ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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呼び名

2022-03-24 18:00:00 | 主張
 地域によって呼び名が異なるモノってあるあるネタですがここでは
ある食べ物について語りたい。

 私は広島県呉市出身ですが、私の地元ではコレを二重焼きと呼んでいた。
 両親も二重焼きと呼んでいたし、地元のお店でも二重焼きと看板に記載
してあった。

 大学に入ってから「二重焼き」が共通言語ではないことに衝撃を受けた。
 九州出身や関西出身の人間は、コレを「回転焼き」と呼んでいて、正直
なんじゃそりゃという感想を持った。
 回転というよりも、餡子やカスタードを間に挟んで焼くのだから、二重焼き
と呼んだ方が特徴を表しているだろうと本気で思ったが、回転焼きと呼んで
いた友人は、回転させながら焼くのだから回転焼きだと主張した。

 一方、関東地方出身者はそれを「今川焼き」と呼んでいた。
 なんで今川?と不思議に思ったが、桶狭間で信長に敗れた今川家の家紋が由来
となっているのではないかとの説明にそんなもんかと納得した。
 他にも、江戸時代中期ごろに神田今川橋の近くにあった店が「今川焼き」と
命名して販売したとからという説もあるらしい。

 調べてみると東海地方では「大判焼き」と呼んでいるとのこと。
 そういえば広島でも一部のお店では「太鼓焼き」と呼称していた店もあった。

 どこが発祥なのか知らないが、この狭い日本の中で、作り方や具は似たり寄ったり
なのに、名称が異なるのは面白いものだ。
 ただ、私の中での呼び名は「二重焼き」一択であるが。
(MIKU@♂)

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