山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

橋下氏、元慰安婦女性と明日面会、その政治利用に警戒せよ

2013年05月22日 13時27分35秒 | Weblog
 橋下徹大阪市長・維新の会代表は明日(2013・5・24)、大阪市役所で元慰安婦の金福童さん、吉元玉さんと面会する。公開で、人数を限って、30分だけだそうだ。
 橋下氏は「慰安婦制度が必要なのは誰でもわかる」と元慰安婦の方々を痛めつける暴言をはいた。激しい批判抗議にもかかわらず、いいわけをくり返し、発言撤回も謝罪もしていない。去年8月には、「慰安婦が暴行脅迫を受けて連れてこられた証拠はない」「証拠があれば、韓国の皆さんにも出してもらいたい」と暴言をはいていた。生き証人と面談して、橋下氏はなにをいうつもりか。
 去年の暴言のあと、元慰安婦が来日した際は、面談申し入れに対し、市役所にいないといって、家でツイッターにふけっていた。
 今回、十分警戒しなければならないのは、橋下氏がこの面談の機会を自らの政治宣伝に利用する危険があることだ。彼はこれまで何度も、テレビカメラを前にして涙を流す演出をしてきた。こんども元慰安婦を前に涙を流すというパフォーマンスをする可能性がある。最大の差別者が理解者であるかのようにふるまわれてはたまらない。
 橋下氏には、すべての公職からの辞任を要求しなければならない。

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