足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ウォール街でのナスダックの動きに注目

2005-10-02 19:06:15 | 株式
しばらくわれわれの関心外にあったNY株であるが、年間で最悪の年であるという経験則を破ってS&P500の9月は+0.7%で終わった。有名な調査機関ISIグループによると1928年以来のパフォーマンスは、9月が上昇したのが41.6%の確率。今年は台風、金利の上昇、企業業績の減速という悪材料があったのに、プラスで終わったことに強気筋は自信をもつ。
特に先週はナスダック指数が回復基調にあるあったことが注目点。9月末の機関投資家のお化粧買いとみるむきもあるが人気が今週も続けばわれわれも戦略をそれに合わせなければならない。
しばらく人気の圏外に置かれていたインターネット株の復調に注目したい。
リード役のグーグルが先週は$316.46まで上昇し、最高値の$320.95まであと一歩のところまで迫った。一時はファイナンスをイヤ気して売られたが完全に復調してきている。
今週のわれわれの東京市場での関心事は全体相場が調整に入って、ハイテクや新興市場株に人気が還流してくるかどうかにある。
先週は新興市場への人気の回復の兆しが出てきたが、それが今週も持ち越されるならば本物。
アンジェスMG(4563.・マ)に注目。先にコスモ・バイオ(3386.JQ)が公開されたが、この株を分析しながら来年は日本でも第2のバイオ人気の出現の可能性が出てきたという確信をもった。相場全体の方向性にかんけいなしにである。