オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

隠岐牛

2016-02-04 | Weblog

2/4(木) 今週から昼と夜のご飯は食べないでいようと思い、月・火と計画どおりに進んだ。心なしお腹の辺りが軽くなったように感じていた。処が、昨日の水曜日、スタッフで節分が誕生日だったRIE嬢と来週に誕生日を迎えるNOBORUの誕生祝をやることにした。

なにを食べたいのかと聞いても、遠慮してか応えぬ。そこで、肉料理にした。マッチャンから教えられていた「隠岐牛」を看板にしている店に行ってみることにした。隠岐ノ島へは数年前に取材で訪れた。その折に、隠岐牛の牧場を目にしたし牛肉も食した。そんなこともあって、一度行ってみたいと思っていた店だった。

スタッフの誕生祝と云うとっておきの理由もあり、会社からもほど近いその店を初めて入った。ご夫妻で切り盛りする、席が四卓ほどの小さな店だったが、フレンドリーで居心地は良かった。話を聞くと、フロアーを切り盛りする奥様が隠岐の島後の出身だと云う。島前の海士町で隠岐牛を飼育しているのは同級生だとか。

暫し、隠岐の話を聞き、訪れた折に見た海士町の海辺、小泉八雲「鏡湾」と呼んだおだやかな湾の海面が甦った。

                  

焼肉をオーダーしたが、牛の方は柔らで美味しかった。値段相応の肉の口当たり舌触りだが、私的な嗜好からすると、もう少し旨味と噛み応えのある方が好みだ。同伴した二人は、喜んでくれたようだ。焼肉の後、「ローカーボ」で、暫し会話とウイスキーを愉しんだ。駅に向かうすがら、「ちょっぷく」の灯りは既に消えており、帰宅すると24時であった。

                           

 

今朝の弁当は、「ロールキャベツ&白菜の豚肉挟み煮」「茄子の豚味噌炒め」「ホウレンソウの卵炒め」であった。タラコと鯖文化干しを、気持ちばかりに添えた。

               

 

 森のイスキアを主催する「佐藤初女」さんが2月1日、逝去されと知った。この日はいつか来るだろうと思いはしていたが・・・・。敢えて”初女”さんと呼ばしてもらうが、たおやかな話しぶりと穏やかな表情が印象的であった。初めてお会いしてから二十年以上となる、その頃にお会いした初女さんと、三年ほど前にお会いした初女さんは、その姿には二十年の年月の流れが窺えたが、たおやかな話ぶりとお貌は更に慈しみに溢れていた。

初めて伺ったのは弘前・桔梗野の自宅であった。その後、岩木山の麓にある「森のイスキヤ」を何度か訪ね、東京での講演などの折に挨拶をせてもらった。仕事が殆どだったが、何度も会う、挨拶に伺うと云うのは「あの人のもっていた優しさ、たおやかさ」だったのか。何度でもお会いしたい方だった。

天国に召される、その言葉にピッタリの生きかたをされた方だ。6日に行われるという告別式に参列したい処だが、土曜日は動かせない予定がある。合掌・アーメン。

 

 

 

 

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