湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

トレイルへのいざない

2006年06月07日 | 自転車生活
今日はつい最近TREKのFUEL80というMTBを購入したばかりの自転車通勤チャリダーさんと近所の山道を走ってきた。

夕方に自転車通勤チャリダーさんの職場の近くで待ち合わせて、日没まで走ったり、押したり、担いだりしながら近所の里山の自然を楽しんだ。自転車通勤チャリダーさんは自分の職場のすぐそばに、こんなに魅力的な場所があったことをとても驚いていた。

ところで、ここ数日自転車通勤チャリダーさんはMTBでのオンロード通勤にかなり苦戦を強いられていたようだけれども、さすがフルサスMTB、山道ではその性能を充分発揮していた。


自転車通勤チャリダーさんのTREK・FUEL80

一緒に走っていて、そして少し跨らせてもらって実感したのだけれども、フルサスMTBのオフロードの走破性は本当にかなりのものだった。僕が四苦八苦しなくてはならないような場所も、フルサスMTBではすんなり通れてしまう。ショックだって全然、というか圧倒的に少ない。2.2というサイズの迫力のあるタイヤも、今日のようにぬかるんだスリッピーな路面ではその性能を充分に発揮していた。僕なんて結構つるつる滑って、危なっかしかったんですけどね。

もっとも、そういったオフロードでの優れた走破性能がオンロードでは足かせになってしまうわけですが、もともとMTBはオフロードを楽しむためのものだからそれはそれで良いのではないでしょうか?舗装路用にはロードを持っているわけですからね。

今日は夕方から走りだしたせいで、木々に覆われた里山の道はあまり光が射し込まず、結構薄暗かったりしたのだけれども、そのかわりに遅めの時間ということもあってハイカーの方がすごく少なく、あまり迷惑をかけずにすんで良かった。幅の広い道では話をしながら並走したり、幅の狭い道でも声をかけながらのんびりと山道を走った。そんなふうに走っていると、起伏のある道を走ったり、担いだりしても、ほとんど疲れを感じないから不思議だ。きっと、それだけ純粋に楽しんだということなんでしょうね。いや、実際今日はとても楽しかったです。

ここ数日自転車通勤チャリダーさんは、MTBでのオンロード通勤で少しお疲れ気味だっただけに、梅雨入り前にオフロードを一緒に走れて良かったです。せっかくMTBを買ったのに、舗装路ばかり走って悶々としてしまうのはあまりにもったいないですからね。今週中には梅雨入りしそうな気配ですが、梅雨が明けて山道のコンディションが良くなったらまた一緒に走りに行きましょう!


途中、展望の開けた場所から鎌倉の海と町を見下ろす。本当に三方を山に囲まれていますね