足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

外人投資家は解散を気にせず

2005-08-09 18:16:57 | 株式
衆院解散に対する相場の反応については、外資系証券のストラティジストの見方に軍配が上がった。「株式市場に対する強気スタンスに変更なし」というのが多かった。
一方、国内大手証券は「「当面の日本株の調整をもたらすだろう」という。
相場の騰落指数は1000%と、異常とも言える水準だ。おそらくこれまでショート(カラ売り)していた向きが、相場が下がらないのをみて買い戻したのか?
新興市場や第2部市場も大幅に上昇した。今夜、米国ではFOMCが開かれる。0.25%利上げは既定の事実。相場に織り込み済みとみるのを先取りしたような感じを受ける。新興市場は大幅高の割には売買金額が膨らんでいないのがよい。今週はサラリーマンが夏休みでオンライン取引きが活況を呈する時でもある。
8~9月のどこかで相場は目先の佳境を迎えると思うが、ほんの初めの段階の助走が始まったのか。
日立工機(6581)に注目している。9月中間期の業績を売り上げ605億円から624億円、経常利益を54億円から62億円に増額修正した。通期の業績の修正は見送ったが、必ずある。
2006年3月期を私は売り上げ1304億円(会社予想1230億円)、経常利益126億円(同110億円)と予想した。1株当たり利益72円(同62円)。ロシアなどの新興国の需要が伸びてきた。グローバル化の波に乗る。
外人が大株主に登場。