日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

スタップ細胞・・・

2014-01-30 17:26:29 | Weblog

 再生細胞に、新たな発見・・・!
 多能性細胞として、1981年に「ES細胞}が、2006年に「iPS細胞」が、そして、今回(1914年)に、「STAP(スタップ)細胞」が発見されています。
 今回の発見、遺伝子と関係なく、体細胞を弱い酸性の溶液に入れるだけで、初期化が起きていますが・・・→
 この様に簡単に出来る(SMAPスマップでなく)STAP(Stimulus-Triggerds Acquisition of Pluripotency)スタップ細胞(刺激惹起じゃっき性多能性獲得細胞)、正に、「生物学の教科書を書き換える成果」で・・・それまでに、何度もデータを確認して提出し・・・やっと認められて・・・何せ、今までの常識外ですので・・・!
 そこで活躍してたのは、何と、30歳の日本女性「小保方(おぼかた)晴子」さん、凄いですね・・・→ネイチャーに投稿するも断られ、ひどく落ち込んだ時、祖母が励ましてくれて・・・→(白衣でなく)祖母からもらったかっぽう着に袖を通して頑張った結果の快挙・・・!
 ヒトの実用化には、まだ、年限が掛かりそうですが、簡単に出来るし、癌化の可能性も少ないことなどを考えると、期待がかなり高そうですが・・・?!
 日本だと、女性と言うことだけで、それまでの実績を示しても、銀行、なかかなお金を貸してくれないケースが多いかと思いますが・・・今回の快挙は、もちろん、本人の頑張りがありますが、彼女を取り巻くアメリカと日本での周りの環境も良かったのはないでしょうか・・・?!
 日本人、アメリカに留学する人が以前よりも少なくなっていますが・・・留学も、今は、性別に関係なく、むしろ、男子よりも女子の方が積極的な感じですね・・・?!

*写真は、平成24年6月に、ニューヨークで撮ったものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9%E6%99%B4%E5%AD%90

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続・幸せの処方箋・・・

2014-01-28 15:35:27 | Weblog

 教育テレビの白熱教室の「幸福学:幸せの処方箋」での続きですが・・・
 今は幸せでないけど、このまま頑張って行けば、いつかは、自分にも幸せな時が来て、その時から幸せがずっと死ぬまで続いてくれればどんなにいいだろうか・・・何て考えている人がいるかも知れませんが・・・それは、どんなに頑張っても、ないのです。
 林修先生の「今でしょ!」の様に、冷静になって考えてみると、今の幸せを感じることが出来なければ、この先も、感じることは出来ないのです。(←戦争中など、特殊な場合は、除きますが・・・)
 この大宇宙の中で、この地球上で、この瞬間に、生きている事自体が、ホントに奇跡なのですから・・・!
 今、満足しなくて、いつ満足するのでしょうか?特に、この平和な恵まれた日本で・・・周りを見詰めれば、感謝することは、沢山沢山ありますね・・・。
 幸福度が急に上がっても、時間が経過すれば、又、元に戻るのです。どんなにお金を得ても、どんなに地位を得ても、それがずっと永く続くこと何て、まず、考えられません。
 仕事と幸福度の関係、深いと思うのですが・・・「人と仕事の関係」の中で、次の3つに分けてみると→
1、「ジョブ」・・・「報酬の為に働く」ので、単なる労働に過ぎなく、報酬を得る為に仕事をしているだけなので、他の仕事をしていることもあり、休みも沢山欲しい状態になっています。
2、「キャリア」・・・「向上の為に働く」ので、職種に関係なく、スキルを上げる為に一生懸命に働きます。
3、「コーリング」・・・「社会的意義を感じて働く」ので、報酬が少なくても(時に、なくても)、社会の為になっていると思って、つらくても、一生懸命に働いています。更には、天職とも思うこともあります。
 例えば、医療にしても、ドクターとナースだけいれば、出来ると言うものではありません。事務の人がいて、掃除をする人もいて、ボランティアの人もいて、それ以外の人もいて、成り立つものです。皆、それなりに、貢献しています。
 仕事の考え方は、人さまざまですが、他人を喜ばせることが出来れば、傍を楽にさせることがで出来れば(傍を楽にさせることが出来れば)・・・→「働らく」と考えていいのではないでしょうか。
 仕事する上で、報酬やステイタスを最優先すると、人は幸福からどんどん遠ざかって行きます。
 仕事って、上からの命令でしないとけいないとなると、モチベーションが上がりません。
 私の救急医療も、上から強制されたこと、ありませんでした。もしも、強制されていたら、とっくの昔に、救急を辞めていたと思います。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20120921/1(←イスラムのラーハ)
http://金融危機.jp/happy-money-8-1999 

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幸せの処方箋・・・

2014-01-28 13:56:56 | Weblog
 平成26年1月17日(金)の教育テレビの白熱教室で、「幸福学:幸せの処方箋」がありました。
 アメリカの「ポートランド州立大学心理学部のリバート・ビスワス・ディーナー博士」が、「幸福の定義」「貴方の仕事を天職にする方法」「人と仕事の関係」などに付いて述べていました。
 その中で、人生に対する満足度の測定を7段階に分けて、「人生満足尺度」なるものを設けて、次の5項目毎に、点数化していました。

1、ほとんどの面で、私の人生は私の理想に近い。
2、私の人生はとても素晴らしい状態だ。
3、自分の人生に満足している。
4、人生に求める大切なものを得てきた。
5、人生をやり直せるとしても、何も変えないだろう。

 更には、それぞれに付いて、
全く当てはまらない:1点
ほとんど当てはまらない:2点
あまり当てはまらない:3点
どちらとも言えない:4点
少し当てはまる:5点
だいたい当てはまる:6点
非常によく当てはまる:7点

 貴方は、35点中、何点でしたか?
 30点以上の人は、かなり幸福で、日本の大学生の平均は、18点~22点だそうですが・・・→「悟り世代」と言われる様に、親が苦労しているのを直に見ているので、今の若い世代、「知足の精神」で、ある程度、今の現実に満足している感じにも思えますが・・・?!


 2013年、国連が発表した「幸福度」のデータでは、
1位・・・デンマーク
2位・・・ノルウェー
3位・・・スイス
4位・・・オランダ
5位・・・スウェーデン
6位・・・カナダ
7位・・・フィンランド
8位・・・オーストリア
9位・・・アイスランド
10位、・オーストラリア
・・・・・・・・・・・
17位・・アメリカが衆国
・・・・・・・・・・・
43位・・日本

 となっていますが・・・。

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/14793/cat/1(日本43位)

http://www.ipss.go.jp/international/files/先進国における子どもの幸福度(2013.12.25).pdf(←子どもに関して、海外との比較)

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高校生の国際交流・・・

2014-01-27 12:14:38 | Weblog

 平成26年1月26日(日)、16時から約1時間、「高校生たちの台湾デイズ、大津高校国際交流」との内容で、民放で放映がありました。(←とても興味深く拝見しました・・・)
 熊本県立大津高校の1年生が、台湾を「3泊4日」で修学旅行し、その間、そこの高校生と「国際交流」をしていました。
 皆の前でのお互いの発表会では、台湾の高校生が、日本語でプレゼンテーションをしていたのに、日本の高校生、(原稿を見ながらの)英語でした。
 お互いのコミュニケーションは、中国語で話す人は少なく、英語でしたが、お互いに話すことが通じなくて、悪戦苦闘って感じでしたが・・・?!
 日本の高校生、台湾の高校生が日本語が上手なのに驚いていましたが、コミュニケーションが上手く取れなかったにも関わらず、得たモノが沢山あったようです・・・?!
 後日、向こうの高校生から返事が来て・・・→(英語混じりで)上手な字で、日本語で書かれていました。
 この体験から、英語をもって勉強しようと思った人が多かった様です・・・→とてもいい体験をしましたね。
 思うに、この様な体験、もっともっと低学年の方がインパクトが強いと思っています・・・出来れば、小学生の時から、東南アジア中心に(夏休みを利用して)修学旅行や個人旅行をしてもらいたいと思っているのですが・・・。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/131114/kmt13111402070001-n1.htm
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20090407/taipei(←私の台北旅行)

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いつものパターン・・・

2014-01-27 10:41:40 | Weblog

 平成26年1月26日(日)の午後、いつものパターンで過ごしました?!
 14時から、家内と一緒に「龍ヶ岳」に登りました。登山用の靴を履き、用意した(少し高価な?)ステッキを二人とも持って・・・。
 頂上まででなく、「椿ロード」の下4分の1だけでしたが・・・まだ、椿がちょっとだけしか、咲いていませんでした。いつもの樹齢600年(?)の大木の所まで行きました。この木、正に、「山の主」「山の神」って感じですね。
 その後、ゆっくりと降りて、17時から外来診療をしました。6人来ていて、その内の3人検査して、3人とも、インフルエンザA型が出ました。(イナビル、タミフル、葛根湯→柴胡桂枝湯などを処方・・・)
 18:30から、暗い道を、懐中電灯で照らしながら、トンネルを通って、20分程テクテク歩いて、(日曜日、時に土曜日によく利用している)店に行って、夕食を摂りました(近頃、モツ鍋が定番となっていますが・・・)。
 20時頃、そこを出て、「冬のダイヤモンド」を家内と見ながら、帰路に着きました。前回の時は、まだ、ダイヤモンドがはっきりとしてませんでしたが、今回は、20時には、はっきりと六角形が見えました。
 今日も、充実した日で、とても満足しています・・・。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20130307/1(冬のダイヤモンド)

http://www.youtube.com/watch?v=VUMD9Dzqwe4(龍ヶ岳)
http://www.youtube.com/watch?v=WzXHm4K8t5w(龍ヶ岳、樹齢600年)
http://www.youtube.com/watch?v=HkRbcRlwCWo(夜の高戸)

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断 食・・・

2014-01-25 11:40:52 | Weblog

 佐伯市で小児科医院を開業していた時、土曜の午後、佐伯市に来ているインドネシアからの研修生に「茶道」を教えていました。
 その時に、ムスリムが昼間に断食をしているのを見ました。夜明け前から日没まで、水も飲まずでした・・・が、その割には、元気なので、何故かなあと思っていました。
 成人かつ健康的に丈夫な男女のムスリムが1カ月、断食する訳ですが、小さい子ども・高齢者・病人・体の弱い人・妊婦・授乳中の母親・戦場の兵士・旅人・生理期間中の女性などは、免除になっています。もしも期間中に、いろんな事情でどうしても中断せざるを得ない場合には、後で、その分を補うことも出来ます。
 子どもにしても、初めから大人と同じでなく、10歳過ぎでから少ない量から始めることになりますが、7~8歳ぐらいから、それを習慣付けて始めた方が、10歳過ぎて始めるよりも楽だと言われています。
 断食(ラマダン)中は、飲食が出来ないことだけでなく、夫婦の性交も出来ないし、嘘をついたり、騙したり、下品な話をしたり、口論したり、喧嘩をしたり、淫らな思考をすることも出来ません。
 慣れもあるのでしょうか、毎年していると、そんなにきつくないと言われるし、更には、それを楽しんでいるムスリムも多いのですが・・・?!
 断食中、私も、眼の前で、点てたお茶を飲む訳にもいきませんでした・・・直に、ムスリムから断食の内容を聞いて、次第に理解できる様になりました。又、ラマダン明けには、ムスリムの手作りの食事で、ごちそうになったこともありました。
 皆が同時に1カ月間する断食と違って、オプショナルの断食もあり・・・→イスラーム歴1月の10日目(9日~10日、又は、10日~11日)・・・(断食月の翌月)第10月の2日~7日の6日間(1カ月の断食をした後、又、するんですね!)・・・更には、毎週の断食オプション日もあって、それは、月曜日と木曜日となっています。
 釈迦は、菩提樹の下で独り断食をして悟りを開いた感じですが、キリスト教徒も、以前は、時々断食をしていました・・・ロシアのある医療機関では、ドクターの元で、肥満治療に断食療法をしている様ですが(断食することにより、悪い蛋白質が初めに使われて、健康になれるのかな?!)・・・?!
 断食の効果は、昔からいろいろと言われていますが・・・ムスリムの場合は、断食を経験することにより、食のありがたさを知り、アッラーとの結び付きがより強くなるみたいですが・・・。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%B3(←ラマダン)

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歌登からのヒント・・・

2014-01-24 11:05:09 | Weblog



 北海道の「歌登(うたのぼり」、小さな町で、旭川の更に北に位置し、観光ホテルにしても、「うたのぼりグリーンパークホテル」があるだけで、これと言った観光物はない感じなのですが・・・で、今、何故有名になっているかと言うと、そのホテル、タイ人に大人気で、大盛況・・・→1月24日(金)の朝の民放のテレビで紹介されていました。
 そのホテル、廃業寸前の状態にあったのですが・・・→何かいい「おもてなし」はないかと考えた結果・・・→「日本文化紹介」となって、それを積極的に取り入れて、それが大ヒットして、次から次へとタイ人が押し寄せる状態になってしまったのです。
 その内容を見ると、日本文化が凝集されていて・・・→
 「茶道」「和太鼓」「餅つき」「たこ焼き作り」「寿司を握る」「流しそうめん」「習字体験」「鮭の解体ショー」「雪遊び」などで・・・最後は、「盆踊り」って感じで、正に、日本文化満載となっています。
 そうなんです、海外からの観光客は、「日本文化」に非常に興味を抱いているのです。
 現在、円安の影響もあり、日本への海外からの観光客、どんどん増えています。日本がどこでも超安全なことに驚いています。トイレのボタンの多さに、時間の正確さに、田舎でも、ゴミがないことに驚いています。
 アチコチ自動販売機があって、温かいと冷たいものが選べる何て・・・プリクラでいろんな映像が創れること(世界一!)、無人販売、何度も頭を下げることなど・・・日本人が当たり前だと思っている事に感動しているのです。それに、日本人は、とても親切・・・。
 この調子では、年間1000万人からその倍の2000万人になるまで、数年で達成出来そうに思えるのですが・・・?!

*写真は、私が教えた人(ムスリムとキリスト教徒)が、お茶会でお点前を・・・海外の人は、日本の伝統文化を覚えるのに一所懸命でした。

http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20130811/1.html
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080316/1(私が会長で開催した→日本の心・さいき)

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アル・イスラーム研究・・・

2014-01-22 11:17:45 | Weblog

 イスラムに付いて、本で調べたり、インターネットで調べたり、実際に、イスラムの世界に飛び込んで行ったりして、私なりに勉強しているのですが・・・まだまだ、よく分からない方が圧倒的に多いのですが・・・。
 歴史を紐解くと・・・→強固なイスラムが台頭して来る直前には、「(トルコ)「ビザンチン帝国」と「(イランの)ペルシャ帝国」の二大勢力がしのぎを削り、アラビア半島のマッカ周辺は、空白地帯になっていたのですが・・・突如、イスラムが台頭して来て、周辺の衝撃は強烈だったと思われます。
 宗派も、大きく、(イラン中心の)シーア派と(サウジアラビア中心の)スンニ派とあり(キリスト教も、カトリックとプロテスタントに、仏教も、小乗仏教と大乗仏教に大きく分かれていますが・・・)・・・又、政教分離をはっきり出しているトルコなどの国もあります。
 イスラムの国の中には、そこで使われている言語が、アラビア語でなく、イランの様にペルシャ語を使用したり、トルコの様に、トルコ語を使用したりしている国もあり・・・国民所得が低い国が多いのですが、サウジアラビアやクェートやアラブ首長国連邦の様に、大金持ちの国もあり・・・又、アラブ首長国連邦の様に、住民の8割が、インド人などの海外の人で占められている国もあります。
 タイのチェンマイに行った時に、タイは仏教国なので、それ一色って感じかなと思っていたのですが(私の日本でのタイ語の先生は、キリスト教徒でしたが)、仏教とキリスト教とイスラムが共存していることに驚きました。
 チェンマイでは、ムスリム経営のレストランがあり、そこでの「カオソーイ」がとても美味しくて、何度か、行きましたし、モスクやキリスト教の学校や教会もありました。
 バングラデシュのダッカに行った時にも、ホームステイした家の家主さんが、キリスト教徒で、そのキリスト教徒の人から、私がダッカにある「マザーテレサ寺院」で演奏する時に、面倒を見てもらいました。そこでも、ムスリムとキリスト教徒、仲良く過ごしていました。
 イスラムは、他の宗教に対しても、極めて寛容なのです。
 イスラムの世界でも、西洋化の波が来て、若者も、それに影響を受けて来て、悩んでいる様ですが・・・女性が肌を目立つ感じで出すことで、男性の心が変な風に揺らぐといけないとのことで、出来るだけ隠すとのことらしいのですが・・・→肌を出すと見られるとの意識から、(ブルカを着て)肌を隠すことで、女性が、しっかりと見る立場となり、男性と同じ様に仕事に就け、女性の社会進出が推進出来るとのことですが・・・?!
 バンクーバーで語学学校に通って、ホームステイをしながら英語研修を受けていた時に、同じクラスに、イランの女性がいました。イランの女性(←イランの問題は、第1が政治、第2が政治、第3も政治で・・・しかし、私は本国が大好きと言われていましたが・・・)、全くの西洋服でした・・・→国外では、隠してもしなくてもいい様ですが・・・。又、サウジアラビアの男性もいて、この人も、全くの西洋服でしたが、持参している写真で、本国での(カンドゥーラを着た)独特の姿を見せてもらいました・・・。
 日本での多くの人に共通する大きな祭りは、「正月」と「お盆」って感じですが、イスラムの世界では、断食明けの祭りと、「犠牲祭」の2つですね。私がバングラデシュのダッカに行った時、この「犠牲祭」の時で、牛が道路で無残に解体されていて、肉が多くの人に配られていました。(←その時まで、全く知らずに、驚きましたが・・・)
 預言者ムハンマドの言行録(ハディース)には、「1ヵ所にじっとしていてはいけない、なるべくさまざまなことをした方がいい。出来るだけいろいろなモスクに行きたまえ・・・」とあります。ムスリムは、旅が好きで、人と人とのいろんな人との出会いを大切にしています。又、人生を旅だと考えている様ですが・・・(あの世が目的地)?!
 アッラーの前では、人は皆、平等です。富める者はそうでない者に喜捨するのは当たり前で、むしろ、義務なのです。
 ところで、ミミズの字の様なアラビア文字ですが、ムスリムが日本のひらがなを見て、やはり、ミミズの字に見える様で、お互い様ですね。それに、アラビア語と言っても、方言も多く、イラク弁、シリア弁、エジプト弁、モロッコ弁などとあり、方言だけで話すと(東北弁と鹿児島弁で話す様なもので)全く理解できないこともある様ですが・・・?!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%9C%8F%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%9C%8D%E8%A3%85(←ブルカ)

*写真は、2005年2月7日、バングラデシュのダッカにある「マザーテレサ寺院」でのものと、1月23日に撮った「犠牲祭(謝肉祭)」でのものです。

 

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続・電子カルテ・・・

2014-01-21 12:15:55 | Weblog

 15日(火、連休明け)に、我が病院も、他の病院に追従する感じでやっと「電子カルテ」が導入され、大きなトラブルもなく、無事、1週間が過ぎ増ぎました。日増しに慣れて来た感じで、それも、ぶつかりぶつかりで、今も、試行錯誤って感じですが・・・?!
 マニュアル通りに処方欄に薬品名を入れ込んでいるのに、入らないこともしばしばで、その都度、電話して確認しても・・・それでも、やはり出来ないこともあったりして(それで、凄く時間を取られて)・・・「そうですね、出来ないですね、出来る様にしておきます・・・」何て言われることもあったりして・・・。
 この1週間の間、ベビーの入院も退院もあり、その都度、出来る人に教わりながら、何とか、クリヤーしていますが、まだ、モノになってませんね。
 処方のセットも作成し、点滴のセットも作成し、いろんな検査のセットも作成し、漢方薬(五苓散や葛根湯や黄連解毒湯)の注腸のセットも作成し・・・考えてみるに、如何にして、パソコンのクりック回数を少なくして、エネルギーの消耗を少なくするかに一生懸命になっている訳ですが・・・?!
 「電子カルテ」で、ドクターの仕事、これで又、少し多くなった感じですが・・・?!
 医師免許を習得しても、医療が思った様に出来ないのと同じく、電子カルテも、慣れるまで、それなりの時間が掛かりますね。
*写真は、上の記事と全く関係ありません。

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続・イスラーム・・・

2014-01-21 11:13:10 | Weblog

 昔、イスラムの世界と言えば、4人の妻を持てる何て言われていて、私も永いことそれを信じていました。
 実際に、インドネシアのムスリム(イスラム信徒)にその質問をすると、「そんな人、まずいない・・・子どもが産まれない時で、1番目の妻の許しを得て、2番目の妻を持つことはあるけど・・・」と言われました。又、バングラデシュのムスリムは、「二人だ何て、そんな人、いない!・・・いたとしたら、周りの人は、人間として付き合わないでしょう・・・」と言われました。
 そうなんです、未亡人や孤児を救済する意味で、4人まで可としたと思われます。開祖のムハンマド自身、孤児でしたから・・・。
 コーランには、複数持った場合、平等に精神的にも肉体的にも愛さないといけないって感じで書かれています。(←これって、とてもとても難しくて、仕事どころじゃないですね!)
 開祖ムハンマドンにしても、2度の離婚歴のある15歳年上の未亡人と結婚した訳で、彼女が亡くなるまでは、彼女だけを寵愛していました。
 そうなんです、イスラムの世界では、親族や家族の絆が強固なのですが・・・→その中でも、夫婦の絆は、アッラーの次に、強固と思われます。
 結婚も、その多くは、恋愛でなく、見合いで、愛を次第に育んで強固な絆にするケースが多い様です。
 カナダに行った時、「今、カナダで一番深刻な問題は、何ですか?」との私の質問に、あるカナダ人は、「エイズです、エイズが深刻です!」と応えていましたが・・・一方、イスラムでは、結婚前もしっかりと純潔を守るので、エイズの心配がない訳です!
*写真は、クアラルンプールで、2005年に私が撮ったものです。

 
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20120921/1 

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