ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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公務員宿舎・・・

2012-10-31 23:36:09 | 日記
北部九州から、お便り申し上げます…。
三点リーダーが好きなので、多用しないよう、心掛けつつ、したためたいと思います…(笑)
さて。
公務員宿舎の使用料が引き上げられるらしいです。
現状の宿舎料からほぼ二倍!
現状の使用料は、どこぞの民間社宅と同等の賃料とのこと。
では、今回の引き上げは、・・・維持管理料を加味するとのこと。
要は、入居者が修繕費用も負担しろよということのようです。
マンションなんかの修繕積立金的な発想なのでしょうか。
私自身、マンションに住み、修繕積立金を支払っています。
でも、そもそも我々国家公務員は、全国的な転勤ありき。
家、マンションを買うのは、その根本的方向性に異を唱えるものであり、
それは勝手な話だと自分自身納得して買ったものです。
…何が言いたいかというと、転勤先には公務員宿舎があるにもかかわらず、
転勤前の場所に自己(家族の)都合で自宅を購入しているため、
公務員宿舎に入らないというのは、わがままでしょ、
という前提で色々なしくみが成り立っていたということです。
だからこそ、人事異動の内示が発令一週間前で着任できるし、
単身赴任にも黙って就いているわけです。
全国的な転勤=公務員宿舎がある。
といっても、どの宿舎でも入れるわけではなく、それこそ、
平成20年代に、昭和50年代建築の宿舎に入居した人だっているわけです。
それでも文句一つ言わず、黙って入居していました。
何故でしょう…。それは、転勤=公務員宿舎=安い
という方程式が成り立っていたからではないでしょうか。
実際、随分昔は圧倒的に安かったです。
それが当時も色々な批判に逢い、見直された宿舎料は、
おそらくその当時も二倍近く上がったんではなかったでしょうか。
とにかく、それでも相対的に民間と比して安かった宿舎料を背景に、
転勤時の宿舎は半強制的に決められていました。
それに文句を言う人なんて、いなかったと思います。
でも、今後は違うでしょう。
給与は労使合意とはいえ引き下げられ、
住処の賃料は民間と同等どころかそれ以上に高い。
自分で選べない宿舎(料)はある意味労働条件に直結します。
今後は、安い宿舎に入りたい、この額以上の宿舎はゴメンだ、
そういう意見が沢山でてきて当たり前だと思います。
だとしたら、人事異動一週間前の内示は、遅すぎるでしょう。
いろんな費用を上げたり予算を削ったりするのは勝手ですが、
せめて、当局側が汗をかくだけで解消できる弊害は、
積極的に解消して欲しいものです。
民間アパートのリサーチ、宿舎希望者のすり合わせ、等々を考慮すれば、
今後は10日前内示、いや、二週間前内示が当たり前ではないでしょうか。
やっぱり、公務員宿舎の賃料を民間と比較し、
そのうえで維持管理料まで負担させようとするのは、
あまりに理不尽な気がします。
みなさんもそう思いませんか?
【北九州地本・TKD44】

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