山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

犬と猫の記事で思い出したこと

2015年11月29日 22時40分23秒 | Weblog
 土曜日(2015・11・28)の『朝日新聞』別刷りに「犬と猫、どっちが好き?」があった。ペットで飼われている犬と猫の数は、今年、犬が猫を下回るらしい。飼い主が高齢化し、犬の散歩がひと苦労になっているという。そういえば最近は散歩で連れ歩いているのを見ると、ほとんど小型犬だ。いっときのシベリアンハスキーなんぞ見ることがない。
 野良猫はいるが、野良犬は全く見かけなくなった。むかし犬殺しがいた。わたしは1967年1月中旬、田舎から大阪に出てきて新聞配達を3年3か月ほど続けた。
 ある朝、新聞を配っていると、運搬車(米屋さんが使う、荷台が大きくタイヤも太い、がっしりした自転車)に木製のリンゴ箱を載せた男が行き来していた。ふとみると、男が金属棒で、野良犬の頭を殴った。ぐったりした犬を男はよいしょと持ち上げて、リンゴ箱にドサッと入れた。男はガチャンと音をひびかせて、自転車をこいで行った。
 そう。昔は大阪には犬殺しがいたのだ。何のためか。おそらく、犬肉を売るためだ。ただし犬肉とはいわずに。
 朝の街には野良犬がうろうろしていた。エサをくれる人もいただろうし、エサをあさることもたやすかった。大阪では、コンクリート製か木製の四角い、横幅80センチくらいのゴミ箱が家の前に置かれていた。各家や商店では生ゴミもそこに投げ入れた。引き抜く形の前扉があり、こみ収集の人はそれを引き抜き、竹製の大きなカゴに木のへらでゴミをかきいれて、カゴのひもを引っ張り、順にゴミを集めていった。いっぱいになったら、トラックに投げ入れた。前扉を元に戻す面倒なことはしなかった。朝は犬のゴミあさりのチャンスだった。
 ふえた野良犬を追いかける犬殺しも商売になっていた。
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大槻一成さん・お別れ会

2015年11月27日 08時51分42秒 | Weblog
 大槻一成さんのお別れ会に出た(2015・11・25)。長年にわたって港区の民主運動の大黒柱だった方だ。30数回に及んだ「港戦争展」の中心だった。単なる展示ではなく、戦争の歴史の発掘運動と一体にすすめたのがすばらしいところだ。税関での労働運動の後、請われて「港生活と健康を守る会」の専従になった。差別と弾圧の税関ではあっても賃金が出てたのを放棄して、生活困窮者の運動に身を投じることがどれだけの勇気のいることか。
 お別れ会は数百人が献花した。にっこり笑った遺影に「会長~」と呼びかける人もいた。生活と健康を守る会の会員さんが列をつくった。4人が弔辞を述べたが、あちこちですすり泣きがきこえた。
 橋下維新が、大阪の老人は日本で一番ぜいたくをしていると攻撃し、既得権益を許さないといってさまざまな老人福祉を削減・廃止してきた。また生活保護受給者が既得権益者で不正をしているかのようにふりまいて、違法な需給抑制をしてきた。
 これに対抗してきたのが生活と健康を守る会だ。お別れ会でも、ねたみ・そねみを克服した人としての権利が呼びかけられた。大槻さんの遺志をつぐことを多くの人が決意したと思う。
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今日の晩ごはん

2015年11月24日 00時20分27秒 | Weblog
 BSの「吉田類の酒場放浪記」の録画を見ていたら、「今日の晩ごはん(ごはん抜きの)」を書く気になった。
 わたしは晩はごはん抜きだ。朝は玄米ご飯をたべる。昼は食パン1枚と牛乳。働いていたころは昼は腹が減ってがっつり食べていたが、働かなくなってからは同じように食べるとカロリーオーバーになるのでパン1枚にした。だから夕方になると腹ペコだ。
 昼のうちに大根と冬瓜を料理した。大根を厚めに皮をむき輪切りにする。ニンジンも輪切り。出汁で大根・人参を煮る。日高昆布1本を鋏で切って入れる。みりん・塩・しょうゆで薄めに味付け。夕方までに味をふくませる。
 厚めに切った大根の皮とニンジンの皮を食べよい形に切り、ごま油で炒めて、水を浸るくらい入れて煮る。みりん・塩・醤油で味付け。少ししゃきしゃき感が残る程度の炒め煮だ。煮汁がなくなるまで煮る。ゴマをたっぷりふりかける。
 この時期の冬瓜は皮が固い。ピーラーでは歯が立たない。で、切れる方の和包丁で(切れない方もあるので)筒切りにしたあと皮をむく。わたをしっかり切り取って、サイコロ状に、冬瓜にしては小さめに切る。太いエリンギを同じようにサイコロ状にきる。冷凍庫に残っていた豚ミンチを使う。フライパンに油をしき、しょうが・にんにくのみじん切りを入れ、豚ミンチを炒める。あらかじめ出汁で下ゆでしておいた冬瓜とエリンギを加えて炒める。水を少し加え、みりん・塩少し・オイスターソース・コチュジャンで味付け。残った煮汁に片栗粉でとろみをつける。
 近くの関西スーパーにいったら、せこがに(ズワイガニの雌、わたしの田舎では香箱がにといった)が499円で売っていた。子どもの頃は冬になるとしょっちゅうこれを食べた。ひとつ10円だった。母がていねいに包丁を入れてくれた。最近のテレビで見る旅館では値の張るズワイガニを丸ごとドカンと出すのがはやりのようだが、これではカニの身を残さず食べるのはむずかしい。きちんと包丁を入れてこそ料理だ。小さいカニだから大変だが、足に包丁を入れて縦に割れるようにしておくと、はしで身がするっと取れる。カニの甲羅をはずし、えらを取り、身を半分に切り、カニみそと内子を小さいスプーンで取り分ける。これが絶品だ。半分にした身をハシで身をかきだせるように裏表半分に切る。甲羅の内側にも内子と白いみそがあるのでかきだし、甲羅に盛る。腹に抱えた外子をはずす。これを皿に盛る。だが小さいカニなのであまり見栄えはしない。酢を水で割り、塩少し・砂糖少し加えたカニ酢で食べる。
 スーパーで、チリサーモンとメバチマグロの小さい切り身(300円弱の)があったので、これを刺身包丁で5枚にしてわさびを添える。
 大根と冬瓜以外は量は少ないが、全体としてなかなかのものになった。




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仕事放棄の橋下市長、生活保護攻撃の政治

2015年11月21日 20時43分23秒 | Weblog
 橋下徹という人物は、おのれの政治的欲望だけで動いている。11月は5日以後2日しか出勤していない。しかも半日だけ。こう批判されると、メールでどこでも仕事はできるという。橋下政治はトップダウンの命令しかないから、上山信一につぎの提案をもらう機会があれば、べつに登庁しなくてもどうということはない。だが登庁した時は、職員が大変だ。市長と打ち合わせをするために、各部署が順番待ちをするということになる。
 維新の政治活動ばかりの毎日だ。街頭でウソとペテンの演説をかぎりなく繰り返す。
 とにかくこれほどの人間は大阪市の歴史には見たことがない。大阪市への愛情もない。やっていることは、大阪市をどうすれば完璧に支配できるかの観点からの施策ばかりだ。
 先日の維新ビラは、「維新は生活保護を厳しく取り締まり、その結果、22年ぶりに大阪の生活保護費が減少し62億円の財源がうまれました」と宣伝した。これだと62億円の不正を摘発したということだが、事実か。うそだろう。不正取締りもあるだろうが、多くは生活保護不受理、門前払いだろう。事実、「大阪・生活と健康を守る会」は、橋下市政が違法な保護申請排除をしていると告発している。
 このビラには、「これ腹立ってたんや!」「よーやってくれた!」とさけぶ老人の漫画がそえられている。これほと劣情をあおるビラは知らない。市政をあずかる政治家が出すものではない。ゴロツキが出すレベルだ。
 以前から、生活保護受給者へのねたみの発言はあった。だがそれはひそひそ話の世界だった。ところが橋下登場以後はおおっぴらに大声で言える話になった。その先頭に立ったのが橋下だ。
 苦しい生活をしている市民の劣情をあおる政治家は、過去にあっただろうか。保守政治家でも品位を保っていた。橋下が市民の中に意図的に対立をつくり、それを政治的に利用する。本来、極右・反動の政治に対抗すべき人々が、まんまと乗せられて、その先兵にさえなりかねない状況がこの8年、大阪で作られてきた。これを正す仕事は、骨の折れる大変な仕事だ。民主主義の市民の共同体づくりは、橋下による破壊の何倍もの年月を要する。




年月を
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維新政治の教育介入で大阪の教育はずたずた

2015年11月20日 23時55分36秒 | Weblog
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橋下維新、「敬老パス」「教育費6倍」のうそとペテン

2015年11月18日 22時56分58秒 | Weblog
 橋下維新のうそとペテン。わかっていて堂々とやるから、たちが悪い。
 4年前、橋下は「敬老パス維持 私鉄にも」と「選挙公報」に堂々と書いた。ウソとペテンそのもの。このウソ公報作成にかかわった人物が代わりに立候補している。私鉄にも広げるどころか、敬老パスを廃止し、有料パスをつくった。
 また「大阪市をバラバラにしません」「24区を24の色にかがやかせます」などといった。だが大阪市を廃止して24区をバラバラにする都構想なるものをごり押しした。しかし住民投票の過程で橋下は絶対に大阪市廃止をいわなかった。根拠となる「大都市法」には廃止と書いているのに。討論会で詰め寄られても廃止とはいわなかった。ずるい。だから信者たちは、都構想は大阪市を廃止するんじゃありませんと、ヒステリックに言い続けた。オウム並みだ。
 住民投票は「最初で最後」「一回きり」「ラストチャンス」と橋下はいいつづけた。ところが4カ月で前言をひるがえす。うそつきの子どもよりたちがわるい。政治家の資格ゼロだ。人間的にも話にならない。
 ダブル選挙にむけて、選挙中も、具体的数字をあげて批判されても、平気でウソをいいつづけているのが、「教育費を6倍にした」というやつだ。自分の肝いりの施策の数字だけをあつめて6倍といってるに過ぎない。2011年に67億だったのが14年に270億になったというのだ。それでも4倍なのだが。大阪市の教育費が67億や270億のはずがない。2600億前後だ。市の予算に占める教育費の割合は2011年15・5%、14年15・3%で変わらない。市議会でも、ウソの宣伝をすべきでないと、公に指摘されてきたにもかかわらず、橋下は選挙に入ってますますウソを言いつのっている。
 信者が教祖の言うウソを見抜くことはじつに困難だ。大変だが指摘し続けるしか道はない。
 ウソとペテンで選挙を汚すべきではない。



 
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大根の皮の炒め煮

2015年11月17日 11時27分31秒 | Weblog
 今日(2015・11・17)の『朝日新聞』の「天声人語」に、まだ十分食べられるのに捨てられてしまう食べ物のこと、6人にひとりの子どもの貧困、苦しい家庭に食品を無料提供する「フードバンク」のことが書かれていた。
 わたしは大根の皮と少しついている葉の茎で炒め煮にしている。皮は薄くても分厚くでもいい。茎は短く切る。ごま油で炒めて、すこし水を入れ、顆粒出汁、みりん、塩、醤油で味付けをする。ニンジンの皮を入れるのもいい。歯ごたえがあっておいしい箸休めだ。
 みかんや柿、バナナの皮は刻んで裏庭に捨てる。夏ならすぐにダンゴ虫が食べてうんこをして土に反してくれる。冬が近づくとサイクルはゆるいがすこしづつ土がふえてくれればと思っている。
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前原誠司氏のシロアリ発言

2015年11月15日 11時17分46秒 | Weblog
 前原誠司民主党衆院議員が「共産党はシロアリみたいなものだ。ここと協力したら土台が崩れる」と発言した。
 この人は前の国会で、憲法が破壊され、立憲主義がくつがえされ、民主主義が踏みにじられたことに何の危機感も持っていない。彼は、安倍晋三や橋下徹と同じ考えなのだろう。
 共産党が立憲主義と民主主義の回復のために協力を呼びかけていることとを、シロアリになぞらえるとは。この人は、シールズなどが立憲主義と民主主義の回復のために「野党は共闘、野党は団結」とよびかけていることにも近寄らないように、まして共産党と共闘すると民主党の土台が崩れるという。立憲主義と民主主義のために闘うことが民主党を崩すとはどういうことだ。前原の考える民主党とは安倍自民党と同種のものということだ。だが6割に達した戦争法反対の世論に背を向けて、反共宣伝に望みを託して政治活動をするとはあまりに小児病的だ。逆に前原が見捨てられることになるだけだ。
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安倍首相、非正規5割以上ねらいながら出生率1・8だと

2015年11月12日 23時29分38秒 | Weblog
 安倍首相は少子化対策の会合を開いたり、子育て中のお母さんのあつまりに出向いてテレビに愛嬌をふりまいたりしてきたが、いいかげんなごまかしをするなと思った。
 労働法制の改悪をして、派遣は野放し。すでに非正規労働の割合は4割に達した。派遣法の改悪で5割になるのももうすぐだ。
 その一方で出生率を1・8にすると国家目標を掲げる。子どもがいない安倍首相夫妻が今から子どもをもうけるのと同じくらい不可能なことだ。不安定雇用、低賃金、長時間労働で社会全体をおおいつくし、結婚もしづらい状況にしておきながら、いきなり子どもを産めといっても無理だ。
 派遣法を元に戻せ!これが少子化対策の出発点だ。
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初めてのそして忘れられないカマスの刺身

2015年11月09日 06時56分32秒 | Weblog
 旅の朝、6時半頃のNHKのテレビを何気なく見たら、ある港での漁を映していた。定置網からカマスの水揚げをする風景だった。威勢よく一気に網を引き揚げるのが普通の漁の姿だがここでは違った。カマスを傷つけないように、浮かせるように浮かせるようにしながら、じょじょに網を引き揚げる。最後はカマスが一つの方向に集団で泳ぐように仕向けながら、船の水槽に流し込む。氷水で瞬時に絞める。こうすることで魚の身に負荷を負わせないようにする。さらにすぐに港に帰るという念の入れようだ。港でもそのカマスを大きさによって分類する。大きいのは築地に出荷、小さめのは地元用。
 その日の夜、食事に出かけた。おでんもあり、おばんざいもある店だった。席に着くと今日のおすすめが黒板に書かれていた。わたしは刺身が好きなので、造りの盛り合わせを頼むことがおおいのだが、そこになんとカマスの文字があった。カマスの刺身なんて食べたことがない。開きにしたものしか知らない。造りの中では一番値が高かったが注文した。
 出てきたのは、カマスの片身を皮つきでさっとあぶって、皮に少し切り目を入れて、5つに切ったものだった。さっとあぶることで身がぷっくりしているようだった。初めてのカマスの味だ。元々細身の魚だ。あっさりした塩味しか知らないのに、これがほんのりと脂がのって、思ったより厚みがあり、なめらかだった。もちろん白身の上品さがありつつ、あぶった香ばしさが感じられた。これまでのどんな刺身よりもおいしいと感じた。忘れられない味となった。
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リラン・バクレー監督の映画「ザ・思いやり」を普及しよう 

2015年11月03日 11時04分55秒 | Weblog
 10月31~11月1日の「2015日本平和大会in富士山」の分科会で素晴らしい映画に出会った。アメリカ人映画監督リラン・バクレーさんの作品「ザ・思いやり」だ。「思いやり」とは日本政府のアメリカ軍への思いやり、思いやり予算のことだ。
 34年間で6兆円以上も米軍に投入している。条約では一切義務付けられていないのに、思いやりでやっている。世界一の借金国日本政府が、税金から米兵一人当たり毎年1300万円も支給している。在日米軍人の住宅の豪華なこと。米軍基地内の小中学校の緑とアンツーカーの400mトラックのグランド。専用ゴルフコースの数々。フィットネスクラブ。米兵にはすべて無料。日本人の税金ですべて面倒を見ている。
 思いやり予算の矛盾を驚きと笑いの映像であばきだす。おもしろい映画だ。上映会の参加人数で上映料金が変わるから、大赤字で困るということもない。20人までで1万円、100人以上で5万円。監督のバクレーさんもスケジュールがあいていれば、出張して話もしてくれる。
 じつはバクレーさん、日本語が達者でびっくり。高校1年のとき埼玉でホームステイ、日本の大学を卒業、アメリカと日本の大学院修了、日本文学を研究。青山学院大学講師、英会話スクール経営、そして映画監督。
 日本平和大会でのバクレーさんの紹介に参加者がびっくりしたのは、神奈川平和委員会のリラン・バクレーさんという表現だった。神奈川県平和委員会、日本平和委員会の重要な会員であり、平和運動家だ。日本の平和運動も厚みが増してきた。
 上映会・試写会希望の向きは、zaomoiyari@hotmail.co.jp へ。
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