山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

制度も手法も最悪、マイナンバー法

2023年06月08日 16時08分05秒 | Weblog
 国民を一括管理することを目指すマイナンバー法が6月2日強行採決された。自公だけでなく突撃隊維新、国民による悪法強行だ。
 2万円の飴をばらまき、健康保険証を廃止するという鞭をふるってごり押ししてきた。
 採決を前にして、7000件以上の誤登録に、まちがった紐づけなど問題が噴出しても、立ち止まることもせず、河野大臣は制度の問題ではないといいはなつ。
 問題噴出は法成立以後も止まらない。マイナンバーと紐づける公金受取口座登録で家族で同じ口座を登録しているケースがなんと13万件も見つかった。家族でなく、赤の他人の口座が登録されているのが748軒もあった。河野大臣は謝罪したが遅い。問題は今年の2月に国税庁でわかっていた。デジタル庁にも伝えられていたのに、このざまだ。悪質さは極まっている。河野太郎は口がうまいから責任逃れの軽口を叩きまわす。そもそも、コロナの時に虐待をしていた世帯主に妻や子の給付金が給付されても本人にとどかないと大問題になっていたのだから、マイナンバーのシステムづくりの時にこれを元から正すチェック制度を盛り込むべきだったのに頭から抜けていた。しかし、河野太郎は制度、システムには問題がないといいはる。とにかく早く突破するのだというのが河野太郎。
 マイナンバーですでに2兆円も使った。これで少子化対策は相当進んだはずだ。バカなことに無駄金を使った。
 こんなバカな法案によろこんで賛成した新与党の維新・国民の馬鹿さ加減の責任は大きい。本来は採決どころか、いったん廃案にして出直すべきものだ。
 
 
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1 コメント

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Unknown (浅海)
2023-06-08 18:13:05
読売新聞ですら、社説で「保険証の廃止 見直しは今からでも遅くない」とし、「廃止方針凍結」が筋、政府は納税者番号の一種「グリーンカード」を導入する法律を成立させたが5年後の法律で廃止した、「マイナ保険証の見直しは、今からでも遅くはない」、「選択制に戻すのも一案」と主張。政権もメンツを潰したくないなら、国民の不安に応えるふりをして、保険証廃止は延期・中止すると言えばいいではないか。

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