉ネギ・ジャガイモ・ゴボウと書かれていた。
 家庭科は、主要科目なっていないが、生きる上では主要科目。味噌汁を朝、子どもが作ったり、昼の弁当を子どもに作らせて持参させることで、親と子の絆が深まり、感謝することを覚え、思いやりもできる様になったとの実践教育の成果を述べられた。
 学級崩壊の時、2つの特徴がそのクラスに見られるとのこと。それは、(好きなことしかしないので)残飯がたくさん残る、掃除が(特にトイレが)ちゃんとされていないとのこと。(ナルホド)その対処法は、子どもとの接触を変えればいい、それで、確実に変わると言われた。
 子どもを比較しない。ちゃんと学校に来てくれているだけでいいって感じで言って、子どもの存在を認めてあげる。・・・しなさいと言わない。しないのが普通と思う。信じていると言う言葉を繰り返して言う。頭で解ったともりでも、解ってない。実際に、味噌汁を作らせたり、おにぎりを作らせることで、人の気持ちが解り、優しくなれる。(まさに、これは、食育だなあ)
 低体温児童のことにも触れ、朝しっかりと食べてない子は、低体温になっているケースが多く、そんな子は、疲れやすく、病気がちで、便秘がちで、集中力も欠けるって話もされていた。(これは、私も小児科外来で親御さんによく言っていることですが)
 先の8つ、これを1か月間でも続けると、思った以上に効果があるとのことです!!

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若い人に学ぶ

2009-08-29 13:14:28 | Weblog
  佐伯市をどうかせんといけん、って感じで、いろんな企画がなされている。昨日の潮谷寺(ちょうこくじ)での「城下まちなかコンサート」津軽三味線奏者鈴木利枝さんの演奏も、その一端と思われる。
 協賛は、「大手前商店会」「京町通りまちづくりの会」「佐伯まちづくり活動メンバー」「彩木の会」「ホテル金水苑」、後援は、「佐伯市企画課まつづくり推進係」、主催は、「彩の友」となっていた。
 「彩(あや)の友」は、食・遊・学・笑・楽を求め、共に彩りのある、ふるさと佐伯を愛し、行動する事を目的とする女性たちが集まって誕生している。男性がそれに入れないとのことで、「彩」の字をもらって、「彩木(さいき)の会」が成立している。これは、まだ、まる1年しかたっていないが、私も会員で、男性も女性も入れる。
 いろんな会に、若い人の参加も多くなっている。昨日、75歳の司会者が、「鈴木さんは、まだ、22歳ですが、75歳の私が彼女から学べること、沢山あります。・・・今の若い者はと言いますが、市役所のこの○○○、ボランティア精神で、一生懸命に頑張っています(この時、会場から大拍手)。」と言われていた。
 明豊高校の選手の粘り、花巻東高校の選手の明るさ、イチローや石川遼君の活躍、・・・今度の選挙でも、世代交代かな。
 

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津軽三味線

2009-08-28 22:54:56 | Weblog
 18:30過ぎに不在者投票に行って、19:00前に、潮谷寺での鈴木利枝さん(22歳)による「津軽三味線」を家内と一緒に聴きに行った。
 会場には、早くから完売分の200人がいて、冷房は効いていないが、さほど暑くもなく、音響も良く、ライトもあって、演出効果満点って感じで、(途中、休憩を挟んで)21:00近くまで演奏があった。
 彼女は、まだ22歳なのにスゴク大人びていて、(スラッとして長身の日本美人で)考え方もしっかりして、演奏のトークも上手で、立派な演出家の大人だなあと思った。
 10歳の時に、父親の勧めで三味線の世界に入っている。驚いたのは、父親の勧めで、(父親、アフリカなど、海外を一人でアチコチ旅している)高校に行かずに、その間、独りでアジア各地を旅していることだ。で、日本では、自分の考え方が周りの日本人と違うことに悩み、ここなら、アジアの人が多いから大丈夫だろうと考えて、頑張って別府のAPU:アジア太平洋大学に首尾よく入学して、そこを卒業している。
 若くして、20歳で、NHK文化センター津軽三味線講座の講師を1年間務めている。又、21歳の時には、津軽三味線全国大会女性の部で優勝している。
 在学中より、中国上海にて演奏会を開催している。今年9月からは、日米文化交流事業メンバーとして、アメリカ各州を40日間かけて訪問予定とのこと。英語・中国語に堪能。
 演奏前、少し風邪気味だったみたいだが、たいしたことない感じで、立派に演奏されていた。多くの人が癒され、そして、満足したに違いない。アンコール曲も応じてくれた。
 今回は彼女の体調、大したことなかったが、予定が組まれていると、どんなにきつくてもキャンセル出来ないんだなあ。プロって、そう言った面では、大変だ。自分の場合、救急病院で年明けに熱が38度以上あってフラフラしているのに、代えがない理由で、多い時には、月曜日に250人前後診ていたが、これと同じだなあ。(そんな時、親御さんから、先生お大事にって感じで言われたこともしばしばあったが?!)
 ところで、彼女の話で初めて知ったことだが、津軽三味線の歴史は、三味線の中では最も新しく、まだ、100年ぐらいしか経っていないとのこと。又、津軽三味線との名前は、三橋美智也なる歌手が言い出したことによるとのこと。それに、元々、津軽半島には民謡などなかったのに、全て外から取り入れて自分のものにし、例えば、「津軽あいや節」は、天草の「ハイヤー節」から来ているとのこと。それに、三味線も大きくて、あの独特な弾き方は、唄に負けるもんかとの三味線を弾くことで目立ちたがり屋の津軽の人の気性に起因するとのこと。それに、津軽三味線の皮は、猫ではなくて、犬とのこと。津軽三味線では、バチを強く打つ為に、猫の皮だと破れるので、丈夫な犬の皮にしているとのこと。
 終わって帰る時に、鈴木さんが外で多くの人と握手を交わしていたが、私は、握手することなく、両方の脈診をさせて頂いて、後でメイルさせてもらいました。
 帰りは、家内と楽しく歩いて帰りました。

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ミスの予防は・・・?!

2009-08-28 16:41:17 | Weblog
入学試験問題が、難し過ぎると言われたり、適切な解答が一つでないなんて感じで問題にされること多いけど、その後、その問題の採点がちゃんとされていたかどうか何て、100%大丈夫って言えないんじゃないのかなあ。
 昨年度の鹿児島大学の歯学部のマークシートの卒業試験で不合格とされた学生が、「納得できない」として、問題と自分の解答を開示するよう要求した。その結果、開示された解答を自己採点した結果、ミスが判明した。
 鹿児島大学は8月27日、2005、08年度の歯学部卒業試験で採点ミスがあり、男子学生8人を誤って不合格とし、留年させていたと発表した。その8人は歯科医師の国家試験を受験できず、新たな学費を負担するなどの被害を受けていた。
 大学の発表によると、試験はマークシート方式で行われ、05年度は68人、08年度は60人が受けたが、両年度の採点を担当した教授(58)のミスで05年度は本来合格していた3人が、08年度は5人が不合格とされた。08年度の試験では、教授がパソコンで学生の答案と解答を照合した際、別の問題の解答で採点するなどしていたとのこと。
 自分の時には、マークシートの試験何て、一度もなかった。卒業試験何て、半分は論文式で、何も書いていない西洋紙が配られ、「○○に付いて書け」って問題が黒板に書かれて、エッチラエッチラ書いていたのを思い出す。今は、国家試験チックにマークシート形式になっているんだなあ。しかも、その間違いを指摘した学生、勇気がいったに違いない。
 マッ、こんなこと、試験ではよくある話かな。元京都大学の森教授も言っていたなあ、「(数学の問題で)解き方に8通りの方法があるかなと思って出題するとと、京都大学を受ける受験生、20通り以上の解き方で解いてくる。途中でつまづいて、ホラ、解けないんだヨ、その方法ではと思っていると、その内、同じ方法でちゃんと最後まで立派に解いている答案に出くわす。そうすると、こちらも慌ててきて、途中まであっていた前の答案を多くの中から探し出して、そこまでの点数を上げないといけないことになる(この作業が大変)・・・」と。
 大学入試の傾向がガラッと変わったり、資格試験の傾向がガラッと変わること、よくあること。又、他の大学入試の問題がそのまま私立の入試問題に出されたり、昨年と同じ様な問題が出されたりと、予想が全く付けられないこともある。
 今回の様に、明らかにミスを大学側が認めてくれたからいいものを、大分県の教員採用試験の様に、試験問題の解答用紙の保存がちゃんと義務付けられているにも関わらず、直ぐに捨てられてしまって、その責任を誰も取ろうとしない何て、やはり、おかしいかな。
*歯科医師の数は、今の日本、過剰状態にある。そんな中で、大学のあり方が国家試験中心に、国からも大学からもされている感じの今の姿、夢を持って入った学生さん達が、本当に気の毒に思えてなりません。


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民間病院の実態・・・

2009-08-28 08:37:02 | Weblog
 昨日(27日)、ある病院の副院長とスーパーローテートのドクター(まだ、専攻する科を決めていない)と19:00~22:00過ぎまで話をしていた。
 副院長は、60歳近いのに週1回当直、時に週2回の当直があり、その時には、血圧が高くなってきつかったとのこと(当たり前だよな)。で、当直明けも当然普通に働き、土曜の午前中も、いつも仕事で、責任上、ホント頑張っているが、体大丈夫かなあ?!
 スーパーローテートのドクターの話だと、地方の大学、とにかく、残る人が少なくて、それから民間病院の派遣となると、大学も大変なので、もう人がいなくなる。特に、産科と小児科は、最も厳しいって感じ。
 副院長の話だと、大学からの派遣だと、ずっと常勤医並みに働かせると、今の時代、大学から派遣してもらえなくなるので、そうなると週に2回は休ませる感じになり、その分、又、ずっとそこにいるドクターの負担になるとのこと。
 又、副院長自身は、救急病院で子どもも来るが、本当は診ないといけないのだろうが、何かあれば責任取らされるので、小さい子は、やむおえず、断っているとのこと。
 経営も、どこも大変みたいだ。医療費が上がらないし、長期に薬が出せるので、その分、来院する回数が減っている。ドクターの少なくなった分仕事量が増えていて、しかし、給料は減らされ、・・・体が資本だが、だんだん歳とるし、いつまで体が持つかなあ何て言っているが・・・想像以上に、民間病院の現実は厳しいと思われる(自治体病院の多くも同じだが)。
 スーパーローテート中のドクターも、どの科も問題が多過ぎて、どの科を選ぶか、躊躇している感じ?(スーパーローテートの給料、年俸、360万、バイト禁止、それ以後、大学に医員で残ると、もっとダウンとなる!!)
 全国の多くの個所で、こんな感じかなあ。民主党の医者5割増しの話も出て、いきなりされては、教育も追い付いて行けず、現場は混乱状態となるだろう、・・・稼ぎが少なくて役立たないと思われた医者のフリーターも多くなるかも(医師には、失業保険を納めていても、適用されない!)。

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子ども達からの手紙

2009-08-27 15:52:15 | Weblog
 グラッドストーンで教えた子ども達から、手紙が来た。メッセージだけでなく、一人一人、太鼓を打っている写真も付いている。15人ばかり。どの顔も、嬉しそうな顔をしている。
 メッセージの内容は、殆どが感謝の言葉と太鼓大好きとの内容だ。盆踊り太鼓が好きという内容や、次に来るまで待てないって感じの内容もあった。とても嬉しい。
 来年は、曲も変えて、今年と少し違った内容で教えるつもり。しっかりと付いて来てくれそうな気がしている。
 高校生中心に、(日本にいて太鼓チームに入っていた人の元で)今年、そこで太鼓クラブも出来ている。毎年自分が行けば、それなりに、成果が上がると思っている。
 篠笛・和太鼓だけでなく、スライドを使って、茶道や書道などの日本文化も紹介し、又、比較言語学的に日本語の解説もしたが、来年は、更なるグレードアップ目指して、用意周到にして、2か月以上行くつもりにしている。
 南半球、新型インフルエンザ流行で、今は、大変みたいだ。

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悲恋物語→悲恋実話

2009-08-26 18:03:30 | Weblog
 1週間前と同じ様に、1.4尺の太鼓を持って13:00ちょっと前に「よろうや仲町」に行った。そこで10曲ほど、14:30まで踊りに合わせて楽しく打った。「堅田踊り」を踊ろうと言うことで、14:30から「堅田踊り保存会」の人から「堅田踊り」を教わった。
 イヤー、これが簡単そうでとても難しい。見ていると、ホント簡単そうにも見えるのだが、・・・自分の長兄夫婦も挑戦しているが、なかなかどうして、難儀している。自分も挑戦するが、どうも足の運びがつながらない感じで、それに、手の振りもあるし、完全にギブアップって感じになってしまった。個人レッスンを1時間ほどしたら、順番だけでも何とかできるかな?徳島の「阿波踊り」にしても、ホントに上手く踊れるには、10年程要するとのことらしい。踊りの先生が、「これ、1日で覚えられませんヨ・・・」とはっきり言ってくれた。
 帰りのタクシーの運転手さん、たまたま、堅田の人だった。堅田地区では、地区が広いので、それぞれ又、踊りが違うとのこと。10種類近くあるみたいだ。
 所で、この「堅田踊り」の口説くの内容、佐伯市では、超有名。舟木一夫主演の「夕笛」って映画を見たことあるが、その内容と似てるかな。
 今から300年近く前に、堅田の地元で起きた心中事件で、それは安藤の青年医師「半蔵」と、修験者の娘「お為」との身分を越えた悲恋の実話なのである。それを弔って、今もこんな感じで「保存会」まであって、盆踊り時期には、地元の人が勇んで踊っているのである。女踊りと男踊りもあるとのこと。イヤー、はまってしまうと、これだけで毎夏抜け切れなくなりそうな感じだなあ。
 それにしても、親の反対で結婚できない何て、しかもその結果心中何て、今の時代だと、あまり受けないかな?!

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悲恋物語・・・

2009-08-26 17:49:52 | Weblog
 1週間前と同じ様に、1.4尺の太鼓を持って13時から「よろうや仲町」に行った。そこで10曲ほど、14:30まで踊りに合わせて楽しく打った。「堅田踊り」を踊ろうと言うことで、14:30から「堅田踊り保存会の人から「堅田踊り」を教わった。
 イヤー、これが簡単そうでとても難しい。見ていると、ホント簡単そうにも見えるのだが、・・・自分の長兄夫婦も挑戦しているが、なかなかどうして、難儀している。自分も挑戦するが、どうも足の運びがつながらない感じで、それに、手の振りもあるし、完全にギブアップって感じになってしまった。個人レッスンを1時間ほどしたら、何とかできるかな?阿波踊にしても、ホントに上手く踊れるには、10年程要するとのこと。踊りの先生が、「これ、1日で覚えられませんヨ・・・」とはっきり言ってくれた。
 帰りのタクシーの運転手さん、たまたま、堅田の人だった。堅田地区では、地区が広いので、それぞれ又、踊りが違うとのこと。10種類近くあるみたいだ。
 所で、この「堅田踊り」の口説くの内容、佐伯市では、超有名。舟木一夫主演の「夕笛」って映画を見たことあるが、その内容と似てるかな。
 今から300年近く前に、堅田の地元で起きた心中事件で、それは安藤の青年医師「半蔵」と、修験者の娘「お為」との身分を越えた悲恋の実話なのである。それを弔って、今もこんな感じで「保存会」まであって、盆踊り時期には、地元の人が勇んで踊っているのである。女踊りと男踊りもあるとのこと。イヤー、はまってしまうと、これだけで毎夏抜け切れなくなりそうな感じだなあ。

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盆踊り雑感・・・

2009-08-25 11:11:09 | Weblog
 8月10日から始めて、8月24日まで、12カ所で「盆踊り太鼓」を打たせてもらった。長いこと子ども達に大人が教え続けている所がある反面、盆踊りが消滅した所、踊り手や打ちてが少なくて、難儀している所、多々あり。規模は確かに小さくなりつつあるが、大きなバックがある所では、むしろ、次第に規模が大きくなっている所もあった。
 踊っている人を見ると、際立ってめちゃくちゃ上手い感じの人がいて、この人、おそらく踊りの先生、で、子どもを抱いて足だけ合わせている人、全然合っていないが、楽しそうに踊っている人など、いろいろ。参加することに意味があり、年に1回、皆が集まって騒げば、先祖も満足してくれるに違いない。
 盆踊り大会では、多くの所で、供養という言葉を耳にする。先祖を敬い、弔うことがなければ、先の繁栄はないだろうし、維持も難しいかも知れない。
 ちょっと海外に目を向けてみると、・・・今や、盆踊り、次第に盛んになりつつあるかな。ハワイなどでは、6月~8月まで、お寺が中心になって盆踊り大会をしている。日本人のルーツ、それをこの盆踊りに海外で強く感じるのは、私だけではあるまい。
 盆踊り太鼓を西洋のオタマジャクシの音符で伝えることは、まずない。手取り足取りマンツーマンで教えるしかない。そこには、師匠と弟子の間に、尊敬と礼儀なる関係が存在する。実践で打つ時、何も言わなくても、目で合図して誰が打つかが決まる場面が多い。これって、「あうんの呼吸」って感じで、とても面白いと感じている。

(ドイツ)
http://www.youtube.com/watch?v=k2YjYTuHHgg&NR=1
(ニューヨーク)
http://www.youtube.com/watch?v=1_6A93y7Fxk

http://www.youtube.com/watch?v=ih71JMzobSs&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=YeVg2U4mfHM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=fa5hFwgRUXc&feature=related

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盆踊り太鼓(24日)

2009-08-24 22:15:26 | Weblog
 18:00過ぎからタクシーで、複数の老人施設を持っている「長陽会」の供養盆踊り大会に行った。18:30からお坊さんのお経から始まり、最後の方では、踊り手の輪が三重にもなっていた。20:40から花火があり、途中で鶴岡八幡太鼓の演奏もあり、盛大だった。
 太鼓の打ち手に、木立の名人とその弟子(子ども達が10人以上、その名人から教わっている)の女の子が来ていた。この女の子、木立の盆踊りがケーブルテレビで流されていた時、(鋭い批評家の?)家内が、上手だと絶賛していたその子だった。
 それと、(小さい時から父親に教わっていて、子ども達にも、彼の住む地区で教えている)同級生の獣医の○田君、そして、(10年振り?にここでの盆踊りを打つ)自分。
 マイクで2回、紹介された。理事長(県議)も、佐伯音頭を1回だけ打って、フラッシュを沢山浴びていた(毎年、いつもちょっとだけ打っている様だ)。
 中央で高くしたステージには、三味線の人たち数名が座って弾き、唄い手もいて、それに合わせて太鼓を打った。佐伯音頭と炭坑節と堅田踊り(今まで皆の前で打ったことなし)で、堅田踊りは、名人と○田君が殆ど打ち、自分の場合、1回だけ打った。
 帰る時に、タクシーの運転手さんが、たまたま御神楽の太鼓を打つ人で、重宝な話を聞くことが出来た。
 ・・・自己流で打つ打ち方を、「入れバチ」と言うそうで、地元の人は、「入れバチ」を好まないが、見ている人たちにとっては、決まった打ち方よりも、そっちの方が面白いと言ってくれた。
 ここで以前、踊りと合わないで打つ人がいて、後で苦情が起きたとのこと。今日の自分、どうだったのか、少し気になる。
 途中の休憩時間に、会場でいろんな人が声を掛けてくれた。鶴岡八幡の会長さんがわざわざ自分の所に来てくれた。太鼓を始めた頃、一緒に太鼓を練習していた人も来てくれた。「先生、覚えていますか?ハワイに一緒に(友情都市の調印式の時に行った)ものです。」と言う女性がいて、(顔は覚えているのだが)、名前が出てこなかった。三味線の先生も、長陽会の人も、挨拶に来てくれた。
 太鼓打ちの女の子が、真剣に自分の打ち方を見ている感じだった。子どもがどんどん上手になる姿、とてもいいが、スゴク歳とったお年寄りが打つ太鼓も、私は好きだ。
 懐かしく、又、いろいろ勉強になった。

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