黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「身体」の体操、「頭」の体操 大忙し!

2016-03-05 | 日記・エッセイ・コラム

 本日は平均年齢? そうですね、70歳くらいかも?

 この町の老人クラブの体育大会です。

 なんと 400名以上もの 爺、婆の集まりなのだ。

これって、凄いよ! 若者がこの雰囲気を眺めたら…きっと、びっくりだよ。

 丁度、気候も「啓蟄」の報もあり。

春爛漫は、地中だけでなく、この地上の体育館にも 熱気が、そして春が。

 

 いや、いや、お元気なことです。 私も 資格十分の74歳。

それなりに元気な体で参加です。

 本日の競技? こんなメニュー… 

 競技と言えるかどうか?

 まぁ、争うのではなく、楽しみためのプログラムですからね。

 会長の挨拶に、 毛がないように いや 怪我のない様に…

 白髪も、ごま塩も、そして 禿も…まぁ、いいじゃないですか。

 ゆっくり、あわてず、ボチボチと 愉しもう…が 目的なのだ。

 それぞれの地区に分かれて スタンバイ!

  

 本日参加の最高齢者は・・なんと 90歳 おめでとうございます。

「一瞬、俺、あと何年? いや、もう 正直 そこまでの 気持ちありません。」

  って、隣の方との会話でした。

 優勝したの どこのチームだっけ…そんな 具合いで 

 ほぼ、お昼までの競技で、怪我人もなく無事終了… 解散。

 

 お昼からは、 こんどは 「頭の体操」の時間へ。

 

  我が町の 大学キャンパスへ移動。

 「協働のまちづくり勉強会」へ。

  今、全国的に地方への目が向けられている。

  「まちづくり」って、何だ! そこを考えよう というのが 今日のテーマなのだ。

 

  大学の先生の 講義は こんな展開から始まった。

  会場、各地域の それなりの活動している方ばかりなのでしょう・・と推測。

  講師の第一声は。

  「まちづくりの主役は誰? 行政? 住民?  会場の皆さん手を挙げて…と。」

  マイク片手の 声が… 

  さらに、地域住民と行政の意識に違いがあるのか? と 続く。

  そして、これを進めるために何が必要なのか?

  聴いていて、 うむ? なるほど、 いや、 でも、煩悶、反芻、意外 納得 否定 ・・・と。

  そうなんです、否定、肯定 そうは 言っても と。

   自分の地域の現状と、理想とのギャップに とまどいもし、そんなこと と、ダメ出しも。

  そうなんです、「基本は、100% の 答えなんかありません」ですよ。

 第2部は、講師による 対話形式で これからの自治組織の在り方について も。

   考えさせらえるのは、 意識のずれですね。 行政とも、住民とも。

   共に、努力していないこと、 これは 言える。

   努力していない、説得もしていない、それをどうしようと説得する機会も持っていない。

   つまり、情報はどこ? と、 すれば まるで 答えは無理 ということ。

   そんな ことに「気づき」がなかった。

  つまり、「横のつながり」を考えて、ジワジワと 感心のある人を巻き込み、責任を持たせ

  そう、やる気を 出させて …・と こんな展開を。

 

   でも、現代って、「利己的」すぎるきらいがあるし、当時者意識がないのよね。

   「自分には関係がない」 って。 それって、違うんだけど・・・。

   ここをどう埋めていくかだ。 はっきりと「ビジョン」を語って 言うけれど。

   どうやら、 このテーマは、 まだまだ  続く。

   講師が言ってた。

   まちづくりって、「故郷」だ! ここで子供を育ててみたい。

    「この町に住んでみたい、帰って来たい」 そんな思いが あるところ。

 

    う~ん、これも、それぞれの 思いが あるからね…。  

    短兵急にはいかない問題、 じっくり時間は掛けていかないとね。

    でも、「聴くこと」の大切さは 十分に感じ取りました。

    たいそう   よかった 今日の 1日でした。

   

 

 

  

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充実、時間が欲しい! 

2016-03-04 | 日記・エッセイ・コラム

 この1週間 

 老骨に鞭打って? 終日身体を動かしているのだ。

まず、朝から春の訪れに波長を合わせて始動開始。

 何にかって? そう、庭の手入れに始まりなんです。

 去年の終わりからずっと不精して、庭の草もしっかり根を張っているようです。

 先ずは、「草取り」の始まりです。

 これも座って、腰を屈めての作業ですから 近年は 相当きつくなりました。

 それに 枯れ木の始末やら、春の為の 鉢の準備やら、いろいろ。

 昨年の風で傾いたラティスの修理、取り外し…。

  もうかれこれ10年 変えなくちゃ…。

 傾いたのは、取り外して ゴミに。 

 枯れ木の処分も。  これ 棘があって大変です。

 剪定して すっきりしたところ。

   

 その後は、毎朝 黙々と 「草取り」三昧。

 これが この頃 苦痛になり始めましたよ、じっと中腰がきついのよ。

 簡単に除草剤撒けば・・・でも、それだけは嫌なんだよね。

 まぁ、体が動く間は、時間がかかっても手で抜いていく作業をと。

 頑張っていくつもり…叶わなくなったら…庭も店仕舞だね。

  早朝と、夜は、読書に時間を。

 今、面白い1冊に出会ったのだ。

 

  たまたま、以前、「信長は凄かった!」というタイトルで講演をしたんですが

 歴史の話より、信長の個人的な話を中心に話したのですが・・

 今回、こんな角度で 信長を見つめた  作者の凄さを 参った、参った。

 これだ

 

 

  絵師の筆を通して 「信長」本人を見つめていく。

 こんなところに視点を置くなんて… まったく目に鱗でした。

 これって、実際に「信長」がやりそうだね…と、思うような 発想です。

 

 講演の際に、私も 信長や、お市の方、浅井長政の画像を 皆さんへお見せして 語る。

 

 しかし、 考えてみれば、当時、遥か遠くの人物の顔なんか…会ってなければ分からない。

 信長が、武田信玄の人物像を 探るために、 絵師を派遣させ、本人に合わせ、実写する。

 その顔を見て、信玄を判断する。・・・・以下、戦国時代の 近隣大名に対しても。

  この顔を見て ( 絵師が描いた 実像ではないのですが、 つまり、信玄の顔を 写すこと)

 この信玄の ふてぶてしい脂ぎった顔、髭、 …ここから 信長は 信玄の性格を推し量る… 。

 それだけ、絵師の力量が凄かったとも言えるのでは?  いや、そうだと思う。

 

 こんな件も、 信長の妹の「お市の方」を 、嫁にやった際に。  

 絵師に命じた。

 

 私も 画像としては お市の方なら このような画像を。

   どこから見ても美しい。

 いえ、当時の絵師なら 腕は確か、本当の顔を描くのは、現代よりもむしろ上?

 だって、権力者の養成であれば、命を賭しての仕事であったでしょうから。

 現代のデジカメで撮ったものと寸分たがわず・・・でしょうね。

  このこと「信長がお市の方の絵を所望したこと」

   …妹が、 嫁いだ相手との 関係を 1枚の絵から読み取ろうと…

  一方、 夫、長政は、真に「心の内」を描き留めて置きたいと。絵師に頼む。

  たかが1枚の絵 しかし、この絵を「どう使うか」によって 意味があるのだ。

 

  小説かって、想像と創造の力は凄いよね。 感心するばかりです。

  この1冊で、また 話のネタが 増えた。 

 

  さらに、続いて ページを捲っているのが…これだ!

  

  

 いや~、またまた 面白い!

  歴史書に「信長公記」(大田牛一原書)ってあるけれども、 これほど堂々と、あつかましく 「俺が語るんだ」で始まり、終わる。

 「信長」が自分で語る という設定なんだ。

  こんな 切り口もあるんだ…恐れ入りました。

  これまた、作者「花村萬月」さんの 独壇場だね。

  なんせ、大作、500ページだから 昼の作業の後 まして 一杯のその後の 読書です。

  もす少し かかりそう… 信長フアンなら 本屋に行って 買っても損はないと思いますよ。 お節介ですかね。

 

   この項は、またの機会に…。

 

 

  

   

 

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。