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takoのラン日記

橘湾岸スーパーマラニックボラ

2015年05月06日 15時59分24秒 | ボラ記
橘湾岸スーパーマラニック野母崎ステージのボラに行って来た。
秋の276キロにエントリーしていて
この春の173キロをその前哨戦として走るつもりだった。
でも、今年はいままで以上にもっと本業に力を注ごうと決めたことと
それにもかかわらず、バイトの時間が減らしてもらえず、
ろくに173キロを踏破できるだけの練習をこなす時間が確保できないことと
故障が思うように改善しないこととを考え、
3月の時点で出走を諦めた。

とてもとても走りたかったが、
そのかわりに、一生懸命ボラをがんばろうと考えた。

雨の中を出走するランナーたち

45キロ地点のエイド

61キロ地点エイド

157キロ地点エイド

途中、夜中はちょこちょこと仮眠しつつ
徹夜のボラだった。

少しでもランナーの力になれるように
喜んでもらえるようにしたいと思っていた。
でも、ランナーを落胆させたり悲しい気持ちにさせてしまうことを
いくつもしてしまうことになった。
夜のエイドで補給食がすべてのランナーに行き渡らず、
終盤に来たランナーに提供できなくなった。
真っ暗な山道を往復してエイドにやってくるランナーを待つことができず、
先のエイド設営のために撤収しなければならなくなった。
必死に長いみちのりを進んで来たランナーを
タイムアウト宣告しなければならなかった。

そのときのランナーの気持ちを思うと
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
それに、走りたくて走りたくてしかたがない思いの分、
ランナーの力になりたいと思っていたのに
その逆のことをすることになってしまって
それが悲しくてたまらない。

長い道を淡々と走るランナーたちを見ては
わたしもまたいつか、あんなふうに走りたいと思った。

秋の湾岸では、気持ちよく走りたい。