山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

おめでとう チリワイン輸入量首位に

2016年01月29日 12時21分40秒 | Weblog
 『毎日新聞』1・29付に「チリワイン輸入量首位 昨年」という記事があった。
 チリワイン輸入量がフランス産を抜いて1位になったそうだ。わたしは学生時代にチリの1930年代の人民戦線のことを勉強していたこともあり、ワインを飲むようになってすぐにチリワインに親しむようになった。
 チリワインは深み、渋みがあり、ミディアムボディでもよそのフルボディ以上だとおもっている。味が濃い。近所の関西スーパーでいつもチリワインを買っていたので、コンスタントに売れるということで、そのうちチリワインの扱いを増やしてくれるようになった。
 スーパーでも酒店でも、並んでいる量はフランス産、イタリア産が多いが、チリ産が1位になったということは、私のように好んで集中的に買う人が一定数いることを示している。安いということも要因であることはもちろんだが。
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慰安婦でまたまた妄言、安倍首相の居直り

2016年01月18日 21時55分23秒 | Weblog
 自民党の桜田義孝・元文部科学副大臣が、14日(2016・1・14)慰安婦について「職業としての娼婦、ビジネスだった。これを何か犠牲者のような宣伝に惑わされ過ぎている」と発言した。
 理性も知性もない妄言で、こんな人物が元文科副大臣だというのだから、日本政府の水準がばれてしまう。なさけない。韓国外務省は「無知な妄言」だと切って捨てた。そのとおり。無知もここまでくるとどうしようもない。
 安倍首相も18日の自民党宇都隆史議員の質問に、「政府が発見した資料のなかには、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見あたらなかった」という2007年の政府答弁書について「その立場に何ら変更はない」と答弁した。この07年答弁というのも安倍首相が河野談話を否定するために仕組んだものだ。それを何ら変更はないというのは、昨年末の日韓合意をみずからくつがえそうというものだ。安倍首相はまた「今回の合意によって、戦争犯罪にあたるたぐいのものを認めたわけではない」とも答弁した。慰安婦に戦争犯罪に当たる不法行為はなかったというのだ。これもとんでもない妄言だ。慰安婦の実態が合法で問題がないというのか。これでは桜田義孝妄言副大臣と同じではないか。
 妄言をたしなめるべき首相が相乗りをするのを断じて容認しない。
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スキーバス事故、若者の無念

2016年01月16日 07時12分21秒 | Weblog
 またしてもバス事故が起きた。しかも犠牲になったのはみな大学生ばかりだ。教師希望の人もいたときいたので、もしやと思ったらやはり。法政大学の尾木直樹さんのゼミ生だった。無念。
 スキーバスにはわたしはいやというほど乗った。早く着くので、一般道を使いますということは、昔はあった。高速代を節約するためでもある。長距離大型バス乗車4回目(うち3回は研修)の運転手。スピードが出過ぎて下り坂のカーブは怖い。一般道で片側1車線だったから運転手は相当、緊張と動揺にとらわれたにちがいない。高速代をケチることを強いられる運行が問題だ。
 無念で、なんともいいようがない。
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慰安婦問題ではや妄言

2016年01月09日 13時24分57秒 | Weblog
 今日(2016・1・9)昼、関西テレビ(フジ系)のローカル?番組で、フジ専属の様な評論家・青山繁晴氏が、日韓両政府の慰安婦問題での決着を激しい言葉で攻撃していた。オバマ大統領が決着を迫っていたといったのは、そのとおりで正しいとして、慰安婦問題の認識がなってなかった。
 「だいたい慰安婦といったって、ほとんどが日本人ですよ」とウソを平気で言っていた。従軍慰安婦制度をつくった当初はまず日本の経験者をあつめて始めたのは事実だが、中国全土、インドシナ、インドネシアから沖縄まで、ほとんどが日本人慰安婦というのはありえない。テレビの客は何も知らないと思って、ウソをまきちらす、それを承知で放送するテレビ局の犯罪性は大きい。慰安婦のほとんどは朝鮮人で、朝鮮人をだまして慰安婦にしたのちには、日本人慰安婦は高級将校用とされた。兵・下士官は朝鮮人慰安婦があてがわれた。
 彼はまた、「軍の関与の下で」という文言にかみついた。性病検査を軍がするのは、いまの世の保健所のようなものだという。だから軍の関与・管理の下に慰安婦制度が創設、維持されたのではないというのだ。20年前に、歴史改ざん派が、軍慰安所はたとえば文部省の建物の中に売店があるようなもので、なにを売るかを文部省が責任を持つものではないと、しきりにいった。青山氏のいうのはこの20年前の歴史改ざん派のいい分から1センチも進歩していない。当時からこれは間違っていたし、20年の研究の進展によって、こんな妄言は改ざん派でも言いづらくなっているのに、この人と来たらおかまいなし。しかも怒鳴り声で、ちょっと疑問を呈する出演者を押さえつけようとするのだ。
 安倍首相がよく言っていた。慰安婦問題は強制連行かどうかだけが問題であって、人さらいのごとく連れて来るのだけが問題なのだと。慰安婦問題は連行の形態よりも、本人の自由を縛って連日にわたる性的強制をしたこと自体が犯罪なので、くわえて強制連行であればなおさらだ。当時朝鮮は日本国だった(植民地)ので日本人朝鮮人官吏、警察、村落組織をつかい、甘言を弄して慰安婦集めをした。だまして連れていくのは拉致=強制連行ではないのか。強制連行が暴力的に行なわれたのは、植民地ではなく侵略先だった中国だ。ここでは安倍首相がいったように、まさに人さらいをくりかえした。そして慰安婦にした。慰安婦問題は朝鮮人だけではない、中国人、オランダ人、インドネシア人など広範に及んだ。
 慰安婦問題の日韓両政府による解決は、ご破算になる可能性もある。日本側の、かってに売春を業として営んでいたのがなにが問題なのか、謝罪の必要は全くない、などとことをひっくりかえす動きは強まるだろう。そのひとつのあらわれが、青山のような極右・歴史改ざん派をテレビでいいたい放題いわせるこの日本の現状だ
 青山氏は安倍首相とも親しく、なんども電話で韓国政府と決着しないようにいったが、うまくいかなかったと悔しがっていた。問題は、誤った青山認識レベルで放置することができない深刻な問題で、アメリカのアジア支配の柱である米韓日軍事同盟がうまく働かないのを何とかしようというアメリカの強い圧力が、あの極右・歴史改ざん派の安倍さえも動かしたのだ。
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さんまさん「遺産は困った人に寄付」、立派だ

2016年01月05日 21時15分05秒 | Weblog
 昨日(2016・1・4)、寝る前にテレビを見たら、「明石家電視台」をやっていた。さんまさんの相手としては村上ショージさん、間寛平さんら。女性出演者が「生命保険の受取人を誰にしているのですか」とたずねたら、さんまさんは「いまるに」「息子にも」と答え、「残った分は寄付をする」といった。出演者らは自分たちに寄付してほしいと訴えたら、さんまさんは「困った人たちに寄付する」と。出演者は自分たちも困っているとそろって訴え笑いを取っていた。
 わたしは、さんまさんがさりげなく、遺産は困った人たちのために寄付すると表明したことに感銘を受けた。立派。世の中には有り余る財産をもっても欲の皮が突っ張った人が多い。
 今年の夏頃、これと正反対の姿を大阪のテレビで見た。大阪では有名な落語家でバラエティ番組や「たかじんのそこまで言って委員会」の常連で高額所得者、橋下維新や自民政権の有力な応援団の人がいる。先のバラエティ番組で、所得税の税率の問題で、貧困救済、所得の再分配の観点から最高税率を元にもどすことが話題になった。その時、かの落語家は「俺の金はぜったい渡さへんで」と両手で財産を囲うようなしぐさをした。印象的な画面だった。
 さんまさんが、困った人のために寄付をするといったのを見て、ふっと思い出してしまった。
 自分ならどうだろう。わたしは、死ぬときお金が残れば、子どもに若干額を分け、あとは社会運動団体に寄付をしようと思っている。問題は残るかどうかだ。年金では足りずに貯金を取り崩しているから、あと10年以上生きたら、寄付できなくなる。早く死にたくないからむずかしい。
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