山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

インサイト快調、マツダも低燃費車

2009年09月30日 08時31分58秒 | Weblog
 ホンダのハイブリッド車インサイトは快調!
 おもしろいのはガソリンエンジンとモーターが動いている止まっているのが全てわかることだ。バッテリーに蓄電しているかモーターへ放電しているかも刻々わかる。発車・加速のときはエンジンとモーターと両方がうごく。速度がほぼ変わらないときは、エンジンだけ、モーターだけと微妙に使い分けてくれる。スピードをゆるめると蓄電一方だ。ブレーキをふむとエンジンも止まり、タイヤの回転によって発電蓄電する。燃費は1ℓ30キロだ。
 マツダはハイブリッドではないけど、熱効率を改善したエンジンを発表した。1ℓ32キロを達成したという。
 温室効果ガスを25%へらすためには、水素自動車までいく前に、ハイブリッドなりの抜本的な熱効率の改善を早急に大々的にしなければならない。
コメント

核廃絶へむけての安保理決議歓迎

2009年09月25日 22時24分03秒 | Weblog
 24日(09・9・24)国連安保理で、オバマ大統領が議長となって、核軍縮をテーマにした初めての首脳級特別会合をひらき、核兵器のない世界をめざした米国提案の決議が、15カ国全会一致で採択された。
 鳩山首相も演説し、非核3原則の堅持を誓い、核廃絶の先頭に立つと決意をのべた。新政権発足前は若干動揺もあったが、国際舞台でしっかりとした決意をのべたことを歓迎したい。ここでふと思いだすのは、私がこのブログでよくとりあげる、にわかに民主党ににじり寄った某知事の核武装論のことだ。いや、本筋にもどそう。
 安保理が初めて決議をしたというのはまったく驚きだ。それだけ到達目標を定めることに長い国連の歴史のなかで躊躇があったということだ。
 でもこれでたちまち明るい未来がひらけると思うのは幼稚にすぎる。目標がない状態から、目標を一致して決めたという段階にはいったということだ。地道な努力が求められる。決議は、目的推進のうえで市民社会の貢献にも言及しているということだから、世界の核軍縮の運動を安保理として評価したということだ。これは大切な視点だ。世界の運動と国連が相携えて情勢を切り開いていけるようになることを望む。
コメント

すごい ホンダの一輪車

2009年09月25日 22時16分57秒 | Weblog
 ニュースでやっていたホンダの一輪車。たて・よこ・ななめどこでも自動で動く。ロボット・アシモくんの技術を利用したというが、すごい。まさに子どもが一輪車でほとんど動かずにバランスをとっている姿そのものだ。わたしも年をとってきて、バランスのにぶさを感じることが多いが、自動でバランスをとることのすごさは次の時代を開くものだと思う。
コメント

温室効果ガス25%削減 やったね国連演説

2009年09月23日 12時37分25秒 | Weblog
 ニューヨークの国連本部で22日、気候変動首脳会議が開かれた。オバマ米大統領もブッシュの後ろ向き姿勢を転換させて、この問題に取り組む決意を述べた。
 わが鳩山首相の演説が、国民として、また国際社会としても注目の場面だった。鳩山さんは、2020年までにCO2を中心とした温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減することを国際舞台で宣言した。日本の首相の国連演説はこれまで注目されることはなかったが、一気に環境外交で世界をリードする役割を担うことになった。この積極姿勢が、アメリカだけでなく、中国・インドなど一人当たりGDPは途上国であっても、総体としては大きく、排出量も大きい国を引き込む政治的・倫理的なパワーを持つことになる。これまでの自民党政治の国際舞台での非力さ、アメリカ追随が世界に知れていて、日本にだれも相談しないという状況を一変させた。
 それにつけても思うのは、麻生内閣が6月に表明した90年比8%という目標のせこさ加減だ。これもすべて、財界のいうままの政治、経済財政諮問会議(新政府発足で廃止された)で財界首脳が政治的決定の主導権を握っているという日本政治の貧困がもたらしたものだ。
 私は、鳩山民主党政権に大企業に追随する危険性をぬぐいきれなかった。事実、選挙中の発言が危惧を裏付けていた。脱官僚ばかりをいい、政官財のトライアングルの財に批判の矢を向けない民主党に疑問をもっていた。いまももっているが、具体的課題で、財界にお伺いを立て、顔色をうかがうという姿勢が、今のところ、公約を守るという一点でつきすすんでいる民主党には見えない。財界にこびへつらう、アメリカにこびへつつらう政治が、いかに希望のないものか、ふりかえってつくづく思う。
コメント

初めての新車

2009年09月22日 12時58分46秒 | Weblog
 9月20日、私にとって初めての新車が手に入った。ホンダ・インサイト。ガソリンエンジンとモーターを併用したハイブリッド・カーだ。初めて新車の匂いというものをかいだ。
 今までは、ずっと中古車だった。こすって車に傷がついてもへこんでもそのまま。古傷をつけたまま走っていた。純粋に移動の道具、下駄がわりと考えていたから。居住空間という考えはもたなかった。新車なのでこれからは大切にしよう。
 エンジンとモーターを自動制御で微妙に使い分けてくれる。燃料効率を最大にしてくれる。環境にはすこぶるいい。すごく静かだが、低速の時はエンジンなので外の人には聞こえることになっている。ハンドルは軽い。ブレーキも力がいらない。大変快適だ。
 信号でブレーキをふんで止まると、自動的にエンジンが止まる。ブレーキから足をはずすとエンジンがかかり発進する。いわゆるアイドリングストップだ。以前から時々思いついてアイドリングストップはしたが、いつもというのは、なかなか神経がつかれる。だからしないことの方が多い。でも、車が自動的にアイドリングストップしてくれるのは、実に楽で、環境にいい。バッテリーでクーラーはついたままだ。
 ハイブリッドカーというと、大きいバッテリーとモーターのためにとランクルームが狭いという印象がつよかったのだが、このインサイトはバッテリーが後部座席の下にあり、トランクルームは充分広いので買ってもいいと思った。
 前に乗っていたのは、トヨタ・カルディナの中古だった。3年物の中古を13年乗ったので、政府の援助を受けることができた。軽く10万キロを超えた。10万キロで切れるといわれるタイミングベルトも当然換えた。蒸気が漏れはじめたラジエターも中古のものを探してもらって付け替えた。だからまだ充分走ることができる。でも援助を受けるためには、これを廃車にしなければならない。これが少し納得いかないところだ。
 へこんで、擦り傷いっぱいの、スタイルも古いカルディナが姿を消し、かっこいいインサイトが庭先に入って、すこしおしゃれになった。
コメント (2)

オバマ氏への敵意

2009年09月21日 11時12分49秒 | Weblog
 カーター元大統領が、保守派のオバマ氏への敵意は、オバマ氏がアフリカ系アメリカ人だからだといった。オバマ氏が健康保険の再構築にとりくんでいることへの保守派からの激しい抵抗と一体の敵意のようだ。
 アフリカ系アメリカ人への人種的偏見はあるだろう。でもオバマ氏を選出した国民的合意は大したものだ。ひるがえって日本はどうだろう。関東大震災のときのようなおぞましい時代は過去のものとなった。韓国朝鮮人への民族的偏見はずいぶん克服された。でも北朝鮮の騒ぎがおきるたびに、韓国朝鮮人生徒へのいやがらせなどがある。おそらく右翼思想と一体の民族的偏見なのだろう。あまりに心が狭い。
 全住民が加入する健康保険を再構築するオバマさんの挑戦は、莫大な金が必要だし、自己責任を主張する保守派からは妨害をうけるだろう。でも、頑張ってもらいたい。
 幸い、日本でも、75歳以上の人を別制度にとじこめる後期高齢者医療制度の廃止が決まった。
コメント

自民党総裁選に思う

2009年09月21日 08時45分25秒 | Weblog
 自民党総裁選が行われている。西村康稔氏、河野太郎氏、谷垣禎一氏の発言を読んだり、テレビ討論をすこし聞いたりした。敗北の政策的要因への反省をふまえての態度表明なので興味深い。自民党の組織としてのあり方に関しては、それぞれの意見はもっともなところがあるだろうが、興味深いとともに、これではいかんなあと思ったのは、政策論だ。その主張は一言でいえば、新自由主義的構造改革をもっとやらないからダメなんだという点に尽きる。これでは、真の敗因をわかっていないとともに開き直っているといわざるをえない。
 こんどの自民党の敗北の主因は、小泉構造改革による弱者きりすてにあるのであって、麻生首相のマイナス面は副次的な、敗北を助長したものにすぎない。なぜなら、すでに07年の参議院選挙で同じように敗北していたのだから。地方も、社会的弱者も、労働者も、新自由主義構造改革に対して、生活感覚的に我慢がならなくなった結果なのだ。新自由主義反対というのろしは上げてはいないが。
 小泉首相が、聖域なき構造改革、痛みの向うに明日がある、といいつづけていたころは、構造改革はいいものだと一般には思われていた。ところが06年2月だったか、格差拡大の責任を問われて小泉さんは、格差なんかありますか、ないですよそんなもの、などと無責任なことをいいはなったあたりから、多くのひとは徐々に気付き始めた。それが明確になったのが07年7月の参議院選挙だった。この時点で今回の結果が予告されていた。
 こんどの総裁選で構造改革の徹底をというのは、麻生首相が敗北の予感を前に構造改革からの決別、未曾有の大盤振る舞いをやったのは、基本への不確信、動揺だというのであろう。麻生首相の動揺を反省して、90年代半ば橋本6大改革以来の新自由主義改革の線にたちもどる、財界と一体の路線を死守するという決意表明なのだろう。
 それはそれで階級政党としての態度表明だ。でも、昔の自民党の強さは、国民政党をあくまで標榜していた、それなりに不満を吸い上げようとしていたところにあった。でも強いもの・大資産家に減税し、それが新たな投資の意欲を呼んで経済が発展し、やがておこぼれが下まで垂れてくる、弱者・労働者保護の規制はできるだけ取り払って自己責任の社会にしていく、これは大資本のむき出しの欲望そのままだ。これをそのまま法律・予算に移し変えてきた。小泉首相はテレビ・パフォーマンスでその階級的本質を覆い隠して国民をある程度のところまで引きずってきた。でも小泉的ごまかしはもう無理だ。
 ごまかしは無理だから、率直に訴えかけようというのが河野さんらの姿勢だが、まじめな態度で大資本本位の政治を訴えられても、だめだと思う。多くの国民はもう相当学んだと思う。ラテンアメリカでは、新自由主義反対の革命的・準革命的あるいは中道左派的政府がつぎつぎと生まれている時代なのだから。
コメント

経済財政諮問会議 廃止!

2009年09月20日 10時22分58秒 | Weblog
 民主党政権発足で経済財政諮問会議が廃止となった。経済財政諮問会議は2001年に発足した、経済・財政・予算編成に関する内閣総理大臣の諮問機関だった。これが、こんにちの日本社会の破壊をすすめた震源地だ。経済財政の諮問というが、予算も含むから、政府のあらゆる重要課題をここで決めてしまうという絶大な権限を握っていた。社会保障の削減も、労働法制の規制緩和もここが指令した。
 この会議は議長である首相の下に、10人の議員がおかれたが、うち4人は民間議員ということで、2人は財界代表、2人は大学教授。日本経団連会長などと財界の代弁者の学者がこの会議を実質取り仕切ることになる。労働法の解体をすすめるため八代尚宏も民間議員になっていた。アメリカは財界代表が直接各省長官になるが、日本でもアメリカ型の政府に近づけるためにこの財政諮問会議がつくられ、財界代表が直接指示をする体制が固められた。竹中大臣などはこの会議の前に奥田トヨタ自動車会長・牛尾電気会長らと打ち合わせをしたうえで会議に臨んだというから、完全に日本政治は、財界に握られていた。うらの閣議がこの経済財政諮問会議だったといって間違いはなかろう。
 とにかく、これが廃止されたことは、財界が直接政府に指示をするという道がたたれたことを意味するから、いいことだ。
コメント

ブログ開設1年

2009年09月16日 10時44分51秒 | Weblog
 去年(2008)の9月15日、ふと思い立って、佐伯祐三展を見に行って、家に帰ったら、妙に心が軽くなって、ブログを開設しようと思い、実行に移した。それからもう1年になる。最初の記事は、佐伯祐三展についてだ。佐伯祐三展については、その3まで書いている。読み返していたら、なつかしさがこみあげてきた。忙しかったが充実した日々だった。
 最近このブログを見てくださった方には、画面横のカレンダーで去年9月を引っ張り出していただき、佐伯祐三見学記など読んでいただければと思う。
 あれこれ思いつくままに題材を拾っているが、これからもつづけていきたいと思う。
コメント

府庁WTC移転構想の古い発想

2009年09月16日 09時00分27秒 | Weblog
 昨日(09・9・15)府庁をWTCへ移転させようと、大阪府・大阪市・経済界のトップが協議をした。25日からの府議会をひかえて協力体制を固めるためであろう。だが、「湾岸部活性化の掛け声ばかりで、どこに落ち着くのか見通せない状況だ」(『朝日』)という評価のようだ。
 驚いたのは、府議会10日前のこの時点で、橋下知事が彼独特の妄想をぶちあげたことだ。いわく「JR桜島線を延伸して北ヤードとベイエリアをつなげる。約1000億円だが(整備によって)地価は必ず上る」「カジノがキーワード。カジノが重要な視点になる。夢物語じゃないけど、大阪はアジアの拠点を目指していく」。
 なにわ筋線をつくる、関空までリニアモーターカーを走らせる、それにつづいて、桜島から海の下にトンネルをほってWTCまでJRを伸ばすというのだ。すでに地下鉄テクノポート線が大阪港駅からの延伸で海の下をとおってWTCに行っている。ところがこれに平行して隣の此花区からまた鉄道を通す。そこまでしないとWTCのアクセスは悪いということか。事実アクセスは悪い。陸の孤島とまではいわないが、あまり行く気がしないところだ。大阪港の下には、地下鉄テクノポート線、オリンピックのために夢洲・舞洲に地価鉄を通そうとしてつくったトンネル、そして第3のトンネルを掘るのか。トンネルだらけだ。
 さらに、カジノがWTC振興・府庁移転のキーワードだそうだ。もうここまでくると橋下さんの頭の中はどうなっているのかと思ってしまう。関経連の下妻会長さえも「カジノの問題、今日こんなの議論するのか」といわざるをえなかったようだ。カジノか鍵だというが、賭博をここだけは許すという法律を国会でつくるという手続を経て・・・こんな妄想が新国会で通るはずがない。橋下さんは自民党から民主党に乗り換えたので、民主党に頼んで賭博許可法を提案・可決してもらうつもりか。民主党がこんなバカな話に乗るはずがない。鍵がだめならすべてだめ。キーとはそういうものだ。橋下さんの話は、言葉が軽く、実にいいかげんだ。
 くわえて、桜島線延伸だけでなく、市営地下鉄四つ橋線を堺市まで延伸するという。迎賓館(国の?)と各国領事館もWTC周辺に誘致するという。領事館は各国の居留民の便宜と経費の関係でそれぞれ適切な場所に設置されている。小さい国はビルの1室というぐあいに。各国が、府庁移転・WTC振興のために、わざわざWTC周辺に土地を買い移転してくれるか。ありえない。
 これらいずれもが、妄想に類するもので、今の時代でも実現するなら、20年近く前にとっくに実現しているはずだ。その時代でも破綻した構想を、さらに大風呂敷を広げて、そこに夢が実現しそうだと思い込ませようとするのだが、あまりに口から出る言葉がいいかげんだ。
 橋下知事の構想は、古い自民党の建設土建国家作りを思わせる。
コメント (8)

橋下知事、WTC再提案のあとに狙うもの

2009年09月14日 10時12分23秒 | Weblog
 橋下知事の府庁WTC移転案は、3月24日、賛成40、反対69、白票2の大差で否決された。その当時は、部下に責任転嫁したりしていたが、関西財界からもう一度ネジを巻かれて、6月、府議会でもう一度、話を蒸し返すといいはじめた。財界の、破綻したベイエリア開発の夢よもう一度だ。
 自公両党は、橋下知事の政界に出たいという欲望を満たすべく知事に押し出したものの、今度の総選挙で、支持政党を発表する、いやしない、やっぱりするとさんざんマスコミを引っ張りまわした騒ぎのあげく捨てられた。両党の怒りはおさまらないだろう。
 橋下知事は、9月議会で府庁WTC移転案を再提案しても通るという確信はないだろう。民主党議員の態度が、一部か全部かわからないが変わるだろう。でも可決されるとは、私は思わない。
 でも、橋下知事は、とり憑かれたようにつきすすむ。それは、財界への忠誠のあかしとしての行動である。再否決されても、財界からはお褒めのお言葉がもらえる。関西財界だけでなく、財界総本山の日本経団連からも。
 友人たちと話していて一致したことなのだが、橋下氏は、9月議会後、大芝居を打つであろう。すでにほのめかしているが、否決されたら知事を辞職すると。知事選挙が20億円もの経費をかけて行われる。そこで橋下氏は再立候補するのか?
 私の見立てでは、彼は立候補しない。知事選挙が終わってほとぼりが冷めた頃、来年の参議院選挙に民主党から出たいと画策するかもしれない。もともと国政に進出したかったのが、民主党の大勝利で新しい時代に入った。ここで乗り遅れずに(東国原はしくじったが)国政に進出する、第2期民主党内閣で、一気に大臣をめざす。
 あるいは、無所属で出ることも考えられる。人気を背景に当選する。すでに次への歩みを始めている前横浜市長中田宏氏らとグループをつくって行動する方向をとる。独自の政治行動をして、もっと高く売りつける機会を狙うかもしれない。
 知事の職を途中で投げ出すのは、東国原氏の例で見るように不評を買う。でも、命をかけたWTC移転が二度も否決されたら、もう知事の座にとどまることはできないというのは、一応形が整う。くだらん府会議員を相手にするのはもうがまんできないと、罵倒しながら知事の座を降りれば、矛先をかわすことができる。この時点では秘めた狙い、つぎのステップは明らかにしない。ほとぼりが冷めた頃に参議院選挙がまちかまえている。だが、参議院選挙がかん高い声で引っ掻き回されるのはいやだ。やめてほしい。
 ともあれもうすぐ、秋の大芝居が始まる。筋書きは私が書くことではない。単に想像にすぎない。芝居を鑑賞しよう。
 
コメント (1)

長寿割合の低い大阪、橋下知事は怒るか

2009年09月14日 07時45分39秒 | Weblog
 厚生労働省が11日(09・9・11)、全国の長寿者割合(人口10万人当たりの100歳以上の割合)を発表した。1位は沖縄県、2位島根県、3位高知県。一方、低い県は、1位埼玉県、2位愛知県、3位千葉県だが、大阪は7位。
 橋下知事は、大阪が全国学力調査で低位だったのに対して、この1年、現場教員、教育委員会を罵倒してきた。
 この長寿者割合発表をみて、大阪が下から7位という低位を橋下知事はどう評価するのか楽しみだ。健康福祉部長を罵倒するのかな?
コメント

オバマ政府、「核兵器のない世界」決議案を安保理に配布

2009年09月13日 07時06分34秒 | Weblog
 今日(09・9・13)、朝起きて新聞を見てびっくりした。
 『しんぶん赤旗』の一面5段抜きの「核兵器なき世界目指す 米政府安保理会合に決議案」という見出しが飛び込んできた。『朝日新聞』は1面左下3段の記事だ。
 24日に国連安全保障理事会が開かれるが、オバマさんは自ら出席して議長をつとめるらしい。注目の安保理になることまちがいなしだ。
 11日に米紙府は各理事国に決議案を配った。決議案では、核不拡散条約(NPT)第6条にしたがって、「核軍備の縮小に関する効果的な措置につき、並びに厳重かつ効果的な国際管理の下における全面的かつ完全な軍備縮小に関する条約について、誠実な交渉を行うことを約束するよう要求し、他の諸国に対してこの努力に加わるよう要求する」と書いている(『赤旗』)。
 アメリカ・ブッシュ政府は包括的核実験禁止条約(CTBT)に背をむけるなど、核兵器廃絶運動に水をかける行為をくりかえしてきたが、オバマ政権はCTBTも批准し、「核なき世界」へ向けて着実に足をふみだした。
 オバマさんは、4月、プラハで核のない世界への理想を語り、広島の人々はじめ核廃絶の運動にとりくんできた人たちにひとつの希望を与えた。春のプラハ演説の具体化はもっとあとになると思っていたが、秋にもう動きをはじめたことに注目したい。
 
コメント

一ノ瀬俊也の『皇軍兵士の日常生活』

2009年09月09日 08時26分33秒 | Weblog
 1971年生まれ、気鋭の現代史研究者の一ノ瀬俊也さんの『皇軍兵士の日常生活』(講談社新書2009・2)をよんだ。帯には「軍隊という格差社会をどう生きたのか?徴兵・手当・食事から死亡通知まで」と書かれている。
 兵士たちの残した回想や日記、手紙が古書市場などにでるのを丹念に収集して、あらたな一次資料にもとづいて事実を究明している。食事をめぐる不公平など実におもしろい。戦死した兵の父母をつなぎとめるための戦死の伝え方なども戦時体制を継続させるための要でもあった。
 兵士の生活、銃後の受けとめと包摂、これらを丹念に究明していく研究姿勢は貴重だ。
 たまたま、今日の新聞の広告欄に加藤陽子さんの『それでも日本人は戦争を選んだ』が各新聞週刊誌で大反響、重版に及んだという宣伝があった。この本については、8月11日のこのブログで感想を書いた。戦略論の立場から、上から戦争をみていく。そこでは、朝鮮民族は主体としてはあつかわれない。歴史学の方法として問題ありだと思った。
 加藤さんの本とは対極の研究方法をとっているのが、一ノ瀬さんだ。戦争の社会史的な方法だ。加藤さんの個別研究、『徴兵制と近代日本』(吉川弘文館1996)には何度も読んで勉強させてもらった。だが『それでも日本人は』もそうだが、加藤さんの通史的な本には、非抑圧民族を理論の枠組みに正当に位置づけない、権力的な歴史像となってしまって、大変な違和感をいだく。
 その点、一ノ瀬さんの視点には、これからの研究のひろがりを予想させる。おおきな峰を築いてほしいと、一読者として思った。
コメント (1)

地方分権万能論的風潮に要注意

2009年09月07日 08時28分14秒 | Weblog
 土曜日の夕刊に(『朝日』09・9・5)注意すべき記事があった。それは、「就学援助抑制の動き 自治体 財政難で基準厳格化」という見出しのもので、経済的に困っている家庭の小中学生を対象にした、自治体の「就学援助」制度が細っていることを報じたものだ。
 もともと、国が就学援助に半分の補助を出していたのを、小泉「三位一体改革」で地方に財源移譲することで、05年に国庫補助を打ち切った。就学援助だけに使えるお金をなんにでも使えるかたちで受け取ることになったのだ。
 折からの財政難のもとで、多くの自治体で、支給基準を厳しくしたり、支給額を引き下げたりした。母子家庭などでのきびしい経済状況が、子どもの世界の教育格差につながっていることは広く知られるようになった。だのに、それを是正する施策を縮小する自治体がふえている。わが大阪府などその代表だ。
 国庫補助なら目的以外には使えない。だが、枠がはずされると、目的までもが崩れてしまう。地方分権、地方への税源・財源移譲には、落とし穴がある。一部の政治家がいう地方分権ができあがったあとには、教育や福祉がズタズタになった地方が全国に広がるということが予想される。
 いま地方分権をがなりたてるひとの目標は道州制だ。だが道州制になると、ここでみた就学援助縮小のオンパレードになるだろう。第一に道州制の震源地は財界だからだ。自民党も構造改革の仕上げとして着々と準備をすすめてきた。それをあたかも自分が発見したかのようにかん高い声でふれまわる橋下知事、中田横浜元市長らがいる。超右翼的首長グループだ。
 地方分権といえばなんでもいい、なんでも許されるという風潮に異議をとなえたい。 
コメント