春風と寒風が相乱れる季節となりました。
同時に、花粉にご苦労される方も多いと思います。
皆さんにはご自愛いただき、心身の健康を整えられるようお祈りしております。
最近の事々を見聞きして思いました。
・抜粋の仕方
・まとめ方
・コメントのつけ方
・解釈の仕方
・・・などなどの違いで、印象が大きく変わるものですね。
いわゆるオルグでの資料、機関紙などの紙ベースでは、取材記事の内容が伝わるように心掛けています。
とはいえ、作成者や編集者の主観はありますし残ります。
それは「当たり前」です。
必要なことは、趣旨・要点・目的などを少なくとも複数名で共有し、相互の相違を小さくすることです。
そのことで、主観の幅を広げる=客観化する、という作業を行うことができます。
これは、主観の集合体が客観となる、との視点からの作業です。
このため、本部機関紙について、書記次長に僕から指摘することが(数多く?)あります。
同時に、僕に書記次長が指摘することも(それなりに!)あります。
そしてこの過程には書記長も関わっています。
こうしたことから、最近の本部主催の会議では、
・ホワイトボードに書く=言葉を共有する
・記録は、写真撮影で行う=メモを共有する
・説明できる状態で持ち帰る=内容を共有する
など、可能な限り「共有化」を目指した方法に取り組んでいます。
こうしたことを行ってこそ、初めてできることがあります。
それは、組合員の皆さんと役員の距離をより近く、かけ離れないようにすることです。
また、支部役員と地本役員、地本役員と本部役員の関係も同様です。
つまり、これは組合員の皆さんと本部専従の距離をかけ離れないようにする作業でもあります。
では、その努力は誰がするものなのか。
ま、本部役員ですな。
本部役員が組合員や職員、職場と離れてしまうことで、「組合的主張」に埋没することがあります。
僕自身も3回目の専従であり、理に走る傾向から、そうした経験をしています。
故に、職場に戻ってから「ありゃりゃー、かけ離れちゃってたー」と思ったこともあります。
最も組合員や職場とかい離する可能性の高い者が努力しなければ、実効性はありません。
そのことを改めて思い、予断なく物事をお知らせすることの難しさを特に感じているこの頃です。
そのことと同時に、故意に物事を伝えることの容易さに、強い恐れと危険性を感じてもいる、今日この頃です。
(たむら・まさかず)
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