新型コロナウイルスの拡ハンが始まった感じがする。
東京都内の状況は新規感染者数が7日移動平均で4395人と急増しこの一週間で倍増した。(6月24日の2337人に比べると2倍増した)。なかなか期待通りには官民の対策が進まない。
連日にわたっての報道だけに、かつてのように、都内の現状が夕刊に報じられても「大変だ」と感じるだけで、自分の周辺にも真剣に感染の広がり懸念をもつ向きが少なくなってきた感じがする。これまでの東京都内での最大はことし2月2日の第6波の真っ只中の2万1562人であった。
縁者とか近隣の顔見知りが感染した場合は、実感として危機の到来の緊迫感をもつが、新聞紙上対策が伝わるだけでは、危機感がうすれてきた感じがする。倍増したという新聞報道だけでは、縁者が感染して不幸にも死亡した場合を除けば緊迫感がわかない。
しかし気がゆるんでいるいまこそ、が政府にも真剣に対策の強化を求めるべきである。政府では懸命になって対策を講じているはずだが、一向に対策が生かされず、感染の低下の兆しは全くみられない。もっと真剣に危機対策の実行が必要だ。