NY市場でのハイテク株の上昇が好感され日経平均は寄りあと一時は+600円高超に急騰した。しかし、その後は買い人気の勢いが継続せず失速して伸び悩んだ。反騰銘柄の仲間からはハイテク銘柄の人気が薄くなった。
米国では連銀FOMCが米消費者物価指数の強いのをみて金利を+0.75%と大幅に引き上げた。
この連銀のタカ派姿勢を気にして、市場からは強気人気が薄れて相場は伸び悩んだ。このままインフレが続けば、連銀の金利の引き上げが続くことが懸念される。
この日の相場を牽引したのは繊維製品、ゴム製品、非鉄金属、精密機器、不動産で、相場の人気を引っ張る人気業種ではなかった。
一方ではハイテクなどの人気銘柄には勢いがなかった。
大引けは105円高。