日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

退職後の雑感(71)

2022-02-28 09:18:56 | エッセイ
  「退職後の雑感、大国のエゴ」

 ロシアがウクライナに侵攻しました。これって、国際違反ですね。本来は、国連が直ぐに止めに入るところでしょうが、その肝心の常任理事国に、ロシアが入っているので、出来ません。大国の驕りですね。
 この在り方、ずっと、問題になっていますが、改善する気配、ないですね。核を持ったロシア、中国、アメリカ、フランス、イギリスが、1ヵ国でも反対の拒否権を使えば、常任理事会で、成立しません。今回は、ロシアが拒否権を行使し、中国は、棄権していますが・・・。
 中国は、台湾問題など、同じ様な問題を抱えているので、ロシアの動きに反対できないのです・・・現在、核を持ったロシア・中国・北朝鮮の3国の動きに、世界は、振り回される感じになっていますが・・・。
 今回は、プーチンは、核で脅す発言までしていますが・・・!!
 ところで、日本も、核を持とうとすれば、原発があるので、日本の技術からすれば、直ぐに出来るとのことらしいのですが・・・それも、北朝鮮の何倍もの数で・・・?!
 人類、いつまで経っても、同じ過ちをする生き物なんですね。

*https://www.youtube.com/watch?v=4tlwlqlYW-A(←武田邦彦氏の話)
*https://www.youtube.com/watch?v=LC3h1IeqXAw(←ロシアは、孤立?!)

 (令和4年2月28日、記載)


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退職後の雑感(70)

2022-02-27 09:23:30 | エッセイ
  「退職後の雑感、独裁者」

 ロシアのプーチン、中国の習近平、北朝鮮の金正恩、この3人、しばしば、日本のテレビで何度も見ますね・・・共産主義の国では、この3人の力、とても強そうで、独裁者って感じに思えますが、実際には、どうなんでしょうか・・・?!
 いろんな噂が飛び交っていて・・・→プーチンには影武者がいて、本当のプーチンは、既に、いないとか・・・習近平は、しばしば、危ない目にあっていて、いつも、危険な状態にある・・・金正恩にも、影武者がいて、金正恩は、操られているだけで、母親は、横田めぐみさんとか・・・?!
 ただ、ロシアや中国や北朝鮮の現地にいて、当の政治家を批判するのは、とても出来ないことですね・・・これは、本当みたいですが・・・?!
 独裁者は、ヒットラーの様に、まず、マスコミを押さえます。何度もテレビやラジオや新聞で言われると、人間、信じてしまいます。それは、今回のコロナ禍でも、同じではないでしょうか。そのブレーキ役は、野党と思うのですが、残念ですが、今の日本の野党では、無理みたいですが・・・?!共産主義の国では、一党独裁なので、行き着く所まで、突っ走るしかないのでしょうか・・・?!
 第二次世界大戦は、日本の真珠湾攻撃があって、アメリカが参戦しましたが、当時のアメリカの技術力で、前もって日本の攻撃何て、予知出来ていたと思うのですが・・・→日本が不意に真珠湾を攻撃したことで、アメリカの政治家が、アメリカ国民に、戦争する為の口実がしっかりと出来たのです・・・?!
 初めの真珠湾攻撃以外は、日本は、アメリカに連戦連敗でした。しかし、日本のマスコミは、日本国民には、全く、真逆に伝えていました。そして、世論を誠治家の都合のいいようにしていきました。その結果、核爆弾が落とされて、終戦となりました。
 ポーランドに住む(ロシア語も理解出来る日本人)人の話だと・・・→ポーランドの民間テレビの内容と、ロシアのニュースは、真逆になっているとか・・・?!
 ロシアによるウクライナ侵攻への抗議活動が、24日、首都モスクワなどロシア各地で行われています。露人権監視団体によると、24日夜(日本時間25日未明)時点で、モスクワで少なくとも956人が治安当局に拘束されたほか、全国44都市で1.745人以上の拘束が確認されたとのことですが・・・。
 ソ連がアッという間に、分裂しました。そんなことが、今後のロシア、中国、北朝鮮で、突如、起きるかも知れません・・・?!

*https://www.youtube.com/watch?v=hcY0GZYjZbI(←中国の動き)
*https://www.youtube.com/watch?v=iS1PHQOeNyg(←中国の人身売買)

 (令和4年2月27日、記載)


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退職後の雑感(69)

2022-02-26 08:53:44 | エッセイ
  「退職後の雑感、洗濯機が来ました」

 「13時~15時の間に伺います」と、2月23日(水)の17時過ぎに電話があり、翌日の24日(木)の13:10に、ベスト電器屋さんが、二人で来ました。
 ちょうどその時に、隣の家が下水道工事が始まっていて、又、生協も、ちょうど来て、3つが同時で・・・なんでこうなるのかな?!
 ヤマダ電気、早かったですね、13:30過ぎには、終わって、サッと帰られて行きました。手際が良くて、やはり、プロですね。
 で、帰る前に、使い方を教わりました。(これで、私も何とか出来そうですが)
 車を持っていない私達が、ランドリーまで、洗濯物を抱えて持って行かなくていいかと思うと、嬉しさがこみ上げてきました。
 この日は、郵便物を取りに外に出た以外、全く外に出ず、語学三昧って感じの日でした。午前中、NHK教育テレビの「イタリア語」「ハングル」(録画)、11:00からのオンラインDMM英会話、20:20過ぎからのオンライン中国語(→22:00まであり、この日、生徒さんが3人だけだったので、発音を中国の先生から徹底的に指導されました)、それに、暇があれば、「ベトナム語レッスン 初級1」(自分なりに勉強していて、この2月中で、一応、自分なりに1回目が終わりそうですが←何度も目を通さないと覚えられませんが・・・)をしました。
 その間、ストレッチ体操などもして・・・。
 年寄り、退職後も、それなりに、することがあって、忙しいです。(←自分で忙しくしているのかな?!)

*https://www.youtube.com/watch?v=pJV5diwEYtI(←武田邦彦氏の話)
*https://www.youtube.com/watch?v=tdGEusj-MN8(←篠笛で荒城の月、1時間の独りボランティア演奏の予行練習をしばしばしています。)

 (令和4年2月26日、記載)


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退職後の雑感(68)

2022-02-25 08:54:39 | エッセイ
  「退職後の雑感、効果の判定は?」

 「・・・を摂ると、○○に効きます・・、・・・すると、△△になれます・・・」って感じで、いろんな効果が専門家により、テレビで一方的に流される時代になっています。時に、専門家の間で、全く逆の内容になっているケースもありますが・・・?!
 例えば、手を洗うと、手から細菌が流されて、清潔になれます。と言うのに、手を水でよく洗う前と洗った後に、手の表面をこすって、それを培養して、細菌の増え方を見ると・・・→
 洗った方が、少なかったとしたら、そうか、手を洗った方が清潔になるのだとの結論が一応出せるかも知れなません。
 しかし、この実験、逆に、よく洗った方が細菌が沢山培養されて、逆になる結果になった論文が現にあるのです、それも、何例かで・・・で、理由は、溝に潜んでいる細菌が、よく洗った結果、外に出て来た為に、その菌を拾った為とのこと・・・つまり、実際に客観的に証明しようとなると、その客観的方法が難しくて、思った通りの結果が出来ないことがあるのです。
 インフルエンザには、本当に、タミフルが効くのか・・・それを調べるとしたら・・・→
 タミフルを飲んだ人で、よく効いたと思われる人の数(A)とそうでない人の数(B)を調べて、A/A+B、B/A+Bで、常に、前者が後者よりも多ければ、そうだと思いたいのですが、よく考えると、これは、不正確です。
 タミフルでなく、全く効果のないのを飲んだ人も調べて(飲む人には、タミフルがどっちか分からない様にして)、よく効いたかと思われる人の数(C)とそうでない人の数(D)を調べて、C/C+D、D/C+Dも出して、それ等を比較する必要がありますね。それも、数が多ければ多い程、より正確になります・・・。
 しかし、実際は、免疫力の強い人もいますし、そうでない人もいますし、人種でも効き方が違うこともありますし、土台、同じ条件で実験すること自体、生き物の場合、難しいですね。特に、感情に左右され易いヒトの場合は。

*https://www.youtube.com/watch?v=CV3RTfIADOk(←デメリットも記載?!)
*https://www.youtube.com/watch?v=D2447ntxpuE
*写真は、令和4年2月23日、番匠川の土手を歩きながら、沢山のカモを撮ったもの。

 (令和4年2月25日、少し修正して、記載)


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退職後の雑感(67)

2022-02-24 08:52:21 | エッセイ
  「退職後の雑感、洗濯機が壊れた」

 令和4年2月23日(水)、久し振りに、コスモタウンに行きました。
 前日{22日)の夕方、突如、(20年以上使ってきた)洗濯機が洗っている途中で動かなくなり、いろいろ試みるも、どうしても駄目で、仕方なく、暗い中、近くのランドリーに濡れた洗濯物を持って行き、1時間かけて、洗濯しました。それまでに、既に、この洗濯機、乾燥する方が駄目になっていたので、いつかは、こんな日も来ると覚悟はしていましたが、こんなに早く来るとは・・・。(→それで、お陰様で、この日、ランドリーの使い方を覚えましたが・・・)
 それで、この日(23日)の9時45分過ぎに、10時15分のバスに乗る為に、家を出ました。行く途中で、この日が祝日だと言うことに(申し訳ない感じで)気が付きました(←何か、通りの雰囲気が、いつもとは違うと思っていました・・・)。
 バス停に行って、祝日の時刻表を見て、取り敢えず、大手前のタクシー営業所まで歩いて行きました。それから、タクシーに乗って、ヤマダ電機に行きました。
 タクシーの運転手さんが、「いつ、マスク、取れるのかなあ・・・最後に死ぬ時、マスク付けるだろうから・・・今から、もう、マスクなしの生活は、ないんじゃないのかなあ・・・」何て言われていました。
 アルコールやタバコをたしなむと、免疫力が低下して、重症化する確率が上がるそうですが、そんなこと、言う政治家、誰もいません。
 ヤマダ電気では、高価でしたが、(後の短い人生、その為にお金を貯めてきたと思って)最新版の洗濯機を買いました。もう、死ぬまで、買い直しはないだろうと、思いながら・・・?!
 それから、時々行くレストランで、久し振りに、昼食を摂りました。
 「默食」の札が、テーブルの上にまだありましたが、前は、全てのテーブルの上にあったのですが、今回は、1テーブルだけでした。せっかくのごちそう、家内と小さな声で話しながら食べました。お客さんは、自分達を含めて、4人だけでした。又、名前と電話番号を書く紙がテーブルの上にあって、「書くのですが?」と尋ねると、「お願います」と言われて、書きました。が、何となく、書かなくても良かったのでは・・・と、後で思ったりもしましたが・・・?!
 帰りは、番匠川の土手を、きれいな景色を見ながら、日光に当たりながら、テクテクと歩いて帰りました。途中で、番匠川で泳いでいる沢山のカモを見ました(100羽近く?)。今日の歩数は、16.047歩でした。
 帰ってから、NHK教育テレビの「スペイン語」「中国語」、それと、17:00から、いつもの「オンラインDMM英会話」、今日は、ジンバブエの人と、楽しく会話しました。ジンバブエとなっていましたが、実際は、ボツワナにいました。日本の文化を紹介すると、凄く、感激していました・・・!
 2月22日(火)の18:10からの「NHKいろどり大分」で、ベトナム語を教わったロアンさんとベトナム語講座の紹介が放映されたみたいですが、残念なことに、洗濯機の事で頭が一杯で、テレビも付けず、見落としていました。私が先生とベトナム語で話している所が、出たみたいですが・・・!!(←家内の友達から、22日の夜、家内に連絡あり)

 (令和4年2月24日、記載)


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退職後の雑感(66)

2022-02-23 08:30:56 | エッセイ
  「退職後の雑感、最後が大切」

 佐伯で、開業前に、(地域の民間の大きな救急病院の)理事長に、大変お世話になりました。理事長は、高齢なのに、朝、1階の受付の隣の狭い部屋に来て、統計を執っていました。
 この病院の職員が、いろんな事情で退職する時、必ず、理事長がその辞める職員に、最後に会って、理事長自らが辞める職員にいろいろ話して、そして、最後に、「良かったら、又、いつか、ここに就職して下さい・・・」って感じで言われていました。
 多くの職員がそれを聞いて、涙していました。
 多くの経営者は、こうあるべきだと思います。

 松下電器の松下幸之助社長は、職員をとても大切にしたことで有名ですが・・・企業は人なり、職員を大切にしてこそ、会社の将来があると思うのですが・・・?!
 退職する時、職員がお礼も言わず、経営者も、去る人追わずって感じで、何も言わないとなると、何か、先々、お互いにいい思い出とならずに、そんなことばかりを続けていると、人生、むなしくなるのでは、などと、思ってしまうのですが・・・?!

 私の父も家内の父も、他界した後のことを、前もってそれなりにいろいろと話していましたが、その時は、しっかりと受け止めていませんでした。両父とも、子どもや孫たちが墓参りで難儀しないようにと、生前に、お墓の場所を、便利な所に決めていました。
 昔は、盆と正月は、故郷に帰って墓参りするのは当たり前でしたが、今は、なかなか難しいですね。交通の便は、以前とは格段に良くなっているはずなのですが・・・。
 今は、ビデオなどがあって(写真も沢山あって)、いつでも故人が見れる感じになっているので・・・それが却って墓参りを妨げているでしょうか・・・?
 兎にも角にも、70歳過ぎれば、終活、しっかりしておくべきだと思います。私の場合、それなりに、もうしているかな・・・?!

 平成11年5月に私の医院が閉院した時のことを思い出すと・・・→開業するよりも、閉院する方が難儀しましたね。その時のカルテなどは、もう、完全に処分してしまいました。(←直ぐには出来なかったのですが)。少しずつ、処分して来てました。
 人の一生も、産まれる時よりも、最後が大事ですね。
 いろいろあっても、最後がハッピーエンドで終わると、今までの苦労が帳消しになる感じがしますが・・・?! 反対に、最後、大きな問題を残していると、今までの努力の成果が失われてしまう気がします。飛ぶ鳥、跡を濁さずですね。

*写真は、上天草市立上天草総合病院を退職する時、送別会で、病院から頂いたものです。

 (令和4年2月23日、少し修正して再掲)


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退職後の雑感(65)

2022-02-22 09:24:23 | エッセイ
  「退職後の雑感、前橋レポート」

 「前橋レポート」なるものがありました。「ワクチン非接種地域におけるインフルエンザ流行状況」の内容で、医療関係者が中心になって大掛かりに行われていました。
 その内容は(調査した1984年は、大流行の年)、医療関係者も驚く程の結果だったのですが・・・→
 ワクチンを打たなかった方が、比較にならない程、自然感染によって強い免疫力が付いていました。自然感染すると、翌年同じ型(A香港型、Aソ連型、B型)が流行した場合でも、ほぼ完全に掛からなかったし、3年経過すれば、その防御率は下がるものの、それでも、感染したことのない人とは大差があったのです。更には、症状の出ない不顕性感染が20%もいました。集団接種をしている高崎市との比較でも、インフルエンザワクチンをやめたことによる前橋市の死亡率が上がっている事実がなかったのです。(http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-view-no-6.html・・・←驚きですね!)
 更にさかのぼって、大正時代のインフルエンザ論争がありました。(←笑わないで下さいね!)
 →大正時代、日本の学界を真っ二つに分けた大論争がありました。結局、大論争の結果、決着の付かないまま、二種類のワクチンが作られたのです。インフルエンザの原因として、伝染病研究所(現在の東京大学医科学研究所)では、インフルエンザ菌と肺炎球菌の二次感染が原因として両方の菌の混合ワクチンが、北里研究所では、インフルエンザ菌自体が病原であるとして、インフルエンザ菌のワクチンが作られたのです。さて、どちがら効くのか大論争に。帝国議会でも取り上げられて・・・。
 現在の私たちであれば、その騒動の馬鹿馬鹿しさがよく分かるのですが、当時の偉い人たちは、それを真面目に討論していました。そして、当時の内務省にしても、無効だという人の意見を無視して、「インフルエンザの予防接種をするように」と国民に訓令を出していたのです。
 インフルエンザ菌と肺炎球菌は、常在菌として、多くの人が持っていますが、その多くで、発病しません。免疫力が低下すると、発病します。
 ちょっと前までは、インフルエンザがインフルエンザウイルスによって起きることさえ、理解されていませんでした(←今では、小学生でも知っていますが・・・)。亡くなった人の多くは、インフルエンザによって、免疫力が低下して、細菌性肺炎で亡くなっていたのですが、その時の細菌が、てっきりインフルエンザの原因と勘違いして、インフルエンザ菌と名付けてしまったのです。
 インフルエンザ合併症の(お年寄りの)肺炎では、その多くが、インフルエンザウイルスにより、免疫力が低下したことによる細菌性肺炎によるもので、感染後、しばらくして起きるものです。(→子どもに多いウイルス性肺炎や急性脳症は、大人では、少なくなっています。)
 ところで、インフルエンザ、又、流行しなかったですね。それも、2年連続で。今年の暮れは、どうでしょうか?!想定外のこと、しばしばですね。

 (令和4年2月22日、少し修正して、再掲)


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退職後の雑感(64)

2022-02-21 10:12:26 | エッセイ
  「退職後の雑感、武士道」

 NHK教育テレビで、「武士道」の放映がありました。それを参考に、以下に、記しています。
 欧米の「騎士道」に対して、日本人には、ちゃんとした「武士道」があります。
 江戸時代、武士は「士農工商」制度で、戦闘がなければ働かない感じでの支配階級でした。働かなくても食べていけるのは、年貢を納める人がいるからです・・・→武士は身分が高いがゆえに、普通の人以上に厳しい義務倫理にしばられるべきとの考えになっていました。
 久留米藩士の「真木和泉」は、「義」に付いて以下のように述べています。
 「義(正義)はたとえて言うと、人の身に骨があるようなものです。骨がなければ首も正しく据わることができません。手も足も動きませんし、足も立つことができません。だから、人は才能があっても、学問があっても、義がなければ世の中に立つことができないのです。義があれば、無骨で不調法であっても、武士たる資格があるのです。」と。
 義があっても「勇(勇気)」がなければ、実行に移せません。義と勇は離れ難い関係にあります。義でない勇は、本当の勇とは言えません。
 主君の命令は絶対でしたが、武士は、主君の奴隷ではありませんでした。主君の間違った考え方に対しては、本物の武士たちは、命をかけて己の気持ちを訴えたのです。
 嘘をつくことやごまかしは、恥ずべきこととされていました。武士たちは、己の正義に値するものに対して忠義を誓っていたのです。
 「義を見てせざるは勇なきなり」
 武士は銭勘定を嫌いました。銭勘定は損得を追求する行為だからです。商売は商人たちに任せて、武士は、人々の模範となる生き方を追求したのです。
 「武士に二言はなし」
 「武士は食わねど高楊枝」
 ・・・ムムッ、日本人の「武士道」って、日本時の心の故郷(ふるさと)って感じで、素晴らしいですね。今の公務員は、どうでしょうか・・・?!

 (令和4年2月21日、少し修正して再掲)


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退職後の雑感(63)

2022-02-20 08:25:25 | エッセイ
  「退職後の雑感、オリンピック」

 北京での冬季オリンピック、4日(金)の開会式から始まり、20日(日)の閉会式で終わります。
 17日の女子フィギャーのフリーを見ていて、優勝候補のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会、15歳)が、得意のジャンプで、信じられない感じでのミスを何度もしました。ドーピング疑惑のことが重くのしかかっていたのでしょうか・・・?!
 その結果、日本の坂本花織が、銅メダルとなった訳ですが、念願の銅メダルを取っても、何か、素直に喜べない感じですね・・・。
 ワリエワのコーチが、演技直後に、冷たく叱責していたのを、マスコミが非難していましたが、又、オリンピック会長(IOC)のバッハ会長も、そんなコーチを批判していましたが・・・根は、とても深いと思いますが・・・?!
 深掘りすれば、個人的な問題ではないことに気が付きます。
 まず、今のIOCの在り方ですね。ドーピングをした彼女を出場させた所から、IOCの責任を問われるべきだと思います。ドーピング何て、「オリンピックで重要なのは、勝つことでなく、参加することである。」と言った「クーベルタン男爵」が聞いたら、さぞかし、嘆き悲しむでしょう。
 それに、ドーピングが、国家ぐるみでなされているとしていたら、もう、それは、大大問題とすべきで、今後二度と起きない様に、IOCは、客観的な組織を設け、しっかりとしたチェック体制を作り直すべきですが、どうだったでしょうか・・・?!残念なことに、ドーピング問題は、過去にもありました。
 今回の北京での冬季オリンピック、人工的に雪を降らせたりしてましたが、環境は、大丈夫なのでしょうか・・・?!中国では、ウイグル、チベット、香港など、大きな人権問題を抱えています。中国国内で何か事件が起きた場合、中国国民だと1秒で、外国人だと3秒で、誰かが分かり、7秒後には、捕まえることが出来るとか・・・?!
 マスコミは、日本にメダルを、日本に金をと騒ぎます。確かに、いい成績、いい戦いをすれば、国威発揚にはなるでしょう。しかし、当たり前ですが、皆が、平和な状態で、フェアーにプレイしての上での話です。
 共産圏のある国では、国を背負い、又、家族親族を背負い、将来の年金額にも影響を与えるとのことで、負ける訳にはいかず、ただ、いい成績をあげることが優先され、それには、やむなく、手段を選ばずって感じになるのでしょうか・・・?!
 一歩下がって、しっかりと考え直して見るべき問題だと思います。

*https://www.youtube.com/watch?v=Nj3NFIDG0P8(←古舘伊知郎氏の意見)
*https://www.youtube.com/watch?v=eacEa-LXocM(←古舘伊知郎氏の意見)

 (令和4年2月20日、記載)


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退職後の雑感(62)

2022-02-19 09:31:52 | エッセイ
  「退職後の雑感、上に立つ人の責任」

 今からどんどん繁盛して行くだろうと予想される会社、今からどんどんと衰えて行くだろうと予想される会社、どこが違うのでしょうか・・・? !
 (懇意にしている)ある公認会計士が私に次の様に言ってくれたことがありますが・・・→「仕事を受けるかどうかは、トップの人とじっくり話して、後は、トイレを必ず見ます。トップと一番下を見れば、後は、その間にいますから・・・。」と。で、トップが立派で、トイレがちゃんと掃除されていて、初めて、請け負うことを考えるとのことでしたが・・・。
 今の時代、現場の意見を無視して、「トップダウン方式」で経営しても・・・→その時、トップが部下から尊敬され、強いカリスマ性がある時は、部下はそれなりに付いて行きますが、そうでないと、いくらトップがガンガン言っても、部下は、長い目で見れば、次第に離れて行きますね。
 会社が大世帯だと、トップが末端まで一人一人把握するのは、土台無理なことです。トップがよく把握出来るのは、せいぜい、側近の10人程度ですね(10人でも多いのでは?せいぜい5人まで?!)。
 新しい市長が皆の選挙で選ばれると、昔だと、まず、三役の助役・収入役・教育長が決まっていましたが・・・それが誰になるのか、市長の手腕が問われますね。
 その大切な上のポストにふさわしい人をトップがしっかりと公平に選べるかどうかですね。そして、それぞれの領域に関する直属の部下をトップが信じて任せ、何かあれば、最後は、自分が責任を取るって感じの(田中角栄みたいな)スタイルにすれば、トップから信頼されているからって感じで、一生懸命に頑張るのではないでしょうか・・・?!
 今の官僚の様に、各省の大臣がコロコロと代わり、課長→部長→局長→事務次官と、ほぼ、年齢順に(T大中心の)ヒエラルキーのガチガチの官僚組織だと、歳を取れば取る程、後の就職のポストのことを考えて、不安になって、思い切ったことが出来なくなるのでは・・・?!末端の現場の実態を充分に把握する何て、構造上、出來ないのでは・・・?!
 今回のコロナ禍で、いろんな問題が表に出ました。上に立つ人の技量が問われています。
 山本五十六の言葉です→
「やってみせ
  言って聞かせて させてみて
  誉めてやらねば 人は動かじ
話し合い 耳を傾け承認し
 任せてやらねば人は育たず
やっている姿を感謝で見守って
 信頼せねば人は実らず」

 (令和4年19日、少し修正して、記載)


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