足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

今週は小休止・・・キプロス問題に解決の兆し

2013-03-23 07:41:49 | 株式

キプロスの金融危機にECB(ヨーロッパ中央銀行)IMFなどが腰を上げ緊急融資を行う方向で動き始めた。同国の預金の3分の1を占めるロシアに救済を求めたが結局は動かず。

キプロスが当面の危機を乗り切る兆しが出てきてNY株は反発した。

しかし今週は週間でみると日米とも株価はマイナスで相場は小休止である。

ウォール街では個々の銘柄に動きが見られた。スポ―ツ用品では世界No1のナイキが業績の好調で+11%になったほか、高級消費のティファニーも上昇した。消費関連が上昇したが、米国景気の回復の原動力である消費の好調を見直す動きが出た。

東京市場では主力株が下落しテクニカル面で過熱がみられた銘柄の調整が進行中。

特に今回の相場のリード役であったトヨタ自(7203)の25日移動平均との乖離率が+1.0%になったほか、三井住友(8316)も同1.8%と相場の下落で調整が着実に進行してきた。

自動車株には押し目買いのチャンスが近づいているほか、ゴム関連株の調整も進行中。

自動車株が動く時はタイヤ関連も動くが歴史的にみるとその変動率は自動車よりも大きい。

自動車関連としてゴム関連を注目業種に加えたい。今回の押し目のチャンスに乗りたい。