ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

マラソン

2022-11-30 18:00:00 | 旅行
四国の石原です。
1か月ほど前に、マラソン大会に出場しました。

もともとマラソンに関心があったわけではありません。今年の7月に仕事が変わってから、ダイエットを目的に家の周りを走ったり筋トレするようになりました。続けていると少し走れるようになってきたので、どうせなら大会に出場しようと思い、キャリアのない私でも気楽に参加できるものはないかと探していたところ、マイペースで完走することを目的とした健康本位のこの大会を見つけてエントリーしました。

大会当日の朝、アクシデントが起きました。
会場まで送ってくれることになっていたマイクロバスが、待ち合わせ場所に来なかったのです。
待ち合わせ場所には、おそらく同じ大会に参加するであろう人たちが50人はいたと思います。

私はこんなこともあるかとマイクロバスを諦め、路線バスに切り替えて会場まで向かうことにしました。
待ちぼうけを食らった他の参加者も続々と路線バスに乗り込み、40分ほど待ってようやく出発しました。会場に到着するまでの間、「こんなことはじめて。信じられない!」、「主催者は到着するバス停で出迎えて謝罪するんだろうな?」、「この路線バスの乗車代は・・・」など、口々に非難の声を上げています。

これらは、運営側の対応が参加者側の期待値を下回ったからに他なりません。
パンフレットにはバスを用意することを書いていますし、この路線バスでは時間までにスタートラインに立てない可能性がありますし、バスが来ていたとしても1台にはこの人数は乗れませんでしたし、「怒って当たり前」なことだらけです。
私は「すごいことになったなぁ」とのんきに構えていましたが、同時に、「仕事でも似たようなことがあるなぁ」と思いました。

「~して当たり前」と「~してくれてありがとう」
同じ事象でも、その人の期待値の高さや置き方によって、その受け止め方は変わってきます。
私は同僚が職場で貢献してくれることに感謝したいので、「今日も元気に出勤してくれてありがとう!」をベースに、期待値を低くするように心がけています。
すべての職員は、立場に応じた職責があり、その労働の対価を得ています。そういう意味では「~して当たり前」なのですが、私は少し受け止め方を工夫して心に余裕を持ちたい、それが質の高い業務に資すると考えているからです。また、期待値が低いというと「人に期待していないのか」と冷たく受け止められるかもしれませんが、全く逆なのです。そんなことを考えていると、会場に到着しました。

無事完走した後、運営側が用意してくれたお弁当をいただきました。怒っていた人も笑顔でお弁当を食べていました。
ランニングにはストレス発散や精神安定の効果があるそうです。
確かに走っているときは余計なことを考える余裕はありませんし、ゴールした後には達成感があります。
皆さんもおひとついかがでしょうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿