湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

スペース

2006年06月27日 | 日常生活
以前にも書いたけれども今月末でケーブルテレビを解約することにした。

これからは部屋で自転車レースが観れなくなる。実家での観戦は可能だけれども、それでも確実に以前より観戦の頻度は減るだろう。ランスが去ってはじめてのツールが手軽に見れなくなるのは残念だけれども、どこか少しホッとしたりもしている。何もかもが手元にあって、何もかもが簡単に追い求めることのできる生活が良いというわけではない。自転車レース観戦に費やす膨大な時間の背後に置き去りにされたものだって当然あるわけで、これからはそういったものを大切にしていきたい。

膨大な時間といえば、ネットに費やす時間だって馬鹿にならない。もちろん自転車レースの観戦時間ほどは長くないけれども、ついついパソコンに向かって無用に時間を浪費していたりする。こちらも潔く解約!といきたいところだけれども、ネット環境がなくなるのは現実的にあまりに不便なので、こちらは自分の意志の力に頼ることにしよう。

身の回りのことをスリム化してシンプルにすることはそれ自体悪くないことだと思う。でもそれよりも大切なことは新しくできたスペースに何をもってくるかだ。そのスペースのある部分については考えていることがある。でも他の部分に関しては自由な空間にしておこうかなと思っている。サッカーにおけるスペースのように、だらだらしたものではなく、常に何かを受け取ることができるような自由で積極的なスペース。そういうものもいまの僕には大切なような気がする。まったく、自転車とは関係のないことだけど。