6月1日(土)、テレビ大阪の「たかじんNOマネー」を偶然見た。普段はたかじんの番組はほとんど見ないのだが。
そこでは橋下妄言をめぐって大谷昭宏がメインになって議論をすすめた。全体としては橋下妄言を認めない発言が多かった。番組では視聴者から「橋下発言問題あり、問題なし」の電話票を呼びかけた。
途中集計が、「問題あり1600」「問題なし4900」だ。わたしも、テレビに出演している面々も、「ええっ?」という声をあげた。下二桁は記憶できなかったが、1対3の比率だ。これが番組終了時点での集計は、なんと「問題あり」2011、「問題なし」7713に達した。1対4近くだ。
新聞の世論調査では、「問題あり」が70%から75%だ。無作為抽出の調査とのあまりの違いだ。違いという範囲を越えて、逆転、それも大逆転だ。
これは、明らかに、橋下支持に凝り固まった人々が、そしてウルトラ右翼がこぞって、ひとりで何回も電話したことがうかがえる。ネットの世界では「ネット右翼」が「ネトウヨ」と称されてはびこっている。ネットの世界でのその繁殖力は尋常ではない。だが無作為調査と右翼の意図的な世論づくりの違いを、目に見える形で、具体的な数字をもって知ることができたのは実に貴重だった。
30年前は右翼と言えば右翼暴力団であり、旧軍関係者だった。だが今はネット右翼であり在特会と称する連中だ。橋下・慰安婦・侵略となるとスイッチが入って、想像を超える反応をすることを、実況中継で見ることができた。
そこでは橋下妄言をめぐって大谷昭宏がメインになって議論をすすめた。全体としては橋下妄言を認めない発言が多かった。番組では視聴者から「橋下発言問題あり、問題なし」の電話票を呼びかけた。
途中集計が、「問題あり1600」「問題なし4900」だ。わたしも、テレビに出演している面々も、「ええっ?」という声をあげた。下二桁は記憶できなかったが、1対3の比率だ。これが番組終了時点での集計は、なんと「問題あり」2011、「問題なし」7713に達した。1対4近くだ。
新聞の世論調査では、「問題あり」が70%から75%だ。無作為抽出の調査とのあまりの違いだ。違いという範囲を越えて、逆転、それも大逆転だ。
これは、明らかに、橋下支持に凝り固まった人々が、そしてウルトラ右翼がこぞって、ひとりで何回も電話したことがうかがえる。ネットの世界では「ネット右翼」が「ネトウヨ」と称されてはびこっている。ネットの世界でのその繁殖力は尋常ではない。だが無作為調査と右翼の意図的な世論づくりの違いを、目に見える形で、具体的な数字をもって知ることができたのは実に貴重だった。
30年前は右翼と言えば右翼暴力団であり、旧軍関係者だった。だが今はネット右翼であり在特会と称する連中だ。橋下・慰安婦・侵略となるとスイッチが入って、想像を超える反応をすることを、実況中継で見ることができた。