山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

死ぬまでの働かせ方改革  世界で一番企業が活動しやすい国めざして

2018年02月21日 22時37分58秒 | Weblog
 安倍内閣は、世界で一番、企業が活動しやすい国をめざしている。野放しの長時間労働をさらにすすめる裁量労働制の拡大を今国会で押し通そうとしている。
 友人の二人の息子さんが、あまりの長時間労働で心身に変調をきたして退職し、いま回復をために休養をしているという話を聞いた。いずれも家族を持っているからその重圧は並のものではない。友人は、息子さんの心の回復を助けるため旅行を計画しているといっていた。
 戦前の人間破壊の労働制度といえば「女工哀史」や「あゝ野麦峠」に描かれている。少年労働、監獄部屋、肺結核。今は、精神神経労働を含む長時間労働。自律神経失調やうつ病がどれだけ労働者を覆っているか。安倍首相にそこへの思いはあるか。高橋まつりさんの死へも口先だけのことば。
 ねつ造データをもとに、裁量労働の方が一般の労働者よりも労働時間が短くなるといってきた安倍首相。誰も信じないウソをふりまいて、あくまでも今国会で強行しようと狙っている。とんでもない詐欺師だ。許せない。
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佐川擁護では納税精神が崩壊する

2018年02月16日 22時58分29秒 | Weblog
 財務省の佐川前理財局長・現国税庁長官が国会に証人として出ることもなく、平然と居座っているもとでは、税金を素直に納める気になれないという気持ちが全国に広がっている。確定申告初日の16日、全国で「佐川長官は辞めろ、安倍もやめろ」と納税者一揆ともいうべき行動がおこなわれた。
 確定申告では書類の不備は通用しないのに、財務省は平然と書類は破棄したと言いつのった。これでは納税の義務が失せる。佐川長官はなぜウソをつき続けたか。安倍首相と昭恵夫妻を守るための防波堤として、ウソをついた。自民公明は佐川と昭恵を国会に出せ。さもなくば、全国の納税者の反乱はいっそう拡大する。まして憲法を守らない首相が9条改憲など許されない。
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公立小学校でアルマーニの制服の神経

2018年02月11日 10時07分52秒 | Weblog
 ここ数日話題になっているのが、東京銀座の中央区立泰明小学校がこの4月から入学する1年生からアルマーニの制の標準服を導入するとしたことだ。一式購入すると8万円になるという。1着で6年間は無理。ランドセルでも6年生は苦しい。丈夫で安いのが制服の基本だ。だが生地がしっかりしているからどこの学校でも安くはない。この学校の8万円は異常だ。
 アルマーニ導入の理由を、銀座の学校らしさが生まれる、「服育」のためだと校長はいう。銀座の学校は別格だ、服で教育する。どうもこの校長、教育の基本ができていないようだ。尾木ママもいっていたが、「服育」なる言葉や教育分野、教育概念は存在しない。とんでもない造語だ。教育の基本からそれたことを、保護者に過剰な負担を強いる理由にもちだす神経は理解できない。
 思えば、私など小学校3、4年生まで暖かい時期は、シャツとパンツ(新弟子検査のお相撲さんがはいてるパンツ)で田舎道を通っていた。
 今は成績評価が学校をおおっている。校長が一般教員を校長を教育委員会が評価する。少しでも評価が上がるように見栄えのいいことをしようとする。この「アルマーニ」も「服育」もそのために違いない。非教育的成果主義を撤廃しないと、教育は蝕まれる。親の負担など自分の成果に比べれば大した問題ではなくなる。修学旅行でもどんどん派手に、国内が海外へとエスカレートする。派手な成果?をあげれば校長の評価は上がる。子どもと親を犠牲にして。
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また部品落下、こんどはオスプレイ

2018年02月11日 00時05分20秒 | Weblog
 沖縄県うるま市伊計島の大泊ビーチにオスプレイの部品が落下してるのが2月9日朝みつかった。重さ5キロほどのエンジンの空気取り入れ口の部品らしい。米軍ヘリが低空飛行で探していたようだ。ヘリの部品落下があいついだが、こんどはオスプレイだ。こんな事故の延長上に重大事故が起きるのは目に見えている。
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名護市長選挙、金権買収選挙を摘発せよ

2018年02月05日 16時18分13秒 | Weblog
 名護市長選挙の結果は自公首相官邸派の勝利となった。ただここで看過できないのは、票買収のため現金がばらまかれたということだ。
 時あたかも国会で、茂木大臣が線香を配ったことが問題となっている。過去に線香を配って議員辞職をした人物もいる。現金を配るというのは線香どころの話ではない。
 名護で事実として語られたのは、10万円で票を売って、そのあと良心の痛みから稲嶺支援の人に告白した人がいたこと、辺野古新基地の現場の区辺3区の区長(町会長にあたる)に200万円を渡したということだ。金権買収は2つだけということはない。あらわになったのはほんの氷山の一角だ。
 金をもらった人は名乗り出て、選挙をけがした陣営を糾弾すべきだ。公明公正であるべき選挙のために、これから情報提供をよびかけ、大々的に情報収集活動をすべきだ。
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開票直前の名護市長選挙

2018年02月04日 20時38分49秒 | Weblog
 名護市長選挙の投票率は、19時30分の段階で75.13%と高率になっている。期日前は44.4%、当日が30.73%。
 当日の出口調査では、稲嶺6対渡具知4の割合だ。期日前の出口調査は分からないが、1月31日の出口の部分的情報では渡具知が多かった。自民党・公明党の組織動員が大々的にやられた。背広の男が名簿でチェックする風景がみられた。だが私が期日前投票所を見に行った1日5時の時点では、背広組はおらず、ごく一般的な投票所風景だった。だが大変な混雑だった。マイクロバスで連れて行く組織動員はもうやりつくしていたのではないかと推測する。
 1月27~28日に調査した沖縄タイムスと琉球新報の世論調査では、自民支持の2割、公明支持の4割が稲嶺支持とでていた。だが今日の出口調査では自民支持の13%、公明支持の20%しか稲嶺支持がない。告示以後、組織的締め付けがかなり強まったことがうかがえる。2月1日に、稲嶺支援者がビラを持って訪問をしていたら、夕方、帽子をかぶり顔を隠したおばあさんが近寄ってきて、「私は創価学会員です。政治と宗教は別だと思っているが、公明党創価学会はひどい。無茶苦茶だ」ということを訴えてきた。土日の世論調査と今日の出口調査の、稲嶺4割から2割へ、渡具知6割から8割へという変化は大変な締め付けがあったことをうかがわせる。そこには辺野古新基地問題はかん口令をしいて一切触れることなく、支持押しつけをしているのだろう。
 かなりの接戦だが、いい結果が出ることを期待する。
 














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