昨日(09・6・27)大阪歴史教育者協議会第44回研究大会で「北野夜間中学とアジア太平洋戦争―朝鮮人生徒の思想調査など―」と題して報告する機会をいただいた。歴教協の会員でない方が何人も来て下さり、報告を聞いていただいたのは大変ありがたいことだった。
1時間の予定で準備をした。いつものどろなわで、報告文書をつくるのに、追い込まれて大変だった。朝鮮人生徒の問題とともに生徒全体が戦争体制の下で翻弄される姿をわかりやすく伝えたいと思った。なんとかこの願いは達せられたのではないかと勝手に思っている。1時間のつもりだったが、司会の土井さんから質問時間いれてということをいわれ、じゃ50分でということで話した。準備の過程では、もしかしたら時間に収まらずに破綻してしまうのではないかという恐怖心とまではいかないが、心配があった。また、からまわりして、聞いてくださる方にうまく伝わらないことがなければよいが、とかが頭にあって、始まる直前まで心配がつきまとった。
でも、いつものことだが、始まってしまえばそれはそれでなんとかなるもの。皆さん関心をもっておられる方ばかりだから。
自分のことより、午後の、平井美津子さん(西山田中学校)の「『まるごと社会科・公民』を作成して~プリントの作り方・使い方」、松崎康裕さん(門真なみはや高校)の「アルバイトの調査から見える高校生の姿」は大阪の代表的な実践家の報告で中身たっぷり、得るところ大だった。平井さんの分厚い公民の本を買ってしまった。松崎さんも全民研の機関誌(といっても350ページもある分厚い本)を持ち込んでいた。『民主主義教育21 現代資本主義は変わったか』だ。2000円だ。分厚さに比べて安い。おすすめだ。
さらに神戸女子大学の松崎喜良さんの「いま、憲法の生存権規定をどう生かすか」という題の記念講演(90分)。ケースワーカーとしての長い実践をふまえた講演は、社会科教員も生活相談に応じられる、あるいは専門家とのあいだをつなぐ役割が、いまの時代求められていることを強く感じさせてくれた。
盛りだくさんの研究大会だった。次回以降、多くの教職員の参加呼びかけたい。
1時間の予定で準備をした。いつものどろなわで、報告文書をつくるのに、追い込まれて大変だった。朝鮮人生徒の問題とともに生徒全体が戦争体制の下で翻弄される姿をわかりやすく伝えたいと思った。なんとかこの願いは達せられたのではないかと勝手に思っている。1時間のつもりだったが、司会の土井さんから質問時間いれてということをいわれ、じゃ50分でということで話した。準備の過程では、もしかしたら時間に収まらずに破綻してしまうのではないかという恐怖心とまではいかないが、心配があった。また、からまわりして、聞いてくださる方にうまく伝わらないことがなければよいが、とかが頭にあって、始まる直前まで心配がつきまとった。
でも、いつものことだが、始まってしまえばそれはそれでなんとかなるもの。皆さん関心をもっておられる方ばかりだから。
自分のことより、午後の、平井美津子さん(西山田中学校)の「『まるごと社会科・公民』を作成して~プリントの作り方・使い方」、松崎康裕さん(門真なみはや高校)の「アルバイトの調査から見える高校生の姿」は大阪の代表的な実践家の報告で中身たっぷり、得るところ大だった。平井さんの分厚い公民の本を買ってしまった。松崎さんも全民研の機関誌(といっても350ページもある分厚い本)を持ち込んでいた。『民主主義教育21 現代資本主義は変わったか』だ。2000円だ。分厚さに比べて安い。おすすめだ。
さらに神戸女子大学の松崎喜良さんの「いま、憲法の生存権規定をどう生かすか」という題の記念講演(90分)。ケースワーカーとしての長い実践をふまえた講演は、社会科教員も生活相談に応じられる、あるいは専門家とのあいだをつなぐ役割が、いまの時代求められていることを強く感じさせてくれた。
盛りだくさんの研究大会だった。次回以降、多くの教職員の参加呼びかけたい。