ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

無言のにゃんこ

2013-04-19 05:22:08 | 日記
 前々回の「にゃんこの団体交渉」、前回の「にゃんこのしつけ」に続く、にゃんこの話、第三弾。

 冬のある日。
 異変は起こった。

 我が家のにゃんこ2匹の様子がおかしい。
 鳴き声ひとつあげない。
 それどころか、えずくような、あるいは吐き気をもよおしてそうな仕草。
 数日前から同居している、一時預かりの保護猫もどことなく元気がない。

 もしや、保護猫が何やらよからぬ病気を持ち込んだのではないか。
 その病気が、我が家のにゃんこにうつったのではないか。
 あわてて、近所の病院へ。

 猫エイズや寄生虫など、およそ野良猫が持っていそうな病気を想定して検査してもらう。
 ・・・が、すべて陰性。そのような病気ではないらしい。
 ではいったい、何事か。

 にゃんこを見ていて、はたと気付く。
 よくよく見ると、鼻水がたらーり。
 えずいてるというよりも、咳をしている風。
 病院の先生、「かぜ薬、飲ませてみますか?」

 数日後、「にゃーん」「ふみゃーん」の大合唱が復活。
 ただの“かぜ”だったようである。

 にゃんこは、つらくても“声”を出して飼い主に伝えることができない。
 わたしたち組合員は、つらいこと、苦しいことがあれば、“声”をあげて訴えることができる。
 そして多くの仲間が集まれば、大きな“声”となり、力を発揮できる。
 ソファの上で毛づくろいをしているにゃんこを見つつ、組合活動の何たるかを想う、今日このごろである。

【北陸のマイルド・アワちゃん】

最新の画像もっと見る

コメントを投稿