ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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第62回定期大会に向けて

2014-06-10 18:10:00 | 日記

今週末はいよいよ全財務の定期大会が開催されます。


地本の定期大会は何度か参加させていただいた経験がありますが、
全国の定期大会に参加するのは、自分の記憶が正しければ今回が
初になるかと思います。

そんなひよっこにもかかわらず、大会では重要な役回りを仰せつかることになり、
無事務まるかやきもきしていますが、まぁ声が通ることだけは自信がある
(発言の内容にではありません。念のため。)ので、何とかなるはずと腹を
くくっております(汗)。


出向先から帰還して以来、この1年間地本執行委員として組合活動に携わるまでは、
あまり組合活動の何たるかについてよく理解できていませんでしたが、活動を通じて、
今現在の我々公務労働者が直面する問題点や、それにどのように向き合っていけばよいのか、
といったことについて色々と考えさせられました。

「ワーク・ライフ・バランス」は、昨今、組合のみならず当局サイドからもしきりに強調される
キーワードですが、このほど、「イクメンパスポート」なる男性の育児休暇取得を慫慂する冊子が
配布され、それに対するアンケート調査を取りまとめた際、こうした取り組みをより充実させるべき
との肯定的な意見がもちろん大勢を占めましたが、中には、「民間に比べて公務員が享受する各種制度は、
現状でも十分すぎるくらいに充実しており、身内の制度ばかり充実させるよりも(企業を含む)国民全体の
意識改革や制度設計を行うのが行政の役割ではないか。」といった厳しい意見もありました。民間経験者の
目線からすれば、公務労働者は今のままでも十分に恵まれており、これ以上を望むのは公務員優遇だ、という
批判的な見方もある、ということなのでしょう。

私個人の意見としては、「ワーク・ライフ・バランス」の実現に向けて、官側はもとより公務労働運動の側からも
取り組みを強化していくことに疑問の余地はなく、むしろ公務労働が民業に率先して取り組みをリードしていくこと
により、社会全体における働き方の変革につなげていく、というくらいの気概を持って良いのではないかと考えています。

しかしながら、国民からの理解・支持が得られてこその公務労働運動、という観点からみれば、やはり、組織の内側からだけ
でなく外側から、いわゆる「国民目線」で見たときに、我々の運動がどのように見えているのか、という意識は、常に頭の
片隅に置いておかねばならないのだろうな、と改めて思った次第です。


無事に定期大会を終えられるよう、微力を尽くして頑張りたいと思いますので、
全国の参加者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


【爆弾男 from関東】

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