足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

連銀の打ち止め宣言への反応

2008-05-01 17:05:22 | 株式

連銀の利下げにもかかわらず株価には大きな反応がなかった。

特に注目した打ち止めを暗示させる文言「インフレ・リスクが高まった」というのが加わったのに・・・

FOMC前には市場は、この種の文言が出れば株価は大きく反応し、上昇するとみたが肩透かしを食らった感じである。

しかし今後は「利下げ打ち止め」に関してのFOMCメンバーの発言を模索し、期待するだろう。

次回のFOMC624~25日まで間隔がある。

世界の投資家の次の関心事はECB(ヨーロッパ中央銀行)の政策だ。ヨーロッパ経済の先行きに鈍化の傾向が明確になってきた。次の一手は利下げ政策である。

実現すればユーロ高→ドル安→円高の構図も変化してくる。

あと1日を残してゴールデン・ウィーク入りをする。東京市場では決算発表が佳境に入ってきているが、悪材料には鈍感になり、こくわずかでも明るい話が出れば材料として飛びつくようになってきた。

特に連休明けから新興市場の銘柄の決算発表が始まる。同じような現象が新興市場でもみられるのではないか。

ウォール街ではハイテク、ネット株に底入れ観が出てきた。特にグーグル(GOOG)、シスコ・システムズ(CSCO)である。

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