RunRunTako

takoのラン日記

復帰LSD

2013年10月29日 15時12分55秒 | ランニング

復帰様子見ランしてきました。

きょうはバイトはお休みなので、
朝まで寝れる〜。
てことで、午前5時半ごろ起きて
6時くらいから走り出しました。

まるで208キロはなかったかのよう・・・
まるでダメージはない、ように思う。
芯のところで疲れがあるのかもしれないけど、
少なくとも自覚はない。
自覚できないので、とりあえず1ヶ月くらいは
用心はしていこうと思いますが。
それにしても、
橘前より神経障害の状態はいいぞぉ〜。
アキレス腱まわりの故障も少し癒えてるぞぉ〜。

いろいろ観察しながら、日々ストレッチや筋トレを続けてますが、
骨盤内のちょうよう筋とか腹筋とかそのへんの筋肉の萎縮が
右足の神経に悪影響をもたらしている感じがします。
昨日の夜のストレッチで、やっとそのへんの筋肉が
しっかり伸ばせるようになりました。
んで、きょうはだいぶそのへんの筋肉を動かせました。
んで、そのへんの筋肉が痛くなりました( ̄◆ ̄;)
でもこれは、これまで萎縮して使えてなかったのが、
使えるようになったためではないかと思います。
使えたおかげで、
右足がだいぶ前に出せるようになってきました。
ただ、神経への影響がゼロではなく、
まだすねとふくらはぎに筋肉の硬直が出るので
そのぶん「タメ」がきかず、跳ねる傾向が出ます。
でもこれは、あと少し、
LSDでほぐしていく意識で走る練習を重ねていけば、
治って行くように思いました。
きょうは前半多少跳ねてましたが、
後半になって、だんだんうまく「タメ」のある
LSDらしい走りができてきました。
あと少しでちゃんとできそうです。
ここまできたなあ。あと少しだ。
と、思いました。

リタイアしたことで、
これまでも強く治したいと思ってきましたが、
これまで以上にさらに強く治したいと思っています。
なにがなんでも治すんだ、と思っています。
故障して6年が過ぎました。
走り始めて12年だから、
走歴の半分が故障の状態できたことになりました。
これからまだまだかかるかもしれないけど、
だんだんに故障期間の方が長くなってくるって
やってられんよね。
ま、故障してからずっとやってられん気持ちで
やってきたわけですけど。

わたしが長い距離の大会ばかりに出るのは、
距離が長いと、どこかでみんな痛みをかかえてへろへろになるので、
つまり、みんなとわたしは
同じように痛くてへろへろな状態になるわけで、
対等になれるからかもしれないですね〜。
短い距離の大会だと、そうならないうちに
終わっちゃいますもんね。
自分もきついけど、みんなもおなじようにきつくなってる
というのが、いいんですよね。
みんなもがんばってるから、自分もがんばらないといけないと
ストレートに思うことができる。
だからこそ、あのとき、
痛いことがやめる理由にはならなかったし、
同じように眠いこともやめる理由じゃないはずだと
思って、やめた自分が悔しくてたまらないです。
いまだに思い出すたびに、泣くほど悔しいです。
まあ、そんなわけですけど、
でも、最初のうちは、やっぱり、
みんなと同じように、普通に走れていたいです。
だから、諦めずに完治をめざしていこうと思います。

ちなみに今日の走行距離は約12キロでした。
いい感じのLSDができてよかったです。


2週間か〜

2013年10月27日 20時12分19秒 | ランニング

ああ、なんか長いこと走ってない気がしてたけど
まだ2週間が過ぎただけなのね。
そろそろ走ろうか、て気分になってきました。
1ヶ月くらい走らない気でいたんですが・・・
障害はあいかわらずありますが、
橘の前の状態よりも
今の方がまだマシなんで、
そういう気分にもなるよね〜。
足首回りに故障がでてましたが
それもまだ治ってないんですが
少しずつよくなってきてます。

どうしようかな〜。走ろうかな〜。
てか、いま、仕事が忙しくて走る時間がとれないんで
走りたくても走れないんですけどね。
でも、だいぶ予定よりも早く作業は進められてるので
走れるかもしれん。
あさってはバイトが休みなので・・・・
ちょこっと走ってみようかな〜。

ところで、そんな忙しいきょうこのごろ、
福岡のイラストレーターが集まって
また今年もイベントしますんで、
それにむけての作品作りもすることになりました。
FaceBookページが幹事さんの手により
作られてます。
ぜひぜひ見てみてください。→FBページへ
わたしの作品発表日は11月4日です。
見事に仕事の締め切りとかぶっとります( ̄▽ ̄)
だいじょうぶか、わたし?!


エルトン・ジョン、ギルバート・オサリバン、キャロル・キング、クリーデンス・クリア・ウォーター・リバイバル・・・・

2013年10月24日 19時59分08秒 | ランニング

ここは基本、ランニングブログなので、
走らないとネタがないですね〜。

いまだに走ってないたこです。
まあ、まだ2週間もたってないですしね。
1ヶ月くらい休んでもいいかな〜とか思ってます。

1ヶ月くらい走らないと、走力とか筋力とか
少し落ちますが、走り出せばすぐに取り戻せますからね。
でも、焦って走り出せば、
下手すりゃ長い時間治らない故障を招いてしまう可能性があります。
だったら走らない方がいい。

てか、仕事がつまってて、走ってる場合じゃない
というのが、むしろ大きな理由なんですけどね。
しかもバイト先のお店は明日から3日間連続で、ポイント10倍デー!!
売り上げ目標はいつもの週末の3倍!!
どへ〜!!

だもんで、こりゃあ、体力温存せんと。
つうことで、おうちでおとなしくしていることに決めました。

んで、仕事のBGMにと
YouTubeでいろいろ音楽を探して
それを聴きながら作業してます。
で、
エルトン・ジョン
ギルバート・オサリバン
ニール・ダイアモンド
ニルソン
キャロル・キング
サイモン&ガーファンクル
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)
カーリー・サイモン
ポール・マッカートニー
アメリカ
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング
カーペンターズ
・・・・・
ああ、懐かしや〜と思ったあなた!
同年輩ですね〜。
中学、高校あたりでよく聴いていたアーチストたちです。
いや〜、いいですね〜、
あのころの音楽はやっぱ。

で、いい心持ちで作業をしている今日この頃です。
走り始めるのは、もう少し先にします。


1週間

2013年10月20日 19時12分03秒 | ランニング

あっという間に1週間がたちましたね〜。
W参加のみなさん、もう走ってる人がほとんどみたいですね〜。
中には、また大会に出てるツワモノが・・・
わたしはそんなツワモノを尻目に
いまだノーラン中です。

橘での5連休のあとは、またも6連勤。
あしたがんばれば、やっと休みです。
で、勤務中、マメが痛くてたまりません( ̄◆ ̄;)
きのうは品出しで作業場と売り場をいやというほど往復して
最後は脂汗が出るくらい痛かった・・・
で、きょうは出勤前と休憩中とで
2回痛み止めを投入!
おかげで痛みはしのげました。
そんな状態なので、とてもじゃないが走れないっす。

それに、故障者ですからね。
ここはしっかり回復させて、
できれば故障を完治にもっていきたいです。

ほとほと、故障を治さないことには
Wの完走はないなと身にしみました。
たとえ19時に小浜をリスタートできていても
あれじゃあ完走できなかっただろうなと、
いま、振り返ってみて思っています。

それから、
故障のハンデはありましたが、
それ以外にも、弱い自分を知りました。
あそこでやめてしまった弱い自分。
それを知ることができたことは、
ひとつの収穫でもあると思います。
弱さを知っていれば、
じゃあ、どうやってそれを
乗り越えたらいいかを考えることができますから。
これからは、その心づもりで
橘のリトライに向かって行こうと思います。

とまあ、1週間たっても
頭の中は橘のことでいっぱいで、
おかげで、この1週間は本業の方もがんばらないと
いけなかったんですが、
なかなかアイデアがまとまらずに苦労しましたΣ(;・∀・)
が、なんとか週末前までにラフを提出。

ほいで、きょうは日曜日で取引先は休みなので
仕事の動きはなく、少しのんびりできました。
んで、バイトの帰りに買い物に行きました。
たぶん橘のあとは、買い物したりとか、
うろうろするのも苦労するだろうと思い、
橘前に買いだめしていたんですが、
だんだん底をついてきてました。
近所のマルキョウに寄ったら
なんとステーキ肉が4割引で売ってありました。
2枚で337円!これは買いだろう〜。
ようこそ!オーストラリアから、はるばるわたしの胃袋へ。
さっそく夕食に焼きました。
で、安いから、きっと焼いたらとんでもなく縮むかも、
と思って2枚とも焼きました。
そしたら、ぜんぜん縮まなかった。
2日にわければよかった、と貧乏人は思いましたが、
これはきっと「お肉をいっぱい食べて、はよ故障を治すのじゃ〜」
という天のお告げだと思って、ありがたくいただきました。
おかげでお腹いっぱい!
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これで、故障の完治が早まったらいいな〜。


橘湾岸スーパーマラニックW273チャレンジ−6

2013年10月15日 12時10分41秒 | 大会記

21時45分にようやく小浜エイドに着きました。
着替えて、装備を補充して食事して、
時間の計算がしやすいようにと
22時30分に出ました。
残り100キロの制限時間は18時間半しかありません。

む、ムリっぽい・・・
でも、行くだけ行かなきゃ。
リスタートしました。
森先生が「がんばって!」とエールで送り出してくれました。

先を急ぎました。
少し速いペースで、6分30前後で走っていたと思います。
痛みが耐えられなくなったら、30歩く、というふうにして進みました。
とにかく、まずは後半最初のエイド、
186.9キロ地点の津波見エイドをめざしました。
あそこまで、まずはがんばろうと。

muramotoさんとyamanakaさんと3人で前後しながら進んでいました。
このあと、原城の手前まで、ずっと前後しながらの走行となりました。

この区間で、すでに相当の数の100キロランナーに
抜かれてしまいました。
ぼ〜っと抜かれながら進んでましたが、
ふと、この時点で元気な100キロランナーに抜かれたら
まずいんじゃないか?ということに気がつきました。
これはもう少し焦らないといけません。ふらふらしてる場合じゃない。

それにしても眠くてたまらない。
muramotoさんもかなり眠そうです。
ふらふら歩いて、ふと立ち止まります。
立って寝てるんです。
「だいじょうぶですか?」と聞きますが、
もう、だいじょうぶってどこまでがだいじょうぶなんだか・・・
聞いてるわたしもだいじょうぶなのかどうか、あやしい状態です。
歩き出すととたんにモウロウとしてきます。
ガードレールについてるポールが
ロングコートを着た人の後ろ姿に見えたりします。
近づいたら、あ、見間違いか、と思うんですが、
これが、みんなが言う幻覚だったようです。
いろんなものが人に見えました。
わたしのすぐ横にはずっと並走している人がいたし、
防波堤に絵が描いてあると、それがするするっと逃げて行きました。

どこかで仮眠しようかと寝るとこを探しながら進みましたが、
適当なところが見つからず、
エイドに着いたら寝かせてもらうことにしました。
津波見エイドでは、リタイアしたたこ嬢さんと河内のおっちゃんが
元気にボラしてくれてました。
そして、奥の椅子で寝かせてくれて
15分たったら起こして、とたのみ、仮眠しました。
仮眠をしたら、少し回復しました。

が、それもつかの間、すぐに眠気が強くなってきました。
次のエイドまで頑張らなきゃ。
つぎは194.4キロ地点口之津エイドです。
エイドとエイドの間はほんの7〜8キロしかないのに
その倍くらいに感じました。
ふらついて、進むのにとても時間がかかりました。

ヘッドライトの光が弱くなってきて
視界が悪くなってきて、さらに眠気が強くなりました。
口之津エイドで電池を取り替えました。

このあたり、通過時間を覚えていません。
多分もう、100キロのランナーみんなに抜かれて
最後尾くらいになっていそうでした。

バス停があったらコースマップを見て、
いま、何キロまできた、と、
1キロ程度の進みをはげみに進み続けました。

いつのまにか muramotoさんは視界からいなくなっていました。
反対車線がわの歩道をyamanakaさんが歩いていました。
原城址入口までは、できるだけ走ろうと思いました。
yamanakaさんを抜いて、先へと進みました。

原城址入口まで、ひどく長く感じました。
かどをやっとの思いでまがると、少しほっとしましたが、
のんびりしているわけにはいきません。
できるだけ走りました。
でも、お城への坂道は歩いてしまいました。

と、エイドに着くと、誰もいませんでした。
荷物は置きっぱなしで、鍋もタッパも蓋も閉めずに
なにもかもやりっぱなしで置いて行ってあります。
まるでなにかに襲われて、あわてて逃げたあとみたいでした。
なにかあったのかな?と思いながらも、
奥のチェックポイントに急ぎました。

すると、後方から呼ばれて、
パンチがこわれているから、こっちでチェックします〜!
とスタッフが叫んでいます。
そそくさともどり、チェックを受けました。
エイドスタッフは4時半で先に行ったそうです。
このとき、5時半をすぎていたと思います。

あちゃ〜、前半ゆっくりしすぎました。
もう絶望的になってきました。

エイドのおかゆを暖め直して食べようかと思いましたが、
そんな時間はありません。
くだものを少しつまんで出発しました。

原城趾を出てからは、必死に走って先を急ぎました。
必死に走ってたら、前からスタッフ車がきました。
ぎんさんやりょうじさん、ママさんたちが乗っていて
あったかいものをつくってあげようか?
と言ってくれましたが、もう時間がありません。
「時間がないのでいいです」と言って先に進みました。

ほどなく、明るくなってきました。
3日目の朝が来ました。


明るくなってからのこのあたりを通ったことがないので
途中で道を間違えたのではないかと思い、
少し引き返したりしました。
でも、少し先で見覚えのあるオブジェを見つけて
また進み始めました。
もう痛みでほとんど走れなくなってました。
眠気もMAXで、たまらずなにかお店の駐車場の段差に腰掛けて寝ました。
10分ほどウトウトしてまた歩きだしました。
でもまたすぐ眠くなりました。
朦朧としてまっすぐ進めません。
車道に行ってしまうか側溝に落ちてしまうかどちらかという感じで
こわくて足がすくみました。
ああ、だめだ。
とても島原に間に合わない。
立ち止まっていたら、ボラスタッフが車で来て
「だいじょうぶですか?」と声をかけてきました。
わたしは「やめます」と言いました。
「西の浦」というバス停の前でした。
208kmでわたしの湾岸Wがおわりました。

収容車で島原に向かってたらかわりゅうさんがリタイアして乗ってきました。
コース上にはまだまだ先を目指して進んでるランナーがたくさんいました。
島原エイドに着いて、かわりゅうさんとお疲れさんの乾杯をしました。



なんだか気持ちは無感動状態でした。
ショックもなければほっとしてるわけでもない。
まわりにはまだまだレースを続けているランナーがたくさんうごめいている中で
自分は終わっている。
心の整理が着いていないとは、ああいう状態をいうのでしょうか。
そのうちにバスが来て、すばらしく荒い運転で小浜に向かいました。
バスの中ではぶんぶんふりまわされているにもかかわらず爆睡していました。

ゴール会場にもどると
oobaさん、nisidaさん、Hさん、Dさんの
リタイアした諸先輩がたがかいがいしくボラしていました。
なんだかかわいかったです。
そして、わたしを見つけたDさんが、開口一番
「俺が早くに離れていればよかったな、足を引っ張ってごめんな」
と言いました。
ああ、わたしはDさんをできるだけ引っ張りたかった。
頼まれたわけではないのに、そうしたかったからした。
自分も前に人がいてくれることでがんばれるから
そういう役割をしたかったし、
夜を越えるためにともに走ってくれたDさんと
できるだけ一緒に行きたくて行ったのでした。
でも、むしろ離れて行った方が、Dさんの心の負担にならなくて
よかったのかなと思いました。

お風呂に入ってから
公民館の部屋で爆睡してました。
起きて少ししたらkimiさんが来ました。
kimiさんは「きょうの平成新山はあの絵のとおりだったよ」と言いました。
そしたら、急に涙があふれてきてkimiさんの腕の中で泣きました。

宴会ではリタイア仲間の諸先輩がたやあいあいさんと同席で
楽しく語り合い、また、次から次に仲間が来てくれて
楽しく過ごしました。
で、リタイア代表でひとこと言うように
縞猫さんからマイクをわたされました。
「とっても悔しいので、
今回の参戦を最後にあとはボラをするつもりでいましたが、
また273に参戦したいと思っています。
リベンジしたいです」
と言っている自分がいました。

今回、208キロまでしか進みませんでしたが
その間の時間は、とてもすてきな時間でした。
いろんな仲間とのいろんなかかわりがあり、
悩みもしたけど、ぼ〜っとした頭ではあったけど、
そのとき最善と思う行動をしたと思っています。
ちがう判断をした方がよかったのかもしれないと
あとで思ったりもしてますが、
あれでよかったんだと思うことにします。
これもまた、思い出です。
いい思い出です。

そういえば、2007年にはじめて橘湾岸に出たとき
Tさんが膝を痛めてたった29キロでやめようとしていたのを
なんとか完走させたくなって
自分のレースをほっぽりだして、Tさんと最後まで歩いたんでした。
遅すぎて、途中ワープさせられました。
あれもまた、いまとなってはいい思い出です。

みなさん、いい思い出をつくってくださって
ありがとうございました。
次にチャレンジするときには
どんな思い出ができるのかなあ?

「リトライ」します。
きっと今度こそ負けずにがんばりたいです。


橘湾岸スーパーマラニックW273チャレンジ−5

2013年10月15日 12時06分27秒 | 大会記

痛みはハンパじゃなかったけど
完走するためにはがんばらないと。
エイドで少し休んだら少し走れそうになったので
くだりをそろそろと走り出しました。
そのうちにだんだん走れるようになってきたので
必死にくだりました。
くだりきったら、さっき抜かれた2人組が見えました。
このふたりが見える範囲で進みたいと思いました。
でも、少し行くとくねくね道で見えなくなりました。




じゃがいもエイドではkimiさんたちがいてくれました。

唐比をすぎて千々石の海岸線に出る頃には
日が暮れてきました。

必死に走っていると、nisidaさんがとぼとぼ歩いていました。
oobaさんとharadaさんとで来ていて
この唐比の海岸線への入口に迷って遅くなったそうです。
ふたりは先に行ったようです。
で、リタイアすると言ったけど、kimiさんから
それでも小浜までは自分の足で行きなさいと言われたそうで
しかたなく進んでるそうです。
きつそうでしたが、大丈夫そうだったので
わたしは先を急ぎました。

でも、千々石海岸は足下が不安でほとんど歩きました。
千々石海岸にはmatuoさんとてくさんたちがエイドをしてくれていました。
162.3キロ地点。
ここを19時03分に出発しました。
小浜まで11キロ。
いまのペースでいければ、20時台に到着できるんじゃないか、
と望みをつなぎ、また先を急ぎました。

でも、この先は、ちょっと不気味な軽便鉄道あとの道です。
こわいな、と思いながら走っていると
前方からライトが進んできました。
ランナーです。
Hさんでした。
道がわからなくなって、おなじところをぐるぐるまわってる
と言うので、こっちですよ、
と一緒に行くことにしました。
でも、ペースが遅いです。
からだが傾いて、ふらふらしていて、
とてもひとりにしておけません。
どうしよう、遅くなってしまう。
でも、ここで彼をほったらかして
仮に完走できても、後味がわるいんじゃないの?
なにがだいじなの?
完走?
仲間はだいじなんじゃないの?
レース中にこんな悩みをかかえるなんて
考えてもいませんでした。

しょうがないよね。
レース、のまえに、人としてどうかだろう。
そう考えて、Hさんと行くことにしました。

そんなわたし自身も2日目の夜で
ときどきぼ〜っとしていました。
それで、国道に出るところを間違えたと勘違いし、
Hさんに休んでもらって、少しあたりを
行ったり来たりしたこともありました。
そんなこともあって、
国道に出るまでにずいぶん時間がかかってしまいました。

Hさんは、すっかり気力を失っていて
タクシーで小浜エイドに行くから、と言いました。
しばらく一緒にタクシーを探しましたが
Hさんが、いいよと言うので、わたしはひとりで
小浜エイドを目指すことにしました。

でももう、この時点で21時20分を過ぎていました。
でも、やれるだけのことをしようと思って
ここから小浜エイドまで、必死に走りました。

走ってたら、前からじゅんじゅんが来ました。
ちゃんぽんを食べに行くところだったそうですが、
わたしと一緒に小浜エイドまで走ってくれました。


橘湾岸スーパーマラニックW273チャレンジ−4

2013年10月15日 11時59分35秒 | 大会記


わたしは夜明けとともに
少しずつ走れるようになってきました。
ここまでで、少し予定オーバーです。
ついにトータルの平均ペースがキロ12分を越えてしまいました。
少しペースアップをしないとまずいです。
わたしは走れるようになってきましたが、
Dさんはあいかわらず調子が悪そうです。
でも、一緒に進みたいです。
でも・・・遅すぎる。
「置いて行こうか」とも思いましたが、
ここまでわたしにつきあってくれたDさんを置いて行きたくありません。

少し先に進んでは、Dさんが来るのを待ちました。
もうDさんは顔をあげるのもきついようで
ひたすら下を向いてもくもくと歩いてきました。
そして、追いつきそうになるところでまた先に進むようにしました。
すぐ近くに先行する人がいたら
がんばってついていこうという気力が出ると思ったからです。

そして、ようやく茂木につきました。
Dさんは先に行くように言いました。
わたしはDさんを振り切るように先に進みました。
できるだけ引き離そうと考えました。
そうしないとDさんのためにも自分のためにもだめだと思いました。

茂木の前後でレイトスタートの猛者たちがどんどん抜いていきました。






結の浜をすぎ、飯盛峠ののぼりぐちで
「去年の100キロでチェックシートを拾ってもらったyamanakaです」
とyamanakaさんに挨拶されました。
もうひとりのかたは、名前がわかりませんでした。
ふたりに抜かれつつ、進みました。


わたしはこのとき、
ふくらはぎがつりかけていたので、歩いていました。


飯盛峠138.8キロCPには14:23に着きました。
後半戦の島原半島がくっきり見えました。
あの端っこまで行って、その先をぐるっとまわって
あの雲仙をのぼっておりてくるのか・・・


橘湾岸スーパーマラニックW273チャレンジ−3

2013年10月15日 11時48分27秒 | 大会記

しかし、あいかわらず走れない。
権現山のくだりも、ほぼ歩きで進みました。
そのうちに走れるようになると思って進んでいました。

坂の途中でコーセーさんが
わざわざつりどめの薬を買って届けに来てくれました。

山をくだりきったら海岸線を樺島に向かいます。
樺島漁港から山を登り、樺島灯台まで行きます。
80.7キロ地点、樺島灯台のCPでは、
hirataさんご夫妻がエイドをしてくださっていました。
あったかいスープであったまって
再スタートしました。

山をくだって漁港には
樺島公民館エイドがあります。
こっちゃんはじめの九州爆走女のメンバーが担当してくれていました。
ここでカレーやくだものなどをいただき、
これからはじまる険しい峠越えに備えます。

あずきさんに会いました。
16時スタートなので、
ここまで6分前半のペースで来てるようです。
速い!

川原エイドを出たところです。夜が明けてきました。


橘湾岸スーパーマラニックW273チャレンジ−2

2013年10月15日 11時42分48秒 | 大会記

四苦八苦しながら進むうちに
女神大橋へのトンネルにつきました。
歩行者道路の入口で少し迷いましたが
なんとかわかって
ようやく女神大橋を渡りました。



45キロ地点女神大橋エイドではうどんが山盛り出されました。
食べきれないというと、茂子ねえさんが
食べてあげるよと言って引き受けてくれました。
Hさんも食べきれないと残してました。
あいあいさんが、わたしがけいれんをおこしていると
スタッフに言ってくれてたようで
コーセーさんが薬をくれました。
Hさんは先に出発して行きました。
そこへoobaさんとDさんが来ました。
そして、これから暗くなるから一緒に行く方がいいと言われました。
ここからは、Dさんとoobaさんと一緒に行くことになりました。
これから、1日目の長い夜がはじまります。
ヘッドライトとチカチカライトを点灯しました。


ふたりがゆっくり進んでくれたので、
なんとかついて行くことができました。
歩きメインで、でも、歩いてばかりだと
だんだん走りの動きができなくなるので
ときどき走ってついていきました。

54キロあたりのドラッグストアで
食料と飲料を調達して
少し休憩しました。
そのあと少しして、だんだんにoobaさんが
先に離れて行きました。
それからはDさんと進みました。
わたしはこのへんから
走れなくなってきました。
そのかわりに、歩きで内転がなくなり、
少し速く歩けるようになってきました。
硬直の症状が変わってきていました。

20時を少しすぎたころ、
58キロあたりの海岸線で
家族連れのかたがたがエイドをしてくれていました。
かわいい男の子がチョコレートをくれました。

それから少し先の以下宿、60キロ地点で
またいなちゃんがエイドをしてくれていました。
なぜかいなちゃんエイドはほっとします。
旧知の仲間がしてくれてるからでしょうか。

このあたりで13時スタートのランナーに抜かれだしました。

野母崎漁港をすぎて
kimiさんが待ってくれている権現山エイドをめざします。
のぼりで10時スタートのランナー、13時スタートのランナーとすれ違います。
人にたくさん会えるとほっとします。
70キロ地点、権現山エイドには22時36分頃着きました。
kimiさんは、173のときは
ハッパをかけるような勢いで元気づけてくれましたが
今回は心配でたまらないふうです。
そんなkimiさんのためにもがんばりたいと思いました。
kimiさんもけいれんのことを知っていて
塩サプリをくれました。


樺島大橋


橘湾岸スーパーマラニックW273チャレンジ−1

2013年10月15日 11時36分19秒 | 大会記

バイトはきょうまで休みを貰っています。
やっぱり、使い物にならないようで、休みでよかったΣ(;・∀・)
でも、本業はきょうから打ち合わせが入っています。
つっても電話ですが。
んで、新規のクライアントさんで、大事に進めていきたい案件で
集中して作業したいので、橘の余韻に浸りたいですが
さっさか参戦記を書き上げてしまおうと
思いますので、さっそく、いきます。
長いです、距離同様に。


11日はいつものように1時起床・・・しなくていいのに
目が覚めてしまい、これから2晩徹夜の走行に向かうっちゅうに!
とあせって2度寝。
でも3時半に目が覚めてしまい、あきらめて起床。
朝食をとって5時過ぎに出発しました。
そして、kimiさん号に便乗させていただいて
長崎入り。8時ちょっと過ぎにスタート地点につきました。

途中土砂降りになりましたが、スタートする頃にはやんできました。


まずは稲佐山をのぼります。



7キロ地点稲佐山CP、11時08分。

このあとのくだりはがんばって走りたいですが
うまく走れず、苦労しつつなんとか走りくだりました。

と、いなちゃんがエイドをしてくれてました。
うれしいですね〜。
休みがこの日しかとれなくて
一日だけのエイドだけどと言ってましたが、
それだけでもとてもありがたいです。

途中であいあいさんと一緒になり
コンビニ休憩しました。
補給食も買い込み、つぎはあぐりの丘を目指します。
あいかわらず状態が悪いわたしは
置いて行かれました。
マイペースで進みました。

25.3キロ地点あぐりの丘CPエイドで
nisidaさんが追いついてきました。
あいあいさんはkusabaさんと先に行きました。
わたしはnisidaさんに先行して出発しました。
14時10分でした。

この先の分岐からは行ったことのない道でした。
前日にgooglemapのストリートビューで予習してきていて、
とにかく広い道、くだりの方向へ向かえばいいんだとわかっていたので
迷わず進めました。
で、先行してたsekiさん、nobukuniさん、あいあいさん、kusabaさんが
迷い道からちょうど出てくるとこに遭遇しました。
みんなで迷子してた模様。

くだりきった海岸線でまたもいなちゃんエイド!
ありがたや〜。


あいあいさんとはこのあたり前後しつつ進んでいました。
福田霊園のトイレで合流し、そこからのくだりで
幹線からはずれて安全な道をみつけたというので
一緒にそっちに入って行きました。
この大会は、そういうちょっとした抜け道を通ってもOKの大会なんです。

このくだりは、足に堪えました。
特に右足は硬直でここまでずっとつま先着地になっていたし
そんな右足の分まで左足ががんばっていたので
このころ両足のふくらはぎがけいれんしていました。
あいあいさんがつりどめをくれました。
しばらく走れそうになくなってきたわたしは
置いて行ってもらうことにして、あいあいさんが先行して行きました。
くだりきっても、なかなかけいれんがおさまりませんでした。
これから先は、このけいれんとつきあい続けることになりました。