日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

学生講義・・・

2010-09-30 09:16:47 | Weblog
  大学生の時、講義に来た(内科のある講師の)先生が次の様に言われていた・・・「大学は、研究と教育と臨床の3つがある。その中で、研究が一番し易い。マイペースで出来るので。次が、教育で、これも、教える内容を時々変えながら、何とか、マイペースで出来る。しかし、臨床はそうは行かない。患者さんのペースに合わせないといけないから・・・。」と。
 日本の大学の医学部では、研究に力を入れている。夜、遅くまで張り付いて研究している人がいる。動物実験などをしていると、それなりに大変だ。
 大学では、立派なペーパーを書いていないと、居づらくなる。立派なペーパーを書いて、著名な雑誌に載ると、それなりに誇らしく居れる感じになる。
 地方の救急病院などでは、研究よりも臨床が中心となる。学会発表も、臨床の症例などを中心に発表しているケースが多いと思われる。
 ドクターによっては、研究が好きでたまらない人、臨床が好きでたまらない人、いろんな人がいる。自分の様に、臨床以上に教育が好きって感じの人、あまりいないみたいだが(自分の場合、講義内容も試験問題も、毎年、それなりに少しずつ変えていますが・・・)・・・?!周りから、珍しい人何て感じで言われることがあるけど・・・?!(若い時は、沢山の症例のスライド写真を沢山撮っていたけど、今は、プライバシーの関係で、無理だなあ・・・!)
 何せ、長期休暇を取ったり、常勤医の代診をしたりして、今週は、火曜から金曜まで、午前中に連続4回の100分講義。
 28日(火)の「感染症」講義では、「内診」と「発疹」のスライドをまとめたのを前もって配って講義した。自分の経験した麻疹や風疹のスライド(4分の1世紀以上前のものも含まれているけど・・・)、それなりに説得力があると思っている。
 29日(水)の「呼吸器」の講義では、先天性横隔膜ヘルニア(3例)などの(自分が佐伯市の救急病院で経験したレントゲン)写真を持って行った。
 本日、30日(木)の「循環器疾患」でも、(やはり、自分が佐伯市の救急病院で経験し、直ぐに、勤務の病院の救急車で送って、宮医大でBASをしてもらった)大血管転位(2例)やファロー四徴のレントゲン写真を持って行き、(宮医大勤務の時に、大学の手術場で撮らせてもらった)ものも見せることになっている。(昔のものであるが、やはり、プライバシーがそこでも守られるべきだと思っている。)
 で、明日は、統計学の講義の第1回目だ(多くのドクターがこの講義をするのを逃げる感じで、最後に、自分に白羽の矢が立ってしまった感じだが・・・これも、結構面白いかな?!)。
 今、月曜の夕方に診て、火曜の朝に入院した4歳女児の肺炎と昨日の夜に生まれた糖尿病の母親のベビーを診ていて、(主治医で)それなりに神経を使っているが、それ以上に、学生への教育は、(準備と、100分間しゃべり続けることもあって)疲れる感じだが・・・→それでも、自分の出した試験が出来ていると、ホント嬉しいデス(自分の評価がそのまま点数となっている感じがして・・・?!)。(いつもの自分のスタイルで、講義終了直後に、毎回、20(25)問の試験をしていますが・・・。)

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医師の心境・・・

2010-09-29 08:55:20 | Weblog
 医師が主治医となって診ている場合、やはり、直ぐに元気になって退院してくれると嬉しい。そんな中でも・・・。
 患者さん側から、「・・・なので、出来るだけ早く退院させて欲しい・・・」と言われること、ある。(逆に、しっかり治してから、退院させて下さいって言われることもあるが・・・)
 病状に応じて、いつ入院するか、いつ退院させるかを決めているのだが、その的確な判断がなかなか難しい。遠方の人だと、再入院の可能性が少ないと思われる段階で、紹介状を書いて、退院となる。(近くの人だと、良くなれば、直ぐに退院となるケースが多いのだが・・・)
 退院させて、再び悪化して、クレームがつくこともあるし、こちらとしては、退院させて良かったと思っていても、入院しなくても良かったのではと、思われることもある。
 昔と違って、今は、情報公開の時代だ。検査も、納得いく様に説明しないといけない。「先生の言うことは良く分かる、しかし、こちらの都合もあるから・・・して下さい・・・」って感じで言われることもある。
 医療は、お互いの信頼関係が大切。絶対大丈夫と言いたくても、今の時代、言えない状況にある。
 同じ様な症例を100例以上、既に経験していても、次に同じ様な症例でも、それで起きなかったことが起きることもある。
 かって、深夜(3時過ぎに、たはら小児科医院で)、気管支喘息の時に使用するネオフィリンで、(血中濃度も測定して、慎重に上げていたつもりだったが)入院患者さんにけいれんが起きたことがあった。又、ネオフィリン血中濃度が5μg/ml以下なのに(有効濃度は、5以上と思われるが)、スゴク興奮して眠れない子どももいた。
 臨床は、難しい。

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医師の家族・・・

2010-09-28 14:04:50 | Weblog
  昨日、神の手を持つ脳外科医の福島先生のことが放映されていた。スゴイ、スゴイ、スゴイ!実績に裏付けされた本当に手術がとても上手な人なんだなあ。患者さんの為に、300%の力を出して(福島先生自身がそう言われていたが)、世界アチコチを駆け巡っている。後継者の育成にも、しっかりと力を入れている。(素晴らしい!!)
 家族も、初めてテレビで見たけど・・・→奥さんが、「家族の方にも、も少し目を向けて欲しい・・・」と言われていたけど・・・。
 そうだなあ、父親が仕事で一生懸命で、子どもが寂しい思いをしている家族、多いみたいだなあ。特に、小児科医は。
 それに、医師の子どもだと、かえって、いい医療を受けていない場合もあるみたいだ。医者の不養生でなく、これは、医者の家族の不養生と言うべきか?
 産科の先生が、自分の子どもが細気管支炎になって、呼吸困難で入院して、「子どもって、怖いですね、あんなに急になるとは・・・」と言われていた。
 ある小児科医の奥さんが、「他の子には、深夜でも起きて診るのに、自分の子は、ほったらかして、聴診器も当てなくて、前、肺炎になっていたんですよ・・・」何て言われていたけど。
 そんな私も、長女が小さい時、「ちゃんと聴診器を当てて、よく診てね!もう、自分の子どもには、いい加減なんだから・・・」何て、家内から言われたことが確かにありましたが・・・。
 宮崎医科大学勤務の時、帰ると、長女がいつも眠っていて、日曜も仕事で昼間いないことが多く・・・→よく眠る子だなあと思っていたが、実際は、自分の生活が、朝早く、夜遅く帰っていたので、そう思っていただけのことだったのだが・・・。
 新生児・未熟児を扱っていたり、入院ベッドを持って小児救急をしている小児科医の場合、その家族は、ホント大変ですね。(もう、私の子どもは、幸いに大きくなりましたが・・・)。
*子どもには、父親の証として、何か残さないといけないと思って、お茶の道を教えましたが・・・?!


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健 康・・・

2010-09-27 09:57:27 | Weblog
  白鵬が62連勝を達成した。かっては、ひょろひょろで、「もやし」と言われていたとのこと。格闘家の中には、白鵬と同じ様に、初め、とても体が弱くて、痩せて病弱だった人が結構いるみたいだが・・・。
 イチローにしても、白鵬にしても、自分の健康管理をしっかりしている。健康管理が出来て、今の成績があるのだ。
 忙しい医師にしても、同じだ。いい仕事をしようと思えば、自分の健康管理をしっかりしておく必要がある。こんな分かり切ったことが、自分自身、よく理解できていなかった(深く反省!)。
 金曜の午後に入院した3歳の女児を今朝、帰した。土曜には、6人の時間外の小児を診た。それ以外に、「新生児特発性高ビリルビン血症」と診断して、光線療法を始めたベビーが入院した。又、その日、当直医からのコールで、8歳の男児を診て、「急性虫垂炎」とのアドバイスをしたが(自宅が熊本市の方なので、そちらに紹介)。日曜(昨日)には、8人の小児の時間外を診た。その中には、ミルクで喉頭浮腫が起きて、息苦しくなった10カ月の乳児もいた。
 そんな中でも、(数が少ないし、別に、当直医もいるので)都合を付けて、(車を持ってなくて、単身赴任の自分は)「五橋祭」に出たり、「スカイプ」をしたりして、楽しく1日1日を過ごしている。
 明日から4日間連続、午前中に、講義がある。2年生に、「感染症」「呼吸器」「循環器」、1年生に「統計学」。統計学は、10月に、7回ある。まあ、講義も息抜きと思えばいいかな。(1年生の発生学の講義の時に、コアラとカンガルーのビデオをちょっとだけ見せたら、皆、真剣に見詰めて、いたく感激していなあ・・・。講義も、こんな感じで、真剣に聴いてくれると、教え甲斐がありますが・・・。)
 それに、10月の終わり頃には、天草市の本渡のある「老人施設」で、篠笛・和太鼓演奏をすることになっているけど・・・。
 まあ、こんな感じで、数年行きそうだなあ・・・?!

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五橋祭・・・

2010-09-26 10:22:02 | Weblog
 9月25日(土)、恒例の「五橋祭」が松島町であった。「道中踊り」では、27団体1.400人の参加だった。で、私も、昨年と同じ感じで、23番目のグループの(総数160名の)先頭で、太鼓を打った。
 (イチローが、200本の難しさは、自分が一番よく分かるって感じで言われていたが・・・スケール、全然違うが)歩きながら「ハイヤー踊り」の曲を太鼓で打つのって、実際にしてみると、結構、難しい。それに、会場の中央の音と、道中に取り付けられたスピーカーの音が小さくてよく聞こえない場所が多くて、難儀する。
 道中の距離が以前と違って短くなっているので、時差が少しある音が同時に流れていて、どちらに合わせるべきかと迷って、とても打ちにくい。それに、司会者がマイクで話す時、音楽が聴き取れない。
 が、何とか、今年も、目立たない感じで少し目立った感じで打ち終えたかな・・・?!
 「五橋祭」、いつもは2日間なのに、今年は1日となっていた。又、今年は、「道中踊り」の優劣の順位を競うことはなく、全団体に記念品が贈呈された。
 出店もズラッと多くて、見物人の人の数も、1日にした関係か、昨年よりも少し多いと思ったけど・・・。
 会場に道路を隔てて隣接しているスーパーマーケット「ニコニコ堂」のトイレ・・・→女トイレが長い列で、男トイレも同じ。仕方なく、二階に行くと、ここも同じで、何と、男トイレに女性が出入りしている。ムーッ、厳しいなあ。仕方なく、又、一階の男トイレに行くと、「アッ、小児科の先生だ!」と子どもから言われてしまった。
 来る時も帰る時も、2年生(の看護学生)と一緒のバスに乗った。で、それにデジカメやお金を入れていたので、降りてから、そのバスが(駐車場が一杯なので)遠くに行った為に、何も買えず、何も撮れず、ガクッ。
 その後、花火が21時15分まで、5.000発、45分間、途切れることなく見れた。光と音にズレがあるので、それを強く意識して見ていたら、又、別の感じになって面白かったかな・・・?!
 関係者の方、お疲れ様でした。又、私の太鼓の竿を持ってくれた二人の(1年生の)看護男子学生、ありがとうございました。
 又、来年も、打ちたいと思います(今回で、5回目)。

2006年→http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060924/1
2007年→http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070922/3
2009年→http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20090927/1

 

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キャンセル料・・・

2010-09-25 10:31:10 | Weblog
 オーストラリアやトルコの宿泊施設を予約する時、クレジットカードで、前もって、お金を払った。宿泊施設は、お金の出し入れには、全く関係してなく、ただ、宿泊施設を貸しているだけって感じだ。
 海外では、前もって予約する時、クレジットカードは必須となるし、それで、既に払って、その後、そこに宿泊することになる。
 インターネットを利用してトルコのイスタンブールに宿泊先を決める時にも、クレジットカード番号を尋ねて来て、最後の(更新時に変わる)番号もしっかりと尋ねてきた。それは、普通の事。
 オーストラリアに行った時も、宿泊料をちゃんと前もって払っているのに、受付でクレジットカードを提示して、それを器械に通された。何か、人質を取られている感じになったけど・・・。
 それは、海外では、当たり前。日本では、どうだろうか?
 (日本に近いある国では)宿泊代を払わなくて、最後の日に、こっそりと抜け出すケースもあるとか(驚き)。で、日本人だと、それは、絶対にないので、日本人大歓迎と言われていた。
 日本人は、お客さんを信じている。海外では、信じていない。そう思わざるを得ない。
 今回の尖閣諸島でのイザコザで、中国から日本への旅行で、キャンセルするケースが多いと思うけど、キャンセル料、どうなっているのかなあ。(気になります・・・?!)
 行く予定が、どうしても行けなくなって、キャンセル料取られて当然なのに、「又、機会があれば、利用して下さい。今回は、いいです。・・・」何て言われて、数回、キャンセル料を全く取られなかったことあったけど、こんなこと、日本だけだろうなあ。
 日本のサービスは、世界一です。受付での礼儀正しさ、差し出す時の紙の向け方、笑顔、お客さんに不快にしまいとする心遣い、イヤー、どうみても、これは世界一ですよ・・・!!
*写真は、イスタンブール(サービス良く、安くて、とてもいいホテルでした。とても良くしてもらったのに、帰る時、この人にチップ上げなかったのが、悔やまれます。)。

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強さの秘密・・・

2010-09-24 12:14:49 | Weblog
 イチローが、アメリカのメジャーで、10年連続200本安打を達成した。相撲界では、白鵬が59連勝し、尾車部屋の嘉風と豪風が、好成績で、2敗に留まっている。
 この人達の強さは、どこから来ているのだろうか・・・?
 イチローは、他人との闘いでなく、自分と勝負していると思う。過去の自分を超えること、そして、更に進化した将来の自分をイメージして、コツコツと努力を続ける。(スゴイなあ・・・!!)
 人知れず、スゴイ努力をしている人・・・→それが正にイチローなのだ。努力の人なのだ。自分なりに、緻密な計画を立て、ちゃくちゃくとマイペースでそれを達成しているのだ。
 その上、イチローは、周りのことも、気にしている(精神が、又、素晴らしいなあ!!)。成績が振るわないマリナーズの中で・・・→自分だけが浮き上がっていいのか?喜んでいいのか?彼の200本達成直後のクールな顔が、それを証明していると思う。
 それ等を全てバネにして、益々進化できる人、それが世界のイチローなのだ。
 白鵬は、独り横綱の責任を感じている。不祥事などで、相撲人気に陰りが見え始めている中で、自分が頑張らねば・・・との思いが、彼の連勝を伸ばしていると思う。
 それは、尾車部屋の二人の力士にしても、同じだ。親方を思い、世間に対しては、成績で示すしかない、そう思って土俵に上がっていると思う。いつもの場所と違う嘉風の土俵上での真剣な顔付きが、そのことを証明していると思う。
 太鼓の練習では、「練習は本番と思え、本番は練習と思え!」って言われてきた。69連勝を達成した双葉山も、「稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく」との名言を残している。
 強さの秘密・・・→それは、自分のことだけを考えるのではなく、博愛主義的な優しい心が持てて、かつ、人知れずマイペースで努力が続けられることにある・・・?!

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夕涼み会・・・

2010-09-23 16:28:19 | Weblog
 平成22年9月22日(水)の17:45から、「夕涼み会」がありました。看護学生が10人ほど、ボランティアで来ていました。車イスの人が、病棟から降りて来ました。浴衣姿の人もいて、和やかなひと時でした。
 十五夜の満月も、樋島(ひのしま)の上に見え、雲に隠れたり出たして、夕立も降ったりして、なかなか、風情がありました。
 今年の私の笛の音、どうだったのかなあ・・・?

 で、汗かいて部屋に帰って、お風呂にお湯を入れようとするが、肝心のスイッチが入らない。なしか、なしか・・・何度しても同じ。こんなこと、今まで一度もなかったのだが。
 で、直ぐに、遅い時間なのに、ガス屋さんに電話(今までも、数回しているが)。いつもの様に、直ぐに(いつもの人と違う人が)来てくれた。
 で、いろいろ時間を掛けて試みるも、今回は、いつもと違って、スイッチさえ、入らない。どうも、部屋に来ている本体の肝心な所が駄目になっているみたいだ。
 で、今日、カミナリで、停電になったが、その時に、最後のとどめって感じで、この湯沸かし器も、昇天してしまったのだろう。13年経っているし、耐用年数10年なので、もう代わりの部品もないかも知れないとのこと。
 で、このアパート、市営住宅なので、市がこれを管理していれば、取り替えるのに市の許可が必要で、そうなると、明日は休みなので、明後日になるかも知れないと言う。(エッエッエッ!)
 で、仕方なく、この日は、水風呂だった。まあ、暑い時だら、泳ぎに行ったと思えば、これでもいいかな・・・。
 で、今日は、午前中のちょうど忙しい診療中に来てくれた。市役所でなく、病院が取り付けたみたいで、新しいのと取り替えてくれた。
 良かった・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=nh1_iQckSTg 

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イチロー・・・

2010-09-23 09:30:10 | Weblog
 5年前、トロントで、(トロント)ブルージェイズ vs. (シアトル)マリナーズの試合を見た。前々から、プロ野球に関しては、大相撲ほど興味を持っていなかった。そんな自分が、日本で、一度もプロ野球での観戦をしたことがないのに、2005年7月に、語学学校(トロント大学で1カ月ほど、そこの寮に入って、英語の研修をした。)の教師の勧めで行ったのだ。その教師は、「シアトル・マリナーズは、あまり人気ないけど、イチローは、ここでも、人気あるね・・・。」と言っていた。
 券を前もって買いそびれたが、行けば、買えないことはないはずとのその教師の言葉を信じて、一人で行った。世間で騒ぐイチローが見たくて。
 で、1塁側で、イチローの後ろ姿が良く見える席が首尾よく取れた。練習風景を見て、イチローの完全なるファンになった。そこには、誰よりも早くから練習しているイチローの姿があった。子ども達も、ミットを持って、イチローの打ったボールを取ろうと、観客席の前の方で構えていた。
 試合中も、絶えず体を動かしているイチロー、それも、決まった感じのパターンで・・・→直ぐに体が動く様にと、体制を整えていた。野球が仕事とは言え、そのイチローの真剣さに、感動した。
 その日の成績は、1安打だったが、その時、待ち望んでいた姿が見れて、思わず、無意識的に歓声を上げ、自分の様に飛び上がって喜んだ(その時の感動を今でも忘れない!)。
 現在、5年前と同じ感じで、トロントで、(トロント)ブルージェイズ vs. (シアトル)マリナーズの試合が進行中だ。
 200安打を10年連続、あと3つ・・・彼がそれを楽しんでいるとのことで、この生き方にも、深く深く感動・・・!!
 (写真の真中に、練習中のイチローが写っている)

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発 熱・・・

2010-09-22 08:09:40 | Weblog
  昨日は、大発作を起こしてICUに入院していた子ども(2泊3日)と、前から入院している子ども(4泊5日)を退院させた。何か、喉につかえていたものがやっと取れた感じになった・・・。
 昨日も、夜の9時半過ぎに寝て、今朝の4時に起きた。で、ゆっくりと朝食を野菜中心に(オリーブオイルを沢山掛けて)摂り、テレビのラジオ体操第一に合わせて体操をし、7時過ぎに病院に行った。
 救急外来のナースが、「先生、聞いて聞いて・・・」と言う。・・・→予防接種をして、熱が上がり、もう、座薬を3回使ったけど、熱が下がらない、今度、何時間あければいいでしょうか?との問い合わせがあって、それも、一番眠たい深夜の3時半にあったとのこと。で、今日ここに来そうと聞くと、「それがここにも一度も掛かったことなくて、ただ、聞きたかっただけみたいで・・・」と言う。
 まあ、こんなこと、今までに何度もあったけど・・・。(ある時、熱でけいれんが心配で来院すると言うことで、3時頃、寒い中、自転車を漕いで家から出て行って、病院で待つも、待てども待てども来ない。電話を逆にこちらからすると、子どもが眠ったので、そのまま様子を見ているとのこと。)
 昨日の午後からの予防接種で(9名いて、同時接種がその内3名いた)、その中で、前回、2回、三種とヒブをして、38度の熱が出た子がいた。で、今回大丈夫でしょうか?と心配そうに尋ねてきた。
 こんな時、私は、抗ヒスタミン剤をちょっと服用させて、している。発疹が出たり、三種で、腕がパンパンに張れた子も、これで、次回軽減したのを、何度も経験してるので、今回も、接種の前に、親と相談して、ペリアクチンを2ml内服させて施行した。今まで、経験的に、いい感じに思っているのだが・・・?!
 発熱って、親にとっては、とても気になる症状だ。熱を測れば、数字でちゃんと出るから、尚更、心配になるのだろう。
 私は常々、「機嫌、顔つき、食欲、睡眠の4つが、子どもの見方としては、とても大切な見方。夜、熱が上がっても、吐いても、下痢しても、咳しても、以上の4つでさほど問題がないと思えば、深夜に慌てる必要ない。それが続けば、例え熱が無くても、慌てる必要がありますが・・・」と外来で説明しているのだが・・・。
 ところで、熱が上がって、子どもが興奮状態にある時、漢方薬を注腸して様子を見ています。不思議に、30分もすると、興奮が収まっていますね。当院では、救急外来で、五苓散や黄連解毒湯の座薬(1g)まで作って、使用していますが・・・。
 現在、政治的に、中国との関係がギクシャクしていますが、私は、西洋医学にはない利点が、中国医学には沢山あり、両方が上手く使われれば、とてもいい医療ができると思っているのですが・・・?!!

*熱さましだけでも、沢山の週類がありますが、オーダーメイド的な使い方で、それ等を使い分ける必要があると思います。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20100417/1


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