ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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にゃんこの教育

2013-07-19 07:32:24 | 日記
「にゃんこの団体交渉」、「にゃんこのしつけ」、「無言のにゃんこ」に続く、にゃんこの話、第四弾。

 捨てにゃんこや、たくさん生まれた子供にゃんこは、里親さんが見つかるまでボランティアが“保護親”として預かるシステムがある。
 我が家も保護親として、これまで多くの子供にゃんこを預かってきた。

 中でも印象深かったのが、2年前の秋にやってきた、生後いくばくもない子供にゃんこ。
 体重わずか100グラム超。
 目もろくろく明いていない。
 歩くこともままならない。
 当然、まともなエサなど食べられようもなく、妻と交代で6時間おきに、哺乳瓶で授乳させるしかない。
 まともに育つものか、不安と闘う毎日。

 が、にゃんこの成長というものは、家電の進化以上に目を見張るものがある。

 ミルクを飲む量が日に日に多くなり、いつしか固形のキャットフードをむさぼるように食べるようになっている。
 ろくろく歩けなかったのに、好奇心旺盛に部屋中を歩き回るようになり、そのうち元気いっぱいに大人にゃんこと追っかけごっこをしている。
 気が付けばしっかりと爪も生えて、がりがりと爪とぎ。

 いつしか立派に、一人前のにゃんこに育っているのである。

 新規採用され、新たに仲間となった青年組合員も、言われるがまま職場集会に参加するくらいで、はじめは組合の何たるかもよくわからない人も多いだろう。
そんな組合員も、月日を重ねる中で知識と経験を重ね、いつしか仲間の中心となり、あるいは先頭に立ち、活動をひっぱる立派な組合員に育っていくのである。

 爪を立ててカーテンにぶら下がっているにゃんこを見つつ、青年層の成長をしみじみと想う、今日このごろである。

【北陸のマイルド・アワちゃん】