秋の柔らかい朝陽が庭に注ぐ時間
鉢植えの花も、花壇の花も、周りの樹木も
みんな心地よい顔になる?
いえ、そんな気がします。傍で見ている私には。
顔色が昼間や夕刻の時間の顔とは違うのですよ。
「太陽」は1日、彼ら(花や木)にたっぷりと注いでくれますが
「朝の光」は特別のようです。
光が色彩の趣を変えてくれるのです。
特に、「秋の朝陽」が。
これはベランダのビオラ
朝陽に向かって顔を向け、朝日の動きに合わせて顔も動く?
そんな仕草が。
花壇のパンジーの色も鮮やかさを増してきます。
檸檬の実が、陽に当たって一層、美味しそうな色に?
隣のカボスちゃんも・・・鈴なりの実も気持ちよさそうです。
これこそ、色艶がいいね・・・・の言葉が出そう。
デュランタの葉が、透き通って
朝陽と風に揺られ、朝から欠伸がでているのかな?
「ユリオプスデージー」
こうして花壇の花木を眺めていると、気が付いた。
陽の光は、その持っている色彩を、自分の色以上に表現してくれる。
そんな魔術を使っているのだと。
柔らかい陽射しこそが、一番綺麗な瞬間を演出してくれる。
「早起きは三文の得」ではないが、朝陽の射す時間が眺める時なのだ。