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厄祓い

2012-12-28 19:14:59 | 日記

 数え42歳になる年、男性は「大厄」を迎える。「厄」とは「多くの厄災が降りかかる年齢とされており、起源は定かではないが平安時代にはすでに存在し、今なお根強く信じられている風習である。「大厄」の前後1年の計3年間がいわゆる「厄年」とされている。

 今年数え41歳になったうちの旦那様は「前厄」であった。今年の初めに「厄祓い」をしなくてはと考えていたところ、旦那様の育った地域では、前厄に当たる年に同級生が集合し、「初老会」と称して、皆で氏神様にお参りし、寄付を募り保育園や小学校に記念品を贈呈し、地域へ感謝するという盛大な「厄祓い」が 開催されるのだという。その「初老会」に向け、半年ほど前から数回にわたり地元福岡にいる同級生が集合し準備を進める。久しぶりに会う旧友との会話に花が咲き、お酒も進み、準備段階であるにもかかわらず、すでに大盛り上がりである。そしてそこから家族ぐるみでの付き合いへと広がっていく。それがきっかけで、今年は同級生3家族で2回ほどキャンプへ行った。大勢でのキャンプはとても楽しく、大人も子供も大喜びで、来年もまた企画することになっている。「厄祓い」がもたらした「良縁」である。そしてその「厄祓い」の効果なのか、今のところまだ旦那様には特段の「厄災」は降りかかっていないようだ。

 さて私たち公務員を取り巻く環境も、まさに「厄年」ではないかと思うほどの多くの「厄災」が降りかかっている。給与は減額され、人員は減らされ、退職金も激減する。この上先には公務員宿舎使用料の大幅値上げの話もある。この12月には政権も交代し我が国はまさに新たな年を迎えることとなるが、来る新年が我々にとって「大厄」となるのか「厄明け」となるのか・・・組合としてはできる限りの人事をつくし、明るい未来を迎えるべく天命を待つこととしたい。

では、皆さまよいお年を!

 【北九州 ごっちん】

 


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