山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

健康診断の結果

2012年10月31日 18時11分20秒 | Weblog
 先に受けた健康診断の結果が送られてきた。半分ほっとし、半分反省という気持ちだ。
 ほっとしたのはヘモクロビンA1cが5・2で基準内だったことだ。去年までは週3日はフルタイムで働いていたが、今年はフルタイムが終わり、週2日非常勤の半日勤務になったので、確実に体を動かす量が減った。それに伴ってだと思うが、小便をするときに泡が目立つようになった。昔はずいぶん走ったりしたが、今は、歩く程度で運動量の低下は自分でもなさけないと思っていた。不安を抱えながら受診した。
 糖尿病判定のHbA1cが基準内だったので、一応ほっとしたが、検尿による空腹時血糖が121と基準を超えてしまった。初めてのことだ。これによって糖尿の項でDの判定がつけられてしまった。再検査または精密検査を受けてくださいということだ。ああ、やっぱりか。でも、でも、1カ月間の血糖の平均が示されるHbA1cがいいから大丈夫だろうといいつつも、やっぱりだめだという気持ちだ。もっと積極的に体を動かすようにしよう。反省!もうひとつ腹囲がメタボだと、身体測定の項がDとなった。メタボの腹囲測定がはじまってからずっと超えていたから、またこれだけで病気ではないだろうと思っているので、反省はうすい。もちろん脂肪を減らしたいのだが。
 よかったと自慢できるのは、脂質の項だ。中性脂肪が2、3年前から正常になったのにくわえて、悪玉コレステロールも正常値、結果総コレステロールが201に収まった。相当走っていた時でも総コレステロールはだめだったのに、走りもせず筋肉も衰え気味の今が基準内なのが不思議な感じだ。
 酒飲みには気がかりな肝機能のγGTPが51で基準内。検診の前日もしっかり飲んだのにこれだ。ちょっと自慢げだ。ただ、痛風の尿酸値が7・0と上限ぴったりのところに来た。やばい。痛風の先輩は焼酎一本やりだが、わたしにはビールが捨てがたい。もっと体を動かさないとやばい。
 結論は、走る習慣をとりもどすことだ。走るといいっても早歩きと変わらない程度なのだが、数年前の感覚をとりもどそう。もうすぐスキーシーズンがはじまるし、体力をつけないと。

 
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橋下市長「原発直ちに何でも止めろとはならぬ」、維新「原発輸出」

2012年10月27日 11時13分29秒 | Weblog
 橋下大阪市長は10月26日の市議会決算委員会で、北山良三市議(共産)の質問に標記の答弁をした。「安全が確認されなければ止めねばならない」としながら「原発をとめれば燃料費が上がる。電気代に転嫁するのか、税で負担するのかの議論がないと、直ちにすべて何でも止めろとはならない」「規制委員会で仮に安全と判断した場合、コストを度外視してすべて止めるという話にはならない」
 そもそも、原発推進者がずらりの原子力規制委員会の安全基準が信用できるのか安全の保障はどこにあるのかの根本問題がある。
 橋下維新の原発政策は、反原発の世論をひきつけて衆院選にのりだすための目玉として打ち上げ、民主党政権を批判してきた。ところがその政府の政策と同じになってしまった。24日、野田政権と同じ2030年代、つまり2039年まで原発継続の方針もかかげた。また原発輸出も打ち出した。突出した新自由主義と強権政治という点で財界は維新大歓迎だが、唯一原発問題が気にくわなかっただろう。それもどんどん氷解していく。原発輸出で一部大企業は栄える。しかし輸出先では日本以上に事故の危険性は増すだろう。これで石原との政策すり合わせもうまくいくだろう。
 市議会のことで、前々からの疑問だったのが、新聞は議会でのやりとりを一切報道しないことだ。橋下政治への厳しい批判が展開されているのが報道されない。会見場でのつまり独壇場での言いたい放題のみが垂れ流し報道されるのだ。これが政治報道だというのだからいやになる。
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郊外喫煙で給料返納命令!その裏で労働をタダで盗んでいる!府教委に抗議する!

2012年10月24日 11時47分50秒 | Weblog
 10月23日、『朝日』朝刊に「郊外喫煙で給料返納、大阪府立高 教職員7人」という見出しの記事がのった。府教委の発表は23日だったようで、他の新聞に先んじて『朝日』が書いた格好だ。近所の住民から教員の郊外喫煙の映像があると通報があり、調べたら、勤務時間中に路上で吸ったことを認めたという。聞き取りから職場離脱をした時間を計算した。その時間の給料と、勤勉手当、地域手当を返納させる。返納額が50万円を超える人もいる。ただし報道されていないが、50万円は去年までの分の返納で、さらに今年度の分として20万円は給与から差し引くらしい。
 橋下前知事が2008年4月、府の施設敷地内禁煙にし、勤務時間中喫煙には給与返納を命じたことがことの発端だ。納税者の理解が得られないといって。敷地内は禁煙、勤務時間中は禁煙、処分と給与返納。今、大阪市ではたばこ1本で停職1年の処分だ。ところが一方で橋下は、休日にスポーツジムに行ったり、知事の仕事ではない政治活動に行くときにも公用車を使わせろ、タクシー代がかかって仕方がないといって、公用車使用規則を自分で変えて、私用に使いまくった。自分には徹底的に甘く、他人には厳しい橋下前知事のやった事実だ。
 返納させたのは、職場離脱したという時間の給料と勤勉手当、地域手当だ。職場離脱は勤勉でないとして、ボーナスの勤勉手当を返納ということだ。だが、彼は勤勉ではないのか。事実はどうか。
 70万円剥奪される彼は、重要な部署の部長だという。ただし部長とはいっても会社の部長のように職階ではない。教務部や生活指導部のような役割分担の責任者だ。当然、忙しい。朝は早くに出勤して、夜は7時、8時まで仕事をしていた。土曜・日曜も、模擬試験はじめ様々の業務、部活動のつきそいなどに忙しかったようだ。これが勤勉でないといえようか。昼休み時間は休憩で勤務時間ではないから、その時間に外で喫煙したらいいということらしいが、実際には学校は昼休みを45分完全にとることは絶対、絶対にだ!できない。生徒がいろいろと尋ねてくる。また昼に生徒を呼び出して連絡・指導する。昼休みは生徒への連絡・呼び出し放送がうるさいくらいだ。昼休みが休みなら、御堂筋のサラリーマンのように先生たちは一斉に外に出て店や食堂にあるいは散歩にいっていいはずだ。労働基準法ではそうなっている。でも学校ではそうはできない。教師はみんなまじめだから、昼休み出ていかない。昼飯を食べるのでせいいっぱいだ。午後の授業のチェックもしなければいけない。だから部長の彼も、昼休みに、進学の問題で訪れる3年生の対応に忙殺されていたことは、同じ部を経験した私として断言できる。だから、授業の終わった放課後(勤務時間中だが)などに喫煙をしたことは何ら問題ではない。くわえて、前の校長は、喫煙に出る人をどうぞと承認のうえ送り出していたのだ。
 職場離脱、勤務放棄が処分の理由だがいい加減にしろ!といいたい。
 近所の人が何も知らないのに、教員への反感だけをつのらせて、映像をたれこんだとしても、教育委員会・校長は冷静に対応すべきだ。1日2回ほど校門をでて喫煙したとしても、その何倍も何十倍も余計に勤務している事実をないことにして、処分しているのだ。あまりの非人間的なやりかたではないか。人道に反する。府教委・校長は足し算・引き算ができないのか。勤務時間を超える労働から職場離脱した(しかも昼休みの代替として)時間を引いたら、差引何時間何分になるのかやってみろ。処分して給与返還させるどころか膨大な金をはらわなければならいはずだ。
 当該の学校では憤懣・怒りが充満しているらしい。当然だ。もっとも真面目に、生徒のために学校のために勤務してきた人を、近所からの通報があったからといって、血祭りに上げる、これが人に報いる道なのか。残業手当なしに働いてきたのに、10分、20分の喫煙を理由に70万円も巻き上げるとは、許せない!こんなことをしていたら、やる気をうばって、組織は崩壊する。無償の労働を提供している人の頬を打つような仕打ちは人の道に反する。こんな仕打ちをする人物が上司だったら、誰でもいやになる。
 ある学校で試験中に、11時半ごろ学校を出て街の食堂に向ったのを近所の悪意の住民がみつけて、抗議をしてきたことがあった。それをうけた校長は、ふだんは昼休みも十分とれず、まして外に出て食事することもできないので、たまに試験中生徒が帰ったので早めに食事に出ても当然で、校長はそれを認めていると正しく対応した話をきいたことがある。これが現場の実態をしっている管理職の姿だろう。だが今は、橋下登場以来、異様な状況が広がっている。
 通報をした近所の住民も、四六時中監視しているのだから、教員が8時半ではなく、生徒指導や印刷、授業準備で早朝出勤している姿も映像にして、暗い時は難しいかもしれないが、遅く退勤する姿も映して通報するくらいの公平性を発揮したらどうか。賃金を払わず時間外労働をさせるのこそ違法だ。
 これに対して教育委員会は、教職調整額として4%の手当てを出しているというだろう。しかしこの4%は、1972年田中内閣の時、「教職調整額の支給等に関する特別措置法」(給特法)が施行されたことによるものだ。そこには、教員には時間外勤務を命じない、命じる場合は、生徒の実習、学校行事、職員会議、災害などやむを得ない業務の限定4項目だけで、その代償として給与月額の4%を支給するというもだ。限定4項目だったのに、いつのまにか教育委員会は4%は時間外勤務に包括的に出しているとごまかしてきた。たとえ4項目以外の包括的なものに変わったと屁理屈をつけたとしても、先の処分された人の例では、とても4%に収まらない。週40時間労働を4週として160時間、その4%で6・4時間、時間外は25%割増だから、5・12時間分が4%に相当する。月5時間分の残業代しか出していないのだ。実際には40~80時間の時間外勤務をしていると推測できる。ここ2年間府教委は時間外勤務の自主報告を文書で出させていたからわかるはずだ。
 今年10月から、出勤時だけでなく、退勤時も磁気カードで記録することになった。ずっとまえは押印で出勤を記録していたが、やがてカードをスリットして記録するようにした。勤務時間管理を厳格にするためだ。しかし退勤時は府教委はやろうとしなかった。組合がやれといってもできないといった。それはなぜか。退勤時も記録すると時間外勤務の事実が記録されるからだ。しかしこの(2012年)10月からの退勤記録は、大阪維新の会の圧力によるものだ。それに府教委が従って、土日の勤務もふくめて記録すると言い出した。どうせやるなら持ち帰り残業も記録せよといっても、それは計測できないという。維新の会は、教員は勝手に早く帰っているにちがいない、あぶりだして処分してやるという狙いでやらせた。しかし実際は逆の結果が出ることはわかりきっている。膨大な時間外勤務が記録されたらどうするのか。府教委は、4%(5時間相当)を超えても時間外手当は払わないといっている。しかし、毎月膨大な時間外の記録がたまると、やがてもたなくなる。裁判も提起されるだろう。維新の思惑とは逆の結果になる。
 教員は、残業手当が出ようが出まいが必要な仕事はやる、というスタイルで仕事をしてきた。だから成績主義になびく教員がきわめて少ない。そういう教員の仕事の意識を逆なでする、今回のようなことがでてくると、学校組織の力量が減退する。おだてればどこまでも頑張る教員の気持ちを汲み取らず、上の意向をうかがうばかりの小物の管理職は、組織のリーダーたりえない。だがますます、小さな人格の管理職がふえる傾向にある。
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家で採点を阻止!突破した教員逮捕!

2012年10月24日 08時51分21秒 | Weblog
 10月20日夕刊(『朝日』)に「教頭に体当たり、傷害容疑で逮捕、神戸の高校教諭」という記事があった。18日午後5時半、テストの答案を持ち帰ろうとした兵庫県立高校の男性教諭(57)を阻止しようとした女性教頭(53)に体当たりをして、ドアに背中をぶつけさせて全治1週間のけがをおわせたとして、20日、県警が教諭を逮捕した。異常な逮捕劇だ。
 まず第1。テストなど個人情報を郊外持ち出しは原則禁止だから、3クラス分の答案を持ち帰ろうとしたのを阻止したという。だが、勤務時間内では採点が終わらない場合、もちかえって採点するのは当たり前のこととなっている。常勤の教員の場合は、8時間勤務だからある程度は学校で採点できるが、非常勤教員の場合、時間講師だから、はじめから持ち帰って採点することが前提になっている。時間講師は答案を家に持ち帰るな、学校で採点せよ、その時間の給与はすべて保障するから持ち帰るなとはいわれない。だから、持ち帰り禁止は最初から破れている。見事なダブルスタンダードだ。体を張ってでも持ち帰りを阻止しようとした教頭は、非常勤講師の答案持ち帰りも阻止しているのだろうか。きいてみたい。
 第2、警察に逮捕させたその異常。教諭は「相手が通せんぼしたので、押しのけて外に出ようとしただけだ」といっている。警察(有馬署)は、1階職員昇降口で教頭に体当たりし、ドアに背中をぶつけさせて1週間のけがをおわせたという。背中がドアに当たって1週間のけがとは腑に落ちなかったが、別の報道では、背中とひざのけがといっているから、ひざを床について負った傷が1週間ということのようだ。共同通信では、19日被害者が被害届を出したと書いている。逮捕したから、てっきり告訴したのかと思ったら、被害届だった。被害届は被害届で、告訴・告発ではない。それでなくても被害届のたぐいはたくさんあり、届を出しただけで捜査することはめったにない。にもかかわらず逮捕に及んだことは、法的に処罰・起訴することを被害者が強く望んだからにほかならない。教頭と教諭は折り合いがわるかったということのようだが、それにしてもこの程度で逮捕とは。待ってましたとばかりに診断書をとったのだろうか。
 組織運営のありかたが問われる。
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本当に追及すべきことせずに差別的言辞で墓穴『週刊朝日』

2012年10月20日 09時53分46秒 | Weblog
 『週刊朝日』が橋下連載をやめると発表した(19日)。連載1回目は、安中が旧未解放部落であり、橋下氏の父親がそこの出身だと断定していた。さらにやくざの血脈を問題にした。
 だが、橋下批判の本筋はこんなところにはないはずだ。本人の責任に属さない血脈をとりあげて批判を展開するのはフェアではないし、批判になりえない。
 やはり橋下氏が自分で責任をとれる時期以後に焦点をあてて、徹底的にえぐるべきだ。とくに弁護士時代、そして知事・市長時代の政策、政治行動、発言だ。人物描写は読み物としておもしろい。でもその場合でも、政策、政治行動とむすびつかないと政治的批判にはなりにくい。単なる人格批判に終わってだめだ。
 府のレベルと違って市政は市民の生活にもろに影響をあたえる。市長になって以後の方が、橋下政治のそして人間橋下の本質がより見やすくなっている。そこには市民の、地域住民の共同性を断ち切り、競争と自立と称する孤立化へと人々をかりたてる橋下政治が吹き荒れている。そのひとつひとつに、いま大阪の市民たちはたたかいをいどんでいる。橋下政治はテレビの全面支援のもとでやるが、抵抗の運動は何の支援もないもとで、こつこつやるしかない。でも確実に橋下批判のこえは広がってきた。
 やかましいテレビや新聞は、大阪の橋下支持率調査をしようとしない。知事の時代は、持ち上げる報道とセットで支持率調査をしてきた。市長になって以後は一度くらいであとはやらない。橋下政治とたたかった人々の努力の成果はあがっているはずだ。橋下批判の本筋はここにある。

 
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ちゃっかり、朝日放送を取材拒否から外す

2012年10月19日 08時23分22秒 | Weblog
 『週刊朝日』ではじまった連載「ハシシタ 奴の本性」(佐野眞一)に対して、橋下氏は『週刊朝日』『朝日新聞』『朝日放送』の取材拒否・出演拒否を宣言した。わたしは、「ああ、これでテレビが静かになる、橋下礼賛がへる、よかった」と思った。
 ところが、1日たったら(18日)、朝日放送は取材拒否からはずすといった。おお、ずるい!
 なにしろ大阪のテレビ局のなかで、『ABCテレビ』(朝日放送)のみが、4年間連日のように橋下をとりあげてきた。まったく異常としかいいようがない。夕方の「キャスト」という番組がその舞台だが、「キャスト」のコメンテーターには、古賀なにがしという人をはじめ橋下配下の特別顧問らが名をつらねている。橋下自身もよく出演した。メインキャスターは橋下にうっとりという目をしている。これでは橋下政治を分析批判の対象とすることはできない。べったり寄り添っている。放送法もへったくれもない。民主党政権樹立を目指すべく番組内容を偏向させた「椿問題」の維新版だ。橋下維新政権樹立へ向けて系統的な番組作りをしている。『MBSテレビ』(毎日放送)は橋下に批判的な放送をする。橋下にくいさがって質問をした女性記者に、橋下が逆にねちっこく攻撃したのは有名だ。フジ系の『関西テレビ』も距離をおいた報道をしている。『ABCテレビ』(朝日放送)の橋下茶坊主ぶりは目に余る。放送法違反だ。
 かっとなって朝日放送も取材拒否といったが、すぐに、一番の支援者を切ってはまずいと気付いた。翌日、資本関係がないとか屁理屈をつけて取材拒否をはずした。このずるさは他の追随をゆるさない。
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文化も環境もきらい、橋下市長

2012年10月18日 10時29分44秒 | Weblog
 大阪市が2000年に建設した「海の時空館」を橋下市長は廃止するという。むだなハコものという面は確かにある。館には、江戸時代の菱垣廻船を完全復元した現代版菱垣廻船が展示されている。市は、これを解体切断してチップにして捨てるという。
 これに対し、全国の船舶工学の研究者らが大阪市長に貴重な文化材の復元なので捨てないようもとめた。だが、橋下氏は「そんなことをいうなら、学者先生が自分らで買ったらいい」などと言い放った。何億円というものを研究者がかえるはずもない。何か要望をすると、その人たちを攻撃対象にして、下品な言い方でやっつける。文化財の扱いについてのまじめな議論が成り立たない。
 橋下市長は、大阪市住之江区にある「南港野鳥園」の廃止もねらっている。人工の干潟・湿地で20ヘクタール近い。わたしも行ったことがあるが、野鳥の楽園だ。干潟・湿地がどんどん減っている中で、数少ない増やして成功した例だ。
 市は、「公共が関与する必要性が低い」として、予算を見直し、廃園も検討するという。遠浅の自然の干潟ではなく、埋め立て地の突端に囲った内側を干潟にしているから、海水の導入やごみや海藻の除去など人の手を入れないと環境がたもてない。海に開かれた形にすると、たちまち深い海に土砂が流れ出て消滅してしまう。
 橋下氏は、きっと、文楽と同様、市場で耐えられないものは退場していただくと考えているのだろう。究極の市場原理主義。しかし、環境や文化、そして教育、保育、医療、福祉などは市場原理から保護しないと、その本質をゆがめられてしまう。市場になじまないもの、市場の弊害から保護すべきものをはっきりさせ、それを「公共が管理する」ことが政治の仕事だ。
 「野鳥園」を廃止するなら、公園局という部局を廃止し、大阪城をはじめとする大阪市管理の公園を放棄するということにつながる。これはすなわち、政治も行政も解体ということだ。
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アメリカ兵の女性暴行、100%解決は基地撤去しかない

2012年10月18日 10時06分55秒 | Weblog
 10月16日、二人の米海軍兵が沖縄県中部で20代の女性に、示し合わせて性的暴行をくわえた。仲井真知事は「正気の沙汰でない」と非難した。今年は沖縄の本土復帰40年だが、この40年で米軍人軍属の検挙された刑事事件は5790件になるという。1年150件。
 日本政府は綱紀粛正を求めたが、40年間求め続けてきたではないか。その結果がこんどの集団レイプだ。
 完全解決、二度と起こさせない方法は、米軍基地撤去だ。はっきりしている。沖縄から出ていって戦争をして、人殺しをして帰った兵隊に綱紀を求めても無理というものだ。綱紀を捨てて人を殺すことが使命の米兵に綱紀をもとめる矛盾は絶対解決しない。基地撤去しかない。
 
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やっぱり怖い橋下維新!橋下維新代表・大日本帝国憲法復活容認、翌日訂正

2012年10月13日 15時39分16秒 | Weblog
 東京都議会は10月4日、京都市の南出喜久治国体護持塾長らが6月に提出していた、現行の日本国憲法を無効とし、戦前の大日本国憲法の復活を求める請願を否決した。賛成したのは、自民党や民主党を離党した3人が9月10日に結成した東京維新の会。請願の紹介議員は、自民党を離党した野田数、民主党を離党した土屋敬之の2議員。右翼的立場から学校現場を攻撃し続けてきた議員たちだ。請願は、「我々臣民としては、国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」する必要がある、日本国憲法を無効とし、大日本帝国憲法は現存することを都議会として決議することを求める内容だ。これを翌日の5日に『赤旗』が報じた。
 おどろくのは、橋下維新の会代表の発言だ。9日、橋下氏は、「党本部の方であれやこれやとはいわない」と東京維新の行動を容認した。また「(現行)憲法破棄も理屈上は成り立ちうるのかもわからないが」「積み重ねられてきた事実をもとにすると簡単に破棄という方法はとれない」といった。日本の国家体制、法体系の基本・土台である憲法が無効である、存在しないという議論にくみすることは、憲法擁護義務を負う大阪市長として、また政党代表として失格だ。ただちに辞職して、一右翼として行動したらいい。
 さすがにこれはまずいと思った関係者が、橋下氏に忠告したのだろう。翌日10日、東京維新の会に連携を保留すると伝えた。また橋下氏は「大日本帝国憲法復活はどう考えてもありあない」と述べた。考えるまでもなくありえない。1日考えて、ありえないと気付いたのだ。この橋下という政治家は本当に恐ろしい。20年、30年前ならば、こんな事実が、ころころ変わる考えも含めて明らかになったら、その政治生命はなくなっていた。ところが、今の日本の右傾化のすさまじい状況の下では、しっかりと報道するのは『赤旗』くらいのもので、5日、6日遅れで『朝日』が雑報として報じる感覚だから、世の中ほんとうに危ない。民主主義の危機だ。

















 
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米倉・日本経団連のわがままと強欲

2012年10月12日 09時35分29秒 | Weblog
 日本経済団体連合会が2012年10月5日、「平成26年度税制改正に関する提言」を発表した。読んでみると、わがままと強欲さにあきれてしまった。
 法人税と地方法人税を合わせた法人実効税率(現在38%)を25%へ、「遅滞なく、さらなる減税へ」と要求している。日本の税収全体に占める法人税の比率は下がる一方だ。
 下げないと、海外に移転せざるをえない、「根こそぎ空洞化」になると脅しをかけている。そうなれば雇用水準維持は不可能だという。よく言うよと思う。雇用維持が根本動機だとはよく言えたものだ。雇用の流動化と称する非正規化、格差社会を押し付けてきたのはどこのどいつだ。だいたい、海外移転の要因が法人税にないことは、さまざまな企業調査であきらかになっている。安い賃金による生産費用の節減、市場近くでの生産による輸送費用の節減、そして何より円高リスクの回避が大きい。決して法人税が主要因ではない。日本は赤字法人が多く、もとから無関係のケースも多い。また実際の負担率は思ったより低い。
 「提言」では法人税だけでなく、企業活動にかかわるありとあらゆる税を下げよと要求している。よくもこれだけあげられるなあとびっくりした。これからの課題である投機を抑制するための金融取引に対する課税には反対という。投機資本が世界の、日本の経済をどれだけもてあそび、翻弄してきたか、苦しみの主因でもある円高や世界の通貨危機などをみても、投機を規制する必要があるのはあきらかだ。規制のために薄く課税するのは国際的にも良識ある経済人の共通認識となっている。それに敵意をむき出しにする日本経団連とはいったい何なのだろう。
 思うのは、そこには欲、強欲しかないということだ。
 この「提言」の前文には、国・地方の940兆円におよぶ長期債務残高がとりあげられている。これが増えている要因論にびっくりした。いわく「リーマンショックや東日本大震災への対応があったとはいえ、政権交代後の子ども手当、高校授業料無償化といった政策により、財政赤字の拡大傾向に拍車がかかった」というのである。バブル崩壊以後20年におよぶ財界要求の国債乱発、無駄な公共事業がその要因だ。収入では消費税による増収があるにもかかわらず、法人税減税による大幅減収、高額所得者の所得税減税による所得税大幅減収で、税収が減る一方なのが事実ではないか。事実ははっきりしている。
 経団連という、政府をあやつる力をもつ団体の「提言」が、国民経済、日本の労働者国民の生活、本当に展望ある財政再建についてなんら説得的な提言をせず、もっぱらおのれの欲得ばかりを並べているのに本当に失望した。経団連から自立した政府をつくらないと国民は幸せにはなれない。
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文楽技芸員と橋下市長の公開討論会 

2012年10月05日 06時46分48秒 | Weblog
 10月3日、文楽の技芸員47名と橋下市長との公開討論会が市役所でおこなわれた。その写真をみると、橋下氏の普段着のシャツ姿に対して、技芸員は紋付に袴姿の正装でのぞんだ。この写真には技芸員の方々の誠意がにじみでている。人に対する礼儀という点で差を感じた。

 橋下氏は人には常々きついことをいう。君が代斉唱の時は、腕をまっすぐに中指をズボンの筋に当てろ、手を前で組むのは休めの姿勢だなどと職員に命令した。しかし、橋下配下の松井知事は腕を前に組んでいる写真が出回った。橋下氏の根拠は軍隊の訓練にある。軍事教練では基本に「不動の姿勢」がある。手元の軍事教練の本では、かかとをつけて足先は60度にひらき、ひざは伸ばし、上体は少し前にかたむけ、肩は後方に引き、手をももに接し、中指を縫い目にあて、あごを引き前方を直視するとなっている。休めは、橋下氏のいうのとは異なり、左足を前に出すとなっている。だが、児童生徒国民への軍事教練が廃止されて67年になる。これに拘束される理由はない。歌や旗に不動の姿勢で敬意を払いながら、人に対して横柄な態度をとったりバカにするのは、本末転倒だ。
 
 信頼を寄せる特別顧問らをつかって調査をさせ、長時間のヒアリングを経て組んだ予算をさらに3900万にカットし、自ら議会に提案して議決されたものにいちゃもんをつけてだだをこねた橋下氏。公開討論でやっと支給にうごいた。どれほど文楽にねたみを持っていたかがわかる。ところで、他の多くの補助金の公開討論はいつやったのですか?橋下さん教えてください。

 
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橋下さん、慰安婦問題でも公開討論に応じたらどうですか

2012年10月01日 17時25分02秒 | Weblog
 文楽協会の技芸員が橋下大阪市長との公開討論会に応じるとしたため、10月3日、市役所で討論が行われることになった。もともと橋下側近による検討会議が文楽協会を5回ヒアリング調査をし、それをもとに検討会議を3回開き、報告書を出し、前年の6200万円を5200万円に減額した。これを橋下氏は市長査定で3900万円に減額して議会に提案したのだ。ところが自分で提案したのに、あとで、文楽協会が公開討論に応じないなら議会で採択されても(当然採択された)支出しないとゴネだした。あきらかに変なのは橋下市長の方だ。
 長時間のヒアリングに応じてきたのに何をいまさらということもあるし、テレビの前では橋下にうまく言いくるめられるということからこれまで応じなかったのは当然だ。だが、ここにきて協会側が折れた。橋下氏は大喜び。
 平気で横車を押す橋下氏、公開討論が大好きな橋下氏。それなら、従軍慰安婦問題でも公開討論会をやったらどうか。強制などない、証拠があるなら韓国側が出せ、商行為で何ら問題はないなどと、慰安婦にされた女性の人権をあらためてふみにじる発言で国際的批判をあびている。国内でも、多数の団体や個人から大阪市役所に抗議の文書が届けられている。その中には、公開の場で市長との間で討論をしようという提案がいくつもある。人に対しては、勉強が足りないなどと横柄なものいいをするのだから、さぞかし自身がおありなのだろう。
 堂々と公開討論に応じたらどうか。
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