オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

雨・・・

2016-02-20 | Weblog

2/20(土) 雨の終末となった。夜には風雨が激しくなるとか、TVの予報である。昼過ぎに家を出て、人形町へ。肉の「日山」で今夜のスキ焼の肉と、来週の弁当食材を贖って会派に顔出したところだ。

出社しているはずのYOSHIOの姿はなく、NOBORUが一人出勤している。YOSHIOは半ボケになったお袋さんの面倒でも見ているのかもしれない。高齢の親を抱えた子供が避けてとおれない課題だ。我がお袋にも困ったもんだが、月に一度の帰省だけで済ませている身としては大きなことは言えない。

昨夜、元スタッフのBINが「高松」まで来た。小一時間、金魚ソーダを飲みながら「今年は地球市民の会のボランティアプログラムに参加する予定や、故・古賀武夫さんの伝記出版」について話をした。会社を去ったBINだが、会の事務局長は継続している。具体的な内容が決まれば、何度か打ち合わせをすることになる・・・。

その後、渋谷「奈加野」に顔を出して生ビール、明日の平和島(ボートレース)行を確認した。店は相変わらずの繁盛ぶりであった。そして、東急文化村の先に在る店「ル・ツール」に、久しぶりに顔出しすることにした。狭くて長い階段を上がった・・・。何時もの喧騒は漏れてこない。扉を開けると先客が三人、カウンターに腰を下ろして話こんでいた。

                          

カウンターに椅子は四脚、奥の空いていた椅子に腰を落ち着けた。ハイボールをオーダーし、軽くグラスを掲げて先客やママさんに挨拶だ。先客は常連のようだ、その話しぶりから三人はお仲間同志かと思いきや・・・。三・四十代と思える男性が入り口に、真ん中に若い男性と思ったが、トイレに立った姿を何気に見ると女性?化粧顔にスカートのようだ?。私の隣は、五十代後半とおぼしきえらく元気のいい女性。よくトイレに立っ連中だ、交互に用足しに立つ・・・。

三人の話を聞いていると(狭い店の隣同士だから耳に入るのだ)、真ん中に入る雌雄不明の声が…、どう考えても男性の太い声だ。歴史・経済・貧困について語っている。若者は、大学の博士課程で学んでいるようだ・・・。

場の空気に馴染んだ頃合いに訊いた『君は男かい、それとも女性?」と。すると「戸籍上は男です。が、・・・・」と返ってきた。『そうなの、今はその方面についても随分と寛容と云うか、理解が深まったからね…』「それでも親はそんなことは信じたくないようですよ。お前は違うよねと、言われます」「理解しないでしょ、したくないでしょう。高卒だし・・・」

『学歴は関係ないだろう、学歴が無くて立派な人はたくさんいるし、知っているよ。親の気持ちが、押しつけがましくなるんだろうな。それが嫌になるだ。親だけでのことでなく、何度も同じことを繰り返され無理強いされるとネ・・・』そんなことを言って、三杯目のハイボールを飲み干した。

店を後にする段になって訊いた、『お仲間同士じゃないの』と、なんと初めて会った者同士だった。酒場というのは、面白い。飲めば飲むほど、酔えば酔うほど・・・。

 

何時の間にや鉢植えの「河津桜」が満開になっていた。そういえば、田舎の畑に在る梅も満開で散り始めていた。昨秋の柿・ミカンと不作だったが、後二ヶ月もすれば、果樹の蕾が膨らみ始める。今年はどうなるのかな?

                          

幼木で旨味が出ない八朔の実を収穫した。殆ど食べないで腐ってしまうが、実ったものは収穫しなければならない。果樹も二十年三十年と経たないと美味しい実にならないそうだ。人間も、ある程度年数を経ないと味がでないように― 亀の甲より歳の功か ―。それまでこっちが生きているかだ・・・。

蜜柑畑の草刈は来月からだが、先日は剪定をした。秋に伸びた枝を切り、燃やす。燃やさないと柚子の丈夫で固い棘が刺さって痛い思いをする。4~5cmもある棘は、ゴム長靴の底を通すほどだから厄介なんだ。

                       

                  ハッサク          柚子の棘     剪定した枝を燃やす

 

 

 

 

 

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