日経平均は34.36円と下落した。
下げ幅は34.36円安と小幅安で終わったが、鉱業、その他金融、保険、銀行が値下がりした。高いのは海運、薬品。
相場には勢いのある銘柄は少なく、活気のある銘柄はみられなかった。指数の動きは小幅安だが、先行きに地価のある業種はみられなかった。
金融システムがしっかりしているスイスでも銀行株が軟調。
一部には金融システムの先行きに懸念の声が出てきている。米国での野球WBCは日本の優勝で終焉したが、これまであまり見られなかった金融王国のスイスで銀行不安が出て来たのは意外である。
米国内では22日に政策金利の0.25%引き上げが決まった。政策当局は米国内での一部の銀行の信用不安の拡大を気にする向きが増えてきた。目先について米パウエル議長は「米国の金融システムは健全で強じん」と強調した。米国でもシリコンバレー銀行(SVB)など2社が破綻した。
信用不安が拡大するという見方も出ているが、依然としてインフレの抑制を優先している。