RunRunTako

takoのラン日記

唐津鷹島ウルトラジョグトリップ走ってきました

2024年06月10日 13時14分11秒 | 大会記
きのうは1ヶ月ぶりの休日をもぎ取ることに成功し、
唐津鷹島ウルトラジョグトリップに行ってきました。

太宰府に住むようになって
初めて唐津に車で行くので
道がわからずグーグルマップで調べると
だいたい1時間半くらいで着くらしいことがわかり
6時に家を出たんですが
車のナビによると2時間45分!
な、なんだとぉ〜!
30分のアーリースタートができないじゃないか!
とは思ったものの、いまさら仕方がないので
車を走らせました。
昔たまに通ってた峠道やはじめての道を通ったのですが
なかなかいい道でした。
で、結局8時少し前に到着することができ、
50分ほどアーリースタートすることができました。

ややお出かけ症候群が現れてて
右足の股関節付近の筋肉に緊張があり
若干の痛みもあって
ここ最近よりも動きが悪かったので
序盤は歩いて進みました。
800mくらいから少しずつ走りをまじえて進みました。

3km付近からのぼりがはじまり
およそ5km続きました。

最高点は237mでそこにキタさんオアシスがありました。
ありがたや〜。
プリンをいただいて出発しました。

そこからもアップダウンの連続。
さすがジョグトリ。
股関節の問題があるのと心肺機能が弱いのか
100mほど走るだけでゼーゼーになって
走り続けるのがきついので
歩きメインでときどき走る作戦でいきました。

約7kmで次のコーセー先生オアシス。
コーセー先生手作りのリンゴのコンポートをいただきました。
たまにやむことがありましたが
終日雨でした。

ようやく鷹島肥前大橋です。
橋の上でいなちゃんに会いました。
ところどころワープを駆使して進んでるそうでした。

橋を渡ったところに道の駅があり
そこにテクさんオアシスが開設されてました。
ここでニノさんに会い
おそばをいただいてから一緒に先に進むことにしました。
このときから「はしるたびびと」さんと
一緒に進むことになりました。

ここからは歩いて進むことにしたんですが
ニノさんは42km以上進めればいいからと
途中で折り返していきました。
はしるたびびとさんは話題が豊富で
いろんな話をしてくれて
おかげであまり疲れを感じることなく進むことができました。
海中ダムです。
海水と淡水を分けるために建設されたものだそうです。

ダムを見てぐるっと7キロほどまわって
再びテクさんオアシスへ。
こんどはおいなりさんをいただいて帰路につきました。
橋からの眺め。

はしるたびびとさんは歩くペースが速く
のぼりではわたしはキロ11分を超えてしまうので
だんだん離れていってしまいます。
くだりや平坦でちょこまか走って
距離を詰めるというふうにして進みました。

ふたたびのコーセー先生オアシスでは
ぜんざいとミニトマトをいただきました。
つぎのキタさんオアシスまで7キロですが
オアシス撤収が17時なので
約1時間で着かないと!と言われ焦りました。
全力で歩き、ちょこまか走りました。
ゼーゼー・・・

あと20分以上の余裕をもって
キタさんオアシスに着きました。
梅ゼリーをいただきました。
疲れたからだに梅の酸味が効きました。
ここからは大半がくだりなので気がラクです(^^)

はしるたびびとさんよりもわたしが少し先行してスタートしました。
くだりでは50〜100走って歩くようにしました。
しばらく歩きを長くしてたら
はしるたびびとさんが追いついてきました。
このあとは歩いて進みました。
またあれこれと話をしながら進みました。

ゴールには18時20分ごろ着きました。
腰に疲れと股関節に痛み。なぜか左のほうが痛い。
脚は残ってました。
痛みがなければまだ走れた感じです。
体幹部のズレがまだあるんだと思います。
腰骨が倒れてしまうのと左右のバランスと
背中の筋肉に硬いところがあるかなと思ってます。
特に故障はしませんでした。
脚が残ってたということは
筋力がついてきてるのかなと思います。
心肺機能がどうも弱いようなので強化しないと。
課題がいろいろ見えたので
試行錯誤してやっていこうと思います。

きょうは休養日にしています。



橘湾岸スーパーマラニック2024野母崎ステージリタイア記

2024年05月07日 13時05分00秒 | 大会記
きのうの午後に帰ってきました。
結果は99.4km川原エイドでリタイアでした。
約21時間半。

大会の3日ほど前に
座って仕事をしていてトイレに行こうと立ち上がり
左足首に体重がかかった瞬間に痛みが走りました。
でもその後、練習もできました。
しばらく歩いてるうちに
痛みが遠のき走れるようになったからです。
どういうことだかわからないままですが
少なくとも大したことはないと思えたので大会に行きました。

3日は、ちょっと練習したあと7時半頃家を出ました。
が!お出かけ症候群の症状が出ました。
ああ、やっぱり・・・

車で高速を使わずに小浜に向かいましたが
そう渋滞にあうこともなかったので
かなり早く着きそうだったので
大会のコースの結の浜に行ってきました。
海水浴ができるキャンプ場になってます。
トイレがあるので大会中に寄れるかどうか確かめに行ったら
わりと入り口から近かったので
これなら行けそうだと思いました。
本番ではここまで来れないだろうなあと思いつつ。

結の浜からとってかえして
小浜にはバスの時間にほどよいタイミングで到着しました。
ゴールの小浜に車を置いて
スタート会場のある長崎市内にバスで向かいました。
バスではO庭さんと一緒でした。

スタート会場で前日受付を済ませて
選手やスタッフのみなさんとお話して過ごしました。

ホテルの部屋に帰ってから
なんとかお出かけ症候群の症状を抑えるべく
部屋の中を行ったり来たりして
動きの練習をしました。
からだのあちこちの硬さをだいぶほぐすことができました。

翌日は午前5時スタートのみなさんを見送りに行きました。

それから食事をして準備をして
スタートの20分前くらいに行きました。
うん、なんとかまともに動けそうです。
意識しないとうまくいかないんですが
それでもコントロールができるようになったので
うまくいくんじゃないかと思いました。
懸念は痛みが出る左足首ですが
これはわけがわからないだけに
どうなるのか未知数でした。
それと改善途上の腰です。
これがずっと無事でいてくれるかもわかりません。

午前7時スタート。
キロ10〜11分で歩けるようになっていたので
ときどき走るだけでじゅうぶん完走ペースだからと考え、
歩きをメインに時々走るという戦術で進むことにしました。
で、スタート初っ端から歩きだしたんですが
みんなちゃんと走ってるので
早々にビリっけつになりました。
あんまり差が開くのもいやなので
そこそこ走ったんですが
走りの動きがぎくしゃくしててキツさがあり
あんまり長く走り続けるとムダに疲れると思い
多少差が開いても仕方がないと覚悟することにしました。
幸い調子の悪い人がほかにもいて
思ったほど離れずにすみました。
3キロほどで稲佐山ののぼりがはじまり
他の人もみんな歩いてるので差が開かずに
進むことができました。

前にO田さんが進んでて
大会公認のショートカットコースに入っていくのが見えて
「ショートカットコースわかるの?」と聞いたら
わかるというのでついて行きました。
とても急な階段になってて
これはこれでキツくてたいへんでした(;・∀・)
第一CPの稲佐山展望台7キロ地点到着。
他の選手と一緒に行けました(^^)
いつもいつも動けなくて序盤からずっと
ひとりぼっちというのがほとんどだったので
こうして他の人と同じくらいで進めたのは
とてもうれしかったです。

でもここからは長い長いくだりで
足首に不安がある上に長く走り続けられないので
置いてけぼりになりました(;・ω・)
でもくだりでは走る割合をふやして進んだので
10キロエイドでは数人と合流できました。

ここからはまた1キロののぼりで
前後に数人が進んでる中を進みました。
くだりだしたら置いてけぼりでした(´・ω・`)
でもできる範囲で走りました。
くだりきったところで第二CP。
ここで最終になってると思ってましたが
あとから数人が追い越していきました。

ここからは電車通り沿いの繁華街を進みます。
ゆるい登り坂ですがじゅうぶん走れます。
でも、ほとんど歩いて進みました。
信号がたくさんあるので
追い抜かれても信号で追いついて
また先行されてまた追いつくの繰り返しで
同じようなメンバーで抜きつ抜かれつして進みました。

このあたりはまだ時間は9時すぎでしたが
すでにかなり暑くなってました。

横道交差点でL173キロ部門は左折
E217キロ部門は直進します。
E部門の人たちはL部門と同じ制限時間で44キロも多く走るので
みんな速くてとっくにこの交差点から先に進んでます。
一方歩いてるわたしは
選手でもない一般の人に抜かれたりしてました(;・∀・)

20キロ付近であぐりの丘方向へ左折します。
ここからの坂は傾斜がきつくなります。
暑さもあるのでムリせず歩き続けました。
ペースは12分台より落ちないようにしました。
23キロ地点でEの選手と合流するんですが
彼らはほとんど走ってます。

25キロのあぐりの丘エイドの少し手前でくだりになります。
エイドに行く前にトイレに寄りました。
グラウンドを横切った先でちょっと遠いんですが
先にはしばらくトイレがないので寄りました。

エイドに着いたとき、
あまり食べたいと思いませんでした。
少し暑さにやられたのかもしれません。
ここではしょうが汁とおこわをいただきましたが
おこわはリュックに入れて
しょうが汁だけいただきました。
あと氷をもらえたので
アームカバーの片方をとってそれに入れて
首に巻きました。
ちょっと長さが短くてきつかったですが
暑さをしのげて助かりました(^^)

ここから30キロまでくだりで
走り多めで進みました。

式見の海岸線に出るところの誘導員を
ビアンキさんがしてくれてて
声掛けしてくれて元気をもらいました。
その少し先でE部門のたこ嬢と河内のおっちゃんが追いついてきました。
がんばろな!と声かけてもらいました。

時間はちょうど昼時でとても暑くて
たまにあるトンネルの中は涼しいので
トンネルの中ではがんばって走りました。

小江の町の自販機で飲み物を買い
福田霊園へののぼりにかかりました。
ここは1キロちょっとののぼりで
ピークの霊園にトイレがあるので利用しました。

今回は以前ひどい股擦れになったときに
みんなからアドバイスをもらって
「おしりセレブ」をトイレのたびに使うようにしました。
これは流せるので便利でした。
びっくりしたのは、
おしりセレブで拭いたらお股に汗の塩がたまってて
それがジャリジャリいうほどだったことです( ̄◆ ̄;)
お股に汗腺はそうないんじゃないかと思うけど
上体から流れ落ちてきた汗がたまるんじゃないかと思います。
これは男女関係なくおこる現象なので
男性にもおしりセレブはオススメです(^^)
このおかげで最後まで股擦れすることなく
ノートラブルで行けました。
このノートラブルの効果はとても大きいと思いました。

というわけで、すっきりしてトイレから出てきたら
前方からスタッフの方が駆け上ってきて
もう少し先にエイドがありますと教えてくれました。
なんてことない声掛けだけど
こういうのでも元気がもらえるんですよね(^^)
ここで37キロ。
バナナと飲料をいただいて駆け降ろうとしたら
足首がズキンとして腰砕けしそうになりました。
止まってたところで不用意に走り出すとこうなってしまうんですが
このあたりからくだりでの走り出しが
だんだん難しくなってきました。
用心してしばらく歩いて様子を見て走り出しましたが
20歩くらいで歩くようにしました。

少し進んだところから左に大会公認のショートカットコースに入りました。
ショートカットの階段をおりきったら平坦になります。
1キロほど福田の町を進むと今度は
女神大橋へののぼりがはじまります。
ここで毎年氷をくれるご一家がいて
今年もありがたくいただきました(^^)

大浜トンネルをくぐったら
車はそのまま女神大橋へと向かいますが
人は脇道を進みます。
走り始めが難しいですがなんとかときどき走るようにしました。
女神大橋は平坦なので50歩くらいずつ歩き走りで進みました。

橋を渡りきると45キロエイドです。
まだいまいち食欲がなくうどんとおいなりさんがもらえたんですが
うどんだけいただきました。

エイドからのくだりは用心して全部歩きました。
くだりきったらしばらく平坦ですが
歩道がせまいので抜いたり抜かれたりがしにくいです。
前の人が歩いてたらなんとなく歩いて進んでました。

50キロあたりで長崎のO川さんファミリーが
甘夏の私設エイドをしてくださってました。
よく冷えてておいしかったです。
ありがとうございました(^^)

その先からアップダウンがはじまります。
51キロ地点の江川交差点はLとEの分岐点で
信号を渡った反対車線にエイドがあったんですが
Lはこちら側を進んだほうがいいのと
ちょっと先のコンビニに寄りたかったので
手を振って挨拶しつつスルーしました。
そしてコンビニでトイレ休憩しました。

このあたりからコンビニの前やちょっとした縁石などで
休憩してる選手がいるようになってきました。
わたしも休憩したくなり
栄上交差点をすぎて登り切って少し行くと
55キロ付近の蚊焼バス停そばの民家の軒先に
「ご自由におすわりください」と書かれたベンチがあったので
そこにすわって休憩しました。
そしたら、序盤から抜きつぬかれつだった人が
「がんばりましょう。一緒に行きましょう」
と声をかけてきたので一緒に行くことにしました。

北九州のS原さんというかたで
前日にバスの中でO庭さんから
街道めぐりの企画などをしてくれてる人だと
聞いていたその人でした。
しばらく一緒に歩いて街道や遺跡や神話など
いろんな話をしながら進みました。
おかげであまり距離を感じずに進むことができました。
3キロほど進んだところで
S原さんは走りだして先に行かれました。

60キロの以下宿エイドではお腹が空いてて
カステラをいただきました。
食べながら少しの間休憩しました。

このあたりではほとんど走らず歩きばかりになってました。
たま〜に思い出して数十歩走る程度でした。
ただ平坦なエリアだったので
歩きのペースがあがり、キロ10分台で歩けました。
あ〜〜〜、やっぱり平坦スキだわ〜( ̄∇ ̄;)

65.2キロの恐竜博物館前エイドでは
ケバブとミネストローネがいただけましたが
ケバブは先のコンビニもエイドもない区間で食べようと思い
ミネストローネがおかわりできたので
2杯いただきました。

やっぱり、65キロくらいまでは行けるだろうと思ってましたが
予想通り進めました。

ここで暗くなってたのでライトをつけて進みました。
さて、これからが最近の未踏距離です。
ときどき走りました。
まだまだじゅうぶん行けそうでした。
野母崎漁港の平坦地を2.5キロ進み
権現山ののぼりに入ります。
そこでくだりの道を間違えた人と一緒になり
分岐まで一緒に行きました。
分岐はすぐそこですよ、とか言ってたんですが
けっこう遠かったです(;・∀・)
750mほどありました。
そこからはひとりで、
たまに抜かれたりすれ違う程度でした。
でも途中まで一緒の人がいてくれたおかげで
そう距離が長く感じずにすみました。

権現山CPからのくだりは急ですが
ときどき走ってみました。
痛みで腰砕けににはならずになんとか走れました。
でもあまりたくさん走れませんでした。
遠くにこれから行く樺島灯台の明かりが見えました。
と、遠い( ̄◆ ̄;)

くだりきったら樺島大橋までの3キロは平坦です。
平坦の歩きは相変わらずいいペースでした。
平坦やっぱりスキ(  ̄▽ ̄)

樺島大橋手前の脇岬の町に入るところで
今年も私設エイドをしてくださってました。
手頃な大きさのおにぎりを作ってくださってたのを
いただきました。
ありがとうございました!

もうほとんど歩きでしたが
去年よりも断然元気でした。
去年は肉離れの痛みがあったので
樺島大橋の上り下りが憂鬱でしたが
今年はなにも苦痛に思わずに通過できました。

でも、もっと走れるようにならないと。
とはいえ、今年は足首や腰の問題があるし
状態の改善が4月後半でなかなか思うように練習できなかったから
あまり多くを望めません。
それでも、この調子なら
去年よりも先に進めそうです。
去年は樺島灯台へ行けなかったけど
今年は行けるぞ!

樺島漁港を通って77.9キロ公民館前でチェックを受けて
樺島灯台へとのぼりました。
ここでは10時スタートやEの選手などが入り乱れて
けっこう人が前後にいました。
なんだかよくわからないでしょうが
樺島灯台です。

復路でゆきひろとうさんとシマネコさんとすれ違いました。
ふたりとも元気そうでした。

83.5キロ樺島公民館に到着。
楽しみにしてたカレーをいただきました。
足首も腰も徐々に悪くなってますがまだ進めそうです。

チカチカライトが電池切れしたので
ハンディーライトをリュックにぶら下げて代用しました。

樺島公民館を過ぎて漁港に出たところで
福岡のO川ちゃんに会いました。
L部門16時スタートのツワモノです。
ここまで休憩も込みでキロ6分くらいで来てることになります。
す、すごい( ̄0 ̄;)

少し進んだところでガーミンの画面が
真っ暗になってることに気が付きました( ̄◆ ̄;)
あちゃ〜、やっぱり持たなかったか〜。
そういえば去年もこの脇岬の町までだったのを
思い出しました。
GPS機能のない普通のスポーツウォッチに着け替えました。

さてさて、ここから先は2019年以来です。
でも、足腰を考えるともう完走ペースで進むのはムリな気がしました。
脇岬の町を抜けたら急激なのぼりです。
ムリのない範囲でできるがんばりをしようと思いました。

ピークまで約5.5キロ( ̄◆ ̄;)
この間もほとんどまわりに人がおらず
街灯もない真っ暗な山の中の道をひとりで進みました。

でも、後ろのライトの光がメガネに映るせいか
横に人がいるように見えます。
実際にはいないこともわかってるし
メガネの反射のせいだということもわかってるし
はっきり見えなくてイメージのような感じなんです。
これも幻覚の一種なのでしょうか?
以前見た幻覚ははっきり見えたんですが。

背の高い黒っぽいけど派手な模様のスーツを着た男の人と
白いシャツに背中に黒いリュックを背負った男の人と
あともう一人はよくわからない。
それとたまにモーブ系の色の花がらの服を着たおばあちゃんがいました。
だいたい3人くらいがずっと横にいる気がしてました。
いる気がしてたので、ほとんど人に会わなかったけど
さびしくなく進むことができました。
気のせいだとはわかってるんですが
いることにしたほうがさびしくないので
いることにして進みました。

ピークを過ぎて少しくだったら
サイクリングロード入り口のエイド92.9キロ
がありました。
こっちゃんがいてくれてあったかい麦茶をもらいました。
ちょうどE部門に挑戦中のペーニャさんたちが追いついてきて
しばらく話をして先に進んでいきました。

ここからは次の川原エイド99.4キロまで長い長いくだりです。
ほんとに長くて、おいおいこんなに下ったら地底に行っちゃうよ、
と思うくらいです(´・ω・`)

キツくてたまらないけど真っ暗な中で休む気にもなれず
なんとか進み続け
95.5キロ付近の木場公民館前バス停そばの
民家の前に自販機があり
その明かりを頼って地面に座り込んで休みました。
すると他の選手もやってきて
O川ちゃんもやってきました。
自販機前がまるでエイドのようになりました。
この8キロで追いつかれたことになります。
速っ!てか、わたしが遅いのか(;・∀・)
O川ちゃんもしばらく地面にへたりこんで休んでましたが
ゴールで待ってます!と言って走っていきました。
いやいや、わたしはゴールは収容者で行くから。
のそのそ立ち上がってまた進み始めました。

少し進んだところでトイレに行きたくなり
川原エイドまでは持たないかなと思い
98キロ付近の公園のトイレに行きました。

一旦町におりてまた岬をのぼってひだりにカーブしつつくだると
川原の町が見えてきました。
ここでリタイアすることにしました。
99.4キロ。時間は見てなかったのでよくわかりませんが
4時30分過ぎだと思います。
21時間半くらい。

エイドに入ってリタイアしますというと
まだ時間はあるからしばらく休んでから考えたら?
とスタッフに言われました。
でも、これ以上足首と腰を悪化させたら
回復に時間がかかりそうだし
下手したら故障に繋がりそうなので
やめることにしました。
いけるところまで、ぼろぼろになるまで、
とか思ってたけど、
深刻にぼろぼろになったら
また秋の276キロを走れなくなると思いました。
そもそもジストニアは完治してないし
からだの状態もまだ万全なところまで回復できてないのに
ここで深手を負ってしまったら
また年単位で走れなくなるかもしれない気がします。
それはもう絶対に嫌だし
そうまでするのは意味がない。

99.4キロ、約100キロ進めたのは
いまのわたしとしてはじゅうぶんだと思います。
満足しています。
選手として走れたこともうれしかったです。
コース上での選手同士の声掛けのうれしさや楽しさ、
おなじ場所を進んでいる連帯感や
コース上にいるからこその緊張感や高揚感や感動は
選手として走ってこそ味わえることなんだなと
改めて思いました。
状態が悪くてよくボラに回ってるけど
やっぱりボラと選手じゃ立場が違うから
感じるものも違うと思います。
ボラにはボラの楽しみがあるので
またボラもしたいと思ってるんですが
その前になんとかW276キロを完走したいです。
今回は、もっともっと走れるようにならないとと
身にしみて思ったのでがんばろうと思います。

一緒に走った選手のみなさん
スタッフのみなさん、
ありがとうございました(^^)

ガーミンが消えるまでのログです↓





大村湾一周ジョグトリップ参加してきましたヽ(・∀・)ノ

2024年04月08日 18時55分45秒 | 大会記
4月6日土曜日、
新聞連載挿絵2話ぶんを朝イチで納品し
今週締切の仕事を仕上げ、
ギリギリの時間まで新聞連載受領の連絡を待って
大村湾に向かって出発しました。
1時間のアーリースタートをしたかったんですが
スタート会場のそのぎシーサイド公園に着いたのは
16時を少し回っていました。

16時20分にスタートしたんですが
ジストニアのお出かけ症候群が出てて
うまく歩けず、ゆっくりと進み出しました。
弱い雨が降ってました。
今回は歩きにちょくちょく走りを入れて進もうと考えてました。
なにせ体力がないので
あんまりがんばって走り続けたら
早々に進めなくなりそうです。
かといって歩きばかりだと遅いし
同じ動きだけよりも歩きと走りの違う動きをしたほうが
長続きできると考えました。

序盤は50〜100走って30〜70歩くくらい。
10キロすぎくらいでもう疲れたなとか思ってました(;・∀・)
ちょっとがんばって走りすぎたかな?
走りのペースはだいたい7分台でした。
こんなんじゃ30キロくらいしか行けないかもと思いました。
もしかして、オーバーナイトどころか
きょうのうちに終わっちゃう?
なんて不安になりました。
最初のオアシス。12キロ地点。
18時25分ごろ到着。
ハウステンボス。
今回も暗くなってからの到着でした。
19時03分。
西海橋。
21時28分。

右の腸腰筋が少し痛くて
それで右足を動かすのに少し苦痛を感じてました。
これが20キロ前後から疲れのせいもあってか
痛みのせいで右足に小さな硬直が出るようになって
着地時にうまくクッションが作れなくなりました。
最初はそれでも50くらいは走れてたんですが
だんだんに早く硬直するようになり
30キロくらいからは10くらいで硬直しだしたので
歩きだけで進みました。

せめてゴロさんオアシスにはたどり着きたいと思ってましたが
疲れで左足のふくらはぎが攣りそうになってて
ときどき休みながらそれでもキロ11分台で歩き続けました。
ゴロさんオアシスは38キロ地点だと思っていたのに
ありませんでした。
あれ?ないよ?
オアシス撤収時間は12時だと思っていたので
ああ、もう間に合わない!と泣きたくなりました。
それでもオアシス地点までは
頑張って歩こうとペースを維持して進みました。
すると40キロ地点で照明が見えてきました。
ゴロさんいた!
すっごくうれしかったです(  ̄▽ ̄)
オアシスの設置地点の距離も撤収時間も
わたしの覚え間違いでした。
40キロ地点で撤収は1時だそうです。
おいしい具沢山のお味噌汁をいただきました。
ゴロさんありがとう(^^)
足がジンジンと激痛だったので
しばらく休むことにして
積もる話をのんびりしました。
30分くらい休んでから進み出しました。

足の痛みは引きましたが
攣りそうな感じが抜けきれなかったので
この先はゆっくり進むことにしました。
ほぼすべてのコンビニに寄りました。
どんなに遅くなってもいいから
とにかく進めるだけ進もうと思いました。

50キロを超えることができたとき、
70キロ地点のコーセー先生のオアシスに行けるかなと
ふと希望を持ったんですが
スピードを出したらとても足が持ちそうになく
撤収時間に間に合いそうになかったので諦めました。

とにかく確実に長く行けるよう
無理をしないようにして歩きました。
ああ、朝が来たよ〜。
60キロ手前で明るくなってきました。
5時38分。

そして60キロを超えることができました(  ̄▽ ̄)
前回の大村湾のときも60キロを超えましたが
今回のほうが足は元気でした。
というか、足はまだ残ってる感じでした。
でも腸腰筋の痛みを考えたらさらに進むのは
故障を抱えることになりそうな気がしました。
60キロオアシスでゆっくり休みました。

この先に子々川のバス停があります。
前回バスに乗ったところです。
バスの時刻までまだ時間があるので
先に進むことにしました。
今回はここで終了することにしました。
6時05分。


結果は前回と同じ半周だけとなりましたが、
61キロも進めたのはいまのわたしには上出来です(^^)

で、バスに乗って時津というところで降りました。
ほんとうは道ノ尾というJRの駅に行くつもりだったんですが
駅名を時津と勘違いしていたんです。
地図で調べたら3キロちょっとあります。
じゃあ、また歩こう!と歩き出したんですが
きつかった〜( ̄◆ ̄;)
ほぼずっと登り坂だったんです。
やっぱり、長崎恐るべしです(;・ω・)

道ノ尾駅からJRに乗って
ゴールの最寄り駅の彼杵駅で降りて約1キロ歩いて
9時過ぎにゴールしました。

61キロと道ノ尾駅までの3キロと最後の1キロを足して
全部で65キロ進めました(  ̄▽ ̄)

今回は夜が明けるまで大半雨で
そのせいか幹線道路のコースなのに
夜中に車がぜんぜん来ないときがあって
自分の足音だけがして
ときどき森の中から生き物の声がするくらいの
静かな夜を進みました。
半分楽しいような半分こわいような時間でした。

自分のいまの実力はこれくらいだというのがわかったし
夜の時間をひとりですごして
朝を迎えることができて
ああ参加してよかったなあ
と思ってます。
また来年も参加したいと思います。

そして今朝は1キロだけ走りました。
それと40mのゆっくりめのWS。
筋肉痛はまだ来てません。たぶん来ると思います(^^;)
それ以外のダメージはないようです。
右の腸腰筋の痛みは
左の腸腰筋の萎縮のせいかもしれません。
今朝のストレッチで萎縮を緩和できました。
これで良くなってくれたらいいんですが。
こうしてちょっとずつよくなってるけど
大村湾に参加してみて
橘173キロは完走はムリだなと思いました。
でもまあ、なるようになる!
できることしかできないんだから。




陶芸の里ジョグトリップを歩いてきました

2024年03月18日 15時21分13秒 | 大会記
きのうは陶芸の里ジョグトリップに
無事に参加することができました(^^)

3時40分頃に出てスタート・ゴール会場の
波佐見やきもの公園に6時少し前に到着しました。
6時にスタートするつもりでしたが
雨のせいで暗かったので明るくなるのを待って
6時半頃スタートしました。

今回もいなちゃんが一緒に行ってくれました(^^)
彼女もどうやらジストニアンのようで
あんまり調子がよくありません。
わたしはもう少し状態はよくなってると思ってたんですが
バランスが崩れててうまく走れなくて
ほぼ歩きで進みました。

今回の「陶芸の里」ははじめての参加です。
コースがいいと評判だったので楽しみにしてました。

序盤はニノさんも一緒でした。

スタートして少し行ったらもう最初の峠越えのぼりがはじまりました。
みんなより30分も早くスタートしたのに
3キロも行かないうちにどんどん抜かれました(^^;)
ほそはぎさんが傾斜がキツくなりだしたところで追いついて
しばらく一緒に進みました。
道が大きくうねっているところで
ショートカットできる道を進んだりしました。
ここの峠の傾斜はキツかったです。

少し人家があるところで
6キロ地点のオアシス(無人エイド)でした。
かっぱまきでした。
ジョグトリのオアシス食はおいしいのです(^^)

峠道。なんも見えん(- -;)
でも下りは雰囲気のいい里山で
いなちゃんにも置いてけぼり状態ながら
楽しくくだりました。
このくだりではいなちゃんに追いつこうと
ちょくちょく走りました。
でもうまくクッションがつくれなくて四苦八苦し
あまり走り続けられませんでした。

くだりきったところにコンビニがあり
ちょっとトイレと買い物して再スタートしました。

三間坂の町のはずれに14キロオアシスがありました。
オアシス食はコーヒー大福でした(^^)

また峠道に入ります。


ここ、ひとりだったらかなり心細かったと思います。
林道を抜けたら伊万里焼の里、大川内山の町に出ました。
窯元が並んでてとっても風情があります。
お店に入って器を見たかった〜(><)

集落を抜けてしばらくいくと24キロオアシス。
いなりずしでした。
食べてたら撤収作業に回ってるあみりんが来ました。
ジョグトリップはあみりんがひとりでしてます。
少し話してからオアシスを出ました。

この少し先でおよそ2キロもショートカットできる道をみつけてたので
そっちに行きました。
そして有田川のほとりに出てしばらく進み
金武駅から松浦鉄道に乗ってつぎのオアシスまでワープしました。
山谷駅で下車し400mほどで34キロオアシスでした。
オアシス食はいちご大福でした(^^)
オアシスから500mほど進んで
大木駅からまた松浦鉄道にのって
有田までワープしました。
有田駅で列車から降りたら
いびさんに遭遇!
福岡の脊振山系縦走をしてきた帰りだそうです。
奇遇だなあ。

有田の町を通ってまたショートカットコースへ。
途中でニノさんにばったり!
残りは3人でてろてろ進みました。
前半コース
有田からの残りのコース

自分の脚で進んだ距離は36キロほどでした。
思うように動けなくてがっかりでしたが
だんだんほぐれてきてからは
できるだけ動かすようにして
11〜10分台で歩けました。
まあまあがんばりました。

走れたら面白かっただろうなあと思います。
うわさ通りすてきなコースでした(^^)
来年もまた出たいと思います(^^)

で、
距離が少なかったのであまりダメージはないようです。
でもきのうは3時に起きて寝不足だったので
今朝は遅くまでゆっくり寝て
休養日としてます。

ところで、去年の元日から続いてる新聞連載は
6月いっぱいまで続くことが判明しました!
というか、わたしが勝手に3月いっぱいだと
勘違いしてたんですが(;・∀・)
するってえと、
5月の橘参加の時間が取れるのか
かなり厳しいってことじゃないかっ!
や、やばいじゃないかっ!
ついでに、4月の大村湾一周ジョグトリップもやばい(;・ω・)
連載が続くこと自体は
やったーーー!!ばんざーーーい!!
ありがとうございまーーーーす!!!
という思いなんですが、
同時に大会参加が厳しいという状況になるわけで
かなり動揺してます。

とにかく、参加できるように全力でがんばらねば!!

ビーサンdeおぎようかんジョグトリップ

2023年09月25日 13時58分17秒 | 大会記
きのうは無事に休日を作れて
おぎようかんジョグトリップに行ってきました〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ
スタート・ゴール地点の小城公園
今回は久々にいなちゃんと一緒に走りたいと思ってたんですが
ついていけるか不安だったんですが
うまい具合にふたりともイマイチ不調で
一緒に行動をとることができました(^^)
最初の峠越えの途中からの眺め
10キロ地点のオアシス(エイド)
かっぱまきでした。
あとのオアシスの写真を撮り忘れました(^^;)
峠をくだって嘉瀬川のほとりに降りてきました。
古湯温泉の街に入ります。
温泉街をぬけたらダムに向けてまた上りです。
ダムのほとりを進んでダム湖を渡ったら
コースはまっすぐですが
わたしたちはショートカットすべく右折しました。
このあたりはずっと歩いてたんですが
いなちゃんが前を進んだら
いい感じのリズムで淡々と走りました。
わたしが前に行くと歩きになっちゃうので
いなちゃんに前に行ってもらうようにしました。
このくだりも延々と続いててきつかったです(^^;)
熊の川温泉までくだったらオアシスがあったんですが
その近くにバス停があり、
オアシス担当のテクさんがあと6分でバスが来ると教えてくれたので
休まずにバス停に向かいました。
2人先着のランナーが待ってました。
が、いなちゃんはトイレに行きたいとのことで
このバスは諦め、ここで別れることになりました。
6キロほど快適なバスの旅を楽しみ、
川上橋というバス停で降りてまた歩き出しました。
しばらく行くと最後のオアシスがあり
少し休んでから歩き出しました。

3キロほどはたまに走る程度でほぼ歩いてたんですが
走ってみたら思ってたより脚が残っていたので
50走って50歩きで進みました。
6分台で走ることができました。
でも必死だったので知り合いを追い越す時に
声をかけることができませんでした(- -;)
先週つくった足裏のマメが痛むのと右脛が痛くて
1.5キロほどはがんばったんですが
中町交差点で走るのをやめました。
ゴールの200m手前の角から走り、ゴールしました。

スタートして2キロくらい進んでから
ガーミンをスタートさせてないことに気が付きました。
なので、距離は41.5キロくらい。

ビーサンで行ったんですが
ビーサンでよかったのかシューズのほうがよかったのか
わかりません(´・ω・`)
鼻緒のところが擦れて水ぶくれができたんですが
最後のほうでの走りでも、それは大して気になりませんでした。
やっぱりシューズよりも疲れなかったんじゃないか?と思いましたが、
イマイチよくわかりません。
またビーサンでロングをしてみたいと思います。
でも、本番の橘はシューズで走るつもりです。
これ、参加賞の小城羊羹です。
じつは羊羹はイマイチ苦手なんですが
小城羊羹はたまに食べたくなります。
冷やして食べるとおいしいのです(^^)

今回、走り出すまでショートカットしようかどうしようかと迷ってましたが、
結局、1時間アーリースタートし、10キロショートカットし、
そのうえバスで6キロワープしました(;・∀・)
ジョグトリップの醍醐味を存分に味わってしまいました(;・∀・)
また、いなちゃんと一緒に進むことができたし、
オアシス担当のラン仲間にも会えたし、
ほんとうに行ってよかったです(^^)

9月23日土曜日
活動距離:3.63km
9月24日日曜日
活動距離:41.5km
9月合計:183.71km

2023橘湾岸スーパーマラニックL173出走

2023年05月05日 21時41分03秒 | 大会記
肉離れの方はなんとか走れるまで回復したっぽいものの
ジストニア症状の右足首の内転が続く状況のまま
当日を迎えました( ̄◆ ̄;)
ぎんさんがスタート前の注意事項の説明をしてるところ。

5月3日5時スタート。

ああ、またまともじゃないのか、と残念なスタートではありますが、
内転はするものの硬直しないので自由感はあり、
そのぶんラクでした。
歩きメインにときどき数十メートル走るようにして進みました。
1キロも行かないうちに
はるか後方においてけぼりになりました( ̄◆ ̄;)

そしてこの少し先、
2キロあたりで走ってたら
再度肉離れになりそうな感触がきました。
走ると着地時に筋肉がガチガチに硬くなりクッションができず
バキッと割れそうな感じがしました。
こわくてとても走れそうにないです( ̄◆ ̄;)
しかたがないです。
もうここからは歩きだけで行くことにしました。
いつのまにか、内転はおさまってきてました。
これはかなり助かります。

稲佐山ののぼりがはじまりました。
稲佐山ののぼりから見た長崎港。

これまでの橘173参加のときはいつも硬直との戦いで、
先日の大村湾もそうでした。
でも、
今回は硬直がないということの自由感があるせいか
歩きしかできないのに
なんだか楽しい気分がありました。
稲佐山公園に入ったらくだってくる選手にたくさん会いました。
7キロ稲佐山チェックポイント。
6時18分。
10キロ城山台無人エイド。
6時53分。
14.5キロ三芳町CP。
7時46分。
ここから電車通りに出てだらだらとしたゆる〜いのぼりが続きます。
横道交差点で左折ししばらく進み
コーセー先生の医院を過ぎて少し先を左折したら
いよいよあぐりの丘へののぼりです。
するとコーセー先生が車でやってきました。
「助手席あいてるよ」と言ってくれました(^^;)
こうして応援に駆けつけてもらえるのって
ほんとに力になります。
あぐりの丘の途中のうさぎ橋。
25.3キロあぐりの丘CPエイド。
9時34分。
まつお夫妻やO木さん、茂子ねえさんがいてくれて
お味噌汁とおにぎりをいただきました。
力をもらってスタートしました。

だんだん暑くなってきました。
あぐりの丘のくだりからさっきの橋が見えます。

式見にくだったら海岸線を進みます。
今回は手熊のエイドがないと言われたのに
トンネルを過ぎて少ししたらなにやらエイドがあり
ちょっとびっくりしました。
近づいてみたら、私設エイドでした。
たくさんのお菓子や飲み物を準備してくださってました。
ありがたやー!

また力をもらって進みました。
それにしても暑い。

しばらく平坦を進んだら福田霊園エイドまでの
きついのぼりです。
福田霊園エイドにはしんちゃんやN夫妻が元気にエイドをしてくれてて
うれしかったです(^^)

またまた力をもらって進みました。
しかし、このくだりはふくらはぎにきつかったです。

くだりきって福田の町をすぎて女神大橋の坂に向かう少し手前で
また私設のかたに氷をいただきました。
ありがたやー!
この氷はほんとに助かりました。
首を冷やしながら進みました。
45キロ女神大橋。13時24分。
渡った先にエイドがありますが写真を撮るのを忘れました。
このあたりで頭が少し痛くなってきました。
肉離れや内転再発でここまで来れるか自信がなかったですが
なんとか来れました。
着いたら、E217キロに出てたふなっしぃが
体調が悪化して早くもボラに変身してました。
ここでもまた力をもらってスタートしました。


そして50キロ通過。
ここまで来れれば、いまのわたしには
じゅうぶん花マルですがまだ行けそうです。
軍艦島が見えてきました。
50キロを過ぎてきつくなってきました。
途中のコンビニで今回初のコンビニ休憩しました。
そこでT口さんというかたと一緒になり
少しお話しました。

60.8キロ以下宿エイド。17時23分。
手作りのケーキをいただきました。
いつも焼き菓子はのどを通らないのに
今回は平気で食べられました。
走ってなくてハアハア言わないで済んでるからかな?

ときどき試しに走ろうとしましたがダメでした。
ああ、せっかく走れるようになったのに
歩くばかりになってぜんぜん走ることができなくて
すごくつまらない( ̄ヘ ̄)
もしかして肉離れを悪化させてしまい
秋までダメになってしまうんじゃないか?
こうして歩きばかりで進むことが次に繋がるんだろうか?
こういうやりかたで距離を伸ばすことはただの自己満足なだけで
無意味なんじゃないだろうか?
こんなんで権現山のあの急なくだりをくだるのは
危ないんじゃないか?
次のエイドでやめたほうがいいんじゃないか?
こんな思いが頭の中をぐるぐるまわってました。
実際、頭痛いし少しフラフラしてました。
65.2キロ恐竜博物館に着きました。
18時29分。
ここのエイドにはきみさんがいました。
もうやめようかと思うとグズグズ言いましたが
却下されてもう少しがんばれと送り出されてしまいました(;・∀・)

少し寒くなってきたので
レインウエアを着込みました。
それと暗くなってきたのでライトを装着しました。

さてさて、
しかたがないのでがんばって権現山をのぼりました。
今回はのぼりのあいだ、
ランナーに会うことなくほぼひとりぼっちでした。
頂上付近になってようやくくだってくるランナーに会いました。
のぼりの途中からこれから行く樺島方向が見えます。
70.1キロ権現山CP。20時。
さて、こわいくだりです。
案の定、ふくらはぎが悲鳴を上げてて
そろそろとしかくだれません。
遅々として進まず気が遠くなりそうでした( ̄◆ ̄;)
もうゼッタイつぎのエイドでやめようと決めました。

頭が痛いのとフラフラするのに加えて
ときどきムカムカしだしました。
痛みのせいか?肩と首が凝ってきたせいか?
と思ってましたが、
寒気もあったので
昼間の暑さで熱中症になってたらしいです。

恐竜博物館エイドとつぎの樺島エイドは距離があるのでつらいなと思ってたら
脇岬で地元の方が私設のエイドをしてくださってました。
すごく助かりました。
しかもすごくおいしい甘酒をふるまってくださり
力になりました。

つぎのエイドまであと3キロほどかな。
脇岬の町を進んでるうちにいつのまにか
ガーミンが勝手に営業終了しとる!
げ!な、なんだとぉー?!
もう、ほっんとに肝心なときに役に立たないんだから!
と、ぷりぷりしつつつももうコースは頭に入ってるので
淡々と進みました。
樺島大橋の下りがきつい( ̄◆ ̄;)
なんとか到着。
77.9キロ樺島エイド。22時19分。
ここでリタイアとしました。
なんか、さばさばしてました。
やりきったと思ったから。

で、へとへとでした。
1歩動くのがおおごとで、
茂子ねえさんがエイド食のカレーや飲み物を持ってきてくれました。
リタイアするときは収容班リーダーのK賀さんに
選手が電話連絡をすることになっています。
その電話の声が部屋中に響いてて
そこにいるみんなに聞こえてしまってました(;・∀・)
あとでこっちゃんがいたので
「わたし、リタイアする」と言ったら
「うん、聞こえてた」と言われました(^^;)

ここで収容班が来るまで時間があったので
たたみの部屋で仮眠しました。
それから中間エイドの茂木エイドに運ばれて
そこで一晩休んで翌朝ゴールの小浜に運ばれました。
茂木は大部屋で男女入り乱れての雑魚寝でした。
まあ、間違いをおこせる元気があればリタイアなんかしないんで
そういう心配もなくみんなグースカピーと寝てました(^^)

知り合いの大勢がリタイアしてて
ゴールの公民館でみんなで打ち上げしました。
リタイアにはそれぞれリタイアに至る事情があって
その話はとても興味深いもので、
完走者の話よりもある種面白さがあります。
わたしもリタイアとはいえ、出し切ったと思えるので
達成感があったし、残念だけど、そう悲しい気持ちはありません。
たくさんの人から今回出走できて
しかも77キロまでいけてすごいね、よかったね、
とねぎらいと祝福のことばをかけてもらいました。
うれしかったです。
宴会の途中でようやく熱中症からくる寒気がとれてきました。

そんなリタイア組の宴会に
ようやくひとり完走者が来てくれて
「祝杯」を上げることができました(^^)
とても速い人でへー!ほー!と感心してしまう話を
いろいろ聞けました(^^)

たくさんの人に力をもらって
持てる力を出しきることができ、
77キロを超える距離に届くことができたと思います。
スタッフのみなさん、応援してくれたみなさん、
私設エイドをしてくださったみなさん、
そして、ともに走ったみなさん、
ありがとうございました!





ガーミンは営業終了までのログが保存できてました。
平均移動ペースが12分を切ってました。
エイド休憩など止まっていた時間も含めても13分台でした。

ふくらはぎは悪化せずにすんでるんではないかと思います。
ジストニアはどうかわかりません。
全身に筋肉痛があります。
特にふくらはぎまわりと前腿とおしりと肩まわりが強いです。
少なくとも2週間は走らないでいようと思います。
3週間は用心しようと思います。
ウォークも数日はやめておこうと思います。
うまく回復させたいと思います。

改めて出走してよかったと思います。
リタイアしたのになぜかこれまでで一番うれしい気持ちがあります。
それは、これまでで一番ジストニアの回復傾向にあって
一番自由感があったから。
それと、いまある力を出し切ることができたからだと思います。

55キロ部門にすれば完走できたのにとか
秋はWじゃなく103キロ部門にしたら?と言われたんですが
う〜ん、それはなんだか違うという気がして、
考えてみたら、
自分にとって完走というのはあんまり意味なくて、
それよりもどこまで行けるのかということのほうが大事なんだと思っていることに
気が付きました。
だからあと数日したら秋の橘のエントリーが始まりますが
たぶんWにエントリーします。

大村湾半周(^^;)ウルトラジョグトリップ

2023年04月10日 10時34分25秒 | 大会記
土曜日の午前中に仕事を終わらせて
大村湾のほとりの町、彼杵に向かいました。

ジストニアが悪化しているので
正規スタートの17時よりも前に出ました。
数年ぶりの再会のいなちゃんと一緒に
15時26分にスタートしました。
バイバイしてくれるキタさん。
今回100キロ地点のオアシス(エイド)担当で、
「うちまで来てね」と言われましたがムリ(^^;)

4年ぶりに大会参加ということで
その気持の高ぶりから
思ってた以上に右足の緊張が強く
動かすのが難儀。
ときどき激しくブインっと内転するほど。
走ったら間違いなく大転びしそうです。
しばらくは歩きで慎重に足を運ぶようにしました。
ガーミンをスタートさせるのを忘れてて
250mほど進んだ交差点でスイッチを入れました。
大村湾
すごい強風で前に進みにくい( ̄◆ ̄;)
いなちゃんが一緒じゃなかったら
引き返してたかも(;・∀・)
どうもいなちゃんもジストニアのような
神経異常を抱えているようです。
うまく右足に力が入れられないと言ってました。
見ると確かに右足の動きに少し違和感がありました。
それでも走るいなちゃんに背中を押されたような感覚で
わたしもがんばろうと思えました。
ちょうどわたしの歩きといなちゃんの走りが同じペースでした。
んで、走っても同じペース(;・∀・)
川棚の街を過ぎた上り坂からうしろを振り返ったところ。
川棚の街のドラッグストアで傷テープを買って貼ったりしてたので
10キロ程度でもうだいぶ日が傾いてきました。
18時30分。12キロオアシスのかっぱまき。
しそとごまが効いてておいしいです(^^)
少し緊張がやわらいで走れるようになってきました。
14キロ付近。
もう夕方(;・∀・)
ハウステンボス。19時16分。
15キロあたり。
ホテルオオクラ。
あれ、クリスマスだっけ?と思うようなイルミネーション(^^)
へんなホテル
ハウステンボスの施設が遠くから見えました。
ライトを装着し進みました。

21時12分。22キロオアシスのプリン。
大村湾に煌々と月が映ってました。
20キロまで思ってた以上にラクに進めました。
オアシスの合間にコンビニにも寄って
休み休み状態で行けてたのと
いなちゃんの走りのリズムがよくて
それにくっついていくことで自分の動きも
いいリズムを刻めたようでした。
22時14分。28キロオアシスのいちご大福。
オアシスでは地べたに座り込んで休みました。
37キロあたりのコンビニから出てきたところで
テクさんが車でやってきました。
あんまり遅いからつぎのゴロさんオアシスから
迎えに来たって(;・∀・)
でもあと1キロくらいだろうから
自分たちで行くからと言うと
いやもっとあるよと言われました。
実際そこから3キロほどありました。
日付変わって0時58分、ゴロさんオアシス到着。
ここが今回目標にしていた地点でした。

わたしのガーミンでは40キロを超えてますが
大会マップでは38キロになってました。
ガーミンでは2キロ多く表示されると頭に入れとくことにしました。
これはゴロさんが作ってくれたお味噌汁。
おいしかった〜(^^)
ほかにおにぎりやらお菓子やらたくさんもらって
食べきれないのでリュックに入れて進みました。

目標を超えて40キロ進めましたが
まだ進めそうなので先に行くことにしました。
3時19分。48キロオアシスのコーヒー大福。
わたしたちが最終ランナーのはずなのに
たくさん残ってたのでさらに2個ほど
リュックに詰め込みました。
食べ物でパンパン(^^)
ここはもうガーミンでは50キロを超えてました。
こんなに進めるなんて自分でもびっくりです。
しかし、走ってもキロ12分を越えるようになってきました。
限界かなあ。
5時15分。56キロ付近の琴海の夜明け。
6時12分。琴海。
6時19分。58キロオアシスのいももち。
ガーミンでは60キロ。

この10キロほどは歩き走りのペースが
キロ13分くらいになってて
足の力が弱りきってもう限界かなと思ったので
ここでやめることにしました。

あわよくばつぎの70キロオアシスのコーセーさんのところまで行きたかったですが
あまりにも遅すぎて迷惑をかけるので諦めることにしました。

幸いにも少し先にバス停があったので
そこからバスに乗りました。
「ししかわ」と読むそうです。
そして道ノ尾駅でJRに乗り換えて
ゴールしました。
ジョグトリップはどんな交通機関を使っても
ゴールまで来れば「完走」になるのです(^^)
ほぼ半周でした。

けっこうアップダウンだらけ。

平均移動ペースが12分台だったのはうれしいです。
歩き走りでしたが、半分くらいは走れたんじゃないかな。

今の自分には十分すぎる結果でした。
2月の日田街道22キロが最近の最長距離で
普段、長くても14キロしか走ってないうえに
ジストニアが悪化していたので
38キロのゴロさんオアシスの目標だって
ムリかもしれないと思ってました。

こんなに進めたのはいなちゃんのおかげだと思います。
彼女の走りは、足るを知る走りだなと思いました。
いまこれしかできない、だからできる走りをする、そんな走り。
ほんとうは踏み込んだ足で強く地面を押すとか
腕の振りで前への推進力を生むとか
それができるようにあがくのではなく、
足がうまく動かないから、でも、動くのだから、
その動ける範囲で動く。
そしてその動きをコンスタントに持続させるためにリズムを刻んで、
それを淡々と続ける。
そういう走りです。
だから、このリズムがすごくいいのです。
だから、それについていってると
こっちもいいリズムが刻めて
動きを持続できました。
疲れてコンビニに立ち寄って
走り出したときにはいつも、
ああもうあんまり進めそうにないなあと思うんですが
しばらくいなちゃんについて
リズムを淡々と刻んでいくうちに
徐々に進めるようになっていきました。

これこそウルトラランナーだなと思いました。
こんな走りはできそうでなかなかむずかしいと思います。
改めていなちゃんのことを尊敬してしまいました。
心の底からいなちゃんに感謝です。
わたしをあんな先まで連れて行ってくれました。
つぎにジョグトリを走るときもいなちゃんと一緒に行きたいと思いました。

ああ、走ってよかった。
ジストニアが治ったわけではないですが
それに付き合いながらの走りができたことと
60キロを越える距離を踏めたことで
橘への自信が少しついたと思います。
こんなにいい思い出になった走りは久しぶりです。
しかもダメージがたいしたことなく済みました。

今朝はリハビリランで1キロだけ走りました。
マメができてしまってシューズを履くと痛いので
ビーサンで。


痛みとか出て走れないかなと思ってましたが
意外と大丈夫で走れました。
内転もせずほぼまともに走れました。

時間が取れたら次の日曜日もロングをしたいな
なんて思いますが、ムリかな。

伊万里平戸ジョグトリップ2019歩いてきました

2019年06月24日 11時04分09秒 | 大会記
おはようございます。
大会でがんばると、翌週の月曜日が使い物にならないたこですが(;・∀・)
きのうはあんまり頑張らなかったので
今朝は早くから仕事に励むことができています。
で、仕事1本終わらせたので、
きのうのジョグトリの報告をしようと思います。

本来23日午前1時スタートのところを
前日午後11時にアーリースタートしました。

今回は以下のことを決めて臨みました。
あまりがんばらず、最初の20kmくらいはキロ10くらいで進み、
あとはゆっくりでいい。
痛みが出たら無理せずワープする。
およそ10km置きくらいに休憩をとる。
先週約100km行ったばかりで疲れが残っている可能性があるので、
とにかく無理しないように気をつけました。
まあ、できればコンプリートしたいですが。

まだ最初の10kmのオアシスは開設前なので
その近辺の駅でトイレ休憩と補給をしました。

半分くらいのランナーが1時間アーリーの12時にスタートするんですが、
だいたいキロ7〜8くらいで進むと思うので、
20km前後のところで抜かれるだろうと予想していました。
が、15kmくらいで速い人に抜かれました。

そして、20kmくらいの坂道で4人位のグループに追いつかれましたが
抜かれないようにペースを上げて進みました。
坂がおわって追いつかれたら、
E藤さん、抹茶ん、うらっち、あいあいパパさんのグループでした。

21kmのオアシスで休憩し、
出発したらすぐに置いてかれました。
そのあとは、また真っ暗な山道でひとりぼっちになりました。
景気づけにスキップしてみたらできました。
でも、相変わらず4歩くらいしか走れない。
スキップで進むか。
走るよりキツイ(;・ω・)
でも、歩くよりははるかに楽しいヽ(・∀・)ノ
真夜中の山の中でひとりスキップするおばさん・・・

もう、橘もスキップで行く?
橘湾岸W276スキップ部門。
やだよ。
いや、ムリだから。

あほなことを考えながら、
へんなテンションで山をなんとか終えて
松浦の街におりたら、夜が明けてきました。
28kmオアシスで休憩。
ここできたさんやえびぞうさんたちと合流しました。

足の指にマメができてしまったので治療しました。
しばらく痛かったですが、だんだん慣れました。
でも、なんだかかばってへんな動きになってるっぽいです。
そもそも足指の動かし方がよくないのかもしれません。
ここですっかり戦意喪失してしまいました。
帰りは電車に乗ろうっと(;・∀・)

松浦の火力発電所

37kmのオアシスの手前でひとり抜かれて
これで最終ランナーになったようです。

ず〜っとひとりで、
走りもせずに、走れもせずに、
とぼとぼ歩いてばかりで、
なんだかうんざりしてきました。
ああ、こんなことばっかりだ。
もう、いやだ。
走りたい、走りたい、走りたい・・・・

42kmあたりで国道に出たところで
いまは諸事情で走ることができなくなった走友が
応援に来てくれてました。
数年ぶりで積もる話にしばらく立ち止まりました。

からだが動かなくて走れないとか
事情があって走れないとか
しかもそれが何年も続くなんて
こういうのは悲しいです。

その人と別れてから
つぎつぎに折り返してきたランナーに会いました。
みんな、あと少し!頑張って!と言ってくれました。

平戸大橋は強風で吹き飛ばされそうでした。

48km折返しの平戸城に8時45分ごろ到着しました。
しばらく休んで最寄りのたびら平戸口駅まで行き
電車でゴールしました。
52.2kmでした。

たびら平戸口駅。
日本最西端の駅です。



考えたら、100km超えのジョグトリップは
この前の大村湾130kmしかコンプリートしてないわ。
いつもワープやらショートカットしてしまってます。
いつかちゃんとコンプリートしたいもんだわ。
もう暑くなるから、しばらくはエントリーしないつもりです。
秋には、ちゃんと走れて、ちゃんとコンプリートできるように
なっていたいです。

んで、やっぱり、どこかのだれかさんたちのように、
毎週100kmはわたしにはムリでした( ̄◆ ̄;)
で、再来週に玄海100kmのコースを行く練習会に参加するので
この週末はおとなしく地味にすごしたいと思います。
週半ばあたりから梅雨入りして雨続きになりそうだし。

橘湾岸スーパーマラニック2019春L部門173km参戦-2

2019年05月07日 14時21分48秒 | 大会記
さあ、脇岬を抜けたら、また厳しい登りが待っています。
必死にグイグイ登りました。
走れないので登りで挽回しないといけない状況なんですが
キツい・・・
登りで歩いてるランナーをどんどん抜くんですが
下りでは走るみんなにボロボロと抜かれます( ̄◆ ̄;)
いいな〜。あっちの方が絶対ラクだよね〜。
キロ10の歩きのペースって全速力なわけで、
ウルトラのランはゆっくり楽チンなペースなんですよね。
あ〜〜〜、走れたらな〜と切に思いました。
抜かれるのだって、すごく悔しいし。
全然平気じゃないです。
ここまでにどれほど練習してきたことか。
あ〜〜〜、悔しい!悔しい!
しかもキツい!
どこかで緩めたい。
でも、まだ残り80km以上あるから油断できません。
 
そうやって苦しんでたら、91km地点の熱帯植物園跡で
先ほど以下宿でエイドをしてくれていた鹿児島の皆さんが
またエイドをしてくださってました。
あああ、嬉しい。
 
元気をもらってまた進みました。
 
その2kmほど先のサイクリングロード入り口エイドには
日付変わって00:08到着。
やはりこの登りでついにキロ11分を超えたようです。
いや、それでも大丈夫。
キロ11分の後半になるのを先延ばしできれば。
 
そして、この少し先でも
またY本しんちゃんがエイドをしてくれてました。
ああ、嬉しいですね。
ありがたいです。
 
ほぼ歩きにも関わらず、
結構周りにランナーがいて、抜きつ抜かれつ状態が続き、
夜中の心細い時間帯をしのぐことができました。
 
川原エイド99.4km地点1:22到着。
キロ11を少しすぎるくらいかな。
まだ大丈夫。
 
だいぶ疲れてきてました。
少しゆっくりしてスタートすることにしました。
この時、14:00スタートのもっちーさんが到着してたのにはびっくりしました(@o@)
 
少し眠気がきてました。
走れればいいんですが。
夜明けまであと3時間半くらいかな。
次の茂木エイドに着く頃には夜があけてるな。
 
茂木CPエイド115.6km地点、4:48到着。
ペースメモによればキロ11で4:11、キロ12で6:07の到着なので
まだキロ11の前半で来れてるな。
食事をし荷物を整理しておよそ15分ほどで出発しました。
茂木の夜明けです。
 
少し先の赤崎鼻からの朝焼け。
 
さあ、朝になったぞ。
股関節が痛み出し、ペースは落ちてきたけどまだ踏ん張れる。
まだいける。
周りにたくさんランナーがいるのも心強かったです。
走って抜かれて置いてけぼりにはなるけど、
登りでは抜き返せるから。
 
日見CPエイド130km地点には7:57到着。
今回参加してない湾岸王子が応援に来てくれてました。
 
残り43km!
ここからは5年ぶりの道のりです。
 
日が高くなり、いよいよ暑くなってきました。
結い浜に出る前になんだか少しフラフラする感じがしたので
途中の自販機でオロナミンCを投入し、
少し休みました。
 
とんの山の激坂をヒーヒー言いながら登り、
久しぶりなのでこんなに激坂だったっけ?と思いました。
飯盛とんのCPエイド138.8km、9:52到着。
 
下りをたまにちょこちょこ走り、
さあいよいよジャガイモ畑だ〜と思ってるところに
E部門9:00スタート組のメレたんが
颯爽と「お疲れ様で〜す」と抜いていきました。
おお!メレたん、ここまで来れたんだ。
去年は川原でタイムアウトだったので
私も嬉しくなりました(^^)
呼び止めたらしばらく一緒に進んでくれました。
 
向こうにゴールのある島原半島が見えます。
遠いぜ( ̄▽ ̄;)
 
ジャガイモ畑のダラダラの長〜い坂を進んでいたら
Bianchさんが颯爽と抜いていきました。
さすがバラモンキングの覇者だなあ。
 
んで、いよいよジャガイモ畑のサイロくんが見えてきました。
ああ、やっとここまで来れたよ。
5年ぶりに。じ〜んときてちょっとうるっときました。
サイロからジャガイモエイドまでの坂をヨチヨチと駆け下りました。
ジャガイモエイド146km、11:11到着。
まだキロ12ペースよりも到着時間が1時間以上早いです。
いけそうです。あと27km。
 
次のエイドは4km先。
有喜エイド150km地点、11:56到着。
まだキロ12ペースよりも到着時間が1時間以上早いですが
なんだか不安です。
股関節痛が強くなって歩きが遅くなってきていたからです。
ガッツさんやU野先生などと関門がどうか話しましたが
なんだか不安がぬぐえませんでした。
この時、最終関門の時間を本当は15時40分なのに
15時と勘違いしてしまっていたんです。
 
少し焦る気持ちで進みだしましたが
なんだかフラフラしていました。
やばいなと思い、持っていたジェルを一本飲み、
数分座り込んで休みました。
そして、
最終関門の163.7kmまであと11kmほどで、
関門までの残り時間は、この時点で3時間半はあるんだと
冷静に時間を考えてみて、
ありゃ、余裕じゃん、と気がつきました。
それで、ヨチヨチとゆっくり走りでも大丈夫だとわかり、
唐比エイドまでの下りは走って進みました。
なんせ走るほうが歩くより遅いので。
 
ここから次のエイドまでの区間は、
次から次にこれまで私設エイドをしてくれていた皆さんが登場し、
すごく嬉しかったです。
めっちゃ暑かったし。
この時28度だったらしいです。
 
唐比(からこ)エイド157.1km、13:26
 
ここから千々石の海岸線を進みます。
気が遠くなりそうな直線ですが、
気持ちをしっかり持って進みました。
コーセー先生やビーチ隊長が度々エイドをしてくれて
とても力になりました。
そして、無事に最終関門の千々石CPエイド163.7kmに
14:54に到着し、最終関門をクリアできました( ̄▽ ̄)
 
んが、もう股関節が限界で、
このあとは気が緩んでガタガタでΣ(;・∀・)
めっちゃ時間がかかりました。
 
富津から国道に出て、あと3km、2km、1kmと
進んで行くとき、ああ、ついにゴールできるんだなあと
感慨深かったです。
いよいよゴールが近づいてきたら
たくさんのランナーがおめでとう!と祝福してくれて
こんなにも嬉しいことだったんだ!と
忘れてしまっていたゴールの喜びに目頭が熱くなりました。
泣くかなと思ったけど、最後はニッコニコでゴールに向かえました。
 
小浜173.3kmゴール17:10
34時間10分
いつもながらのしょっぱい私(^^;)
 
嬉しいです!すごくすごく嬉しいです!
みんな、ありがとう!!
 
今回はたくさんのランナーと前後しながら進むことができたのは
とても嬉しかったし、心強かったです。
歩きでもなんとかいけることがわかったのは
大収穫でした。
無理して走るより、焦らず歩く方が得策だと言う場合もあるだろうと思います。
完走への担保として有効なものだと思いました。
でも、やっぱり走りたいです。
歩いていて抜かれるのは悔しいです。
でも、今のところ硬直を完全に回避する方法がわかりません。
硬直をなくさないと、まともに走る練習ができません。
この大問題の解決の糸口は、「気持ちの問題」なのかもしれませんが、
はっきりわかりません。
この問題が、秋のW273kmに練習が間に合うタイミングで解決できなければ
また今年のWもダメでしょう。
辛いな。
なんとか試行錯誤して頑張ります。
 
今回も、たくさんの人たちに支えていただきました。
エイドに着くたびに顔見知りのボラの人が
喜んでくれたし気にかけてくれたし、
私設エイドで力をくれた人もいたし、
前後しながら走ってくれたランナーも。
みなさん無くしては、ゴールまで行けなかったと思います。
本当にありがとうございました!
次にこのコースを走るときには、
きっとまともに動く体になって走りたいです。

橘湾岸スーパーマラニック2019春L部門173km参戦-1

2019年05月07日 10時40分39秒 | 大会記
いよいよ10連休が明け、お仕事再開ですね!
私も仕事人ですからやらねばなりませんが、
なにせ寄る年波に物忘れの度合いが加速してきている今日この頃、
忘れないうちに橘の報告をしてしまいましょう。 まずは結果から
173km完走できましたー!!
2014年以来、5年ぶりの完走です。
感無量です。
 
5月4日7:00
長崎市街の江戸町公園前をスタート。
私は歩きなので
一番後ろからスタートしました。
 
ウォーカーの親子としばらくいっしょになり、
話しながら進みました。
ほぼ歩きのN御大も近くを歩いていました。
 
旧出島跡区域を一周して稲佐山へ進むんですが、
この出島を回る間に
歩きなのにすでに緊張が徐々に溜まり始めました。
え、なに?なんで?とうろたえるうちに
どんどん緊張が溜まっていきました。
すでに走っているランナーは周りになく、
ウォーカー親子からも離されていきました。
はるか先にN御大は進んでました。
 
そして、1kmも行かないうちに
いつも走りの時に現れる右足の硬直が起きだしました。
足の裏が地面に向かず左を向き、
足裏の側面で着地してしまうようになりました。
時々止まって仕切り直しますが
さらに硬直が強まり、右足は力の塊のように
硬直し切って棒のようになりました。
かろうじてお尻や腿の付け根の筋肉は無事なので
右足を前に出すことはできるものの
とてもじゃないけど歩けなくなりました。
でも、目の前の信号が赤になる!と
ひどい状態でひょこひょこと、とにかく進みました。
 
これまで経験したことがないくらいのひどい硬直が
起きるようになってしまいました。
なんで、よりによって本番でこんなことになるの?
どうしてこんな目に合わないといけないの?
泣きそうでしたが、泣いてもしょうがない。
棒になってる間は進めないので止まって
少し和らぐのを待ち、また進みました。
右足はまるで錆びたロボットのようにギクシャクとして
切り落としたい!と思うくらいです。
まあ、実際切り落としたくはないですが(- -;)
 
う〜〜〜〜ん、
これはもうやめようか?
 
とにかく、
どうにかして進んで、進みながら考えよう。
 
つまり、気持ちのせいなのか?
よりによっての本番だからこそ
緊張がいつもに増して強まったんじゃないのか?
え、じゃあ、どうすりゃいいのさ?
それじゃあ、もう大会なんか出られないってことじゃないか!
 
いつものマラニックだと思うようにしてみよう、
と試みますが、ムリ・・・(- -;)
 
あ〜〜〜〜〜、どうすりゃいいのさ。。。
 
ガードレールや壁などを支えにしながら
そろそろとしばらく進むうちに
ちょっとずつ和らいできて
少し普通に歩けるようになってきました。
 
でも、キロ10分とかとてもムリだな。。。
ああ、もうとにかくなんも考えんで進もう。
どうしようもないんだから。
そのうち好転するかもしれない。
 
稲佐山の展望公園の入り口あたりから
往復コースになっているので
先行しているランナーとすれ違います。
 
ああ、いいなあ。
みんな走れて。
もはや、走るどころか歩くのもままならないなんて。
どれだけ苦しめばいいんだろう。
走れるランナーを見ると
羨ましすぎて苦しくて悲しくてたまらんわ。。。
 
知り合いのランナーを見つけては
「やめるかも」と弱音を吐きまくりました(- -;)
 
そうこう苦しんでるうちに
なんとか稲佐山展望台CP7km地点に到着。
8:26
このメモを見ると
12'00/kmペースで到着は8:24です。
意外とそう遅れていませんでした。
 
気を取り直して、すぐに出発しました。
 
下りです。
だいぶ動けるようになってきたので走ってみたら
数歩走れました。
でも、走って歩いての繰り返しを続けていると硬直が起きるので、
たまに思い出した時に走る程度にとどめるようにしました。
焦って急ぎ足の歩きでも硬直が起きました。
あ〜〜〜、難しい。
あまり焦らず程々に速く・・・
そのうち良くなると信じるしかないかな。
 
10km城山台エイドでたけちゃんを始め
顔馴染みのスタッフに元気とバナナをいただき、
長居せずにそそくさ進みました。
 
ここからはのぼり。
ちょくちょくこわばるけど、
なんとかキロ10では行けるようになってきました。
日頃の山登りの成果か、上りでもグイグイ歩けました。
この歩きがこのあとずっと関門クリアの力になりました。
 
なんとか、進んでいける目処が立ってきました。
 
城山台の最高点を過ぎたら急激な下りコースです。
時々走ることができました。
もう、序盤のような恐ろしい棒状態の硬直は出なくなりました。
でも、急ぎすぎると歩きでも足裏が側面をむく硬直が現れるので
注意して進まないといけませんでした。
焦るまい。こうしかできないんだから仕方がない
と思うようにしました。
 
それでも徐々に挽回できて、
あぐりの丘CP25.3km地点には11:26到着。
11:00/kmペースで11:38なので
それを切るペースで来れました。
挽回できたことで先行していたL173の選手や
E217km部門の選手と合流しだしました。
みんなと一緒になれたことは、
とても嬉しいことでした(^^)
どの大会でも最後尾を一人ぼっちのことが多かったので。
 
このあとはしばらく下りです。
式見漁港におりたら平坦。
蝶が崎エイド32.1km地点12:41到着。
 
この先の福田霊園への上りの途中で
N御大を抜きました。
暑さに弱音を吐いておられました。
一緒に行きたかったですが、
その余裕が自分にはありませんでした。
 
福田霊園エイド13:32到着。
 
くだって福田の街でY本しんちゃんが私設エイドをしてくれてました。
感激です。
大怪我をしてまだ復調してないのに。
本当だったらE部門を走っていたはずなのに。
でも元気な顔を見れただけでこちらも元気をもらえました。
しんちゃんから氷をもらってそれをガリガリやりながら進みました。
 
そしたら、その氷を食べ終わったあたりの
福田の街を抜けるところで
今年も氷をくれる親子の私設エイドに遭遇。
嬉しいですね。こんな優しさに触れられて。
おかげで、この一番暑い時間帯をしのげました。
 
今年も来ました、女神大橋!
走れないけど去年より元気に渡ることができました。
 
女神大橋エイド45km地点14:52到着。
キロ10分台維持のようです。
うどんをいただき、長居したいところをそそくさと出発しました。
 
女神大橋を下るとしばらく平坦が続きます。
そして緩やかなアップダウン。
その途中で辛そうな福ちゃんに会いました。
治りきってない故障が悪くなったようで
先でリタイアすると言ってました。
 
E部門が伊王島へと進む分岐点、江川交差点51km地点で
ウォーク親子に追いつきました。
そしてEを走ってるT松しんちゃんが追いついてきました。
かなりボロボロになってますが、
頑張ると言ってました。
15:51到着。
 
ウォーク親子と同じペースでしたが
気になるので道の左側の歩道に移って進みました。
私は下りで少し走っていたので、いつの間にか抜いてました。
 
栄上交差点を抜けて、海岸線に出たら
軍艦島が見え出します。
海岸線に出たり内側に入ったりアップダウンを繰り返し、
黒浜のトンネルを抜けて少し行くと
以下宿(いかやど)エイド60.8kmです。
17:28到着。まだキロ10分台。
 
大会エイドのすぐ横に鹿児島のランニングチームの
私設エイドがありました。
豊富なラインナップのエイド食を揃えた豪華なエイドで
みんな元気に迎えてくれて元気をもらえました。
 
この後、高浜のコンビニに寄ってゼリーを購入しました。
今回はできるだけコンビニに寄らない作戦ですが、
この後50km以上コンビニがないので
エイド食を補うものをここで買っておく必要がありました。
私は一度にたくさん食べられないので
いつもエイドとエイドの途中で
お腹が空いてしまうんです。
 
古里の集落の鯉のぼり。
 
野母崎漁港に入り、権現山を登ります。
ここの上りは2kmです。
ペースが落ちてキロ12になったとしても
24分頑張れば着ける!と思って頑張り続けました。
 
権現山CP。
くだって権現山エイド70km地点には19:19到着。
まだキロ10分台!(^^)
 
ミネストローネをいただき、
ヘッデンとKIZENさんから貰ったさくら道ネイチャーランのチカチカライトを装着して
出発しました。
これから夜間走へと入っていきます。
 
権現山をくだって海岸線に出て
脇岬から樺島へ。
今度は真っ暗な中、樺島灯台に登ります。
単独行ですが、折り返しなのでたくさんのランナーに会えるので
心細くないです。
 
樺島灯台CP80.7km
21:30到着。
 
往復6kmの道のりを通って樺島公民館エイド83.5kmに着きました。
22:07。
キロ11分で22:18なので、まだキロ10分台ですが、
少しペースが落ちてきたようです。
でも次の川原エイドまでは約15kmあるので
ここはしっかり補給して少し脚を休めようと思いました。
カレーをいつもより頑張って食べて、
いつものお刺身の差し入れがたくさんあって
たくさんいただきました(^^)
 
元気回復して出発しました。