日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

新しい動き・・・

2011-03-31 10:19:47 | Weblog
 被災地の皆さん、その苦しみは、言葉にならないと思います。又、ご支援されている多くの方々に、厚く厚く感謝申し上げます。

 人それぞれ、いろんな考え方がると思いますが・・・(多くの人から否定的な意見を言われることを覚悟して・・・)
1、被災地でもないのに、過剰に買占めをしている人がいるけど・・・それをしないことも、立派な援助になりますよ。自分さえよければいいと言う考え方は、やはり間違っていると思います。助け合ってこそ、人間のあるべき姿ではないでしょうか。被災地の人が切羽詰まった思いをしっかりと理解するべきです。・・・九州のある地域でさえも、コンビニで、カップラーメンやミネラルウォーターがなくなっている・・・→これは、驚き!
2、痛みを皆で分け合いましょう。この際、税金を上げるのは仕方ないでしょう(法人税率凍結だけでなく、消費税、所得税・地方税なども、思い切って上げるべきでしょう・・・)。高速道路無料化も凍結、子ども手当もそれなりに縮小、公務員の給料を今こそカット(政治家は、選挙の票の事は、もう、このさい考えないで下さいね!)
3、北朝鮮や中国が、ねぎらいの言葉を発したり、お金を援助していることに対して・・・後で、見返りを要求しているなどと言う人がいるけど・・・私はそうは思わない。そんな行為に、やはり感謝すべきだと思う。そして、困った時には、今後も助け合いましょう。中味が初め伴っていなくても、初め形だけであっても→時間が掛かるとは思いますが、その内、中味もいい方向に変わることを寛容の精神で信じるべきだと思います。
4、海外からの援助、全国各地からの援助、消防隊・自衛隊・警察官の援助、ボランティアのグループや個人的活動家、多くの人の好意に大いに感謝すべきです。そして、いつかは、その恩返しをする為に、頑張りましょう。
5、世界全体が日本のこの災害を教訓にして、いい方向に向かうことを願っています。核開発を深く反省し、核エネルギーに対しての認識を変え、ヒトの絆の強さを知り、そして、誰しもいつどうなるか分からない中で、21世紀にふさわしいグローバルないい価値観を多くの人が持つ様になることを願って・・・?!
6、プロゴルファーの19歳の石川遼選手が、優勝賞金全額(!)寄付、2億円目標って感じで頑張っている。彼は、真剣度もケタ外れですね(大拍手!)。
7、国民も賢くなって、本物と偽物、見分けられる様になっていますね・・・。
 外来の処置室で、ナースから静注してもらっていた(50歳過ぎの)女性の患者さんが言われていましたが・・・→人間、いつどうなるか分からんなあ。あまりくよくよしても、しょうがないわ。生きていることに感謝して、今をしっかりと味わあんとなあ・・・。

(2011年3月30日17時34分 読売新聞)
 男子ゴルフの石川遼選手(19)が、今季の国内ツアーと海外メジャーで獲得する賞金を全額、東日本巨大地震の義援金として寄付することになった。
 
産経新聞(3月30日:21:03)
 東日本大震災で深刻な被害を受けた東京電力福島第1原子力発電所は、「安定」状態を取り戻す復旧作業の長期化が避けられない状況だ。第1段階である大量の汚染水の排水・回収が難航。その後も循環・冷却システムの復旧など「いくつもの高いハードル」(経済産業省原子力安全・保安院)が待ち構える。専門家からは、最短でも1~数カ月、最悪なら数年の時間を要するとの見方も出ている。さらに廃炉処理によって「安全」と「安心」を取り戻すには、10年以上の長期戦を覚悟する必要があるとの指摘も出ている。

 ■シナリオ1
 原子炉の温度を100度以下の「冷温停止」状態にできるかの最大のポイントは、震災と津波による電源喪失で失われた「冷やす」機能の復旧だ。震災時に制御棒が装填され、核分裂は止まったが、炉心の燃料棒内の放射性物質は安定した物質に変化する過程で「崩壊熱」を出し続ける。
 現在はプルトニウムが漏れ出す2700度以上の高熱になり、一部溶融した燃料棒を冷やすため、仮設ポンプによる注水を続けている。だが、注水は応急処置にすぎず、水はすぐに蒸発してしまう。
 冷温停止には、「残留熱除去システム」と呼ばれる原子炉内の水を循環させ、高温となった水を外から海水との熱交換で冷やすシステムを再稼働させることが不可欠だ。緊急停止後に正常にシステムが作動すれば、2日程度で冷温停止になる。
 東電や保安院内には当初、「システム再稼働まで1カ月以内」との期待もあった。だが、現在は汚染水に阻まれ、原子炉建屋内にある配管やポンプ、熱交換装置の故障の有無も確認できない状態で、そのシナリオは遠のきつつある。

 ■シナリオ2
 1~3号機は、原子炉内の高濃度の放射性物質を含んだ水が、原子炉格納容器や配管、バルブなどの損傷で外部に漏れ出しているとみられ、循環・冷却システムも損傷している可能性が高い。汚染水は強い放射線を放出しており、修理や交換は困難だ。保安院でも「(損傷場所を迂回し)別のルートを使う」とし、代替ルートを検討している。
 「ビルの屋上にあるクーリングタワー(エアコン室外機)のようなものを持ち込むなど、仮設の配管と熱交換装置で循環・冷却システムを構築できる」と指摘するのは、元東芝研究員の奈良林直北海道大教授(原子炉工学)だ。
 放射線量の高い厳しい環境での作業となり、奈良林教授は「放射線を遮る鉄板やコンクリートのついたてを設置して道を作り、鉛の入った防護服と併用して安全を確保した上で、作業員が交代しながら工事を行うしかない」と話す。
 米スリーマイル島の原発事故処理では、冷温停止後に燃料棒を取り出す際に同様の方法をとっており、ノウハウはあるというが、作業は数カ月に及ぶ可能性がある。

 ■シナリオ3
 水素爆発などによる損傷が激しく、循環・冷却システムが復旧不能な事態も想定しておかなければならない。注水だけで核燃料を冷やさざるを得なくなった場合、どれだけの時間がかかるのか。京都大の宇根崎博信教授(原子力工学)は、「1年後には崩壊熱は現在の5分の1程度にまで小さくなる」と指摘。そうなれば、原子炉を満水にして、蒸発で減った分だけ水を補給する安定的な冷却が可能になるとみる。
 だが、「本当の安定までには、そこから数年をみなければならない」(宇根崎教授)。原子炉の除染や解体などによる処理が始まるのはそこからだ。
 復旧が長引けば、その間、水蒸気や水とともに放射性物質の漏出が続く。総力を挙げた復旧に加え、長期化も視野に入れた対策が急務だ。


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海外の反応・・・

2011-03-29 12:56:19 | Weblog
 日本に滞在している人に対して、海外の国々の中には、「100Km圏外に避難を・・・」「関東から避難を・・・」更には、「日本から避難を・・・」と、いろいろ。
 かってカリフォルニア地震があった時、何となく、カリフォルニアの全体で地震があっている感じに思っていた(日本にいる)日本人、多かったみたいですが・・・(カリフォルニアの面積は、日本のそれとほぼ同じですが・・・)。
 政府からの報告と、保安院からの報告と、東京電力からの報告、更には、専門家(楽観的に言う人と、悲観的に言う人など、いろんな意見があるみたいですが・・・?!)、それに、マスコミの報道、・・・しばしば思い込んでいたことが変更になるので、不安がなかなか解消できませんね・・・。
 そんな中でも、人同志の絆は、次第に大きくなっていますね・・・。
 韓国の知人から、次の様なメイルを頂きました。
 「春色日に日に濃くなりゆく季節になりました。いかがお過ごしでいらっしゃいますか、おうかがい申し上げます。
 このたびの思いがけない東北地方の大地震と津波で、さぞかし驚かされたことと存じます。新聞やテレビでは福島原電の放射能漏れの心配であると報じられております。ご一同様のご安否が気遣われます。
 また、このような大地震のなかで理性を保ちながら災難を乗り越える日本国民の秩序正しい姿を見て我々が学ぶべきことと思いました。日本国民の悲しみは韓国のみならず世界の悲しみです。災難を乗り越え、より発展なさることと信じております。もしもお手伝いのできることがありましたら、どうぞ申しつけください。」
 とても有り難い言葉だと思います。厚く、感謝申し上げます。
 海外からの救援隊は、自己完結型で、全て自分の事は自分で出来る様にしている。それでも、中国から来た救援隊が、食料を少し補う意味で、被災地で運よく営業していたコンビニで食事を買いに行ったそうな。レジで、お金を払う時、「わざわざ遠くから来てもらって、お金取れません・・・」とそこの職員から言われたそうな。それが、中国国内で、スゴイ噂になっているとか・・・。

 ・・・地震の被害と津波の被害以上に、福島の原発事故の動向が気になります。NHKも、「原発事故、深刻です・・・」と言い始めている。自民党が推進してきた原発、(科学技術の進んだ)日本が積極的に海外に勧めてきている原発、海外では、見直し論の方が大きくなっている。直ぐに消滅とはいかないでしょうが、次第に消滅の方向に行ってもらいたいと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=Ro2AAmDZiFI&feature=player_embedded

http://gyanko.seesaa.net/article/192376945.html  

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準 備・・・

2011-03-28 13:12:33 | Weblog
 普段から防災の準備をしておくこと、大切だと思います。
 個人的には、枕元にいつも、「携帯電話(病院用と個人用)」と「充電ラジオ」を置いている。「充電ラジオ」は、子どもたちにも、持たせている。これだと、停電関係ないし、ラジオ以外にライトが付き、それに、携帯電話にも充電できるから(新たに買い直した携帯には、つなげないので、又、新しい充電ラジオを買うつもりだが・・・)。
 地震が実際に起きた時など、どうすればいいのか?
1、まず、我が身の安全を確保する。(どこでどうすればいいのかを普段から考えておく。家の中だと、モノが飛んで来ない所に・・・)
2、避難は、沿岸からの距離よりも高さを意識する(今回の様に、想定外の津波の高さのこともあるのです!)。
3、車による避難は避ける。
4、財産の保全や持ち出しは諦める(当たり前だが、たった一つしかない命が最優先です!)。
 今回、他人を助ける為に出向いて帰らぬ人になった人も多かった。ホント、悔やんでも悔やみ切れない感じで、気の毒に思います。地域の消防隊の人や警察官や災害時の指導的立場にある人、他人を救おうとして、波に飲まれて帰らぬ人になっている事例、多かったのです。深く深くご冥福をお祈り申し上げます。

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強弱が露呈・・・

2011-03-27 10:33:43 | Weblog
 今回の東日本大震災では、輸送の大動脈とも言うべき「東北新幹線」は、運転中には、どうなっていたのだろうか?!
 幸いに、乗客していた人に、深刻な被害はなかった模様。
 これは、やはり、不幸中の幸いで、良かった・・・!
 今回、トンネル崩落や高架橋の倒壊といった深刻な被害こそ避けられたものの、被害は計約1100カ所にのぼっている。被害範囲が広くて、大宮-いわて沼宮内間の約500キロの間で、電柱の損傷が約470カ所、架線切断が約470カ所、高架橋の損傷約100カ所-など、実に計約1100カ所におよぶ被害が確認されている。
 が、幸いにも、後1カ月で、何とか運転できそうだ。
 今後は、被害にあった所では、防災設備の見直しが積極的に行われるだろう。15mもの津波が直ぐに来ても、それに対応できる避難所などの設置も行われることなるだろう。防災に強い、新しい街造りも、始まるだろう。
 まだ、災害にあわなかった所でも、過去のデータからそれの到来が予想される所は、今以上の防災体制が図られることになるだろう。
 原子力発電所の開発も、海外では、どんどん見直しになっている。教訓は、生かされないといけない。地域だけの利害関係でなく、大局的に見る見方が大切だと思う。
 県を超える規模の大災害の時の政府の対応の仕方、報道の仕方、海外からの救援の受け入れ方、自衛隊・警察官・消防隊などの援助の仕方、医療や物資などの援助の仕方、現地との連絡のとり方など・・・実際に体験して、強弱が露呈した感じになったと思う。
 リビアなどのイスラム社会の混乱は、まだ落ち着いてないが、そんな中で、北朝鮮のミサイル発射の予定が噂されていたのが、今のところない感じになっているけど・・・→少し、核に対しての明るい将来が見えていると感じているのは、私だけだろうか・・・?!

 ある震災地では、自閉症の子どもがピアノを弾いて、皆を元気付けていた。又、別の被災地の子どもたちが、将来の街造りの構想を練って、夢を追う感じで、その模型を作っていた。ホント、子どもから癒される。子どもは未来だと思う。
 経済最優先の考え方への警鐘と捉えるべきかも知れない。多くの人の「絆(Kizuna)」の大切さを日本だけでなく世界までをも含んで、多くの人に再認識させている。

http://www.ustream.tv/recorded/13373990

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不安が先行・・・

2011-03-26 11:04:00 | Weblog
 東京都や栃木県などの水道水から国の基準(1キロあたり100ベクレル)を上回る放射性ヨウ素が検出され、母親に不安が広がっている。
 一方、日本小児科学会など3学会は24日付で、水道水を飲んでも健康に影響を及ぼす可能性は極めて低いとする共同見解を発表し、脱水症状の方が危険が大きいとして、「水分補給を優先して」と呼びかけた。
 学会の見解では、「この基準は、放射性ヨウ素を、月単位または年単位で飲み続けた場合に危険性がある時の数値だ」とし、むしろ水を控える方が乳児には危険とした。で、以下の4つの指針を示している。
 1、母乳で育てていれば、母親は特に食事を制限せず、母乳を続けて欲しい。
 2、粉ミルクなどでミネラルウオーターを使う場合は、煮沸した後、適温にして使う。外国産などミネラルを多く含む硬水は乳児の負担になる可能性があり、水道水の方が安全。
 3、離乳食を食べられる乳児は、離乳食からも水分補給できるので、粉ミルクの量を減らしても問題ない。
 4、粉ミルクのみの幼児で代わりの水が確保できないなら、水道水を使って欲しい。
 ペットボトル獲得に奔走していた親御さん、この報告で、益々不安になるケースもあるのでは・・・。
 数字が出されると、どうしても、それに動かされる傾向になる。血圧や発熱では、しっかりと数字が出る。機嫌や顔付きとなると、数字で出せない。しかし、毎日の小児科外来では、子どもの急性期の見方としては、それがとても大切(それに、睡眠、食欲が)。
 私も、かっては、ミネラルウォーターを常に飲んでいた。それをずっと利用していると、その習慣を壊すのは、抵抗がある。で、今は、(もう1年以上になるが)ポットで沸かしたのを(24時間で使い切る感じで)飲んでいる(体に良くない塩素が、沸騰することで出るかな?)。
 親が不安になると、子どもも不安になり、子どもの免疫力が低下します。そうでなくても、今、RSウイルス感染症やロタウイルス感染症が多い時期なので、今は、小さい子どもさんを持っている親御さんの不安解消がとても大切だと思います。

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国家試験・・・

2011-03-25 18:26:05 | Weblog
 3月25日(金)、第100回の看護師国家試験の発表があった。昨年より少しアップで、全国平均91.8%の合格率。病院の斜め隣に隣接する「上天草市立上天草看護専門学校(3年間)」の今年卒業した37名、合格したのは35名(既卒生は、全て合格)。全員合格を目指していたのだが・・・(昨年と比べると、いいけど・・・)。
 看護師の場合、その免許証さえあれば、この不況の時代でも、就職難はまずない。田舎の学校でも、合格すれば、同じ看護師なのだ。ここの出身のナースの印象として、周りの評判は、「とても素直で、優しい人が多い・・・」とのことらしい。
 看護のプロが看護師。医師の場合は、看護学は、学んでいないなあ・・・。
 現在、薬剤師の国家試験、合格率が下がっている。4年間が2年延長して6年間になっている上に、薬剤師の国家試験は、どんどん難しくなるだろうとのこと(50%前後まで?)。

 今年の医師国家試験↓
http://venacava.seesaa.net/article/191665627.html

 今年の歯科医師国家試験↓
http://blog.livedoor.jp/daishougun/archives/2938975.html

 昨年の薬剤師国家試験↓
http://www.yakunavi.net/pharmacist_national_examination_outline/outline_execution_95.html

 今年の看護師国家試験↓
http://blog.livedoor.jp/daishougun/archives/2948527.html

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医師の支援・・・

2011-03-24 09:56:26 | Weblog
 当院から、3名の医師が、福島県の方に、支援で行くとのこと。2週間後に行く予定の先生、少し緊張気味。で、いろいろ情報を集めている・・・。
 阪神・淡路大震災の時に、3週間後に行って、1週間ほど支援に行ったドクターの話(3月23日に直に聞いた話)だと・・・張り切って行ったのに、あまり役立たずって感じで終わって、その後、しばらく落ち込んていたとのこと・・・?!現場は、想像以上に大変で、避難所まで行く時は、テクテクと行きも帰りも歩いて行き、宿泊は、ずっと船の中だったとか。(→車は役立たず、荷台の付いたバイクが役に立つみたいだったとか・・・)。
 ドクターとしては、もちろん、救急医がいいと思うのだが、そうでないとしたら、初めは、外科や整形外科の人たちの様な外科系のドクターがとても役立つ感じに思えるけど・・・?!10日間過ぎての今だと、内科の先生、それも、精神面の対応も上手に出来る先生がいいのでは・・・?!
 現場は、インフラ整備で大変な所が多い・・・。被災地の範囲が余りにも広くて、医療薬品も、ちゃんと届かなくて困っている・・・。


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梶原君の言葉・・・

2011-03-23 12:28:46 | Weblog
 気仙沼市の階上中学校での体育館での卒業式。卒業生代表の梶原裕太君の一言一言が、ジーンとジーンと来て、思わず涙してしまいました。
 ・・・階上中学校といえば防災教育言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練と言うには惨すぎるものでした。つらくて、悔しくて、たまりません。しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え助け合って生きていくことが、これからの私達の使命です。・・・
 一言一言が、実体験からのスゴイ内容だと思います。多くの人の「絆」で、お互いに助け合って、前へ進みましょう。


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ロタウイルス・・・

2011-03-22 20:13:17 | Weblog
 ロタウイルスの乳幼児が多い。この3連休、小児科は、その患者さんで大変だった。
 今日(22日、火)は、その三連休明けのこともあり、当院の(全科の)処置室は、処置室の真中の通り道までベッドで埋まり、正に戦場そのもの。その半分が小児科の乳幼児で埋まっていたけど・・・。入れる部屋も満室で、ない。ギリギリで何とかこなしている(何とか工面して、ロタの子ども二人入院)。
 点滴をロックしたままで帰して、明日も点滴って感じで、何とかやっている。
 ロタウイルスの場合、下痢がなかなか止まらない。ロタウイルスで、時々けいれんが起きることがある。ノロウイルスよりも、はるかに治りが悪い!
 震災地でこれが流行したら、大変だなあ・・・。体力ある子でも、とてもしんどそうなケースが多いかな・・・。
 ところで、上天草市は、今回の東北関東大震災での受け入れ先として、熊本県で最初に申し入れをしている。100世帯を用意している。直ぐにでも入居出来るみたいですが・・・。

 上天草市、島でちょっと交通の不便はありますが、魚美味しいし、夏涼しくて冬暖かく、景色いいし、皆さん、情に厚く、それに、小児科と産婦人科を備えた救急の総合病院が1つありますから・・・?!既に、退職した人が大都会から来てここに住みついている人もいますけど・・・!


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いい話・・・

2011-03-22 17:58:41 | Weblog
 16歳の高校生が、ガレキの中から9日ぶりに助かった。とても優しい子みたいで、自分のことよりも(80歳の)祖母のことを優先して頑張ってきた姿がクローズアップされていた。
 いろんな見方があると思うけど、この時の父親の発言に、私、感動しました。
 父親(57)曰く、「普段から口数は少ないですが、前から大したやつだと感じていましたので、今回、証明してくれたようなもんで、凄く頼もしく思っています・・・」と。イヤー、この子の生き方は、正に、この父親あってのことと思いました。正に、父親の育て方のお手本だと思いました。子どもとの面会後も、直ぐに、現場で活躍しておられる姿、誠に立派です。
 被災地での子どもたちも、頑張っている。被災地で分担を決めて、一生懸命に頑張っている姿、将来の日本の姿が明るく見えます。
 風呂に入れる様にした風呂屋さんに、スゴイ列。入っている人も、他人の事を考えて、長風呂せず、髭も剃らずに出ている。イヤーッ、日本人、心温かい人が多いですね。

 

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