山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

中野隆司柏原市長、新入職員を自衛隊に入れる

2013年05月09日 08時41分39秒 | Weblog
 中野隆司・大阪柏原市長が、新人研修だとして職員15人を5月8日から自衛隊に入れた。全国の自治体でも前代未聞のことだ。新人に続いて、中堅職員も今後、自衛隊に入れるようだ。かつて橋下大阪府知事が幹部職員を自衛隊に入れるとして厳しい批判を招いてひっこめたことがあった。
 中野隆司という人物は、維新の会に属し、今年(2013)2月の市長選で当選した。
 だが、かつては中学校に勤めていたが、とんでもない暴力・セクハラ教師で、そのために辞職していた。それが今は維新の市長というわけだ。
 福祉など市民に密着した仕事が中心の地方自治体のの職員の仕事はどうあるべきか、その精神について市長自ら講義するなど、本来やるべき研修をせずに、自衛隊に放り込むとはどういう神経か。規律と連帯感を学ばせ、災害で出動する自衛隊を経験させるというのだが、狂っていないか。軍隊の規律がなんで自治体職員に必要なのか。市長への服従を身につけさせるのだろう。災害の仕事は市職員の本来業務そのものだ。自衛隊に行く話ではない。市長自らが災害時に先頭に立つべきで、その方針方策はしっかりと立てられているはずだ。その内容を新人にも教えるべきであって、軍事訓練はまったく筋違いだ。
 この維新市長は、市長としての資格を問われる。頭の構造も問題にされる。
コメント (4)
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