山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

年金支給日に業務スーパーのラーメン棚は空っぽ

2022年12月20日 13時29分18秒 | Weblog
 12月15日は二か月に一度の年金支給日。わたしの通帳には、基礎年金70,455円、共済年金263,168円、合計333,623円振り込まれた。月に直すと166,811円だ。所得税2か月で4,800円、住民税10,000円、介護保険19,300円ほどが差し引かれた残りが振り込まれた金額だ。大阪市の介護保険料は維新市政のおかげで全国一高い。
 銀行口座はすでにマイナスになっていて、やっと一息ついた。少し下ろしてさっそく業務スーパーに向かった。めあては、5個パックの焼きそば。愛知県豊川市の山本製粉の焼きそばだ。値段は5個入りでなんと167円だ。以前は日清焼きそば袋めんを買っていたのだが、2か月ほど前に業務スーパーで山本製粉のを見つけとりこになった。日清焼きそばは一番うまいが5個入りで4百数十円する。ずいぶん値段がちがう。今日も山本製粉のを食べた。キャベツ、白菜、青ネギ、シイタケも入れて。
 話の本題。業務に行ったら、なんとラーメンの棚がほぼからっぽだった。残っているのは韓国の超辛ラーメンだけ。年金をうけとった人はみんな安いラーメンを求め業務スーパーに走ったのだ。みんな同じことを考えるのだなあと妙に感心した。それだけみんな生活に苦労しているのだ。



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映画「ミニー・ヴォートリン  南京よ、とこしえに」を見る

2022年12月11日 14時48分33秒 | Weblog
 12月10日(2022)、天満橋のドーンセンターで「南京の記憶をつなぐ2022」主催の講演と映画の会に参加した。講演は南京大虐殺の被害者、加害者の聞き取りで真実を明らかにしてきた松岡環さん、都留文科大学名誉教授の笠原十九司さん(ビデオによる)のふたつ。あらためて南京大虐殺の全体像と南京国際安全区においても暴虐のかぎりを尽くした日本軍の実態が明らかにされた。
 日本軍の婦女暴行から女性を守るために安全区内にある金陵女子大学(金陵女子文化学院)とその責任者ミニー・ヴォートリンが体を張って女性を守るために努力した。学内は女性たちで寿司詰め状態だった。すべての門や垣根を見張ることはできず、女性を強姦したり拉致するのを完璧に防ぐことはできなかった。
 映画はミニー・ヴォートリンの生涯と大学での教務主任としての女性を守る活動を描いた。私は彼女が南京での活動を終えてアメリカに帰って1年くらいでうつ病から死を選んだことを初めて知った。笠原さんは、おそらく中国人女性たちが受けた残虐行為によるPTSDからくるものだろうと述べた。気丈に立ち向かった堂々とした女性だったが精神の負担は言語に絶するものがあったのだろう。
 90年代、南京についてずいぶん勉強し、組合で訪問団をつくって、金陵女子大学や大学付属の鼓楼病院を訪ねて関係者と懇談の機会も得たことを思い出す。
 日本では安倍氏が中心になって南京大虐殺否定論をはびこらせてきたが、事実はあらたに見つかることはあっても、なくすことはできない。歴史は改ざんするものではなく学ぶものだ。












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「ヤフーニュース」のコメント投稿携帯番号登録制に大賛成

2022年12月10日 11時49分07秒 | Weblog
 「ヤフーニュース」が2022年11月15日からコメント投稿に際して携帯電話番号の登録を必須化した。コメント欄における言論空間の健全化を目指すためだという。大賛成だ。このことを知ったのは「朝日新聞」12月9日の「山口真一のメディア私評」でだ。
 インターネットの世界では匿名で自由に書き込みができることを特徴とし、これが長所であるとみられてきた。しかし、現実は匿名性を悪用して誹謗中傷、人権侵害がまん延してきた。わたしはブログを始めた14年前からこの匿名性に大きな疑問を感じてきた。14年前はちょうど橋下徹というトランプのさきがけのような人物が大阪府知事になり、好き放題をし、それをはやし立てる人や装置が世の中を変質させつつあった。わたしは橋下批判を中心にブログ発信をしていたが、これに対して激しい攻撃がきた。もちろん匿名で。そこでわたしは、橋下批判を実名でしているのだから、私を攻撃するコメントを発するあなたも実名で発言すべきではないですか、と必ず返した。
 言論には責任が伴う。でなければ、昔の公衆便所の落書きと同列になる。便所落書きは言論とは言わない。日本人はいつからこんなに卑怯になったのか。京都の浄土宗総本山の知恩院の山門に登ったとき柱や屋根裏に多くの落書きがあるのを見てびっくりした。江戸時代から明治にかけてのものだ。だが、それらはすべて住所と名前を書いている。ずうずうしくはないのだ。
 匿名だから自由な言論空間が成立するという考えもあるが、それはちがう。自由な言論空間には誹謗中傷や人権侵害もその場所を与えられるとしたらとんでもない思い違いだ。
 ヤフ―ニュースの電話番号登録制は責任ある言論空間への再構築のスタートになる。すべてのインターネット言論空間がこのシステムを取り入れるべきだ。表現を委縮させるという批判も出るだろう。だが物陰に隠れて人を攻撃するのが自由な言論だとはいえない。言論は人格から発出した堂々としたものであるべきだ。






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中国百科検定を受けました

2022年12月06日 09時50分10秒 | Weblog
 12月3日、吹田に新しくできた大和大学を会場に中国百科検定の2級を受けました。日中友好協会の主催です。数年前に3級を受け、3月に2級を落ち、3回目でした。前回2級を受けたときは、370ページほどの教科書を買い線を引きながら読んで受験したのですが、70%の合格ラインに行かず、悔しい思いをしました。身につかなかったのです。とても難しいという感想でした。
 今回、問題集も買って、地理、政治経済、歴史、文化の分野ごとに問題を解いて間違いをチェックし、教科書を読みながらふり返る努力をしました。そうすると前回よりずっと、あっそうだ、納得、などど身についた感じがしました。
 4択60問のマークシート式試験ですが50分で、4、5分しか余裕がありませんでした。でも、今回は手ごたえがあり、2週間の勉強は意味があったと思っています。問題集によれば、1級はとても設問内容が細かく正解が半分以下だったので、1級は躊躇しているところです。しかも合格ラインは8割のようなので。



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