山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

万博より能登半島地震の復興を

2024年01月10日 10時47分40秒 | Weblog
 大阪関西万博が建設費・運営費の増大によって支持が落ちてきた。とくに大阪市民は国税府民税、市民税の三重苦でとんでもない負担を強いられる。くわえて万博の先には、というより万博を夢洲に持ってきた真の狙いがカジノのためのインフラ整備にあったことを知った人は、絶対許さんという気持ちになっている。維新の政治的パフォーマンスが国家的事業に格上げされた。橋下・松井におねだりされて、安倍・菅が国政を私的にもてあそんだ結果だ。万博準備は遅れに遅れている。費用の増大は建設資材と人件費の増大による。
 そこに能登半島地震だ。いまはなにより救援だが、やがて1次的、2次的復興事業に取り組まなければならない。これは、国民的にも、政治的国家的にも最優先すべきことだ。
 そうすると建設資材、建設労働者を重点的に配分しなければならない。万博との取り合いになる。まさか、能登の復興は万博のあとにしていいということはありえない。
 万博を中止して、そこにつぎ込む国費と建設資材、建設労働者を能登の復興に集中すべきだ。 

 
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段ボールベッドくらい、すぐに

2024年01月10日 10時07分59秒 | Weblog
 能登半島地震は死者とともに安否不明者もふえている。被害の実態がつかめていないのだと思う。それだけに深刻さがわかる。今日のモーニングショーでは金沢の隣の内灘でも道路が裂け、うねり、盛り上がる動画が紹介された。内灘は輪島から90キロ珠洲から130キロは離れている。輪島・珠洲の実情は想像を絶する。
 避難所の寒さも尋常ではない。一番寒い時期に入る。熊本の被災の時に段ボールベッドが丈夫で温かいと紹介されて、国でもその備蓄があるものと思っていたが全く届かない。どうなっているのか。



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能登地震被災中に自衛隊がヘリコプター降下訓練

2024年01月06日 11時43分39秒 | Weblog
 陸上自衛隊第1空挺団は明日7日に、予定していた「降下訓練始め」を習志野演習場で予定通りやることが明らかになった。能登半島の巨大地震で輪島や珠洲が陸の孤島と化し、救援物資がろくに入らないなかで食料不足が深刻になっているのに、ヘリコプターや輸送機の訓練をするという。アメリカはじめ7か国の軍隊も参加する大々的なもののようだ。こんな緊急時に、救援物資の投下をするのではなく、戦争での島しょ防衛のための空挺団のパラシュート降下訓練をするのだ。やることが違うだろう。
 島しょ防衛・奪還の降下訓練ではなく、救援物資の輸送に切り替えるべきだ。自民党は憲法改悪の目的の一つとして緊急事態条項をつくるといっているが、いま眼前にある緊急事態に対処するのに改憲が必要なのか?
 いま足りないのは、緊急事態条項ではなくて、心だ。


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石川県で震度7の地震、新年早々心がつぶれる

2024年01月01日 17時29分37秒 | Weblog
 2024年の元旦、とんでもない災害が発生した。石川県輪島、珠洲地方を中心に震度7の大地震だ。4時10分ごろ、大阪の私の自宅でたまたま台所に立っていたら、大きい横揺れが起きた。めまいに見舞われたのかと思ったが、ちょうど東北大震災の時の大阪での大きな横揺れと同じだった。
 すぐに田舎の石川県小松市の実家に電話を入れたら、ひどい地震だと震える声で様子を知らせてくれた。小松は石川県の南部なので輪島からは150キロあるいはこれ以上離れていると思うが、その小松でも実家のガラスが割れたということだ。輪島での被害は想像を絶するだろう。
 戦争にあけくれた2023年。24年は少しは明るい年になってほしいと願っていたのに、自然の力のとんでもない贈り物だ。余震が起こらないことと、被害が少しでも軽いことを願うばかりだ。

 

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