日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

セラピードッグ・・・

2013-01-31 12:26:55 | Weblog
 ヒトは、人同士だけでなく、自然や建物や芸術や、いろんな生き物によっても、癒されます。特に、犬の場合は・・・。
 病院に犬がいたらどうでしょうか・・・アメリカやイギリスやオーストラリアでは、「セラピードッグ」の存在は普通になっているらしいのですが・・・日本では、まだまだですね。
 衛生上、問題だとか、危険とか、いろいろ言われることが多いかと思いますが・・・実際に、「静岡県立こども病院」でセラピーデッグ「ベイリー」導入されて、その実績で、多くの人が認めざるを得ない存在になっていますが・・・。
 こんな感じで、もっともっと普及するといいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=hu1yUeRYdjc(ベイリー)

 千ロリの話は、感動的ですね↓
http://www.youtube.com/watch?v=lyhYUa4bQOM(チロリ)
http://www.youtube.com/watch?v=aR6RS5WO4tc(チロリ)
(↑涙涙涙・・・こんな生き方が出来て、人生を全うしたいですね・・・)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教 育・・・

2013-01-30 13:43:43 | Weblog
 子どもの教育は、厳しくするのと優しくするのでは、どちらがいいのでしょうか?一人一人の子どもさんの性格にもよるのでしょうが(→厳しく競争させると成果が一番上がるのでしょうが、永い目で見ると、どうでしょうか?)・・・?!、
 昔、「スパルタ教育」がいいと言われた時期もあった様ですが、その教育方針にしても、同時に、愛情をタップリト与えていた様ですが・・・。
 親御さんの中には、自分の子どもさんを指導者に厳しく指導してもらいたいと思っているケースもある様ですが・・・直接体に触れなくても、言葉で厳しく指導しているケースもあるかと思いますが・・・。
 あまり小さい時から、ガンガン子どもを叱って指導すると、発達途中の脳の為にも良くないと私自身は思っていますが・・・(←私の場合は、親から褒められて、嬉しくて、それでやる気が出て、更に褒められたくて、頑張れてきた方なのですが・・・)。
 子どもさんの中には、叱られてやっと頑張れるケースもあり・・・この場合、無視が一番きついそうですが・・・(→厳しいのは、自分に人一番愛情があるからだと思い込んでいる場合もあり・・・?!)。
 私も、小学生高学年の子ども達相手に、(近所の子どもさんに)茶道や(大川市の道海島小学校で)和太鼓を指導してきましたが、決して、叱ることはしてきませんでした。それでも成果は、立派に上がっていましたが・・・!
 確かに、体罰まで行かなくても、人間性を否定する感じの指導者の言葉もありますね。又、指導者が、皆の前で、(レギュラーになる為の)厳しい競争をさせて、負けた方に恥をかかせて、自尊心を痛く傷つけられているケースも、何度か見てきています。
 慣れは怖いですね。子どもが大衆の前で発表する時は、そこでは立派なスターなのですから、会場では、指導者は、皆の前で叱ることは、極力、控えてもらいたいと思います。
 注意をする時は、褒める時以上に、細心の注意が必要ですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〇〇へ行きたい・・・

2013-01-29 15:41:12 | Weblog
 海外では、ちょっとでも現地の言葉が言えることは、自分の身を守る意味でも、とても大切なことかと思います。 「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」の3つが、まずスッと現地で出て来る様にしておきたいものです。出来れば、その土地の方言で・・・。
 日本人は、英語しか知らないからって感じで、現地の人同士がペチャクチャ早口で話している時に、ちょっとでも現地の言葉を言うと、驚いた感じで、現地の人同士の会話が途切れることがありましたが・・・?!
 観光地のバリ島では、道を通っていると、アチコチから、誘いの言葉が多かったのですが、「ンガー」と言い返すと、それはなかったですね・・・?!
 「海外でしばしばタクシーに乗りました。タクシーの運転手さん、マレーシアの様に、英語がとても達者な人ばかりの国もあるのですが、どの国もそんな訳に行きません。
 そんな時、どう言えばいいのでしょうか?
 英語だと、場所を行って、プリーズと言えば、何とか通じますね。そんな感じで・・・
・ドイツ語だと、Bitte(ビッテ)
・フランス語だと、S'il vous plaît(スィル ヴ プレ)
・イタリア語だと、Per favore(ペルファヴォーレ)
・スペイン語だと、Por favor(ポルファボール)
・ポルトガル語だと、Por favor(ポルファヴォール)
・ロシア語だと、Пожалуйста(パジャールスタ)となります。
 フランス語は、「新聞くれー(新聞下さい)」と言えば何とか通じるとか。イタリア語とポルトガル語では、「V」の発音が、下唇を噛んで発音しますが、スペイン語では、噛まずに、「B」の発音となります。
 これが、イスラム圏でアラビア語で言うと・・・→ちょっと難しくて、1人の男性には、من فضلك ミン・ファドリカ、1人の女性には、ミン・ファドリキ、複数の人には、ミン・ファドリクムと、行き先の場所の名前を行った後に行って、行ってもらうことになりますが・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観光立国日本へ・・・

2013-01-28 16:08:46 | Weblog
 海外から日本へ来る外国人の数が、復活しつつあります。
 何故、日本の様な観光に適した国に、海外からの観光客が少ないのでしょうか・・・いろんな理由が上がられていますが・・・?!
 2012年は、震災前の10年には及ばなかったものの、前年比34.6%増の836万8100人で、過去最高だった2010年の861万人に次ぐ2番目の高水準になっています。
 韓国や中国の数が伸び悩みむ中で、その不足分以上に、ヨーロッパから、更には、東南アジアのベトナムやタイやインドネシアからも、来日する人が増えつつあります。それに、今は、久し振りの円安ですから。
 日本に来ている中国人にしても、リピーターが実に多いのです。つまり、実際に訪日して、実情を知って、又、来日したくなるケースが多いと思われます(いい噂がどんどん立っているのでは・・・日本では、東南アジアと違って、海外からの観光客料金って考え方、まず、ないですから・・・)。口コミの威力は、絶大ですからね・・・?!
 イスタンブールに行った時、スゴイ観光客でした。フィレンツェでも、多くの観光客が来ていました。その多くは、建物を見る為ですが・・・日本の場合、自然や日本人(のサービス)に癒されますね。それに、今は、健康ブームの関係で、和食は、世界の的ですから。
 海外では、スリの被害に遭わないかと、乗り物に乗ったり、道を歩いたりする時、周囲に気を配らないといけないので、疲れます。その点、日本は、安全ですね。
 海外旅行をして、国内旅行をすると、国内旅行の素晴らしさが一段と分かりますね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上天草市散策・・・

2013-01-27 19:21:22 | Weblog
 平成25年1月27日(日)、(ペットも泊れる)家庭的な「藍風亭(←あいふうていでなく、らんぷうてい)」で朝食を摂った後に、10時過ぎから、(無線でモデムを使って)ニューヨークとスカイプして、(1歳1カ月の)孫がヨチヨチ歩いている姿を見て、感激!
 その後、(この日は、私のペースは極力抑えて、家内の意見を尊重して、行動しましたが・・・)バスで大矢野町の「さんぱーる」へ・・・そこから「(上天草観光循環バス)パライゾストローリー」に乗って(←300円で、1日利用出来る)、「あまくさ村」に行きました。日本一デッカイ「天草四郎像」を見て、ビックリ(←7年半もいて、これを一度も見てない何て!)。
 その後、再び、「さんぱーる」に戻り、そこから近い距離にある丘の上の「スパ・タラソ天草」に、テクテク歩いて行きました。「スパ・タラソ天草」の傍にある高い階段を上がって、そこにある展望台から、上天草市の周囲を眺めました。正に、絶景ですね。(←国立公園ですから、当然ですね・・・)
 「スパ・タラソ天草」では、昼食を摂りましたが、風呂に入ることなく、無料のフランスベッドによるマッサージを10分間してもらいました。(←気持ち良かったです!)
 その後、又、「さんぱーる」に戻って、再び、「(上天草観光循環バス)パライゾストローリー」に乗って、松島町にある「千厳山(せんがんざん)」に行きました。そこからの眺めも良かったのですが、バスの運転手さんの話では、桜の時期だと、最高とのことでしたが・・・。
 その後、いつものバスに乗って、17時前に龍ヶ岳町に着き、病院に行って、時間外に来た水痘の子どもさんを診ました。
 今日は、天気にも恵まれ、とても楽しい1日でした。今から、土曜の午後と日曜を上手く利用して、上天草市の散策を又していくつもりです。

http://www.youtube.com/watch?v=Lq7p_5PGDUM(←藍風亭の傍から撮ったもの)
http://www.youtube.com/watch?v=YmrPz7UYDZg(←スパタラソの傍にある展望台から撮ったもの)
http://www.youtube.com/watch?v=WdVg823GRQU(←千厳山のバス停の傍から撮ったもの)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大 台・・・

2013-01-26 11:17:33 | Weblog
 明日(27日)は、家内の誕生日で、とうとう、大台の年齢に達した感じですが(?)・・・結婚して大きな喧嘩もなく、無事に、ここまで来ています。
 (鹿児島出身で武士の家系で、初めの子どもで、昔流に厳しく躾けられた結果でしょうか?)私の生き方に何一つ文句を言う感じはなく、「忍」の一字で来ている感じで、(今は、3人の子どもも大きくなって、やっと羽を伸ばしている感じで)我が世の春って感じで、ニコニコして過ごしている様ですが・・・?!
 お金の管理は、途中から、私がする様になりましたが・・・子どもの管理は、子どもが小さい時は、殆ど家内任せでした(←3人の子どもには、忙しい中で、茶道だけは、教えましたが・・・)。
 佐伯市の救急病院勤務当初は、毎日、朝から晩まで、年間500近くのお産後の新生児・未熟児を診ながら、小児科の一般入院も沢山持って、疲れ切った状態で、仕事ばかりしていました(初めの8年間、1人小児科医で)。
 (365日休みなく毎晩当直みたいな感じで)とても忙しく働いていて、家に泊ることも少なく(ひどい時には、1カ月に2回しかなく)、2人目がなかなか出来なかったので、「作る暇がないのでは・・・」との噂が周りで立っていた程で・・・病院側も、その内、倒れるのではと、本気で心配していた様でしたが・・・。
 体がもう限界との理由で、やむなく開業し、それも素人判断で入院設備を19床も持って(小児科で入院設備を持って開業することがどんなに大変なことかを知らない状態で)開業し、案の定行き詰まり、やむなく8年半余で閉院し、その後、(20年間毎日小児救急に真剣に取り組んできた故郷の佐伯を離れて)大川市→大分市と、救急病院の勤務医で単身赴任生活をしました。
 その頃、いろいろあって、小児救急医療自体にもかなり懐疑的になっていて、子どもの教育で3人にお金が最も要る時に、貯金を次々と解約して、独りで海外生活をしました。
 タイ(チェンマイ)→ニュージーランド(オークランド)→韓国(釜山)→バングラデシュ(ダッカ)→マレーシア(クアラルンプール)→インドネシア(バリ島)→イタリア(フィレンツェ)→カナダ(バンクーバー&トロント)と。その間、家内に心配を掛け、子どもにも悪かったなあと思っています・・・。
 まる1年間の休養で(その間、全く仕事をしませんでしたが・・・)、頭がリセットされたのは、確かなことですが・・・まあ、今がいいので、いいのでしょうか?
 (昨日、院内の売店で売っていた、500円程のささやかな花を買って帰りましたが・・・)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康を維持するには・・・

2013-01-25 18:56:32 | Weblog
 いつまでも健康を保つ為に、常に心掛けていることは人ぞれぞれで、いろいろあるかと思いますが・・・。
 食事に気を付け、良眠を取る様に気を付け、適度の運動をし、姿勢を正し、気持ちを前向きに持つことが大切なことは、言うまでもないことですが・・・。
 健康維持で最も気を付けて実行している事となると・・・→フランス人は、スポーツ、スペイン人は、食事とスポーツ、イタリア人は、食事、ドイツ人は、ビールを飲むこと?かも知れませんが・・・?!
 日本人の(宿泊先で出される)朝の和食、これは、世界に誇れるものだと思います。それに、寝る前に、湯船に浸かってボーッとすることが出来る何て、ホント超贅沢ですね。温泉万歳!って感じですが・・・。
 定期的にスポーツをする人の割合は、(Eurobarometer2009より)フランス13%、スペイン12%、ドイツ9%、イタリア3%となっています。
 アメリカでは、ご存知の様に、お金持ちほど健康にお金を掛けていて、「喫煙」と「肥満」が御法度なのはもちろん、健康維持が大きなビジネスになってますね・・・。
 医療費がどんどん増加して行く中で、いろんな動きが今から出て来そうですが・・・もう、最後には、国の財源が行き詰まって、今までの様な公の医療費がもらえなくなり、その結果、予防により力を入れる様になることが予想されます。
 「未病みびょう」の段階で、太極拳などの(お年寄りでも楽しく出来る)スポーツや、副作用の少ない漢方薬や、カイロプラクティック(←日本では、まだまだ、誤解している人が多いのですが・・・)などに関心が高まって来る様な気がしていますが・・・?!
 それと、やはり、人と人とのコミュニケーションの大切さが、声高に言われてくると思います。それも、人種を越えて・・・?! 孤独は、とてもきついですね、年を取れば取るほど。 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子ども医療センター・・・

2013-01-25 08:05:30 | Weblog
 平成25年1月24日(木)の19:00から、熊本赤十字病院小児科の平井先生による「当院における小児救急医療」の講演が、天草市本渡町の「ホテルアレグリアガーデンズ天草」でありました。
 独り17:40にタクシーに乗り、1時間掛けて行きました。30人余の人が天草各地から来ていました。
 昨年の5月からオープンしている「子ども医療センター」の8カ月間の診療内容が紹介されました。もう、とても届くことの出来ない距離にある感じで、タイムスリップした感じで聴いていましたが・・・スゴイですね。
 小児医療に関しては、特に小児の救急医療では、集約化が叫ばれ、200万~300万に1カ所、こんな感じのPICUを持つ(24時間365日稼働できる)小児救急医療センターがあるべきなのですが・・・現実は、西日本では、ここだけで、あと、東京都(2カ所)と静岡県と長野県にあるだけなのです。
 日本の小児の医療は、確かに、新生児や乳児の死亡率に関しては、世界に誇れるのですが、1歳~4歳となると、27位となり・・・→その理由として、小児救急医療の在り方が不備ではとも言われていますが・・・。
 熊本日赤の「子ども医療センター(56床、NICU6床)」では、ドクターが10名→18名となり、素晴らしいチームワークで、頑張られている様子がよく理解できました(←拍手拍手拍手…大拍手!)。
 もっと(ドクターヘリなどが利用されて)搬送体制が充実していけば、県外からも依頼されるケースがどんどん多くなると思われます。
 講演後に、いつもお世話になっている「天草地域医療センター」の小児科の先生3名と初めて顔を合わせました。3名共、とても優しそうな先生ばかりで、(今からの私の医療が)パッと明るくなる感じがしました。(←お世話なってばかりで、誠に申し訳ありません。合掌!)
 夜の10時に病院に帰り着き、(この日の17時からノロウイルスによる脱水症で点滴をしている)子どもを診て、住んでいるアパートに帰りました

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予防接種雑感・・・

2013-01-23 13:00:56 | Weblog
 昨日の午後は、いつもの予防接種の日でした。
 一度に、2本だけでなく、3本も4本も打つ子どもさんもいます。子どもは、当然、何度も泣き叫びます。(注射する)ドクター独りでは出来ないので、母親の協力の元、ナースが押さえ付けて、小さな子どもにしていますが・・・。
 子どもはどう思っているのでしょうか?小さい子どもでも、大人と同じ様に、痛いです!仕方ないことですが、何か、「イジメ」って感じに思って、心が痛みますが・・・。医療側がニコニコして打っていると、そんな大人に不信感を持つのでは・・・?!(子どもが白衣を見て泣き出すのは、当然ですね。時々、外来で走り回っている我が子に、「先生から大人しくなる注射をしてもらうよ!」、何て言って叱っている親御さんもいますが・・・)
 親も、泣き叫ぶ子を見て心が痛みますが、任意接種のお金のことでも、懐が痛みます(任意接種のワクチンは、結構、高くて、ロタウイルスワクチンなど、1回1万円以上もするのもありますし・・・!)。
 確かに、接種をしていると、その疾患、少なくなっていますね。自分が受け持った子どもさんで、2カ月の百日咳や4カ月の肺炎球菌感染症で入院したケースがありました。その予防接種を予定していたのですが、間に合いませんでした。
 子どもは、未来の宝です。お金の心配をしなくてもいいようにしてもらいたいものです。又、、もっと接種回数が少なくなる様に、6種(7種)の不活化ワクチンの早期実施を望みます(海外では、実施中)。(→3年間も、待てませんけど・・・)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体 罰・・・

2013-01-22 11:25:22 | Weblog
 大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の男子生徒(当時17歳)が顧問からの体罰を苦に自殺した問題で、市教育委員会は21日に会議を開き、橋下徹市長の意向通り、同校の体育系学科の募集を中止し、定員120人分を普通科として募集することを賛成多数で決めましたが・・・。
 いろんな意見がありますが・・・。
 その教育委員会での決議にしても、5人の内、教育委員長だけが反対して、4:1で、可決していて、その教育委員長が、名前を変えただけで、内容は変えないって感じで発言していましたが・・・?!
 何か、すっきりしない感じですが・・・。
 (団塊の世代の私は)体罰は、今まで、小・中・高と、沢山見てきましたが・・・あまり、疑問に思うことはなかったのですが・・・ある時、日本から来たアメリカの若い女性から言わて、ハッとしました・・・→「(中学生の部活を見て)ビックリしました。ここは、軍隊かと思いました!」と。
 又、アメリカの高校を卒業した長女から言われました・・・→「アメリカの高校の体育の先生の褒め上手なのは、前から聞いていたけど、こんなに褒めちぎる何て、驚き、ホント・・・」と。
 小学校の時から、教師が生徒を叱る時、同じ過ちをしても、生徒によって叱り方が違うことに大きな疑問を持ってきましたが・・・。
 中学3年生の時、クラスの人と何人かでベランダの窓を開けてそこに座っていたら、学年長の先生がフイに来て、頭を後ろからゴンゴンゴンと強く皆打たれて、職員室にしばらく坐らされましたが・・・(私は、その時、クラス代表の組長でしたが・・・)→自分の行儀が悪かったので、仕方ないなあと思って、正座して坐っていましたが・・・。
 今回、受験生の立場になって考えると、急な変更は、どんなものでしょうか・・・?!これで、日本の全国の学校の体罰、ホントになくなるのでしょうか・・・?!
 今も、部活の為に、休みの日も半ば強制的に出席して運動させられている生徒もいますが・・・?!(その為に、不登校で、受診する子もいますが・・・?!)
 体罰はなくても、生徒の意志を無視して、受験などでしごいている例もあるかと思いますが・・・?!

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20120119/1(←教育委員会)
(以下再掲)
 昭和61年2月18日の「大分合同新聞」に、「補習時間の見直し」と題して、以下の内容が記載されていた(原文のまま)。
 (大分)県下の高校で大学受験の為の補習や課外授業の見直し、自粛が始まったのはいつ頃だったのか、本社調査の資料で調べてみた。
 記事では、「補習」の言葉は、32、33年頃から目立っている。34年は、冬休みの補習として、大分上野丘3年生の進学組では、大晦日と正月三が日を除いて、計8日間、毎日6時間が組まれていた。同年11月には「入学試験や就職試験に追われる中学生や高校生が生徒会役員を敬遠している」・・・という話題も。
 35年になると、補習は更に増えた。同年5月、大分上野丘では、1年生から週2時間の補習を実施、3年生では、水と土曜日を除いて、毎日2時間、週8時間の補習が報告されている。又、夏休みには、それまでの20日間毎日6時間の補習が更に強化される方向に。
 こうした受験体制の疲労によるものか、同年の県調査で、高校生の結核患者が中学生の倍以上という実態も報告されている。
 その後、第一次ベビ一ブ一ムの世代が大学入試へとさしかかる41年(私が高校に入学した年)前後をピ一クに、「学校での補習は限界」というところまでいきつく。
 県教育百年史第二巻通史編によると、40年当時の主な普通科高校10校の授業時間数の平均は、正課と補習合わせて1年生で週42.4時間、2年生で44.6時間、3年生で45.6時間。春夏冬の休み中でも、全学年にわたって補習が実施され、特に夏休みは、20~25日間というすさまじさだ。
 40年7月には、大分舞鶴3年生の国立大コ一スで夏休みのうち27日間が補習、「生徒も先生もクタクタ。夏休みという名の新学期」という記事もあった。
 同じ頃、昭和61年7月24日の朝日新聞には、「24時間教師が管理 現役合格は復習がカギ」と題して、以下の内容が記載されていた(原文のまま)。
 鹿児島市の県立甲南高校は今春、国立大学合格者数全国ナンバ一ワンの座を占めた。
 その数は389人。去年1位だった同じ県内のトップ校、鶴丸高校を39人も引き離していた。
 しかも現役合格者が驚くほど多い。323人、現役率は72.4%にも達する。
 「現役で地元の大学に入れてくれというのが、父母の強い要望です」と増永昭一郎校長。
 「それにこたえるには予習、復習を家庭で徹底的にやらせるしかありません」
 ともかく宿題が多い。一教科60分程度の量の宿題が、毎日三教科ぐらい出される。学校で指導している家庭での学習時間は、一、二年生が日に4時間、3年生で5、6時間、日曜日になると7時間。週当たり35時間から40時間も勉強しないと追いつかなくない。
 どう勉強したかは「学習の記録」に生徒自身が記入し、毎日先生に提出する。
 「学習の記録」は、1日24時間の行動をすべて記入するようになっており、数行だが、反省の記録もつけさせている。
 「高校生ですからね。嘘を書くこともあるが、学習状況と照らし合わせてみれば、わかります」と石踊政昭・同校進学指導主任。
 ある一年生の一学期の記録を見せてもらった。クラスで5番以内に入る成績の子だという。毎日6時起床、寝るのは12時から日によって午前1時になることも。
 バス通学。帰宅するのは6時過ぎ。食事、入浴をすますと、勉強を始めるのが8時から9時になる。4時間勉強するのがやっと。テレビ、映画、読書などの時間はない。
 「とても眠くて困ります」「宿題が大変。一日中しています」「委員会があると帰りが遅くなり、宅習時間や睡眠時間が減ってしまう。どうしたらよいでしょうか」「(日曜日)久し振りに外出した。でも2時間勉強できてよかった」
 「眠い」という言葉がしばしば出てくる。友達と遊んだという記録も見あたらなかった。
 「私が高校生ならとてもこんな勉強できませんね」
 増永校長は、苦笑しながらそう言った。
 「でもこうしないと、現役で大学に入ることはできない。いくら立派な授業をしても、復習をきちんとしなければ、習ったことは定着しませんからね。ただ、ここでやっている程度の進路指導は、珍しいものじゃない。どこの高校でもしています」
 事実、河野武郎・鹿児島中央高校進学指導主任も「週40時間学習は、無理があるので、うちでは35時間にしています」と言っている。指導方法で、甲南高校とさがあるわけではない。
 「学習の記録」も九州一円に広がっている。予備校に通う生徒がいない代わりに、高校の補習授業は徹底している。

*ある時、(医学部に入って教養課程の時、同じ)クラスの人から、鹿児島〇〇高校生の家庭教師を、自分の代わりにお願いしますと言って、頼まれたことがあった。私の主義として、学校で教わっているのに、家庭教師に頼ることは邪道と考えていたので、教科書を徹底的にして、予習復習を徹底的にして、それだけで充分と言った内容の勉強の仕方を(お金をもらうことなく)教授した。(相手の親は、その時、キョトーンとしていたが)
 その時、びっくりした。教科書そっちのけで、いきなり、問題集の宿題が山の様にある。学問の面白さとか、もっと突っ込んで勉強したいとか、そんな雰囲気は、みじんも感じられなかった。その時、正に、受験の戦士って感じに思えた。自分の高校時代も、1年生の時から、7時過ぎから補習があり、春休みも夏休みも、その半分近くが、普段と同じ感じで授業が進められ、宿題も毎日あったが、これ程ではなかった。
 大分県は、その後、そんな過酷な受験体制を改めたが、これ等の学校による締め付け教育方針は、宮崎など、他の県に飛び火してしまった。福岡県の事情は、これとは違い、浪人生を学校が面倒をみる感じで、学校に付随した予備校が存在した。  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする