前場は小幅高で推移したが、後場に入りマイナスになった。
トヨタ自、シマノ、任天堂などが堅調であったが、他の銘柄への波及効果もなく相場の全般は小幅安で終わった。
この日は特にこれといった材料も見られず投資家の買い意欲はしぼんだ。
パウエル議長の議会証言を控えており、目先の政策についての発言内容に関心は集まっている。
後場に入り東京エレクトロン、アドバンテストなどが売られ相場の足をひっぱった。
米電気自動車メーカー・テスラの最高経営責任者が中東カタールの経済フォーラムで「景気後退に直面する可能性がある」と発言したことが注目された。
最近は彼のほかにも著名な経営責任者の間で目先の景気について慎重な発言が急に目立ちはじめた。無視できない世界最大の有力者の、現場からの気になる警戒発言である。