足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

サンタは一服

2015-12-19 08:38:13 | 株式
NYダウ平均は367ドルと大幅安。ダウ採用銘柄はキャタビラー(CAT)を除き29銘柄が下落した。ボーング(BA)が-4.11%、アップル(AAPL)は2.71%。
先週末のダウ平均は17,265ドルであったが、この日は17,128ドルで引けた。
米連銀が7年振り利上げに踏み切ったが、むしろ先行きに不透明感が消えたことを好感して利上げ後は200ドル以上もあがった。
この日の相場の下落で注目されたのは先物、オプション、個別銘柄の決済日に当たったことで、相場の地合いが悪い時は下げに拍車をかける。

勢いよくウォール街を目指してきたサンタクロースが一服した。

日銀の政策会合では一段の緩和策とみられる部分もあったが、問題はかつてのような「緩和策の選択肢はいくらでもある」という黒田総裁の元気のよい声は消えた。最大の目標である消費者物価2%の達成式が見えず、苦闘している模様がありありとわかる。
相場のふらつきはだれのせいでもない。
「目先のことはだれにもわからない」という相場の神様ウォーレン・バフェットの言葉が再び脳裏によみがえる。

掉尾の一振はどこかえいったのか?
現在の相場は1週間前の日経平均19,130円に対して18,986円と週間で下落した。
テクニカル指標(日経平均)をみると25日移動平均の乖離率は-2.18%→-2.80%、騰落指数(25日移動平均)は102.33%→86.46%と好転している。
先週の「トリトンスケア通信」で注目した2銘柄(医薬品、新興市場株)を狙う方針でいきたい。
短期、長期とも狙える銘柄だ。


コメントを投稿